致死性作品一覧

  • ストーリー・セラー
    4.2
    妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く、心震えるストーリー。
  • 赤い王国
    -
    1巻495円 (税込)
    都心で発生した謎の病原体! 戦慄の医療パニック・サスペンス!  そびえる都庁、瞬くネオン。雑多な人々が行き交う国際都市新宿…。その地下を突如ネズミが跋扈(ばっこ)し始めた。赤子をかじり、停電を引き起こし、都市機能を蝕むネズミの異常繁殖。時同じくしてネズミが原因とみられる致死性の奇病が流行、医療チームの必死の努力にもかかわらず、犠牲者だけが増えていく。なぜ新宿だけが…。  欲望渦巻く大都会の病理か、国際的な陰謀か。そして“赤いカミュ”とは…? 緊迫のサスペンス巨編。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • ウイルスは[ばら撒き]の歴史
    -
    1巻2,420円 (税込)
    「感染症に関する超一級の資料としてこの本を推す」(船瀬俊介) エイズ(HIV)、エボラ、サーズ、マーズ、トリインフルエンザ、スペイン風邪までも--すべての裏で暗躍する軍産複合体、製薬会社、CIA、WHOの超構図--この歴史に学べばコロナパンデミックの全体像が丸見えになる! 船瀬俊介氏がなん度も読み返して参考にした本 『インフルエンザをばら撒く人々』(5次元文庫/徳間書店)を大幅に加筆修正し、新章(第6章 新型コロナの解析 これは中国・アメリカの共同共謀作戦である!)を増設、コロナパンディミックの仕組み明らかした決定版! 新型コロナ・ウイルスは、やはり武漢から中国軍部によって、流出させられていた! 新型コロナ・ウイルスの製造者は、中国の女性生物学者・石正麗(せきせいれい)博士、その製造過程が明らかに! 石正麗博士がキクガシラコウモリからサーズ・コロナ・ウイルス(65歳以上の致死率50%)と同じウイルスを分離したのが、2013年10月! オバマは2014年、高致死性病原菌作成のための予算を停止した! 世界の二大超大国である 中国とアメリカが新型コロナ・ウイルスで 共謀していた驚くべき軌跡が記される!

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  • エマージング 電子版 (1)
    完結
    -
    『鬼畜島』の外薗昌也が描く緊迫のディザスター・ホラーが「電子版」として登場!! 街中で身体をぱんぱんに膨れあがらせ、全身から血を噴いて死んだ男。それが恐怖の始まりだった。未知の致死性ウィルスと人類との戦いの行方は──!? これは決して絵空事ではない。今すぐにも起こりえる恐怖の物語。
  • AI・兵器・戦争の未来―米中覇権・最終戦争の行方
    3.8
    戦争の終焉か、人類の終焉か AI全能兵器の進化で安全保障の世界は一変する! 米国第一人者が描く衝撃のシナリオ ◎本書は、戦争においてこれまで以上に増大する人工知能(AI)の役割について描いている。特に、21世紀前半の戦場を支配することになる自律型兵器(autonomous weapons)について検討する。次に、21世紀後半の戦場を支配する全能兵器(genius weapons)を検討する。いずれのケースでも、これらの兵器が生み出す倫理的葛藤と人類への潜在的脅威について論じる。 ◎AIテクノロジーは絶え間なく飛躍的進歩を遂げている。AI研究者は2040年から2050年の時間枠で、AIは人間の知能と同等になる可能性が50パーセントであると予測。同じ専門家は、AIは2070年にはすでに「人間のあらゆる関心領域において人間の認知能力をはるかに超える」と予測している。 ◎現在、アメリカ、ロシア、中国は致死性兵器システムの中でAIを精力的に開発・配備している。本書はAIの科学、戦争への適用、そしてその適用がもたらす倫理的ディレンマを探る。とりわけ人類絶滅のリスクを冒すことなく、AI兵器の能力を増強し続けることは可能なのか、という問題を扱う。(序章より一部抜粋)
  • ケミスト 上
    5.0
    〈トワイライト〉のステファニー・メイヤー待望の最新作!! 政府秘密機関に追われる“化学者(ケミスト)”と高校教師。 世界が違うふたりの恋は……? **** 今日の名前はアレックス、昨日の名前はクリス。本名ジュリアナ・フォーティスはかつて政府の秘密機関<部署>で働いていた。薬物の研究とそれを用いて犯罪者に口を割らせる“尋問”を担当し、<化学者(ケミスト)>と呼ばれた彼女はとりわけ優秀だったが、3年前のある日、<部署>から抹殺されかけ、かろうじて生き延びた。それ以来、ベッドでは眠らずにガスマスクを着けてバスタブで眠る逃亡生活を続けている。 そんな時、かつての上司から連絡が来た。麻薬組織が致死性の新型インフルエンザウィルスを世界中にばらまこうとしているので、被疑者を“尋問”してほしいというのだ……。 罠かもと迷った末、引き受けることにしたアレックスだったが、尋問相手は無害そうな高校教師。それでも薬を使って連れ去ろうとした矢先に、その本人から一目ぼれしたとデートに誘われてしまう――。すっかりペースを乱されながらも尋問に踏み切るアレックスだったが……。 彼はいったい何者なのか? そして恋に落ちてしまったふたりは……? 〈トワイライト〉のステファニー・メイヤー待望の最新作!! **** 著者略歴 ステファニー・メイヤー Stephenie Meyer ブリガムヤング大学で英文学を学び、作家に。人間とヴァンパイアの恋を描いたデビュー作〈トワイライト〉シリーズが大ベストセラーとなり、映画化もされた。現在は、アリゾナ州フェニックスに夫と3人の息子と暮らしている。 訳者略歴 細田利江子 Rieko Hosoda 英米文学翻訳家。おもな訳書に、グレイシー『令嬢の秘密は秋の風に隠して』『不本意な婚約は冬の朝に』、ソーントン『恋の罠に落ちた伯爵』『不名誉なキスは恋の罠』(以上竹書房)、ガーウッド『きらめく翼に守られて』『運命の瞳に焦がれて』『バラの絆は遙かなる荒野に』(以上ヴィレッジブックス)などがある。
  • ケミスト 【上下合本版】
    5.0
    〈トワイライト〉のステファニー・メイヤー待望の最新作!! 政府秘密機関に追われる“化学者(ケミスト)”と高校教師。 世界が違うふたりの恋は……? **** 今日の名前はアレックス、昨日の名前はクリス。本名ジュリアナ・フォーティスはかつて政府の秘密機関<部署>で働いていた。薬物の研究とそれを用いて犯罪者に口を割らせる“尋問”を担当し、<化学者(ケミスト)>と呼ばれた彼女はとりわけ優秀だったが、3年前のある日、<部署>から抹殺されかけ、かろうじて生き延びた。それ以来、ベッドでは眠らずにガスマスクを着けてバスタブで眠る逃亡生活を続けている。 そんな時、かつての上司から連絡が来た。麻薬組織が致死性の新型インフルエンザウィルスを世界中にばらまこうとしているので、被疑者を“尋問”してほしいというのだ……。 罠かもと迷った末、引き受けることにしたアレックスだったが、尋問相手は無害そうな高校教師。それでも薬を使って連れ去ろうとした矢先に、その本人から一目ぼれしたとデートに誘われてしまう――。すっかりペースを乱されながらも尋問に踏み切るアレックスだったが……。 彼はいったい何者なのか? そして恋に落ちてしまったふたりは……? 〈トワイライト〉のステファニー・メイヤー待望の最新作!! **** 著者略歴 ステファニー・メイヤー Stephenie Meyer ブリガムヤング大学で英文学を学び、作家に。人間とヴァンパイアの恋を描いたデビュー作〈トワイライト〉シリーズが大ベストセラーとなり、映画化もされた。現在は、アリゾナ州フェニックスに夫と3人の息子と暮らしている。 訳者略歴 細田利江子 Rieko Hosoda 英米文学翻訳家。おもな訳書に、グレイシー『令嬢の秘密は秋の風に隠して』『不本意な婚約は冬の朝に』、ソーントン『恋の罠に落ちた伯爵』『不名誉なキスは恋の罠』(以上竹書房)、ガーウッド『きらめく翼に守られて』『運命の瞳に焦がれて』『バラの絆は遙かなる荒野に』(以上ヴィレッジブックス)などがある。
  • 殺戮の軍神(上)
    -
    巨匠トム・クランシーのハイテク軍事サスペンス オプ・センター・シリーズ最新作 エアバス機の乗客乗員を襲った無惨な死。放射能汚染か、あるいはバイオテロか? 「すべて登場人物がたくみに集結していき、爆発的なクライマックスをむかえる。遠く離れた見知らぬ場所が舞台になることで、プロットに多元的な魅力が加わっている。トム・クランシーのファンにも、文句なしの作品だ」パブリッシャーズ・ウィークリイ誌 南アフリカからオーストラリアへ向かうエアバスの機内で、異変は起こった。乗客が次々とはげしい咳に襲われたかと思うと、血を吐き、さらには肺や臓器が口から流れ出すという信じられない状況に陥ったのだ。 機は南インド洋に墜落し、乗客乗員は全員絶望だったが、インターネットを経由して機内の様子がわかるにつれ、事態は危険な様相を見せはじめる。 放射能か? 未知の病原体か? いずれにしろ、そこには高い致死性を持つ何かが関わっているにちがいない。 これが大国間の暗闘を引き起こす!
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 上
    4.0
    生命を進化させた〝謎のウイルス〟が いま――人類に終末をもたらす…… ベストセラー・シリーズ最新作! この本はパンデミック小説ではない。だが、それよりもはるかに恐ろしい。 なぜか? その理由は、私が科学者たちから聞いたある警告にある。 〝ウイルスは、自然界に存在するものも、我々の体内に存在するものも、どちらも我々を変化させ、進化させてきたが、それを終えたわけではない。今も、その作業を続けている〟 ――ジェームズ・ロリンズ ◉科学的事実から──人類の進化の歴史と密接に絡み合うウイルスについて 本書はウイルスの不思議な生態について――特に感染を引き起こすこの微小な構造体が、目には見えない広大なネットワークで地球上のあらゆる生命体を結びつけていることについて、深く掘り下げている。私がこの物語を書こうと思い立ったのは、「コロナウイルス」が現在の我々の時代精神の一部になるよりも、COVID-19が世界的なパンデミックとして拡散するよりも、ずっと前のことだった。感染症が世界を席巻している中で、この小説を完成させるべきなのだろうかと自問した。現実の世界がどんなフィクションの作品よりもはるかに恐ろしい(そして悲痛な)状況にある中で、致死性のウイルスについての物語を執筆するのは不遜の極みなのではないか、そう感じたのだ。しかも、この時期にそのような題材に取り組み、世界中が苦しみにあえいでいる中で疫病についてのフィクションをエンターテインメントの材料にしようとするのは、無神経なのではないかとも思った。読者の皆さんは本書を手にしているので、私の熟考がどのような結論に至ったのかはおわかりだろう。なぜこのような判断を下したのか? まず、私は以前の小説(『ダーウィンの警告』『モーセの災い』)でもパンデミックの脅威を扱った。本書の狙いは過去の作品と同じではない。この物語の着想は疫病そのものを扱おうというのではなく、その起源を――ウイルスの奇妙な生態をより深く見ていこうというものだった。それは読者にとって関心の高い題材なのではないかと思った――今だからこそ、取り組むべき重要なテーマと言えるかもしれない。 〈上巻・あらすじ〉 アフリカのコンゴ民主共和国のジャングルで奇病が発生、患者は無気力で無反応になる一方、感染した動物は攻撃的になり、人間を襲うという。調査のためアフリカに飛んだグレイ・ピアース隊長率いるシグマフォースの隊員たちは、謎の感染症の調査と、患者が発生した国連の支援キャンプから拉致された医師の捜索に当たる。だが、同じ一味と思われるグループに仲間を奪われてしまう。グレイはタッカー・ウェイン大尉と軍用犬ケインに医師たちの捜索を任せ、自分たちは感染症の原因となるウイルスの発生源とその治療法を探す。鍵を握るのはキリスト教の宣教師だったウィリアム・シェパード牧師と、伝説の「骨の王国」……しかし、この感染症を権力の拡大に利用しようと画策する人物がいた。
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 合本版
    -
    生命を進化させた〝謎のウイルス〟が いま――人類に終末をもたらす…… ベストセラー・シリーズ最新作! この本はパンデミック小説ではない。だが、それよりもはるかに恐ろしい。 なぜか? その理由は、私が科学者たちから聞いたある警告にある。 〝ウイルスは、自然界に存在するものも、我々の体内に存在するものも、どちらも我々を変化させ、進化させてきたが、それを終えたわけではない。今も、その作業を続けている〟 ――ジェームズ・ロリンズ ◉科学的事実から──人類の進化の歴史と密接に絡み合うウイルスについて 本書はウイルスの不思議な生態について――特に感染を引き起こすこの微小な構造体が、目には見えない広大なネットワークで地球上のあらゆる生命体を結びつけていることについて、深く掘り下げている。私がこの物語を書こうと思い立ったのは、「コロナウイルス」が現在の我々の時代精神の一部になるよりも、COVID-19が世界的なパンデミックとして拡散するよりも、ずっと前のことだった。感染症が世界を席巻している中で、この小説を完成させるべきなのだろうかと自問した。現実の世界がどんなフィクションの作品よりもはるかに恐ろしい(そして悲痛な)状況にある中で、致死性のウイルスについての物語を執筆するのは不遜の極みなのではないか、そう感じたのだ。しかも、この時期にそのような題材に取り組み、世界中が苦しみにあえいでいる中で疫病についてのフィクションをエンターテインメントの材料にしようとするのは、無神経なのではないかとも思った。読者の皆さんは本書を手にしているので、私の熟考がどのような結論に至ったのかはおわかりだろう。なぜこのような判断を下したのか? まず、私は以前の小説(『ダーウィンの警告』『モーセの災い』)でもパンデミックの脅威を扱った。本書の狙いは過去の作品と同じではない。この物語の着想は疫病そのものを扱おうというのではなく、その起源を――ウイルスの奇妙な生態をより深く見ていこうというものだった。それは読者にとって関心の高い題材なのではないかと思った――今だからこそ、取り組むべき重要なテーマと言えるかもしれない。 〈上巻・あらすじ〉 アフリカのコンゴ民主共和国のジャングルで奇病が発生、患者は無気力で無反応になる一方、感染した動物は攻撃的になり、人間を襲うという。調査のためアフリカに飛んだグレイ・ピアース隊長率いるシグマフォースの隊員たちは、謎の感染症の調査と、患者が発生した国連の支援キャンプから拉致された医師の捜索に当たる。だが、同じ一味と思われるグループに仲間を奪われてしまう。グレイはタッカー・ウェイン大尉と軍用犬ケインに医師たちの捜索を任せ、自分たちは感染症の原因となるウイルスの発生源とその治療法を探す。鍵を握るのはキリスト教の宣教師だったウィリアム・シェパード牧師と、伝説の「骨の王国」……しかし、この感染症を権力の拡大に利用しようと画策する人物がいた。
  • 終焉のコドク
    4.0
    人を襲うゾンビが蔓延る世界で、ニートの青年と中学生の少女が、明日を生き延びるために知恵と工夫で闘う! 引きこもりの青年、栗橋友康は、代わり映えのないニート生活を送っていた。 そんな中、致死性ウィルスのパンデミックが起こり、やがて友康の住む街にまで広まる。 そして、最初の異変は遺体安置所から始まる。 ウィルスで亡くなったはずの遺体が突如動き出し、人間に噛みつき始めたのだ。 噛まれた人間もまた、同じように人々を襲っていった。 理性を失い、強靭な力を持ち、無差別に人を襲うゾンビは「不死者」と呼ばれるようになる。 不死者だらけとなった街では居城や食料の奪い合いが始まり、生き残りをかけたサバイバルへと変容した。 自宅に籠城していた友康はとある出来事から、隣家に住んでいる中学生の少女、日下部空海を助け出す。 二人は安全な場所を目指して避難することを決める。 襲い来る不死者を掃除のラバーカップでなぎ払い、息を殺して路地裏を駆け抜ける。 明日を生き延びるために、二人は知恵と工夫と日用品で闘い続けていく。 百舌巌(モズイワオ):東京都在住。本作にてデビュー。 MID(ミド):イラストレーター。『レイン』『やる気なし英雄譚』などライトノベルの挿絵、ゲームイラストなど、多方面で活躍。
  • 新型コロナ[ばら撒き]徹底追跡
    -
    1巻2,178円 (税込)
    新型コロナ発生前に4つの「パンデミック机上演習」が行われていた! 新型コロナ発生前にすでに「多数のワクチン開発」が行われていた! ロックフェラー財団、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、WHO、CDC(米国疾病予防管理センター)、NIAID(米国国立アレルギー・感染症研究所)、ジョンズ・ホプキンス大学、世界経済フォーラム、GAVI(ワクチンと予防接種のための世界同盟)、武漢ウイルス研究所--全てが密接に絡み合い、一つの目的に向かって動いていることを証明する詳細データ! 新型コロナパンデミックが事前に計画されていたのは疑いようがありません。計画したのはアメリカ政府ですが、ウイルスを作ったのは中国です。コロナウイルスの遺伝子組み換え方法の特許を持つアメリカが、技術と資金両面で中国を支援したのです。 WHOが集めた専門家の集団が「科学の発展は、病気を引き起こす微小生物を作りラボで再構築するのを、遺伝子工学で可能にした」と明確に述べています。現代は、人の手によって病原体を作り出すことができるのです。 2019年10月18日、新型コロナパンデミックの予告動画が「Event201」と題してニューヨーク市のホテル、ザ・ピエールで開催された催しで公開されました。ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター(CHS)が中心になって、世界経済フォーラムとビル&メリンダ・ゲイツ財団の協力のもとに、「イベント201―世界的規模の流行病の演習」と題する会議が開催されたのです。これは世界的な広域流行病が発生したときの対策を話し合う机上演習でした。 ジョンズ・ホプキンス大学には米国最初の公衆衛生大学院がありますが、これはジョン・D・ロックフェラーの資金提供によってできた大学院です。 ビル・ゲイツと初代ロックフェラーには、共通点が幾つかあります。マスコミの重要性を認識して報道支配に大金を投じ、医療と衛生分野を重要視し、財団設立後に慈善家としての名声を高めたことです。 2019年9月、WHOと世界銀行が共同で立ち上げた世界健康危機モニタリング委員会(略称GPMB)が、第一回の年次報告書を「危うい世界(World at Risk)」と題して発表しました。ゲイツ財団と中国CDCの代表を委員に持つこの委員会の設立目的は、高致死性病原体の感染拡大にそなえた準備状況をモニターして、必要な提言を行おうというものです。ここで使われた高致死性病原体は「新しい特性を持つ、激しい呼吸器疾患をもたらす生物兵器」でした。 米国政府は過去十年以上前から、研究所でのコロナウイルスの人間感染に関する研究に助成金を与えていた。これは米国の会社を隠れ蓑にして行われた。武漢ウイルス研究所は、米国保健社会福祉省とハーバード大学、アラバマ大学、ノーステキサス大学と全米野生生物連盟をパートナーとしてウェブサイトに名前を挙げている。

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  • 戦争大臣 I 嘲笑する虐殺者
    3.0
    地球儀から消された国は、世界に宣戦布告する。致死性ウイルスが死の嵐を招いた世界。国家Jは患者の隔離所にされるが、憎悪を糧に生き延びた。ウイルスを克服した英雄は戦争大臣を名乗り、この世の殲滅に動く――「お前は大臣じゃない! 俺の弟だ!!」西塔寛一には完璧な弟・颯がいたが、“断罪者”を名乗る男達に襲われ失踪してしまう。行方を追う寛一の前に黒い本を携えた1人の男が現れ……。最強ダークファンタジー開演!!
  • 月の落とし子
    3.8
    月探査船内で宇宙飛行士が謎の致死性ウイルスに感染する。制御を失った探査船は千葉県船橋市に墜落、恐るべきパンデミックが――
  • パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る
    3.9
    ウイルスハンター界のインディー・ジョーンズが未知のウイルスに挑む! 医学や科学技術が発展した今日でも、西ナイル熱、エボラ出血熱、豚インフルや鳥インフルといったパンデミックが発生するのはなぜか?人類は太古の昔からウイルスと共に生きてきた。問題は、世界がフラット化した現代では、変異した致死性のウイルスが瞬く間に世界中に拡散してしまうことだ。どうすればパンデミックの危機を防げるのか?若き科学者ネイサン・ウルフは、パンデミックの爆心地―ジャングルの奥地でウイルスが動物からヒトへと感染するその瞬間をとらえ、警告すべく、最新の科学と通信技術を使った地球規模の免疫系を作りあげようとしている。果たして人類は、このパンデミック新時代を生き延びることができるのだろうか?サルからヒトへの進化の過程で、ウイルスが果たしてきた歴史を紐解きながら、人類とウイルスの未来図を描く、パンデミック爆心地からの最新レポート。 第一部 たれこめる暗雲  第一章 ウイルスに満ちた星  第二章 狩りをする類人猿  第三章 微生物の大規模なボトルネック 第二部 大きな嵐  第五章 最初のパンデミック  第六章 ひとつの世界  第七章 親密な種  第八章 ウイルスの襲撃 第三部 予測  第九章 ウイルスハンター  第一〇章 微生物予測  第一二章 最後の疫病
  • ビギナーズ・ラボ
    4.0
    文系で創薬素人が、まだこの世にない治療薬を創る!? 製薬会社で働く恵輔は、祖父が入所する老人ホームで千夏に出会い、恋に落ちる。 しかし、彼女は治療薬が存在しない致死性の難病“ラルフ病”に冒されていた。 彼女を救いたい一心から恵輔は、文系で創薬素人でありながら、自らの手で彼女のために治療薬を開発するという無謀な挑戦を始めるが――。 シリーズ累計57万部突破の「化学探偵Mr.キュリー」の著者が贈る感動作! ※本書は、小社より2017年に刊行された『ビギナーズ・ドラッグ』を文庫化にあたり、改題したものです。
  • 暴力列島
    4.5
    米軍の毒ガス輸送列車が襲われ、大量の致死性神経ガスが奪われた。国際特別情報機関(I・S・I・E)の秘密工作員・鷹見徹夫は、事件を追ってアルプス山中へ。が、不覚にも過激派の手に落ち〃人狩り(マン・ハント)〃ゲームのなぐさみものにされる。鷹見が許された武器はナイフ一丁のみ……。日本に渦巻く謀略の世界に挑んだ一匹狼を描く傑作アクション!
  • MATSUMOTO
    4.0
    日本のマンガ界が真剣に対峙することを避け続けた「日本犯罪史上最悪の凶悪事件」を、フランス人の作家がバンド・デシネ作品として描き出した! 事実に着想を得、かつて実在した宗教団体のテロ事件をめぐる真実の物語、その衝撃の問題作が遂に邦訳化! 1994年、日本の小都市松本。物語の登場人物のひとりである宗教団体の教祖は、30以上の会社を束ねるコンソーシアム代表をも兼ねていた。しかし、信者たちにとって、彼はヒンドゥー教の神シヴァの生まれ変わりであった。だが、宗教に名を借りた彼の組織の真の目的は、「ハルマゲドン」を引き起こし、日本政府を転覆させることであり、組織の実行部隊を指揮する指揮官は、松本で致死性の神経性ガス兵器の開発を極秘に進めていた。 しかし、松本は彼らの計画の第一歩にしか過ぎなかった。 1年後の1995年3月20日――後に「地下鉄サリン事件」として世に知れわたることになる恐るべき計画。それは、第二次世界大戦後、日本で起きた犯罪史上、最大最悪のテロ事件として現実のものとなる! 『テラ・アウストラリス(南方大陸)』(Terra Australis)の作者LF・ボレとフィリップ・ニクルーが手を組んで贈る、想像を絶する事件の真実を後世に伝え、理解のための手がかりを与えてくれる、驚愕のバンド・デシネ作品、迫真のオールカラーで登場! 【巻末特別対談LF・ボレ×切通理作】 巨大な悲劇、サリン事件とは何だったのか!――事件から20数年。今なお混沌として、さらなる悲劇を繰り返し続ける現代社会への黙示録と化したこの事件の虚実を、気鋭の評論家、切通理作と『MATSUMOTO』原作者、LF・ボレが徹底解明するスペシャルインタビュー&解説を特別収録! 【切通理作プロフィール】 1964年東京都生まれ。文化批評。著書『お前がセカイを殺したいなら』など、映画、コミック、音楽、文学、社会問題とジャンルをクロスオーバーした批評で注目される。『宮崎駿の<世界>』でサントリー学芸賞受賞。映画雑誌、文芸誌、新聞など幅広いメディアで時評・書評・コラムを執筆している。
  • レベル4/致死性ウイルス
    4.0
    致死率が高く有効な治療法のない、最も危険な「レベル4ウイルス」が猛威をふるった感染症対策黎明期のアフリカ。電気や水道の未整備、感染者の排斥、呪術まがいの民間療法、政情不安……様々な障害に直面しながらもエボラ出血熱やラッサ熱の感染源とその経路を突き止め多くの命を救った30年間を、米CDC(疾病予防管理センター)特殊病原体部を率いた医師と妻が自ら綴る。コロナ禍に寄せた序文を収録。

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