教育現場 課題作品一覧

  • 世界最高峰の研究者たちが予測する未来
    3.7
    テクノロジーはどこまで進化するのか? 人間は駆逐される? AIって結局、わたしたちにどんな影響を与えるの? 今、多くの人がこのような疑問を抱いているのではないでしょうか。 ChatGPT、Bing、Midjourney、Stable Diffusion…世界を大変革の波に包み込んだ最先端AI。昨年の2022年は「画像生成AI元年」とも称されますが、現代に生きるわたしたちにとって、人工知能をはじめとする最新テクノロジーは、仕事、くらし、教育など人生のどの側面から見ても、もはや切り離して考えることが難しい存在にまでのぼりつめました。 そのような今、わたしたちの仕事やくらしのあり方、テクノロジーとの共生方法を模索することが、世界中で喫緊の課題となっています。 トレンドトピックでいえば、「教育現場で教師はAIに取って代わられるのではないか」「クリエイターはAI以上の価値創造ができるのか」など、人間にとって当たり前だった「働く行為」の見直しが各所で進んでいます。 本書では、ハーバード大学客員研究員であった山本康正氏が、「ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)など、世界を舞台に活躍する一流エンジニアを輩出する名門大学・研究機関の研究者や関係者が発表している研究データ」に基づき、ジェネレーティブAIなどをはじめとした、さまざまな最新テクノロジーによって、これから業界・産業にどのような地殻変動が起こるのかを見通しています。 エンターテインメント、金融、不動産、製造、医療・ヘルスケア、教育など、各産業ごとに、最新テクノロジーによってそのしくみや働き方、ビジネスモデルのあり方がどう変わるのか、豊富な具体例とともにみなさまにご紹介します! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 境界知能とグレーゾーンの子どもたち
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子どもの行動に関心のある大人すべてが今スグ読むべき一冊」養老孟司さん絶賛! 50万部超の大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者による生きづらい子どもたちを救う“具体的な対応策” 近年よく取り上げられる「発達障害」や「知的障害」の子どもに関する書籍は多数あります。 しかし、発達障害や知的障害とは診断されないものの、生きづらさを感じている子どもたちがたくさんいるのを知っていますか? IQ69以下の知的障害には該当しない一定の支援が必要な「境界知能」や何かしらの課題があるけれどはっきりした原因や状態がわかりにくい「グレーゾーン」と位置づけられる子どもたちのことです。 本書は教育現場や家庭で見逃されがちな彼ら、彼女らへの具体的な対応策を、困っている子どもたちの支援を行う「日本COG-TR学会」を主宰する著者が漫画でわかりやすく紹介しています。 「境界知能」とは? ・昔は知的障害と定義されていたIQ70~84の人・35名のクラスに約5人いる・日本人の7人に1人・平均的な子の7~8割くらいの発達年齢
  • 新しい学校評価と組織マネジメント
    -
    1巻2,079円 (税込)
    教育現場での対応と活用が大きな課題となっている「学校評価」について、歴史・動向・制度などの基礎的理論から、今日的問題点を踏まえ、学校改革へ向けた新しい学校評価システムの構築に役立つ実践的解説までを一冊にまとめている。

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  • EdTechが変える教育の未来
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    世界各国で「創造性」「課題解決力」「科学技術」を重視した教育改革が進み、さまざまなEdTech(Education x Technology、革新的な教育・人材開発技法)の教育現場への実装が進んでいる。国内では、経産省主導のもと『「未来の教室」とEdTech研究会』が設置され、先日最終報告回を終了した。本書は研究会の座長代理を務める佐藤昌宏氏(デジタルハリウッド大学大学院教授)が海外・国内での先行事例を紹介。また、国内におけるエドテックを進めるキーパーソンとして、デジタルハリウッド大学学長の杉山知之氏、「カラオケ!English」を手がけ、料理研究家としても著名な行正り香氏、ソニー・グローバルエデュケーション代表取締役社長の礒津正明氏、「世界最高齢のプログラマー」として知られる若宮正子氏がインタビューに登場。日本の学び方がどのように変わるべきか、それぞれの思いを語る。
  • AI時代を勝ち抜く学び ~これからの社会に必要な視点とはなにか?~〈大前研一通信・特別保存版Part.15〉
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    今回で第15弾となる会員制月刊情報誌「大前研一通信」特別保存版。書籍の第1章では、AI(人工知能)技術の発展・活用が、加速度的に進む中、日本の自動車産業はどうすべきか、また異業種にはどのようなビジネスチャンスがあるのかを検証した記事をはじめ、AI時代を勝ち抜く為のコラム集として、DX、モビリティ革命、AI関連記事をご紹介します。2章では、勃興するEdtech市場と教育のパラダイムシフトや、あらゆる教育現場に浸透してきているAIを活用した教育の効果と課題の現状レポートをはじめ、子供をバイリンガルにするために有効なメッセージに加え、オンライン大学で学ぶ学生にもフォーカスし、どのような人材をいかに育て、オンラインだからこそできる挑戦に関してのビジネス・ブレークスルー(BBT)大学の対談記事をご紹介します。続く3章では、世界各国でそのプログラムが導入され、国内でもその導入を政府が推進する「国際バカロレア(IB)教育」の国内推進体制の整備事業に関連して行われたシンポジウム記事や、関連セミナーでの講演録に加え、IB導入体験談なども掲載するなど、専門家による記事も含め、AI時代に勝ち抜く為の様々なメッセージをご紹介しています。With コロナ・Afterコロナも見据た本書を「読んで」、書籍でご紹介しているエアキャンパス(AC)などの関連映像を「見て」頂ければ、これからの社会に必要な視点とはなにか、AI時代を勝ち抜くための学びとはなにかということを、きっと感じとって頂けることでしょう。
  • 学力危機 北海道 教育で地域を守れ
    -
    国が実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で不振が続く北海道。その現状にたまりかねた北海道教育委員会は、「2014年までに学力を全国平均以上にする」という目標を掲げた。 だが、肝心の教育現場はどう考え、どう動いているのか。 各校の校長や教諭、教育委員会の関係者まで、幅広く徹底した取材を重ねて現場の声を集め、状況の打開に苦闘する北海道の教育の課題を浮き彫りにした。最終章には展望を「明日への提言」としてまとめ、学力向上の処方箋を示している。 大反響を呼んだ読売新聞北海道版連載記事「学力危機」(2011年8月~13年3月紙面連載)を総括した、充実の一冊。
  • 気になる子どものできた!が増える 体育指導アラカルト
    -
    1巻1,386円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 陸上、球技、器械運動から、ダンス、体力テストまで、体育が苦手な子どもに対する指導を、教育現場をよく知る作業療法士が解説。単なる技術指導ではなく、「基本の動き」を改善し「できる体」を作る方法を写真で具体的に理解できる。好評「体の動き指導アラカルト」体育版。 鉄棒、とび箱、ドッジボールなど一つの運動ごとに、「できない原因」にあわせたユニークな“小さな課題”を豊富に紹介。小さな成功体験が、体育の苦手な子どもにとって「失敗する場」になりがちな体育の時間を、前向きに挑戦する場に変える!
  • 希望の教育 持続可能な地域を実現する創造的復興教育
    -
    津波による壊滅的な被害、福島第一原子力発電所の事故による影響等、厳しい状況の中で、自らが復興に貢献しようと立ち上がった子供たち。少子高齢化や産業の衰退等、震災前の課題をも解決する新しい教育に挑戦する教育現場。それは、子供たちが起こした奇跡、大人たちが見いだした希望!

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  • Can-doで教える 課題遂行型の日本語教育
    NEW
    -
    Can-doを学習目標にした授業や評価のあり方がわかる! 近年、日本語教育の参照枠やJF日本語教育スタンダードなど、日本語教育の新しい枠組みができ、「日本語で何ができるようになるのか=Can-do」を学習目標に据えた課題遂行型の日本語教育の実践が求められています。 日本語教育が行動中心のアプローチへと大きく変化する中で、教育現場を預かる教師は、授業をどのように見直し、変えるのか。 課題遂行型の日本語教育を実践する上で基盤となる考え方と、授業の進め方、評価のしかた、異文化理解の扱いまで、初級授業の事例を挙げながら詳しく解説します。 これからの時代に向け、マインドセットを一変させたい方へ。
  • 教育が変われば、社会が変わる 三菱グループの教育財団が本気で教育に取り組んで見えてきたこと
    3.3
    企業が本気で教育に取り組んだら見えてきた 日本の教育の現状・課題と、 教育の在り方を変える方法とは何か? 三菱グループの創業150周年記念事業として設立された 「一般財団法人 三菱みらい育成財団」。 助成の対象を15歳から20歳までと定め、 公立・私立高校の授業プログラムをはじめ、 NPO、企業などが行う教育プログラム、 大学で行う教養教育、教員の養成まで、 幅広く支援を行っている。 財団のコンセプトは「心のエンジンを駆動させる」。 若者が自ら主体的に考え、動くための力を身につけられるようなプログラムを採択し、助成している。 心のエンジンが駆動している人が増えれば、将来の日本はもっと活力に満ち、新しい産業が生まれてくるだろう。 ゴールまでの道のりは長いが、助成先と真摯に向き合い、教育現場に一つずつ変化を起こしていくことで、教育改革を実現しようとしているのだ。 本書は、三菱みらい育成財団の取り組みや調査から見えてきた、 日本の教育の現状・課題を整理し、新しい教育の在り方を紹介する1冊だ。 なぜ、三菱グループが150年の歴史の中で初めて教育助成を行うことになったのか。 なぜ、15歳から20歳までの世代にフォーカスをあてているのか。 三菱みらい育成財団の取り組みの実態と展望を明らかにしながら、 日本の教育を変えるために、企業・教育関係者・保護者ができること、すべきことをお伝えする。
  • 教育工場の子どもたち
    3.0
    実際に学校をまわった教育現場からの報告ーー愛知・千葉などから全国にひろがった極端な管理主義教育は、教室での子どもたちの自由を奪い、その心を窒息死寸前にまで追い込んでいる。創造的で生きいきとした生活は、どうしたら甦るのか。いじめや子どもの自殺など緊急な課題を考えつつ、各地の小中学校をまわって、教育の反動化の実態を明らかにする。
  • 教育投資の経済学
    3.0
    ●データに基づき、最適行動・施策を考える  「子どもの教育」というと、親が自分の経験値で語ったり、周りの情報を鵜呑みにして行動してしまうもの。そういった「思い込み」を排し、根拠に基づいた論理的分析で結果を導くために、経済学を活用する。現在、様々なデータを入手することが可能になり、企業などでもエビデンスベースで課題解決をするケースが増えている。教育現場でもこのデータをもとにした議論が活発化している。   ・多くのデータが積み上がり、日本でのデータや分析事例も増えてきた。海外の研究はもとより、本書は日本の分析も多くあるのが特徴。 ・コロナ禍によって、家庭学習やICT教育が増えた。その影響などについて、可能な限り分析を試みている。 「学歴はデータ的に優位なのか」「家庭の役割はどれだけ必要なのか」「ゆとり教育は有効だったのか」など、読者の興味に適う内容。
  • 教育の自律性と教育政治:学びを支える民主主義のかたち
    -
    学ぶ権利を保障するためには、教育職員の専門性に基づく、学校や公民館などでの自律的な教育活動が欠かせない。 しかし他方で、東京・大阪で典型的に見られるように、教育現場に対する統制の強化が、「民意」の名のもとに進められてきた。 本書は、自律的な教育活動を支える、教育における民主主義のあり方を、実践的・理論的に探る。 ◇目次 序 教育に求められる自律性と教育政治 第一部 「民意」拡散と教育政治の変容 第一章 「民意」拡散による教育専門職裁量の縮小 第二章 教師教育における専門的自律性と正統性 第三章 教育機関の管理運営における民主主義をめぐる課題 第二部 「公正な民意」と教育政治のかたち 第四章 「民意」拡散に対置しうる「公正な民意」のあり方 第五章 学校を基礎とした民主主義のあり方 第六章 教育管理職人事における政治の位置 結 “本当の世界"についての学びを支える教育政治のかたち (※本書は2021/9/21に大月書店より発売された書籍を電子化したものです)
  • <金八先生>になってはいけない~キーワードは「共同」~
    -
    1巻407円 (税込)
    いじめや暴力などの痛ましい事件、子どもたちの非行や学力格差の問題、ラインなどによる人間関係の軋轢など、子どもをめぐる教育問題は後を絶たない状況です。一方で、先生の疲弊やうつ病の増加、子育てに悩む保護者、そして過激なモンスターペアレントの存在など、大人たちもストレスを抱えたまま子どもの教育に取り組んでいます。こうした問題や課題を解決する糸口はどこにあるのか。教育研究者、現場教師、教育産業の社員など、多方面で教育活動を経験してきた著者が、「共同」をキーワードにして、学校教育を多角的に分析して今後の方策を提言します。 本書では、学校や先生がどのようなアプローチをしていくべきかを中心に「先生同士の共同」「先生と子どもとの共同」「先生と保護者との共同」「先生と地域との共同」について考察していますが、現場で奮闘している先生だけでなく、今の学校教育に問題を感じている保護者やマスコミの方にも必見の書です。 ■著者プロフィール■ 林敏也(本名:水口敏也) 1959年(昭和34年)東京都生まれ。一橋大学卒。東京学芸大学大学院修了。大学では教育社会学、大学院では教育方法学を専攻。研究の傍ら、進学塾を含めた複数の塾で講師を務める。大学院修了後、高校の社会科教諭を経て、教育関連の出版社で教材・教育図書の編集に携わる。現在は、教員採用試験対策の講師として教育学や心理学等の講義を受け持つほか、私立高校や学習塾で中高生の学習指導も行っている。教育問題について、教育現場の視点、教育研究者の視点、教育産業の視点など、多面的多角的に考える努力を続けている。著書に『~100%「学校力」向上!~学校を変える新しい教師の資質』(マイナビ・amazon)、『すぐに役立つクラスづくりの基本レシピ』(マイナビ、共著)がある。 ブログ:林敏也の教育問題研究所 https://blogs.yahoo.co.jp/omii2013
  • ここからどう進む? 対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性
    3.0
    「アートは難しい、わからん」から「わからない。だから興味がわく」へ。 1980年代後半、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された対話型の美術鑑賞法(VTC)は、その後派生したVisual Thinking Strategies(VTS)をふくめ、日本では「対話型鑑賞」として徐々に広まりました。近年、この鑑賞法は美術鑑賞のみならず教育現場や医療、サイエンスの分野でも評価され、さらにビジネス界にも普及しつつあります。本書は各分野の専門家が対話型鑑賞の現状を把握し、問題や課題を浮き彫りにした上で、対話型鑑賞の可能性を見つめ直す一冊です。※2022年夏に開催されたフォーラム「対話型鑑賞のこれまでとこれから」をもとに書籍化。
  • 子どもを伸ばす共育コーチング 子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術
    4.4
    1巻1,650円 (税込)
    教育現場における課題が山積みの昨今、高校生の就職支援活動に関わり始めて、私には痛切に感じるものがありました。「子どもたちはあまりに小さく扱われ過ぎている」。私が試行錯誤を繰り返しながら、子どもたちと接した事例、実際の先生がたに取材した事例を通して、関わり方ひとつで子どもたちの無限の可能性を引き出すことが可能だということをご紹介しています。
  • 実践で学ぶ〈生物多様性〉
    4.3
    SDGs(持続可能な開発目標)達成のためには「生物多様性の保全と持続可能な利用」が必要。それはヒトの衣食住や文化が「生態系サービス」に依存しているから。では将来への課題はどこにある? 生物多様性の大切さと問題を確認し、消費者にできること、教育現場での実践例、国内外でのユニークな取組みを知ろう。【オールカラー】

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  • スマホ・タブレットで子どもの能力を開発しよう
    -
    「子どもにどのようにスマホやタブレットを使わせ、どんな力を付けていくのか?」。本書はその指南書です。 スマホを与える? 与えない? という選択肢ではなく、その辺に転がっているスマホ、音楽プレイヤーなどとどう向き合わせるのか? どのように使わせるのか? ということが最重要課題なのです。第1章では、スマホやタブレットがどのような効果があるのかそして使い方の例を挙げています。第2章では、実際の教育現場での使用例を紹介し、問題点などを指摘しています。第3章は実践編です。写真、編集、絵、など様々な実例を通じてどのようにして子供に興味をもたせ、能力を引き上げていくかという具体的な方法を解説します。動画、天体、辞書など子供の能力を高めるのに役立つiOSアプリも紹介します。
  • 「先生!この問題分かったよ!」と言われるために~「信じて伸ばす」教育論~20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 本書は、学校や塾などで日常的に子どもたちに勉強を教えている先生方に向けて執筆されています。 「宿題をやってこない」「だんまりを貫き通す」「大人しくしていられない」「字が汚い」「テストがいつも白紙のまま」「叱っても効果がない」……。 教育現場にいるとこのような子どもに出会うことは稀ではないでしょう。 そうした子どもたちに対して、思わず頭を抱えて大きな溜息をついてしまうことってよくあるのではないでしょうか。 結論を先に話してしまうと、そうした子どもたちは大人に対して不信感を抱き、心を閉ざしているがために、話を聞かなかったり忠告を無視したりします。 そこに対して先生がいくら叱っても逆効果です。子どもの意識を勉強に向けさせるためには、 大人の側が態度を変え、子どもをひとりの人間として尊重し、子どもの思考のプロセスをよく観察して、 子どもと一緒になってその子に最適な勉強方法を考える、ということが必要になってきます。 本書では、筆者が実際に塾講師として経験してきた事例をもとにこれらの問題、 特に最初の「大人の側が態度を変え」「子どもをひとりの人間として尊重する」という点について考えていきたいと思います。 【目次】 第一部 子どもに対する色眼鏡を外そう 第一章 表面上の問題に囚われず、問題の本質・問題の原因をよく見極めるべし 第二章 課題を完遂してこないのは課題を出す側にも問題があると肝に銘ずるべし 第三章 生徒の心が折れている時こそ先生が諦めるべからず 第二部 子どもを大人扱いする 第一章 時には生徒と互いを掌上で転がし合うべし 第二章 百人子どもがいれば百通りの教え方があると肝に銘ずるべし 第三部 「信じて伸ばす」教育論 第一章 子どもの学習性格をよく把握すべし 第二章 「信じて伸ばす」チェックリスト
  • 大震災でわかった学校の大問題 被災地の教室からの提言
    3.0
    大震災の現場から政府の教育政策を問い直す! 東日本大震災は、とくに岩手・宮城・福島の三県に未曾有の事態をもたらしました。被害からの「復旧」「復興」が急がれています。特に、子どもと教育の問題については、先送りにできない緊急の課題です。 本書は、長年、教育現場での実践について研究してきた第一線の教育学者が、現場の声をふまえて、今何をなすべきか、これからどう進めていくべきなのかを提言するものです。 現場のことを知らない「お上」からの画一的な指示では、「想定外」の事態に対応できないのは、原発事故の対応と同じだと言えるでしょう。大震災は、効率やコストを重視し過ぎることの問題を浮き彫りにしました。今後の復興においては、多様性や分権を大切にしなければなりません。教育についても同様です。管理強化と効率第一主義の「改革」によって、先生が子どもと向き合う時間がなくなった現状を改め、教育を子どもと先生のもとへ取り戻すことの大切さを訴えます。

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  • 中国における義務教育――質の高い義務教育の実現に向けて
    -
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国では教育機会の保障と均衡ある発展を目指し、 1986年に義務教育法が制定された。驚異的な経済発展とともに生じた地域格差、教育格差が社会問題となるなか、教育は質への転換が図られていくことになる。しかし、多くの教育政策・制度は実現されず教育現場で変容する事態を生んでしまう。  本書は、教育関連法の改革のみならず法治の問題にも触れつつ、質の高い義務教育実現に向けての課題を考える。また、教育現場への調査から中国社会の実態を知ることができる興味深いアンケート、インタビューを収録。
  • テレワークの切り札! Office365 Teams 即効活用ガイド
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビデオ会議、ビジネスチャット、ファイルの共同編集・・・ テレワークはもちろん、チーム、プロジェクトでの仕事が劇的に変わる! 世界中でユーザー急増中の 最強のコミュニケーションツール「Microsoft Teams」 使い方、活用法がこの1冊で丸わかり! ★マイクロソフトの公式解説動画に準拠!★ ■Teamsってどこが便利?何ができる? ■自宅や外出先からいつでも会議に参加 ■チャット活用、埋もれるメールに悩まない ■ビデオ会議なら議事録作成不要 ■文書の共同編集もTeams内でスムーズに 新型コロナウイルスの影響で、「テレワーク」のニーズが高まる今 切り札となるのが、「Microsoft Teams」。 Office 365を導入していれば今日からすぐに活用できます。 「重要なメールが埋もれてしまう」「出張している人が会議に参加できない」 「会議室が取れない」――そんな課題を根本から解消するTeams。 本書は、そのTeamsの機能、使い方から活用事例まで詳しく解説した国内初の解説書。 個人、チーム、企業・学校における仕事効率を根本から変える完全ガイドです。 第1章 Microsoft Teamsで働き方を変える 第2章 Teams導入に必要なこと 第3章 Teamsの単位とは チームとチャネル 第4章 メッセージをやりとりする 第5章 チャットでコミュニケーション 第6章 ビデオ会議などを便利に使う 第7章 もっと便利にTeamsを使う 第8章 企業でのTeams活用事例 第9章 教育現場でのTeams活用事例
  • できる Microsoft Teams for Education すぐに始めるオンライン授業
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新型コロナウイルスの流行により、学びの形は大きく姿を変えようとしています。文部科学省の「GIGAスクール構想」のもと、子どもたち一人一人に公正に個別最適化された教育ICT環境の実現が急がれています。 GIGAスクール構想ではWindows、Chrome OS、iPad OSの3つのOSが推奨されており、Windowsを搭載した端末向けのサービス「Microsoft Teams for Education」が多く採用されています。Microsoft Teams for Educationは教育現場で役立つ豊富な機能を備えており、オンライン授業や課題の設定、ルーブリックを用いた評価などを行うことができます。また、Microsoft Office 365のWordやExcel、PowerPointをはじめとするアプリケーションのハブとしての役割ももち、資料のペーパーレス化や校務の効率化に役立ちます。 本書はこのMicrosoft Teams for Educationの基本的な操作から、オンラインで授業を行ったり、課題を作成してフィードバックを行ったりする方法などを具体的に解説。また、遠隔授業を受ける生徒のために、家庭でのパソコンの設定方法や授業の受け方を紹介した章を掲載しました。さらに、小学校、中学校、高校での実践例も収録しています。 ICTを活用した新しい学びのために、本書が一助となれば幸いです。 <目次> 第1章 Microsoft Teams for Educationとは 第2章 Teams for Educationを導入しよう 第3章 オンライン教室を作ろう 第4章 オンライン教室を活用しよう 第5章 オンライン授業を始めよう 第6章 Teamsをもっと授業に活用しよう 第7章 パソコンで授業に参加しよう 第8章 実践例を参照しよう
  • ドローン活用入門 レベル4時代の社会実装ハンドブック
    -
    1巻3,520円 (税込)
    学生・実務者必携の一冊 未来社会を変えるドローン 2022年12月に第三者上空飛行が可能となる改正航空法が施行され、ドローンの本格的な社会実装、事業化が始まる。本書は、ドローンの有効な使用法から実際に使うときに必要な法律面・リスク管理の知識までを一冊にまとめた学生・実務者必携の一冊である。 【主要目次】 はじめに 第1章 次世代エアモビリティの社会実装に向けて 1.1 はじめに 1.2 ドローンへの期待 1.3 ドローンの歴史とその技術 1.4 ドローン、空飛ぶクルマの制度的課題 1.5 まとめ 第2章 社会におけるドローン活用 2.1 次世代エアモビリティ──人が中心となる活用に向けて 2.2 政府の取り組み 2.3 自治体の取り組み 2.4 まとめ 第3章 産業に活かすドローン 3.1 日本のドローン産業──歴史と課題 3.2 ドローン配送実現に向けて 3.3 機体の信頼性の向上と認証制度 3.4 落下対策 3.5 第三者認証制度の導入 3.6 災害時対応に耐える信頼性を目指して 3.7 まとめ 第4章 教育現場でのドローンの可能性 4.1 教育テーマとしてのドローン 4.2 ドローンと「ハサミ」 4.3 屋内小型ドローンと得られる学び 4.4 ドローン教育事例 4.5 まとめ 第5章 近づく人とドローンの距離 5.1 次世代エアモビリティの特徴 5.2 社会受容の仕組み 5.3 空は誰のものか──他人所有地上空における無人航空機飛行に関する法的整理 5.4 運航リスクアセスメント手法──SORA 5.5 空中衝突リスクの考え方 5.6 まとめ
  • 心がかるくなる 風船ふんわりうた
    -
    ■内容紹介 本書は、絵本を読み聞かせるようにして催眠状態へ誘導し、心を軽くすることをねらいとしています。映画を観たり、本を読んだりしているうちに、いつの間にかその物語の世界の住人になっていたことは誰でも経験があるでしょう。この本では催眠状態とは、その集中した状態と同じであると考えます。また、いつの間にかその状態になっていたものを、コントロールして操作するのが催眠誘導なのです。まず、ふわふわの風船をイメージすることから始め、物語の世界に入っていくように自然に催眠状態に誘導します。これは、文章を声に出して相手にやさしく語りかけても、ひとりでイメージしてもOKです。このあとの気持ちの良い目覚めのための手順もとても重要です。心のコリをほぐしてリラックスへと導く、特別な準備も何もいらないシンプルなイメージトレーニングの本です。 ■著者紹介 あうらみちか 約25年、教育現場に身を置く。現在は、教育関連のコンサルタントとして活動しながら、心のケアをテーマとして、子どもを取り巻く環境から起こる多くの課題の解決にも取り組んでいる。

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  • BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは
    4.0
    脳を学ぶ時代、神経科学を応用する時代が始まった! 弁護士、医者、大企業CEO、アスリートなど 現場で活躍する人が学んでいる 「脳の中で何が起こっているのか(WHAT)」を解き明かし 「なぜそうなるのか(WHY)」について知識を深めれば、 「パフォーマンスを高める方法(HOW)」を自ら創り出せる。 人の神経系はブラックボックスとして扱われ、なかなか研究が進まなかった。 しかしながら、近年の科学技術の発展により、そのブラックボックスが開かれ始めている。 人類が新たに獲得しつつある叡智が、難解な科学論文の中だけに埋もれているのは非常にもったいない。そしてその叡智が、単なる事実確認のためだけに使われることも、人類にとっては大きな損失になる。 本書の役割は、神経科学が新たに示してくれる叡智を、哲学や心理学でこれまで育まれてきた叡智と照らし合わせることである。 そして、ビジネスを含めた我々の生活と照らし合わせることにある。 その結果として、人間理解にどのように応用できるのか、実際の生活にどのように応用できるのかを探求する「応用神経科学」としての役割を担いたいと考えている。 世界では、神経科学の企業研修への応用、教育への応用が少しずつ始まっている。ここ日本でも、その流れが動き始めている。企業や教育現場において、脳を学ぶ時代、神経科学を応用する時代が始まったということだ。 本書では、特にビジネスパーソンからの要望が多く、課題を感じているという「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」という三つのテーマについてお話ししていきたい。 【目次】 はじめに CHAPTER1 モチベーション CHAPTER2 ストレス CHAPTER3 クリエイティビティ おわりに
  • PriPri特別編集 発達支援 「困った!」を抱える子の保育
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 保育雑誌PriPriでの連載開始以降、常に読者の反響が大きい「発達に課題のある子の保育」。その子どもたちの数は増加傾向にあり、保育者は対応に苦慮しています。本書は、PriPri特別編集!保育業界初の発達障害&診断名のついていない発達に課題のある子のための保育情報誌です。発達障害の理解や、製作活動時の具体的な支援、また、子どもの障害を受容する保護者を保育者はどう支えるかや、就学準備まで、知っておきたいテーマを網羅しました。各専門家による情報はもちろん、保育・教育現場の実例や、当事者・保護者のリアルな声など、写真やイラストをたっぷり使ってお届けします。
  • 保護者・子ども・学校を変える!「学級通信」フル活用メソッド
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「学級通信」その積極的な考え方と使い方。  学校での多忙化の中、「学級通信」の発行が後回しになって、なおかつ有効に活用されていないのが現状。そこで、自ら積極的に「学級通信」を使い、「学級通信」の効果や活用法などを研究している教師集団・神戸学力研「おもちゃばこ」が、「学級通信」の最大限有効活用術を提案する。 「学級通信」は、保護者と教師とを結び、子ども同士をつなぎ、三者が互いに“信頼”と“共感”を得るためのコミュニケーション手段として有効であることなど、その存在意義から説き起こし、教育現場のさまざまな問題を解決に導くうえで効果があること、「学級通信」を書くことで教師自身も成長し、学級経営力や保護者対応力などの“教師力”が伸びていくことなど、同会メンバーの体験や事例を交えながら解説。その広範で多岐にわたる活用法や、多忙な日常の中で誰に向け、どのような内容で、いつ、どう書くかなどを分かりやすく、誰もがすぐ応用できるように実践的に紹介する。  さらには、紙の「通信」という手段は教師同士をつなぎ、協力関係を築くためにも活用できることなどの応用例や、同会メンバーによる「学級通信」の新たな可能性や研究課題などについての座談会も併載。 (底本 2022年5月発行作品)
  • 自ら学ぶ これからの未来をつくるために必要な力
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    1巻1,650円 (税込)
    先生の役割も、生徒がやることも変わった!? ICTで学力は上がらない!? 社会の前提が変わった、この時代に、指示待ち人間ではなく、「自ら学ぶ」学生を育てるために、我々、大人は何を意識しなければならないのか? 日本全国の学校で導入されているスタディサプリの創設者であり、人材輩出企業であるリクルートの執行役員である山口文洋氏。 教育とビジネスの現場両方での経験を生かし、これからの未来をつくる人材が育っていくために養っていくべき必要な力と、その力を育むための大人の寄り添い方、ICTの活用方法を提示します。 ドラマ化された、大ヒットマンガ『ドラゴン桜』で、その考えがわかりやすく解説されており、学校の先生方はもちろん、親御さん、学生、自分の成長に悩むビジネスマンまで、必読の書です。 ■目次 はじめに 第1章 今、教育現場で目指すべきもの ・現在の学校教育に現場で携わる方々の3つの悩み ・真に取り組むべきは、“3つの学びの柱”を接続していくこと ・ICTが大きな転換を可能にする 第2章 自ら学びに向かう「人間性」の育成 1)自分を肯定し、主体的に学ぶ力 ・すべての土台となる主体性 ・主体性とは「自己決定性」と「自己肯定感」 ・主体性を育む「PDCA」の徹底 ~偏差値は「自己肯定感」を育てにくい~ ・個別最適化学習で自己肯定感を高める ・EdTech の活用で個別最適化学習を実現する ・先生の役割は、ティーチングからコーチングへ 2)多様性を認めて他者と協働する力 ・多様性の時代を生き抜くための「協働性」 ・協働学習をするメリットとは? ・協力しなければ乗り越えられない課題設定が重要 ・心理的安全性の担保 ・授業外でダイバーシティを体験する ・先生が多様性を体験する必要性 第3章 未知の社会に対応する「批判的思考力・創造性、問題発見・解決力」の育成 1)批判的思考力と創造性 ・情報社会を生き抜くために必要な力   ・批判的思考力とは「?」を投げかける力 ・創造性とは新しいものを作り出す力 ・批判的思考力と創造性は両輪で養われる ・批判的思考力と創造性を養う具体的アクション  2)自ら問題を発見し、解決する力 ・情報を「検索」できてしまう時代に必要な「問題発見力」 ・問題の発見は「理想と現実のギャップ」から生まれる ・問題発見・解決力を養うには? ・問題発見・解決力を養う先生の役割 ・行事や校則は生徒に考えさせる 第4章 “3つの学びの柱”を接続して高める「メタ認知力」の育成 1)自分を俯瞰的に理解する力 ・“3つの学びの柱”を接続させる「メタ認知力」 ・メタ認知とは何か? ・学校でメタ認知力を高めるためには? ・個別最適化学習を通してメタ認知を高める   ・メタ認知を養う具体的アクション 2)社会とつながり、自分を考える  ~キャリア学習~ ・社会で自分をどう生かしていくかを考える ・実社会が最高の教材 ・自分を知るためのキャリア教育 ・社会を知るためのキャリア教育 ・キャリア教育のための具体的アクション 全国での取り組み事例①②③ 【補稿】変革の潤滑油となるICTの使い方のまとめ おわりに

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  • 黙殺される教師の「性暴力」
    4.3
    埋もれがちな教育現場での性犯罪──かたくなに事実を認めようとしない学校、周囲からの誹謗中傷、弁護士からの揺さぶり……。苦悩しながらも声を上げ続けた被害者家族の記録から、性犯罪に対する社会の構造的課題が浮かび上がる。
  • よくわかるSTEAM教育の基礎と実例
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、今STEAM 教育が注目されているのか、そもそも STEM 教育、STEAM 教育とは何か、多忙な教育現場でも新たに取り組む必要があるのか、どのような活動が現在の日本で可能なのか等々、様々な疑問が存在します。本書はこれらの疑問に答えるだけでなく、これまでの日本の教育の効果と課題、今後の新たな教育の在り方を読者とともに考えます。前半ではSTEAM 教育に関する基礎知識や背景、近年の動向を解説し、後半では授業での実践例を紹介します。教育関係者必読の書。 第1章 日本におけるSTEAM教育の背景と国際動向 1.1 日本の教育界にとってSTEM教育、STEAM教育とは何か 1.2 STEM教育からSTEAM教育への広がり 1.3 日本型STEAM教育の構築と展開―これからの教科横断・文理融合型の総合教育 1.4 STEAM教育実践のための理論的なフレームワーク 第2章 STEAM教育に対する日本の姿勢 2.1 日本のSTEAM教育の背景と特色 2.2 STEAM教育と日本の施策 2.3 文科省を中心としたSTEAM教育の捉え方 2.4 近年の情報教育、ICTからGIGAスクール構想まで 2.5 「総合的な学習の時間」からアクティブ・ラーニングまで 2.6 環境教育、ESD、SDGsとSTEAM教育 第3章 日本におけるSTEAM教育の実践展開 3.1 防災教育におけるSTEAM教育の展開―レゴ教材を用いたプログラミング学習とその効果 3.2 STEAM教育で日常生活が学びの場になる 3.3 STEAM教育としての放射線教育と小学校での教員研修の実践 3.4 自然の恩恵と災害を取り扱ったSTEAM教育プログラム―滋賀県信楽地域の地学的特色を題材として 3.5 多様化する高等学校に対応するSTEAM教育 3.6 自然科学館等でのSTEAM教材の開発と実践 3.7 理科教材会社におけるSTEAM教材の動向と展望 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 学校と日本社会と「休むこと」 「不登校問題」から「働き方改革」まで
    6/7入荷
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    3,190円 (税込)
    学校に行かないのは「問題」? 身体を壊しても部活動に打ち込むのは「美しい」? 教育現場や社会を取り巻く「皆勤」の空気と、 ワークライフバランスを教育相談の第一人者と考える。 学校に行かないことが不登校として「問題」だと言われるのはなぜか。身体を壊しても打ち込んだ部活動が「美しい」のはどうしてか。多年にわたり教育相談に従事してきた著者がみた日本社会、はなはだしくは過労死にもいたる「皆勤」の空気と、それに囲まれた現代学校の姿を浮き彫りにする。 【序章より】 日本社会ではコロナ禍前から「働き方改革」が叫ばれていました。しかし、過労死・過労自殺が喫緊の課題と認識されるようになってから約30年、遅々として進まないようにも見えてしまいます。日本社会の働き方、特に長時間労働を変えるのにどうしてこれほど時間がかかるのかという疑問と、コロナ禍を経験しても「休むこと」についての意識・行動が変わらないことが私の中で結びついていきました。わかりやすく言えば、学校教育に原因があるのではないかということです。本書は、日本社会の長時間労働と学校教育の「欠席」を結びつけて考えるようになった道筋を記すことになります。 【主要目次】 序章 「休むこと」についての意識は変わってきたのか? 第Ⅰ部 日本社会と「休むこと」 第1章 「休むこと」についての意識変化 1「休むこと」は悪いこと?/2「過労死」は日本特有?/3「働き方改革」が始まる/4有給休暇の取得義務/5勤務間インターバルの努力義務化/6男性の育児休暇取得 第2章 日本社会の働き方 1半ドン?/2「24時間戦えますか?」/3「過労死」への注目/4首相も「過労死」/5自殺の増加と「過労自殺」への注目/6労働時間の減少とサービス残業/7電通第二事件の衝撃 第3章 長時間労働と勤務間インターバル 1国家公務員の場合/2 二つの「2024年問題」 第4章 教員の場合 1一年以上の休職者と教員の自死/2教員の「働き方改革」/3長期の病気休職取得者と早期退職者/事例研究から浮かぶ実態 第Ⅱ部 スポーツ界と「休むこと」 第5章 高校野球と「休み」 1高校野球の「休養日」/2「球数制限」の導入/3佐々木朗希選手の決勝「登板回避」/4「投げすぎ」は体によくない 第6章 近年のスポーツ界等の動向 1大坂なおみ選手の記者会見拒否/2バイルス選手のオリンピック決勝棄権/3水泳萩野公介選手の休養/4バスケットボール馬瓜エブリン選手の休養/5サッカー界 第7章 高校野球の今後 1 2023年春の全国大会とWBC/2「休養日」導入まで/3「球数制限」?/4監督の「休み」? 第Ⅲ部 学校教育と「休むこと」 第8章 皆勤賞という存在 1皆勤賞の消滅/2「ワークライフバランス」 第9章 「出席停止」という規定 1「出席停止」と皆勤賞/2「出席停止」と「勤務間インターバル」「球数制限」との共通性/3文部科学省の長期欠席・不登校調査における混乱 第10章  入学試験における「欠席」 1大学入試の場合/2高校入試の場合/3その他の試験における欠席及び追試 第11章  学校の部活動におけるガイドライン 1ガイドラインによる活動制限/2部活動の「休み」?/3部活動の位置づけ/4二つの「がんばる」 第Ⅳ部 「休むこと」について考える 第12章  「欠席」からみた戦後学校教育 1「学校は行かなくてはならない」という通念/2「学校を休むことは悪いこと」 第13章  具合が悪くても休まない学校教育 1「長期欠席」から取り出された「不登校」/2「学校を休んではいけない」という呪縛/3毎日学校に行く児童生徒/4「不登校」のグレーゾーン 第14章  「長期欠席」に注目しなくなった学校教育 1不就学への無関心/2一年以上居所不明児童生徒の見落とし/3虐待及び非行事件を契機とした「長期欠席」調査/4日本社会における「不登校」という認識とバックラッシュ 第15章 「休むこと」についてのルールと無知学 1高校の「欠席」についてのルール/2働く人にとっての「休むこと」についてのルール/3無知学という視点 第16章 学校教育における「しつけ(躾)」 1学校教育の社会化機能/2発達課題としての勤勉性再考/3年休をどのように使っていますか?/4「休まない美学」と「休む美学」そして再び「皆勤賞」 終章 欠席と遅刻 コラム 病気休暇と休職制度/過労死・過労自殺の認定/教員不足/マラソン円谷選手の自死/長期欠席・不登校調査の変更/大学入学共通テストの追試/フランスはいかにして「バカンス大国」になったのか/ガイドラインが求める大会の見直し

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