花魁作品一覧
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3.4数千の男女が蠢き、夥しい金が動く。 幻の花が咲く街・吉原。 遊女たちの命を次々に奪う病の正体は!? おゑんは、複雑な事情を抱える女たちを診ることを生業とする闇医者だ。吉原の廓・美濃屋で花魁の安芸を診察した帰り、甲三郎と名乗る謎めいた男がおゑんに声をかけてくる。美濃屋の主・久五郎と吉原の惣名主である平左衛門のもとにいざなわれたおゑんは、三日前に倒れた遊女・春駒を診て欲しいと二人に頼まれる。しかし、これまでおゑんが見たこともない症状で病み窶れている春駒は、治療も虚しく命を落としてしまう。平左衛門によると、最近、同様に亡くなった遊女は春駒で三人目だという――。 「婦人公論」人気連載、待望の書籍化。
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-江戸時代末期、北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門は、若かりし日より悪人の捕縛や吟味に辣腕を振るい、『八丁堀の鷹』と謳われてきた。妻に先立たれ、園芸と囲碁を趣味にする惣左衛門と、やり手の父親を持ちながらどうにも気弱な息子清之介。対照的な同心親子が、時代に翻弄されながらも、遭遇した謎に真摯に対峙する。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を題材にした「逃げ水」、雪に閉ざされた旅籠での殺人事件の謎を描く表題作「雪旅籠」など全八編。惣左衛門親子に加え、惣左衛門の後添えとなる花魁お糸の推理もますます冴え渡る。時代ミステリ『恋牡丹』姉妹編、登場。【収録作】「埋み火」/「逃げ水」/「神隠し」/「島抜け」/「出養生」/「雪旅籠」/「天狗松」/「夕間暮」/後書き
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4.0
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3.0「こんな噂を知ってるかい? 妖楼にはあやかしが集うというーー」 帝都最大の歓楽街、東座の奥にそれはある。 男専門の廓、妖楼。 雨の日に現れた客、霧島は店一番の花魁桔梗を指名するが、 桔梗は自分の名代として茅を出向かせる。 袖にされても桔梗を指名して通い続ける霧島と、その度に茅を名代として出す桔梗。 そして、桔梗の代わりに霧島の話し相手になる茅。 桔梗は何故頑なに会おうとしないのか。 霧島は何故「桔梗に会わなければならない」のか。 そこにはある過去と、それぞれの秘密が関係していた。 なんとか間を取り持とうとする茅だったが、 自身も霧島に惹かれていることに気づくと、次第に桔梗の代わりであることが苦しくなってしまいーー。
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4.0時は明治後期。百以上の芸妓が“花”を競う妓楼「万華楼」の舞妓・豆桜は、旦那である佐崎子爵と体の関係を持てずにやきもきしていた。大切に扱われているのは分かるけど、いつまでたっても自分を抱こうとしない子爵……。子爵の気持ちがわからなくなってしまった豆桜は、ついにある決意をして――…!? 妖艶な妓楼で舞妓たちが、女のすべてをかけて咲き乱れる極上ラブストーリー♪
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3.5継母によって吉原へ売られた士族の娘・未緒は、荒くれ者をまとめる頭領の 九鬼竜司に快楽を教え込まれ、遊女の中でもトップの花魁に成長する。 どんなに抱かれ上手になっても龍司にだけは本気で感じてしまう 未緒だったが、心はずっと、処女を捧げた初恋の人・西園寺圭介を想っていた。 自分にはもう手の届かない相手だと、 華族の子息である彼との思い出を大切に胸にしまっていたある日、 客としてやって来た西園寺と再会し――…!? 【収録作品】 花闇幻桜~恋蝶は蜜炎に舞う~ 浪漫花宵恋語り〈前後編〉 ヴィオロンは誘う~浪漫其方~ 若女将の憂鬱(描き下ろし) ★単行本カバー下画像収録★
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4.0「もう泣くまい。悲しむまい。復讐の第一歩として、人知れず日記を書こう。それは今の慰めの唯一であると共に、又彼等への復讐の宣言である――」。親の借金のために吉原へ売られた少女・光子が綴った、花魁・春駒として日々、そして脱出までの真実の記録。大正15年に柳原白蓮の序文で刊行され、娼妓の世界に、また当時の社会に波紋を呼んだ告発の書。
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-【BL】「もし一晩君を買えたら…君の瞳を、見つめるんだ。」没落した家を再建するため、みずから吉原に身を投じた紅椿(べにつばき)。純潔のまま頂点に登りつめたが、その心は孤独で頑なだった。ある晩、彼のもとに、奇妙な青年が訪れる…。『吉原オペラ~美娼年は軍服にくちづける』待望のスピンオフ。狂おしくも切ない、愛の結末とは。※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
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-【BL】「勘違いするな。私が君を買ったわけではない」吉原一の花魁・紅椿に可愛がられる、見習い花魁の桔梗は、紅椿の身請け人である東堂中佐に激しい恋心を抱いてしまう…切なくも艶やかな遊廓恋模様。※この作品はコミックノベルになります。ご注意下さい。
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3.0ごく普通の女子高生・岡崎花。ある日母の形見のストラップが突然輝いたかと思うと…気づけばそこは江戸の遊郭「吉原」!?なぜ自分が「吉原」に!?遊び人・梅之介と共に吉原舞台に大暴れ!
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4.5【泣ける究極の純愛!!】絢爛豪華な吉原の老舗遊郭『桜華屋』で最高位の花魁・千早を務める凛は、廻船問屋の若旦那となった幼馴染みの惣一郎と再会する。将来を誓い合いながらも離れ離れになった惣一郎と凛。胸の奥に秘めていた恋心は一気に熱く高まり、互いに激しく求めあう。でも客と遊女――許されない恋。二人の恋の運命は……!! 【選べる2つのエンディングを収録!】悲恋エンド「遠い日の約束」……愛おしい人とずっと一緒にいたい――凛が選んだ愛の形。/幸福エンド「許された未来」……吉原から足抜け後、夫婦として幸せな時間を過ごす二人。 儚くも美しい恋の結末、悲恋と幸福、どちらを選びますか? 話題の乙女ゲーム「吉原彼岸花」が待望のノベルズ化!! オリジナルエンドの単行本書き下ろしのほか、電子限定の書き下ろしショートも収録!
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3.7『生きるための食事でなく、ひと時の幸福のための菓子を作る』 江戸の吉原一、料理が美味いと評判の中見世・美角屋。そこで働く“菓子専門の料理番”太佑は、日々訪れる客や遊女達のために菓子を作っていた。しかしある日、幼馴染で見世一番の花魁・朝露が全く太佑の菓子を食べていないことを知り……。 切ない想いを秘め、懸命に生きる人々にひとくちの“夢”を届ける――とある料理番の、心温まる人情物語。
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-江戸の中期、吉原。留袖新造として働くお鈴には夢があった--。いつか恋人と町を出ること、だがその夢もかなうことはなく、いたずらに日々はすぎていくが……
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-古代から近代への女ごころをたどる女装史。「源氏物語」の女、浮世絵の女、鹿鳴館の女など、時代の女性たちが、いかに装い、女ごころをいかにつくしたか。エッセイと図版で日本女性の美意識をさぐるユニ-クなファッション史。 ●女心は変転極まりないもので、ひとりの女性の歩みのなかで、思うおしゃれがいろいろに変っていくのは、ごく普通のことである。女が装うときの心のたかまりは、女が女であることの証しだと思う。装いの心のなかにゆらめく女心を、いとしくもうれしくも思うのは、わたしひとりではないだろう。――「はじめに」より―― ●内容の一部 ◎舶来のスカート ◎女房装束うらおもて ◎平安の女人はなぜ髪が長い ◎出し衣とチラリズム ◎檜扇のかげに ◎初期小袖の謎 ◎花魁と流行ごっこ ◎女の好きな髪飾り ◎藤色のお高祖頭巾 ◎アール・ヌーボーの半衿 ◎苦しかったコルセット
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2.0「お前が今、誰に抱かれて、誰のモノか、声をあげて鳴いてみろ」やり手の社長・高尾から結婚を申し込まれた蓮華。彼へ淡い恋心を抱いていた蓮華は喜ぶが、その結婚が元は名家であった蓮華の家と、高尾の会社に箔をつける為のものだと知ってしまう。お金の為に形だけの結婚をするのが嫌で遊郭へと行く事を決意するが、最初の客として現れたのは高尾だった。彼の手によって純潔を散らされ、さらには快楽を教え込まれていくが…。※本作品は、下記アンソロジーに収録されたものをまとめたものです。お買い上げの際は予めご了承ください。「恋愛カクテル」(sweetプチvol.6収録)「あなたにもう一度恋をする」(sweetプチvol.9収録)
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