ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学―

ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学―

ビジネス・実用
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岡山の山野を駆けめぐる狩猟採集少年の魂をそのままに、動物行動学者となったコバヤシ教授。研究のため、教育のため、そして何よりも抑えきれない好奇心のため、“動物まみれ”の日々を送っています。あるときはプレーリードッグに借家を破壊され、またあるときは小さなヒミズに多くを学び、そしてまたあるときは飛べないドバトに求愛され――。動物行動学のエッセンスに触れる、忘れがたき動物たちをめぐる十一の物語!

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学―
  • タイトルID
    :
    275994
  • ページ数
    :
    207ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年08月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    後輩に拝借。著者は本当に動物好きで、動物行動学の先生をしている人。カラスや土鳩などの身近なものから、ヒミズやプレーリードッグといった変わったものまで色々出てくる。動物好きの人にオススメ。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    新書版なので真面目な話・・・と呼んでたら、
    真面目な話でも、やっぱり小林節で楽しかった♪
    子ども時代と高校教師時代を中心に、
    思い出深い動物たちと研究が書かれている。
    その根本には、動物行動学がしっかりと、根太く、
    あることにも感心させられてしまう。
    他書にもちらちら登場した、ドバトのホバの話が、
    1章あって、良かったです。

    0
    2017年10月06日

    Posted by ブクログ

    道ばたの風に揺れている
    ほわほわの頭部を持った雑草が
    エノコログサという名だと
    教えてもらったとき
    しばらくの間、それをみる度に
    エノコログサと唱えていた

    今まで知らなかったものが
    名前を覚えた瞬間に
    今までとは違って
    見えてくる

    小林朋道センセイの「動物行動学」エッセイを
    読む度に
    自分の周りに生きている
    「生き物」たちのことを
    そうそう そうやって懸命に生きているよなぁ
    そんな気持ちにさせられる

    この感情は
    エノコログサの時の感情とそっくりである

    0
    2014年08月11日

    Posted by ブクログ

    動物行動学者小林朋道教授による、動物にまつわるエピソード集。

    動物との交流や観察、実験などを通じて得られた知見や感想が、わかりやすい文章で紹介されており、読み物としても大変面白い。

    私も動物を飼うことが好きだ。ことに子供が生まれてからは、買ってきたものやら捕まえたものやらを含めて、常に複数の動物を飼育している。ちなみに今は、娘が捕獲したクロベンケイガニと、ペットショップで購入したハムスターを飼っている。

    こうして人間が動物を飼育する理由はいったいなんだろう。
    どうして人間は異種の生物を身近に置きたがるのだろう。

    異種の生物を保護し、生活を共にすることから動物の家畜化は始まった。
    家畜たちが人間に与えた恩恵は計り知れない。また、家畜として保護されるようになった動物達が受けた恩恵も、また甚大だ。

    小林教授は、動物の保護は狩猟採集と根源を一にするものだと説く。
    そしてその根源にあるものこそ、「擬人化」であるというのだ。


    「最近の認知考古学の研究は、擬人化はけっして、子どもや未開の人たちの、幼稚な、あるいは素朴な思考特性ではなく、人間の本来の生活形態である狩猟採集への進化的適応の結果であるという可能性を示している。
     私は、『動物の習性や生活をよく知るようになること』と『その動物達を、その習性も取り込んで擬人化すること』とは相互に強め合う関係にあり、それらが高まることによって、動物の死滅に痛みを感じさせるのではないか、と考えている。」(P132)


    ここで思い浮かぶのは、原初のホモ・サピエンスが行っていたと推測される「推論的狩猟」である。
    これについては、クリストファー・マクドゥーガル著・近藤隆文訳『BORN TO RUN 走るために生まれた』に詳しい。

    「推論的狩猟」とは、獲物となる動物を走って追跡し、体力の限界に追いこんで捕獲する狩猟のことである。道具も罠もいっさい使わず、おのれの肉体のみで狩りを行う。弓矢を発明するまでの200万年の間、人間は長距離走の能力を使って狩りをしていたのだ。
     だが、ただ単に追いかけるだけでは獲物を捕ることはできない。せっかく眼をつけて追いかけても、獲物はするりと藪の中へ、群れの中へと紛れ、追跡を免れてしまう。そこでハンター達はその獲物と同一化し、彼がいつ、どこへ逃げるか、その行動の先を推測して追跡するのである。


    「次の段階は足跡のないときに追跡することだ。これは高度な推理で、物の本では「推論的狩猟」と呼ばれている。これをやってのけるには、現在から未来へと自己を投影し、追跡対象の動物の心にはいりこむしかないことをルイスは発見した。別の生き物になったつもりで考えられるようになれば、何をするか予測し、相手が行動に出るまえに反応することができる。」(P335-336)


    そして「それは数百万年にわたる命がけの決断をへて磨きあげられた戦略と技術の融合」」(P332)であり、この「動物追跡の技術こそ、科学の起源だったかもしれない」(P335)とブッシュマンとともに推測狩猟を体験した数学者ルイス・リーベンバーグは言う。

    狩猟の方法は、長距離走によるものから、弓矢や槍、罠などの道具を使うものへと変遷を遂げるが、それでも擬人化は狩猟の成功率を上げる重要な技術だったに違いない。
    うまく擬人化できるかどうかが、狩猟の成否を握っていたのだ。

    となると、世界の民族の中でもとりわけ擬人化を好むといわれる日本人は、狩猟民としても優秀だったのではあるまいか。

    相手を知り、おのれを投影することで勝ちを掴む、そんな戦い方もあるのかもしれない。

    0
    2014年05月04日

    Posted by ブクログ

    ≪目次≫
    はじめに
    1  自転車にからまっていたカラスの話
    2  庭で暮らすカナヘビを追いかけ回した話
    3  街の迷い犬を田舎に送った話
    4  プレーリードッグと一緒に住んでみた話
    5  小さなヒミズに畏敬の念を持った話
    6  土の中の魅惑的な生き物たちの話
    7  「コウモリを連れたタクシー運転手」の話
    8  ドバトは人間をどう認識しているか考えてみた話
    9  アカネズミが食べるドングリ、貯めるドングリの   話
    10 トンビのため”狩り"に明け暮れた話
    11 口の中で子を育て雌から雄に性転換した魚の話

    ≪内容≫
    動物行動学の専門家による、肩の凝らないエッセイ集。著者の動物、いや生き物好きがヒシヒシと(ホノボノじゃないよ)伝わる。そして本当に生き物を愛している(飼った生き物すべてに名前がつき、親しくしている)ことがわかる。こうした先生に教わりたかったな、と思う。

    0
    2014年04月19日

    Posted by ブクログ

    読んでいて面白いと思うのは、著者の文才に寄るところもあるが、今まで知らなかった生物たちの行動(地中の虫から空飛ぶ鳥まで)を身近に感じることができるせいだろう。新潮社のPR誌「波」に連載されていた当時から断続的には読んでいた。今は無き、晴屋書店の店頭で無料配布されていたものを手に入れていたため、気がついたらいつの間にか終了していた。まとめて読みたいと思っていたが、同時期に連載されていた「義理と人情 長谷川伸と日本人のこころ」(2011/10)はすぐ書籍化されたのに対して、書籍化されるまでにはずいぶん時間がかかった。

    0
    2014年06月10日

ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学― の詳細情報

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学―
  • タイトルID
    :
    275994
  • ページ数
    :
    207ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年08月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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