起源とは作品一覧

  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか
    4.2
    日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは?ヒトとAIや動物の違いは? 言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
  • 動物たちは何をしゃべっているのか?
    4.2
    つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラの言葉を解明した気鋭の研究者・鈴木俊貴と、ゴリラになりたくて群れの中で過ごした霊長類学者にして京大前総長の山極寿一が、最新の知見をこれでもかと語り合う。話はヒトの言葉の起源、ヒトという生物の特徴、そして現代社会批評へと及ぶ。そして、その果てに見えた、ヒトの言語にしかない特徴は? ■内容紹介■ Part1 おしゃべりな動物たち 動物たちも会話する/ミツバチの「言葉」/動物の言葉の研究は難しい/言葉は環境への適応によって生まれた/シジュウカラの言葉の起源とは?/文法も適応によって生まれたetc. Part2 動物たちの心 音楽、ダンス、言葉/シジュウカラの言葉にも文法があった/ルー大柴がヒントになった/とどめの一押し「マージ」/言葉の進化と文化/共感するイヌ/動物の意識/シジュウカラになりたい/人と話すミツオシエetc. Part3 言葉から見える、ヒトという動物 アイコン、インデックス、シンボル/言葉を話すための条件/動物も数が分かる?/動物たちの文化/多産化と言葉の進化/人間の言葉も育児からはじまった?/音楽と踊りの同時進化/俳句と音楽的な言葉/意味の発生/霊長類のケンカの流儀/文脈を読むということetc. Part4 暴走する言葉、置いてきぼりの身体 鳥とヒトとの共通点/鳥とたもとを分かったヒト/文字からこぼれ落ちるもの/ヒトの脳は縮んでいる/動物はストーリーを持たない/Twitterが炎上する理由/言葉では表現できないこと/バーチャルがリアルを侵す/新たな社交/人間とはどういう動物なのか?etc. ■著者略歴■ 山極寿一(やまぎわじゅいち) 1952年生まれ。霊長類学者。 総合地球環境学研究所所長。京大前総長。ゴリラ研究の世界的権威。著書に『家族進化論』(東京大学出版会)、『暴力はどこからきたか(NHKブックス)、『ゴリラからの警告』(毎日新聞出版)、『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』(朝日選書)など。 鈴木俊貴(すずきとしたか) 1983年生まれ。動物言語学者。 東京大学先端科学技術研究センター准教授。シジュウカラ科に属する鳥類の行動研究を専門とし、特に鳴き声の意味や文法構造の解明を目指している。2022年8月、国際学会で「動物言語学」の創設を提唱した。本書が初の著書となる。
  • イスラーム世界史
    3.5
    イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。 *『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』改題。  【目次】  はじめに 1 イスラーム以前の西アジアと環地中海 2 イスラームの誕生 3 民衆のイスラーム 4 拡大するイスラーム世界 5 革新のイスラーム 6 民族、国家、そしてイスラーム  おわりに
  • イギリス貴族
    3.0
    政・官・軍のリーダーとして大英帝国を支えつつ、空前の豊かな生活を送った貴族たち。その知られざる実態とは!? イギリスの貴族は、国の主導者として法律を作り、政治を司り、軍隊を指揮する一方で、宏壮な邸宅では社交、狩猟、スポーツに熱中した。今では世界中に広がる「英国的」な文化にも、彼らエリートが育んだものが多い。イギリスを知るには、貴族への理解が不可欠なのだ。とはいえ、そうした貴族の実態は、多くのイギリス人にとって謎に包まれてきた。 たとえば、貴族の身分はどのように決まるのか、カントリー・ハウスでの豪奢な生活はどのようなものか。貴族と紳士の違いは何か。どのような社会的役割を果たし、他方で社交に興じていたのか。そもそも、貴族の起源とは? 多くの事例とともに、軽妙な語り口でわかりやすく紹介する好著。(解説・新井潤美) プロローグ――大英帝国の先頭に立つ者 第一章 貴族は稀族 第二章 貴族の豊かな生活 第三章 貴族の教育 第四章 ノブレス・オブリージュ 第五章 金と暇が生み出したもの 第六章 貴族の生き残り作戦 エピローグ されど、貴族 参考文献 あとがき 解説 新井潤美
  • いざ、岩戸開きの旅へ! 古代出雲王国 謎解きトラベル
    -
    1巻2,200円 (税込)
    IZUMOが開けば、世界が開く 22の古代遺跡が語る、この国根幹の隠せない事実。 神話と歴史が交わる瞬間を追体験せよ! 【あなたも行ける!出雲王国遺跡探訪ガイドを完全収録】 かつて日本そのものが出雲だった! 2000年の時を経て開陳された「出雲口伝」驚愕の真実 これは「日本版ダ・ヴィンチ・コード」である! 日本人の祖先は誰か?この国の起源とは?! 巫女に導かれ、総勢22名で出雲王国の故地22カ所を巡る「出雲ツアー」。 祖先の忘却された物語の復活に、地球神スサノオも雄叫びを上げた! 扉はすでに開かれた。出雲はあなたを呼んでいる。 出雲フォーエバー! ・古事記は古代出雲王国の王統譜! ・天皇家の真祖はエビスさん=事代主(コトシロヌシ)! ・邪馬台国は対中国(魏・呉・蜀)情報戦のために創られた幻の国だった! ・旧宇佐王国の八幡さまに祀られているのは、卑弥呼と神功皇后と応神天皇! ・日向神話=天孫族と旧約聖書=ユダヤ民族の始祖の系譜が瓜二つな理由とは? ・東北に流れた出雲族の国、アラハバキ王国の一族が安倍首相のご先祖! ・出雲族(シュメール=インド・ドラヴィダ系)と徐福族(物部=中国・ユダヤ系)の2大部族がこの国の開祖!その痕跡は盆踊りの本歌と囃に刻まれている! ・人は死なない--現代まで遺る古代出雲人の無念の想い ・今後始動される地球外コンタクトにより、分断、争いが不要な世界になる! ・あなたの本体=高次元スピリットと共に楽しく生きよう!

    試し読み

    フォロー
  • オタクと推しの経済学
    3.0
    1巻1,683円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「推し活を経済学で見るとこうなるの?!」 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)推薦 サブカルチャーや推し活市場の現在と未来がよくわかる! ・近い将来、人口の85%が「オタク」に!? ・推し活で毎月10万円? ・日本アニメ市場の規模は2兆7000億円? ・アニメ聖地は現在5000カ所以上! 今後も増える? <著者より> 本書は、現在進行形で変化し続けるオタク文化やサブカルチャーの過去と現在、そして未来の姿について経済学的視点から議論を展開しています。 経済学といえば高度な数式や、複雑な経済モデルというイメージがあるかもしれません。 経済学に触れてみたいという人たちにとって、経済学の作法は高いハードルとなってしまいます。 そこで、本書では数式や難解な経済学のモデルは用いず、必要最低限の経済学の知識で分かりやすく説明することを意識しています。 経済学でオタクを紐解いていくと、経済学そのものの在るべき姿もきっと見えてくることでしょう。そして本書を通じて、是非あなたなりのオタク論やオタク文化論などを考えてもらいたいです。 <目次> 1章 サブカルチャーとオタクの定義 01 経済学ってどんな学問? 02 サブカルチャーってどんな文化? 03 おたくの起源とは? 04 オタクの定義とは? 05 「おたく」ってネガティブなイメージがありませんか? 06 おたくとオタクって違うの? 07 おたくやオタクを悪く思ってしまう理由とは? 08 オタク文化における「共感」とは? コラム オタクの消費の特徴は4つの「P」と3つの「C」 2章 推し活・サブカルチャー市場の現状 09 オタク市場ってどのような研究がされているの? 10 推しのいる生活「推し活」ブームでオタク文化はどう変わる? 11 オタク市場にライトユーザーは参加できる? 12 オタク・ファン心理を掴んで消費を後押し「コラボカフェ」の楽しみ方 13 コンテンツツーリズムが地域にもたらす効果って? 14 マンガやアニメでよく神社が出てくる理由とは? 15 アニメソング隆盛のきっかけは? 16 キャラクターには誕生日が必要? 17 オタクは経済を支えているの? 18 こだわりが強いオタク同士って対立しないの? 19 推し活疲れの経済学的メカニズム 20 「くだらない」がサブカルチャーのキーワード? 21 人間誰しもが「オタク」ってことですか? コラム 私の一推し 牧和生の推し活ライフ 3章 推し活・サブカルチャー市場の未来 22 「オタク=ネガティブ」の時代が変わり始めたのっていつ頃? 23 オタクについてはどのような研究がされているの? 24 「萌え」ってなんのこと? 25 オタクになることと個人主義的な価値観との関係とは? 26 アニメやマンガの登場人物やアイドルのメンバー数が多いのはどうして? 27 人気のコンテンツが異業種とコラボするのはどうして? 28 ヒットするアニメに共通することって何? 29 コンテンツツーリズムを企画する上で注意すべきことは? 30 コンテンツツーリズムが教えてくれる大切なこと 31 オタクを理解するうえで私たちに必要なスキルとは? 32 AI時代、サブカルチャーはどう変わる? 33 動画投稿サイト等で誰でもサブカルチャーを創り出せる? 34 オタク文化を存続させるためには必要なこととは? 35 オタクとしての生きづらさとは? 36 結局オタク文化やサブカルチャーってどう理解すればいいの? 37 モノを売るなら「広く浅く」より「狭く深く」? 38 オタクがジャンルを潰す? 39 オタクになろう! 〝大好き〟があると人生は豊かになる! ※本書に掲載されている情報は2023年7月現在のものです
  • 漢字の形にはワケがある たとえば「色」という字に隠されたエッチな起源とは?
    -
    「母」「風」「美」…その漢字の形に秘められた驚きの意味とは? 知って納得、話して尊敬される知的オモシロ本!

    試し読み

    フォロー
  • こんなに面白かった日本神話
    3.0
    神々の物語に込められたメッセージとは? 第一人者が、知られざる日本誕生の秘密に迫る! ◎太陽の女神アマテラスは、もとは男だった? ◎神話からわかる五穀の起源とは? ◎三種の神器は、鏡と剣の二種だった? 日本神話の中に秘められた民族、国家、文化生成の謎と不思議。 その神秘のヴェールをはぐ100の謎解き。
  • それゆけ武!負けるな武!
    -
    癒しつづけてくれたハワイアンバンド、勇気と知恵をくれたアルバイト、ダンスホールはみんなの社交場だった。自伝的小説。 『人間再生』、そして『新地動説』の締めくくり作品である当小説で明らかにされる人類の歴史と起源とは・・・

    試し読み

    フォロー
  • 続・新地動説
    5.0
    奇才、只野馬骨が切り拓く新ジャンル、SP(サイエンス・パロディ)。 『人間再生』、そして『新地動説』の締めくくり作品である当小説で明らかにされる人類の歴史と起源とは・・・

    試し読み

    フォロー
  • 超古代リーディング・天御祖神と日本文明の始まり ―日本の根源神を知る者たちの証言―
    4.0
    三万年の時空を超えて、 日本最古の神が 鮮やかによみがえる。 日本神道の歴史が 変わる新事実、続々! 日本民族の起源とは? 三万年前に存在した 富士王朝とは? そして 宇宙文明との関わりとは? 天御祖神が降臨した当時を 知る三者のリーディングから、 超古代日本の驚くべき 秘密が明らかになる。 〇三万年に富士山周辺に降りた  天御祖神の宇宙船群の様子 〇当時、富士山はふたつ存在した!? 〇転生輪廻のシステムや人類の創造 〇天御祖神の姿形、教え、生活様式 〇天御祖神は、太古の巨大神「盤古」  として中国文明にも名を残している 〇ムーの沈没と連動し、富士山が大噴火  富士王朝は歴史から消えていった 目次 まえがき 序章 天御祖神降臨の時代にいた者の魂をリーディング <ケース1>天御祖神と一緒に地球に来た者に訊く <ケース2>天御祖神を地球で迎えた者に訊く <ケース3>天御祖神より先に調査隊で地球に来た者に訊く 終章 リーディングを終えて―垣間見えた天御祖神の姿 あとがき
  • 直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足
    4.0
    「定説となっている考えを、論理的に打ち砕く破壊力を持っている」 ――更科功氏、驚愕! 生命40億年の歴史のなかで、人類だけが直立二足歩行をして生き延びた。 それはいったいなぜなのか? 直立二足歩行の起源とは? 現役バリバリの古人類学者にして、「足と足首の専門家」である著者が、レジェンド人類化石や最新化石、さらには現代人の歩行や二足歩行ロボットの研究現場までを訪ね歩き、この永遠の疑問に迫る、痛快科学ノンフィクション。 これまで積み上げられてきた人類史は、いま大きく動こうとしているのか。人類が立ちあがったのではなく、チンパンジーが手をついた? さまざまな歩き方の人類があちこちでさかんに歩き回っていた? 人間が人間になれたことに、二足歩行はどう役立ったのか? 現在もっとも熱い分野の最先端の現場を生き生きと楽しく活写する、古人類学愛に満ちた一冊。読めばきっと、すばらしく便利でものすごく不便なこの二本の足が愛おしくなる。
  • 天皇家と日本人1300年間の呪文
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ・山川紘矢氏・山川亜希子氏推薦&特別対談動画付き ・身近な名前の古代ルーツがわかる 「氏名手配&地名手配ハンドブック」付 皇位継承! 大嘗祭、三種の神器、伊勢神宮、天孫降臨、 万世一系、卑弥呼、邪馬台国、神武天皇 etc… この大転換期に【謎の奥伝】全てが明らかになる! 記紀(視野狭窄)神話から シュメール(世界史的起源)へ かつて世界は元一つの文化圏だった! 海を越え、時代を越え、現代日本に受け継がれる シュメール/エジプトの古代2大文明の精神 『古事記』『日本書紀』では捉えきれない 超国際的(ハイパーインターナショナル)な 古代天皇家の起源とは? 歴史言語学的アプローチで紐解く この国の人々の真のルーツと世界史的役割! 序章 天皇家とのご縁を運んだふたつの出会い 第1章 皇位継承の祀りで分かる!天皇家が倭国の頂点に立った理由 第2章 天皇家本来の守護神とは? 第3章 天皇家は万世一系か? 第4章 歴代天皇の名前に秘められたスメルのDNA「エンペラーコード」 第5章 天孫降臨の真実 第6章 女神としてのアマテラスのモデルは卑弥呼女王 第7章 NEW DAWN 新しい夜明けの時代がやってきた! 付録1 氏名手配&地名手配ハンドブック 付録2 コトダマミュージックが起こす数々の奇跡 ~大空は神様のキャンパスだ!~

    試し読み

    フォロー
  • 日本人を生きる! 百姓侍が日本をつくった! 百姓サムライ武士道 こども・家族編
    -
    日本人の起源とは?生きる意味とは?より良い国にするには? 古来より培われた、‶日本人の心″とは? 小学生から大人まで楽しみながら学べる、読めば「日本人であること」が誇りになる一冊! 日本人を全うした人達はどんな心意気(=百姓侍魂)で生きたのか? 現代日本人はどう生きればいいのか、大人も子供もともに考えていきましょう。 ―馳谷学・巌城勤喜

    試し読み

    フォロー
  • 日本料理文化史 懐石を中心に
    3.0
    茶道の美と精進の思想―和の食、かくして極まれり。 「懐石」と「会席」は何が違うのか。 利休の「一汁二菜」「一汁三菜」はなぜ正統となったのか。 「乾杯」の日本的起源とは。 茶道から生まれた様式がいかにして日本料理の伝統を形づくったのかを、資料から丹念に考察する。 和の食、その精髄たる懐石料理の誕生から完成、そして後世への継承という歴史の中に、 日本文化のエッセンスを見いだす類稀なる論考。 【本書より】 何故、懐石という新しい料理の様式が生まれたのか。その歴史的前提を明らかにしなければならない。料理に限らず、文化は一つの様式に固定してしまうと、それを内部から突き破る革新が起こって、また新しい創造的な歩みがはじまる。いわば本膳料理の行き詰まりを打破する革新であったと、さきに懐石を位置づけたのだが、では、本膳料理とは何か― 【本書の内容】 唐菓子と柏餅―序にかえて 第一部 懐石誕生  懐石の誕生  近世公家の懐石  千家茶会記にみる懐石  茶書にみる懐石の心得 第二部 懐石以前  大饗料理  本膳料理  精進料理 第三部 料理文化の背景  中世の食文化点描―大工・荘園・都市  日本の食事文化における外来の食
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 苫野一徳 特別授業『社会契約論』
    4.3
    1巻770円 (税込)
    民主主義の原型を構想したルソーの思想。その本質を知り、私たちの社会を問い直す! 「社会契約」とは? 「自由」の本当の意味とは? 民主主義の理念の起源とは? 現代社会の根源的課題を考えるうえで必読の名著『社会契約論』。ルソーの生きた時代、彼の思想、その人となり、生涯なども解説しながら、難解な本書を平易にときほぐす特別授業が、自由学園の生徒たちとのオンライン講義と対話で実現! ルソーの『社会契約論』は「哲学とは社会を考えるうえで、こんなに役立つのだ」という最高の実例だ。本書を読み進めながら、「よい社会の本質」にたどり着くための思考法を伝授する。 第1講 ルソーの読み方 その人生と思想 第2講 社会契約論の核心 第3講 「よい社会」の根拠は「一般意志」にあり 第4講 若者たちと考える『社会契約論』の可能性
  • 琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家
    -
    沖縄の闇夜で巻き起こる、呪霊と人の恐ろしきせめぎ合いを現地在住の小原猛が爆筆! 「生霊は本当に恐ろしい…」 禁忌の呪術が人を蝕む! (「イチジャマの飛び交う家」より) 沖縄在住の作家・小原猛が地元の怖い話を纏めた元祖・ご当地怪談シリーズ〈琉球奇譚〉第5弾! ・鬼に憑かれた男性の恐怖と苦悩…「ウニが来る」 ・遺骨収集のバイト中に出遭った死者の姿…「指差すひと」 ・真似厳禁!セクハラ上司からの悪念を秘密の術式で跳ね返す…「午後四時四分のイキマブイ」 ・家に現れるカナブンは恐ろしい呪術の手先!?…「イチジャマの飛び交う家」 ・不自然な死が多発する施設、その忌まわしき起源とは…絶対禁忌の忌話「自治会連絡掲示板(利用者は申請すること)」 ――ほか収録。決して触れてはならぬ異界がすぐ隣に広がっている…。
  • 量子力学で生命の謎を解く
    4.1
    渡り鳥は、どのようにして目的地までの行き方を知るのか。サケはなぜ3年間の航海を経て、生まれて場所にもどれるのか。我々の意識はどのように生まれるのか。そして、生命の起源とは。量子力学が明らかにする生命現象の畏るべき秘密。

最近チェックした本