アジア的ということの検索結果

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  • アジア最強の経営を考える
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    アジア的経営の本質とは何か? 日中韓のグローバル企業が世界の成長を支える時代の、新しいモデルを問う。日中韓の気鋭の経営学者が、自国のビジネス文化を背景に、詳細なケースを示しながら、リーダーシップ、グローバル戦略、イノベーション、人材マネジメントなど、「アジア発の強い経営モデル」を提示。
  • 月刊「潮」2025年4月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2025年4月号 主な内容 【特別企画】 14回目の春 被災地のいま ≪対談≫ 岩井俊二 VS 佐藤そのみ  故郷を想って綴る――作品に込めた葛藤と希望。 映画は「震災」をどう描いたか。 山懸美幸 神戸から福島へ――災害の教訓から創るより良い未来。 前川直哉 【特集】 混乱と喧騒のトランプ劇場 石破外交が採るべき「ドナルド・シンゾー」の教訓と選択肢。 渡辺 靖 アジア的価値観でウクライナ情勢を見直してみる。 塩原俊彦 トランプのアメリカに翻弄される欧州の安全保障。 木村正人 「創造的復興」の理念を兵庫からウクライナ、そして世界へ。 高橋光男 「推し活」から陰謀論まで――最新科学で読み解く現代人の“こころ”。  久保(川合) 南海子 【インタビュー】 梯 久美子 やなせたかし先生は風のように軽やかな人でした。 【連載ドキュメンタリー企画】 「民衆こそ王者」〈識者の声〉篇 核兵器廃絶へ、戸田宣言と池田提言の現代的意義。 豊崎博光 【アスリート列伝】 ダルビッシュ有 “天才”に溺れなかった「努力の天才」。 【ルポ】 井上尚弥 VS キム・イェジュン観戦記 挑戦者はほんのわずかな勝利の可能性に賭けた。 天野純希 【人間探訪】 秋吉久美子 人間は命ある限り成長できるんだと父の最期から教わりました。 【ルポ】 能登半島地震から一年――復興へ立ち上がる人々。(下) 粟野仁雄 【ルポ】 凝り固まった家族を癒やす――オープンダイアローグの挑戦。 黒島暁生 【ルポ】 ハンセン病療養所で祈り、歌い、伝える。 高橋幸春 【好評連載】 ニッポンの問題点 工藤 啓 VS 田原総一朗/鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち鎌田 實 / ゲスト・上野千鶴子/高島礼子の歴史と美を訪ねて 谷津矢車 VS 高島礼子/他 その他
  • 歴史民俗学資料叢書 第二期 V 左右の民俗学
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    「左右」から見える日本文化のルーツとは?  死んだ人の着物を左前にするのはなぜか? 左前の鎧を着た埴輪が出土するのはなぜか? 神前に向かう神主がつねに左足から踏み出すのはなぜか? 昭和初期に雛祭の雄雛・雌雛の左右が入れ替わったのはなぜか?「左右」をめぐる問題は、容易に説明ができない《難問》ばかりである。  左右の民俗事象が「聖・俗」二項を媒介に、なぜ「浄・穢」の両義性や「貴・賤」の差別構造を生み出すのか? 古来日本では、神社の注連縄と棺桶を縛る縄はともに「左縄」であった。「左」は、吉と凶、浄と穢、正と邪の《両義性》を持っていた。左の両義性を括るのは「聖」であり、右に象徴される「俗」と対置される。  「左右」こそは、日本民俗学の蓄積と文化人類学の理論水準が結び付きうるスリリングで興味深い課題といえる。  たかが左右、されど左右。左右の民俗学を通して、日本文化の独自性やそのルーツ、汎アジア的な「左尊」文化、そして、あらゆる文明に共通する《対》と《両義性》の構造が見えてくる。必読の基礎的文献を網羅した本邦初の「左右学」の資料集。シリーズ完結の第5巻。 【目次】 ■解説篇 「左右」から見える日本文化のルーツ 左前とは何か/なぜ左前はいけないのか/左前と「逆さごと」/「逆さごと」と左右/常識としての右尊左卑/神事における左尊右卑/右尊・左尊どちらが基礎的か/左=聖・右=俗という視点/左右と日本の固有文化 ■資料篇 1◎ 右得手と左得手(一九〇三年) 寺石正路  2◎ 左得手と右得手(一九〇三年) 寺石正路 3◎ 左右の尊卑に関する穂積陳重君の疑問(一九〇五年) 坪井正五郎 4◎ 左側右側尊卑の習慣(一九〇五年) 坪井正五郎 5◎ 左右の尊卑について(一九〇五年) 金子 徴 6◎ 左右尊卑に関する質問に就て(一九〇五年) 菅野真澄 7◎ 左右尊卑の鄙見(一九〇五年) 阿波加修造 8◎ 左(pidari) 右(migi, migiri)(一九〇五年) 白鳥庫吉 9◎ 源氏左折の話(一九一三年) 宮本揩衣 10◎ 盤領衣著用女子ほか(一九二三年) 高橋健自 11◎ 衣褌(一九二四年) 高橋健自 12◎ 左右尊卑攷(一九二八年) 那波利貞 13◎ 原始衣及胡服時代(上古)ほか(一九二九年) 高橋健自 14◎ 左の目(一九三一年) 中山太郎 15◎ 一と左(一九三六年) 白鳥庫吉 16◎ 朝鮮の禁忌縄に関する研究(抄)(一九三七年) 今村 鞆 17◎ 右利の原因に関する疑問(一九四〇年) 田中香涯 18◎「ひだり」考(一九四二年) 桂井和雄 19◎ 左尊右卑の思想と民俗(一九四二年) 中山太郎 20◎ 禁縄と注連縄(一九五四年) 秋葉 隆 あとがき

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  • アジア神学講義 グローバル化するコンテクストの神学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 神学に本質的な論題を問い直すアジア神学を、キリスト教二千年の歴史に新たに加えられたキリスト教神学の生ける伝統の証と捉えて、互いに隔たった伝統的神学と伝統批判的神学とを結ぶ一つの架橋の試み。文化・経済交流が進む東アジア圏の相互理解を考える上でも示唆に富む好著。 本書が取り上げるのは、アジア的な文化背景を自覚的な文脈としたキリスト教神学である。東アジアという儒漢文化圏に対象を絞り、韓国、台湾・日本・北朝鮮生まれの代表的神学者四人を取り上げて、共感的理解を目指すとともに必要な批判を加えて紹介する、わが国初のアジア神学入門であり、伝統的神学と伝統批判的神学とを結ぶ一つの架橋の試み。 【目次より】 目次 序章 1 なぜ「アジアの神学」か 2 「文脈化神学」の現在 3 授業の風景から 4 神学と伝統 5 神学と正統 第1章 アンドルー・パク 「罪」の補完概念としての「恨」 序 1 「恨」の概念 2 恨の構造類型 3 恨の晴らし 4 神学的折衝 結 第2章 C. S. ソン 「応報の神」へのアジア的批判 序 1 『第三の眼の神学』 2 『アジアの母胎からの神学』 3 『イエス 十字架につけられた民衆』 4 民衆の信仰と神学の任務 結 第 3 章 小山晃佑  対立と受容の背面構造 序 1 日本の神学と小山 2 『富士山とシナイ山』 3 対立と受容の背面構造 4 方法論的な反省 5 アジア神学の特殊性と普遍性 結 第4章 ジュン ・ユン ・リー  文脈化のもたらす新たな相克 序 1 三位一体論と神学の可能性 2 陰陽の哲学 3 陰陽の三一論的理解 4 アジア的な三位一体論 5 アジア的三一論とジェンダー理解 6 三一論的倫理 7 三位一体論のアジア性 結 結章 1 総括 2 文脈化の諸類型 3 宗教混淆と二重信仰 4 文脈化と歴史の重層性 引用文献一覧 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 森本 あんり 1956年生まれ。神学者。国際基督教大学教授。 国際基督教大学人文科学科卒業、東京神学大学大学院組織神学修士課程修了。プリンストン神学大学院博士課程修了(組織神学)、Ph.D。 著書に、『使徒信条』『ジョナサン・エドワーズ研究』『現代に語りかけるキリスト教』『アジア神学講義』『キリスト教でたどるアメリカ史』『アメリカ的理念の身体』『反知性主義』『宗教国家アメリカのふしぎな論理』『異端の時代』『不寛容論』など、 訳書に、H.ミューラー『福音主義神学概説』(共訳)G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか』ジェフリー・S.サイカー編『キリスト教は同性愛を受け入れられるか』(監訳)エミール・ブルンナー『出会いとしての真理』(共訳)ピーター・L.バーガー『現代人はキリスト教を信じられるか』(共訳)J.P.バード『はじめてのジョナサン・エドワーズ』など多数ある。
  • アジア的身体
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 在日朝鮮人文学、日本文化の閉鎖性、国際化と差別…。朝鮮・日本・在日をめぐる問題を柔軟かつラディカルに思考しつつ、規範からはみ出し、溢れ出る「アジア的身体」を喚び起こす第一エッセイ集。
  • アジアへごはんを食べに行こう
    4.0
    タフでなくても生きていける!? アジアで学んだシンプル生活。アジアの台所で覚えた美味しいごはん。身体を気持ちよくする、ふだん着の暮らし――私の元気の素は、ごはんです! いちばん好きな場所は、台所。タイ、マレーシア、インド、ネパール……力を抜いて自然に生きる大切さを、アジアの旅で学んだ。身体に優しい食べ物、モノを増やさない工夫。そう、バックパックの旅を同じように暮らせれば、最高。アジア的シンプル生活のヒントが満載!
  • アジアを生きる
    3.5
    「この道を行こう――」 歴史の悲しみを乗り越えて 集英社創業95周年記念企画『アジア人物史』総監修・姜尚中による未来社会への提言! 【おもな内容】 新たな戦争と、覇権国家の台頭を前に、「アジア的な野蛮」に対する警戒心が強まっている。 だが、文明vs野蛮という図式を相変わらず持ち出しても、未来は暗いままだ。 単なる「アジア回帰」でも「アジア主義」の復権でもない突破口は、果たしてどこにあるのか? 朝鮮戦争勃発の年に生まれ、「内なるアジア」と格闘し続けてきた思想家が、自らの学問と実人生の土台を根本から見つめ直した一冊。 この世界に生きるすべての者が、真の普遍性と共存に至る道は、「アジア的なもの」を潜り抜けることしかない。
  • インド史の社会構造 カースト制度をめぐる歴史社会学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 カースト制度をめぐる歴史社会学複雑で混乱にみち近代の尺度では計り難いインドとは何か。この問題に野心的に挑戦する書。 【目次より】 序章 前編 第一章 カースト制度とその諸前提 第一節 カーストの普遍性と特殊性 第二節 カースト意識の生成 第三節 カースト社会のメカニズム 第二章 イデオロギーとしてのヒンドゥーイズム 第一節 人間不平等の弁証法 第二節 平等意識のインド的展開 後編 第三章 アジア的専制の背景と意味 第一節 前提としてのマルクス=エンゲルスの所説 第二節 その批判的検討 第三節 土侯権力の特質 第四節 アジア的専制権力の意味 インドの内発的近代化の可能性をめぐって 第四章 イギリスのインド支配とその結果 第一節 イギリス支配の成立 第二節 イギリス支配の合理化 第三節 インド社会の反応 寄生地主制の成立をめぐって 第四節 その背景 第五章 非階級社会としてのインド社会 第一節 階級対立と身分対立 第二節 近代インドにおけるサンスクリティゼイション 第三節 その意味 インドの近代化との関連における 第四節 その比較史的背景 第六章 インド・デモクラシィの安定と不安定 第一節 多元的社会 第二節 腐敗と対立の激化 第三節 展望 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 木村 雅昭 1942年生まれ。政治学者。京都大学名誉教授。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。法学博士。専門は、比較政治学、インド政治。 著書に、『インド史の社会構造』『国家と文明システム』『ユートピア以後の政治』『インド現代政治』『「大転換」の歴史社会学』『帝国・国家・ナショナリズム』など、 訳書に、ユージン・カメンカ『マルクス主義と倫理学』などがある。
  • 現代アジアを読む テキストでたどる錯綜のアジア
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    50年代の脱植民地、60年代からの独裁政治と経済停滞、80年代からの驚異の高成長と成長懐疑論……そして、今また経済危機という未曾有の苦境に陥っているアジア。最近十数年間のベストセラーと話題作を〈矛盾が顕在化しつつある中国〉〈危機の朝鮮半島〉など、歴史と地域性に根ざした8つの視点で読み解く。 【目次より】●海の中国・陸の中国 ●朝鮮半島に働く力学 ●東南アジアで何がおこっているのか ●アジア太平洋の時代はくるか ●アジアの課題は何か ●文明史の視点からアジアを観る ●日本はアジアとどう関わるか ●日本はどうする 戦後、世界の舞台に踊り出てきたアジアを語るとき、常に見え隠れするアジア的停滞のイメージとアジアへの蔑視。本書では、現代アジア論の第一人者である著者がこれからの悲観論を払拭し、その潜在的成長力を明らかにしていく。成長か停滞か? 民主か専制か? アジア悲観論を払拭し、潜在的成長力を読み解く著者渾身の一冊。
  • 資本論 経済学批判 第1巻 I
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日経BPクラシックス 第11弾 世界史を変えた本として『聖書』と並び称される古典中の古典が、ビジネス書を読むようにやさしく読めるようになった。 リーマン・ショックを契機とした世界金融危機、ギリシア、イタリアを襲った国家債務危機の連鎖の最中、われわれは何を 手がかりに物事を判断すればいいのだろうか。 そうだ、あの人がいた! カール・マルクス(1818~1883)。アジア的、古典古代的、封建的、資本制生産様式(資本主義)から 社会主義、共産主義へと発展する歴史的必然(唯物史観)の視点によって、資本主義の内部矛盾を分析した人。 労働価値説、労働力の商品化、利潤率の低下といった学説史的理解はともかく、19世紀半ばに大英博物館に通い、矛盾多き資本主義を 膨大な資料を読み込んで徹底的に考え抜いたマルクスの情熱、これこそ学ぶべきもの。 『資本論』は3巻構成。日経BPクラシックスでは、マルクスの生前の1867年4月に刊行された第1巻を4分冊に分けて刊行する。 第1分冊は、アルチュセールなど名うての『資本論』読みのプロが「最初は飛ばしたほうがいい」とアドバイスしている超難解な価値形態論を説明した第1章を含む。 訳者の中山元さんは独仏英の3ヶ国語に堪能なこともあり、ディーツ社のドイツ語版をベースに、ところによって分かりやすい仏語版を採用してもいる。 編集面では、小見出しや改行、傍点を適宜加え、これまで剰余価値と訳されてきたMehrwertを「増殖価値」と改訳している。 ともあれ、1920年に出た高畠素之の初訳以降の『資本論』翻訳史上に画期となる作品。
  • 象徴天皇存続の秘密 「古事記」上つ巻に読む家族の発展諸段階
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、『古事記』上つ巻の中で神話という外皮に覆われている、現生人類史上における家族の合理的な発展諸段階を論理的に顕現させ、原始時代における唯一の共生社会的関係である家族との関連で、本源的普遍的なアジア的生産様式という原始共同体的生産様式を解明、次いで古代的、封建的生産様式等々、経済的見地から見た社会構成の累進を概観する。 その中で、共存象徴である原始的首長の延長たる天皇という地位が、古代から今日まで存続してきたその秘密、天皇という地位の永続的な客体的存立基盤は、原始共同体を淵源とする社会の本源的、普遍的、および永久的な共同体的側面であって、この基盤の上で古代日本以降、天皇という地位が、古代の早期に権力から相対的に乖離し、ライトゥルギー的需要充足の家父長制的な家産官僚制的トーナメント型統治機構を拠に発展してきて、温故創新という日本人気質が、その地位を受容し続けてきた、ということを解明します。
  • 一八世紀の秘密外交史:ロシア専制の起源
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    「ロシアが欲しいのは水である」 資本主義の理論的解明に生涯を捧げたマルクス。彼はこの『資本論』に結実する探究の傍ら、1850年代、資本の文明化作用を阻むアジア的社会の研究から、東洋的専制を発見する。 他方、クリミア戦争下に構想された本書で、マルクスはロシア的専制の起源に東洋的専制を見た。ロシア社会の専制化は、モンゴル来襲と諸公国の従属、いわゆる「タタールの軛」(1237-1462)によってもたらされたと分析したのである。 このため、マルクスの娘、エリノアの手になる本書は歴史の闇に葬られ、とりわけ社会主義圏では一切刊行されなかったという。 とはいえ、東洋的専制という問題意識は、その後、本書の序文を書いたウィットフォーゲルによって深められた。 フランクフルトの社会研究所で頭角を現した彼は、『オリエンタル・デスポティズム』(1957年)に収斂していく研究で、専制の基底に大規模灌漑を要する「水力世界」を見出し、さらに、ソ連・中国の社会主義を東洋的専制の復活を見た。 ウクライナ戦争が長期化する中、ロシアの強権体質への関心が高まっている。本書収録「近代ロシアの根源について」は今こそ読まれるべきだ。
  • 世界は見ている、ここが日本の弱点
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    世界のインテリジェンスの最前線を熟知する、元外交官が包み隠さず明かす! 「にこやかに円卓につきながら、その下では蹴り合いをしている」と評される外交。敵対的な国は勿論、友好国や同盟国でさえも”弱点”を虎視眈々と突こうとしている・・・我が国の弱点は何か?我々は一体何をなすべきか? ゼレンスキー大統領は(日本の国会で)日本を「アジアのリーダー」と持ち上げた。それは中国を意識したものでも、アジアをまとめるという意味でもなく、二極化が進む時代に、アジア的、日本的な「調和」の精神で、むしろ世界の二極化・分断化を回避する、双方を橋渡しする力を日本には発揮してほしいという願いなのだと思う。そのためにも日本人一人ひとりが、世界の日の当たる部分だけではなく、日の当たらない部分も含め、バランスよくアンテナを張り、手を差し伸べていくことが重要だ。――「おわりに」より 外交官の情報収集力は国益に直結する/外務省のアメリカ偏重主義が国を危うくする/トップリーダーの資質なき人物が国の命運を握ることの危うさ/日本が国連の常任理事国に入れない理由/アジア版NATO結成に日本だけが蚊帳の外/このままではAUKUSに入れない日本/北方四島はロシアの核戦略に取り込まれつつある/竹島を本気でとり返すために今やるべきこと/有事には餓死者が出る恐れもある食料自給率の危険水域/人命に直結する有事の際の医薬品の原薬確保に危険信号/我が国の人口がゼロになる悪夢/完全に中国に呑み込まれた香港と「次なる標的」日本の脆弱さ/終身独裁大統領プーチンとの絶望的な首脳外交と向き合い方/専守防衛を掲げる国に真の勝利はない/日本にアメリカの核の傘は本当に存在するのか/本当は脆弱な日米同盟、さらに手足をしばるものの正体/絶対に台湾有事を起こさせないためにやるべきこと/中国のスパイに蚕食される日本の安全保障/サラミ戦術で無法国家が尖閣を狙う/武器は十分か、日本にとって明日は我が身のウクライナ/宇宙戦争の最前線と日本の宇宙作戦群の未熟/世界の機密情報にアクセスできない国の深刻な弊害……等
  • 「日米基軸」幻想
    3.0
    「米国について行けば、幸せになれる・・・」 戦後日本人が抱き続ける「日米基軸」という幻想の正体。 凋落する米国に、日本はどこまでついて行くのか!? 米国に追従することが、日本の国力をつけ、 民衆を豊かにする時代は終わった。 米国の国力が衰退を始め、中国が急速に台頭するなか、 米国主導の世界秩序の崩壊がいま始まりつつある。 3世紀にわたるアングロサクソン支配の 世界構造が激変を始めるなか、 なぜ日本は依然として米国に盲従し続けるのか。 「日米基軸」という幻想に憑かれたこの国の深層を解き明かし、 日本の進むべき道を探る。 序章 衰退するアメリカとトランプ政治のこれから(進藤榮一) 第1章 トランプ出現とアメリカ帝国の崩壊(白井聡 進藤榮一) 偉大なるアメリカを求めてさまよう帝国 情報革命がもたらしたアメリカの衰退 新自由主義がつくり上げたアメリカの新たな徴兵制 「国家の民」と「市場の民」 など 第2章 「凋落するアメリカ」に従属し続ける日本の未来(白井聡 進藤榮一) 安倍首相の目指す「戦後レジームからの脱却」とは何か トランプの対日外交はどうなるか 日本の軍備増強、兵器開発とともに必然的に進むアメリカへの従属 オバマの広島訪問で見えた日本のアメリカコンプレックス 発掘された天皇メッセージが示す日米安保の正体 アメリカニズムに洗脳された日本の知の現場 欧米への劣等感と、アジアに対する優越感と など 第3章 戦後日本の「日米基軸」論を超えて(白井聡 進藤榮一) リーダーの座から滑り落ちつつあるアメリカと日本の共通点 アメリカ・中国の衝突は本当に起こるのか 金権政治の驚異的な拡大が招いた民主主義の機能不全 巨大な転換期の兆候がすでに見えている 三世紀にわたるアングロサクソンによる世界支配の終焉 北朝鮮問題解決に必要なアジア的な知恵とは など 終章 破綻した政権と国民(白井聡)
  • 日本人の信仰心
    5.0
    日本人は宗教心がないとよく言われる。だが、私たちの心の底流には古来、アジア的な生産生活の秩序に根ざした、この上なく純粋で普遍的な信仰心が脈々と息づいている──。この土地に生きた人々の静かな祈りに満ちた「信仰のくらし」とはいかなるものか。保田與重郎、本居宣長、柳田國男らの思想や、列島の文化・民俗をめぐる考察を通じ、“大和心”の古層をどこまでも深く掘りおこす。
  • 花を運ぶ妹
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    東南アジア放浪の果てにヘロインの罠にはまり、インドネシア・バリ島で投獄された画家・哲郎。兄の逮捕を知ったカヲルは単身バリ島へ飛ぶ。現地領事館も麻薬犯罪には及び腰で助けにはならない。裁判は混迷を極め、官憲によるフレームアップで哲郎は極刑を言い渡されるかもしれない。不慣れなアジア的な混沌の中で、果たして妹は兄を救うことができるのか……。交錯する生と死、西欧とアジア、絶望と救済。バリ島の濃密な空気の中で繰り広げられる舞踏劇、魔女ランダと怪獣バロンの戦いは永遠に続く。真の救いとは何かを問いかける長編小説。毎日出版文化賞受賞の傑作。
  • 非西欧からみたマルクス マルクスからみた非西欧
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    1巻2,200円 (税込)
    ジャーナリスト、マルクスは非西欧をどのようにみていたか。 非西欧の理解が、これからの世界秩序を知るためのカギとなる! 「序文」より  本書は、『マルクスで読み解く世界史』の第2弾です。前著は、2022年に刊行されたのですが、おもにマルクスとアジア、第一インターナショナル、植民地、南北戦争、ナポレオン3世、マルクスの時代の日本を取り扱っていました。  本書は、マルクスと非西欧に焦点を当て、マルクスとスラブ、マルクス主義と中国、日本、そしてアジア的生産様式、マルクス主義とラテンアメリカを取り扱います。もちろん、問題の中心は、非西欧とマルクスとの関係です。  マルクスの思想は、彼が生まれた西欧社会ではなく、むしろ非西欧社会で好んで取り入れられました。マルクスがもともと意図していた地域と違って、資本主義が未発展の地域で流布していきます。もちろん、マルクスも、なぜ『資本論』が西欧ではなく、ロシアで売れているのかという点に興味をもっていました。  だからこそ、あれほど憎しみを抱いていたロシアに対して、『資本論』執筆以後大きく考えが変化し、ロシアのナロードニキ主義者の研究に関心をもっていきます。ロシアの思想家、チェルヌイシェフスキーやフレロフスキーなどを読むためにロシア語を学び、ロシアのミール共同体に関心をもち、やがては非西欧の共同体に関心をもちます。  マルクスは、共同体をアジア的、ローマ的、そしてゲルマン的と分け、最後のゲルマン的共同体の崩壊が私的所有を生み出し、そこから資本主義が発展するという見解をとっていました。 『資本論』を書き上げたときまでこうした歴史的発展に関しては、確信をもっていたものと思われます。しかし、決定的に変わるのが、『資本論』のロシア語訳の登場、そして翻訳したロシアのナロードニキとの接触でした。こうしてマルクスは、『資本論』の予定した続刊の仕上げよりも、非西欧の共同体の問題、そして非西欧的資本主義の発展の問題に関心をもちはじめます。  その後書かれるノートの多くが、この問題に割かれます。  資本主義発展は、西欧を範として、一直線上に歴史は発展していくという考えに、大きな疑問を抱き始めたからです。こうして自らが提起した史的唯物論というドグマに疑問をもつことになります。歴史は一つの普遍史として、あたかも機械のようにそこに当てはめていけば、世界の歴史的発展はただちに解けるといったような単純なドグマに疑義を感じたからです。  それは、マルクス自身の長い歴史的研究過程の結果から生まれた疑問だったのです。マルクスが調べたのは、主としてイギリスや西欧、西欧以外については類推はできても、確信をもって語ることができない。せいぜいフランスやドイツについてでした。しかし、それ以外の非西欧についてはあまり研究しておらず、確信をもって語ることができなかったのです。(後略)

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