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教育分析の実際 家族関係を問い直す男性の事例
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理臨床の第一人者である著者が一人のクライエントに行った20回に及ぶ教育分析の全場面を克明に再現。詳細な逐語録である本書は、カウンセリングが辿る過程や意味、危険性や転移-逆転移の様相までを鮮明に浮き彫りにする。面接の中でクライエントの意識はどのように変容していくのか?コミュニケーションのとり方や沈黙の処理の方法など、臨床心理士やカウンセラーを目指す人すべてに役立つ貴重な記録資料。『教育カウンセリングの実際』(1992年刊)を一部加筆修正、冒険的試みの全過程が待望の復刊。 -
ARMマイコンで電子工作 SAMファミリ活用ガイドブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SAMファミリはARM Cortex M0+をコアとしたARMマイコンの1つで、Microchip Technology社が発売している32ビットマイコンです。PICマイコンの統合開発環境であるMPLAB X IDEがSAMファミリでも使えるようになり、8ビットマイコンのように手軽に開発できるようになりました。 本書では、MPLAB X IDEに組み込んで使えるフレームワーク「Harmony v3」を使って、できるだけ簡単に高機能なプログラムを作成する方法を解説しています。 Harmony v3を使えば、入出力ピンやタイマ、シリアル通信、ADコンバータなどの周辺モジュールはもちろん、USBゲスト/ホスト、ファイルシステムを使ったアプリケーションまで、GUIベースで簡単に作成できます。 掲載した作例は、各機能を試すためのトレーニングボードや、SDカードを使ったデータロガー、センサのデータをクラウドに送信するIoTセンサ、リチウムイオン電池充電マネージャ、蛍光表示管時計です。 SAMファミリを使って、高性能な32ビットマイコンを体感してみましょう! -
司法書士 合格ゾーン 記述式 ステップアップ問題集 商業登記法
★全問新作のオリジナル問題30問を収録!「ファーストステップ」「セカンドステップ」の2パートにより記述式問題の実力を段階的に養成! 司法書士試験過去問でおなじみ『合格ゾーン』シリーズに待望の記述式対策問題集が登場! 司法書士試験は令和6年度から記述式の配点が倍増され、合格には記述式対策が欠かせません。本書では「ファーストステップ」「セカンドステップ」の2パートに分け、「早く」、「正確に」記述式問題を解く力を段階的に身につけることができます。 :::::本書の特長::::: ●完全新作のオリジナル問題30問を収録! LECの短期合格のノウハウを生かしたオリジナル問題30問を収録しました。 ●「ファーストステップ」の特長 司法書士試験で出題された問題の論点を分析し、手頃な分量の問題に作り変えています。 問題を繰り返し学習することで、試験に出題される雛形・論点・トリックだけを効率的にマスターできます。 ●「セカンドステップ」の特長 司法書士試験に近い形式の問題を10問収録。本試験と同じように数ページにわたってちりばめられた事例を読み解く力がつきます。 1問あたりの解答時間を50分から1時間を目安に設定することで、時間配分のトレーニングにもなります。 『本問における合否を分ける論点・知識』の部分では、解答に当たっての必要となる知識が一覧となっており、問題の核となる論点を確認できます。 ●最新の法改正に対応 令和7年4月1日までに施行が確実とされる法令に基づいて作成しています(令和6年12月1日現在)。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この書籍はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。 ※ご購入前に、試し読みがある場合は表示状態・画像解像度・機能等についてご確認ください。 ※紙書籍とは一部異なる仕様となっております。あらかじめご了承ください。 -
将軍の世紀
現代日本の礎を築いた徳川三百年の叡智 イスラーム研究の泰斗として知られる山内昌之東大名誉教授の新たなる挑戦。徳川幕府の通史がついに完結! 上巻は、家康の創業から、家斉の爛熟までを描く。家康の本質は、世界的に稀有な軍人政治家だったところにある。関ヶ原の戦いにおける冷酷な政治リアリズムによって形作られた「天下取りの大局観」は、天皇家を法度の内側へと追い込み、豊臣家を滅ぼすことで徳川の世を現出した。その強靭なシステムは、四代家綱時代の文治政治への転換、八代吉宗時代の享保の改革などを経て、十一代家斉の爛熟の時代、化政時代を生み出すまで続く。しかし、半世紀に及ぶ家斉の時代こそが、徳川の世の終わりの始まりだった。 担当編集者より NHK大河ドラマ「どうする家康」が話題になる中、家康がどうしたか、がわかる傑作が登場! 関ヶ原での軍人政治家としての家康の冴えは、カエサルに勝るとも劣らない。そこが、江戸幕府270年をパクス・トクガワナと呼ぶ所以でもある。しかし、どんなシステムも永遠ではない。さび付いてきたシステムにテコ入れをして、なんとか徳川の政治体制を維持しようとした吉宗の努力を見事に無駄にしたひ孫、家斉。彼の代に、幕府は終わりの始まりを迎えることになる。 -
因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか
「人工知能の巨人」が放つ「なぜ?の科学」の革命的な入門書! 「私自身、この本の解説を書くことが憚られるくらいの凄い内容」 ――松尾豊氏(人工知能学者・東大大学院教授)絶賛! 米Amazonでは1256レビュー、4.5★。ポピュラーサイエンスの世界的ベストセラー! ・今までの統計学では答えられなかった「なぜ?の科学」とは? ・それは3段の「因果のはしご」を使って説明できる ・著者は人工知能界のノーベル賞にあたるチューリング賞受賞! ・現在のデータ主義には限界がある。それを乗り越える「因果推論」とは? ・その商品が売れた理由をどう分析し、新たな儲けにつなげるか? ・公衆衛生におけるベストな選択肢の考え方とは? ・人間のように考えられる人工知能=強いAIはつくれるか? ・そもそも私たち人間はどのように「因果関係」を考えているのか? 統計学とデータ分析を超えた新たな学問の誕生! 人工知能と人類の未来を知るために、なくてはならない一冊。 データ分析、マーケティング、意思決定に携わるビジネスパーソンも必読! -
信仰の伴侶
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドストエフスキーはかつて、自分は現代の産物であり、したがって無信仰と懐疑の子だ、しかしそれゆえにまた信仰への渇望に苦しめられると告白した。 この書は転換期の激浪のなかで、この世的なるものに寄る辺を失いつつある魂に対しての最後の希望となる信仰を考えるために書かれた。 哲学者、神学者、文芸評論家が、「信仰」と「魂」について、さまざまな光をあてる。 【目次】 第一部 信仰への道 明治時代における信仰への遍歴 明治の青春としてのキリスト教 西洋文化の代表としてのキリスト教の受容 私の學生時代 齋藤勇氏 高山樗牛・徳富蘆花・綱島梁川 スピノザ「エテイカ」、トルストイ「懺悔」 植村正久 島崎藤村と有島武郎 日本文學とキリスト教 明治の文學者のキリスト教離脱への反省 芥川龍之介及び太宰治とキリスト教 椎名麟三の受洗 【略】 キリスト教的世界よりギリシャ的世界へ 聖書の世界への還帰 晩年の内村鑑三 信仰への巡禮 佐古純一郎氏 死の不安 「歎異抄」 一燈園 太宰治への傾倒 田邊元「歴史的現実」と応召 新約聖書 椎名麟三とドストイエフスキイの影響 小林秀雄のドストイエフスキイ研究 椎名麟三とキリスト教 第二部 信仰書の勧め 高倉徳太郎の著作 パスカルに関する書物 【略】 アンセルムスとエックハルト ドストイエフスキイとキェルケゴール バルト、カルヴィン、ルター、フォーアサイス 内村鑑三 【略】 説教集と辭典 戰後の諸作 イエス伝 イエス伝の歴史的変遷 第三部 聖書の読み方 聖書の読み方 一般的な読書と異る聖書の読み方/聖書を読むときの態度/青年のもつ宗教性/聖書による人生觀の変化/ヒューマニズムの高揚と破壊/聖書の読み方の常道/青年の読み方と老人の読み方【略】 興味を覚えた聖書の箇所 齋藤氏 聖書の飜訳について 私の聖書への接し方 佐古氏、小塩氏 詩人と教授/キェルケゴールの父の聖書の教え方 私の聖書への接し方 関根氏 どこから聖書を読むべきか/ルカ伝とロマ書/福音書の特色/使徒行伝の意義/使徒の書翰の意義/ペテロ書翰とパウロ書翰/默示録【略】 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
野の百合・空の鳥(兄弟選書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実存主義哲学者の著者による、キリスト教的な講話を集めたものが本書である。実存主義者である以前に、その土台にある著者の宗教観がよく現れている。書名は、『マタイ福音書』の一節にちなむ。 【目次】 第一部 一 空の鳥を見よ、野の百合を観よ 二 人は二人の主に兼ね事うること能わず、或はこれを憎み彼を愛し、或はこれに親しみ彼を軽しむべければなり 三 「空の鳥を見よ。播かず、刈らず、倉に収めず」 明日のことを思い煩うな。……「今日ある野の草を観よ」 第二部 一 人間であることに満足せよ 二 人間であるということの素晴らしさ 三 何という浄福が人間に約束されていることであろう 註 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
詩と哲学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古来より、詩と哲学の関連については、多くの議論がなされてきた。この議論は、つきつめれば「芸術」と「真理」との関係に通じるのである。京都学派四天王の一人である著者による、詩と哲学の関係を探究したもの。 【目次】 ハイデッガーとヘルダーリン ドストエーフスキイの「大審問官」と現代 ゲーテとカント デカルトと実存 実存主義の真理性とその限界 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
古い中国と新しい中国
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代中国学の泰斗による、中国をめぐる学術的随想。日中国交がまだ正常化される前の中国訪問で、古代中国と現代の中国に何を思ったのか。 【目次】 古い中国と新しい中国 民族の復活 東洋における学問の自由 中国の伝統 中共の歴史的背景 古支那学者の回顧と反省 一 現実の革命と学者の革命 二 民主主義の挫折と内藤博士の予言 中国人の考え方 中国古代都市における民会の制度 礼 ウェーバーの儒教観 書後 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
春夏秋冬(兄弟選書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロテスタントの宗教学者が編み、著した日常をめぐる滋味あふれる俳句と短歌の鑑賞の手引き。 【目次】 俳句の部 春 夏 秋 冬 短歌の部 春 夏 秋 冬 あとがき 作者紹介 作者別作品索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ドン・カルロス
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新旧両派の宗教的抗争に渦まく16世紀スペインを舞台に、太子ドン・カルロスと父フィリップ2世の対立はのっぴきならないまでに深まっていく。本書は近代史学を完成させたランケが、様々に歪められた文書の森の中から厳密な史料批判を通して、当時の国際情勢の中で父とこの対立の悲劇が終幕をめざして進行するすばらしいまでに深い歴史的世界を描いた名著。 【目次より】 訳者のはしがき ドン・カルロス I 批判的論述 一 これまでの諸叙述の分析 二 最も重要な論点の検討 II ドン・カルロス伝 一 ドン・カルロスの素性 二 幼少時代 三 国政への関与。結婚の諸案 四 オランダに対する関係。フリップ二世の宗教政策に関する余論 五 父に対する太子の反抗的態度 六 太子の逃亡計画。彼の監禁 七 太子ドン・カルロスの死 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ツアラツストラを読む人のために
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 永劫回帰とは? 超人とは? 京都学派の巨人による、寓意に溢れるニーチェの主著『ツアラスツストラ』を読む人のための手引き。 京都学派の巨人の一人である著者が、難解で知られるニーチェの『ツァラトゥストラ』を丁寧に読み解いていく。わかる人も、わからない人にとっても、有益な入門書。日々生きていく中の課題に新鮮な見方を与えてくれる一冊です。 【目次より】 序 緒言 第一章 ツァラツストラとニーチェ 第二章 ツァラツストラの誕生 第一節 「悦しき科学」との関係 第二節 ツァラツストラの成立過程 第三章 ツァラツストラの構造 第一節 序説について 第二節 「彩られし牛」と呼ばれる町での説教 第一篇 第三節 「幸福なる島々」における説教 第二篇 第四節 漂泊者の言葉と快癒者の言葉 第三篇 第五節 ツァラツストラの誘惑 第四篇 第六節 大なる正午とツァラツストラの死 書かれざりし第五篇と第六篇 第四章 教説としての超人 第一節 歴史的未来としての超人 第二節 歴史的批判者及び創造者としての超人 第三節 生の肯定者としての超人 第五章 実存としての超人 第一節 重力の精とは何か 第二節 嘔吐としての生 ワグネル、レー・ルー 第三節 ニヒリズムの最も極端な形式としての永劫回帰 第四節 肯定の最高方式としての永劫回帰 再刊にあたって 久山康 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
テオクラシー(歴史学叢書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ある特定の宗教組織が国家を統治する機構と同一の神権政治とは、国家の政体の一形態である。古代~近代にいたるまでの歴史を概観する。 【目次】 日本の読者のために 序文 第一章 基本的諸概念 一 古代の遺産 A ローマ帝国治下の教会と国家 B 聖アウグスティヌス C ゲラシウスの教説 二 蛮族王国の道徳的指導(六~七世紀) A 新しい時代 B 大グレゴリウス C 教説の完成 第二章 九世紀と十世紀における教皇と皇帝。できごとと理念 一 帝国によるキリスト教秩序 A できごと B 背後にある諸理念 C 権力の起源 二 教会権威の強化 A 流れの逆転 B 霊的権威の高揚 C 九世紀後半における聖俗両権の関係 三 帝国の再来 第三章 グレゴリウス的テオクラシー 一 グレゴリウス改革 A 十一世紀前半における帝国と教会 B 教会の危機 C 闘争 二 グレゴリウスの教説 A 基本的諸要素 B 聖俗両権の関係 C 源泉と論拠 三 反グレゴリウス主義的教説 第四章 十二世紀における逸巡 一 グレゴリウス主義的立場の維持 A これまでの理論体系の強化 B 聖ベルナルドゥス もろもろの不備と変化 A 聖俗の職務の区別 B 世俗諸権力の発展 C 霊的領域の拡張 三 新しい理論の模索 A ライヘルスベルクのゲルホー B 教会法学者の運動 第五章 十三世紀における綜合 一 インノケンチウス三世 A インノケンチウスの幸運と不運 B 新しき議論 二 偉大なる綜合 A イソノケンチウス三世時代の教会法学者たちB 教皇政とフリードリヒ二世──インノケンチウス四世の教説 C 十三世紀後半の偉大な業績 D 反対の立場 第六章 ボニファチウス八世の時代。 厳しい戦い、時代遅れの思想 一 ボニファチウス八世とフィリップ・ル・ベルとの争い A 闘争の局面 B 時代に適応できぬ教説 二 テオクラシーの著作 A 展開された主張 B もろもろの論拠 三 批判者たちの暴威 A 王権の上昇 B 自然的有機体としての国家 C 帝国の命題の復活 第七章 衰退 一 国家理念の強化 A バイエルン公・ルードヴィヒ四世と教皇庁 B 国家の理論家マルシリウス・パドヴァ C テオクラシーの反発とその挫折 二 オッカム主義 A 教皇政に対する批判 B ウィリアム・オッカムの諸命題 三 十四世紀以後のテオクラシーの運命 A 反テオクラシー的勢力の発展 B 諸思想の発展 結論 訳注 史料 訳者あとがき パコー,M 1920~2002年。フランスの歴史家。専門は、キリスト教の歴史、特に中世における権力と制度。 -
ニューエクスプレスプラス 上海語[音声DL版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上海人同士の会話に欠かせない話しことば あたかも近未来都市のような、超モダンなビルが立ち並ぶ浦東、レトロな洋館が続く外灘、大勢の人でにぎわう南京路。上海にはいくつもの顔があり、北京とはまるで違った雰囲気が味わえます。標準中国語(普通話)も通じますが、上海人同士のコミュニケーションはやっぱり上海語。発音は標準中国語とまったく異なり、5つの声調と連続する音の変調によって独特なメロディとなります。現地に行かない限りなかなか聴くことのできないその響きを、付属の音声で堪能してください。 -
ニューエクスプレスプラス ブルガリア語[音声DL版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版! 多くの国と接し、歴史も豊か キリル文字を生んだ地のことば 東方正教会、オスマン帝国など、さまざまな国と言語に囲まれたブルガリア。ロシア語に使われるキリル文字を生んだことでも知られています。豊かな文化を育んだブルガリアのことばをはじめてみませんか。 文字、発音から始めて会話文をもとに文法を解説、練習問題を重ねて最後は短い読み物に挑戦します。挨拶やスピーチで使える表現も収録。 【本書の構成】 ◆ブルガリア語ってどんなことば?:最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。 ◆文字と発音:文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。 ◆本文:全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。 ◆練習問題:2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。 ◆単語力アップ・表現力アップ:テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。 ◆単語リスト:出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。 【ここがプラス!】 ◆簡単なスピーチ・メッセージの表現:人前で話すときに便利な表現や、カードに書けるメッセージを取り上げます。 ◆文法チェック:学んだ文法を短い作文問題で総復習。 ◆読んでみよう:少し長めの文章を読んでみます。「日本について」はシリーズ共通。 ◆音声ダウンロード:音声はダウンロードしてお聴きいただけます。 -
神・宗教・救いの臨床哲学
ヤスパース、ラカンら精神医学の巨匠たちは自らの臨床観察に基づき、彼らの論証したこころの病の概念は、現代思想に大きな影響をおよぼした。 本書は、ヤスパースからベルクソン、ウィトゲンシュタイン、ラカン、アルトー、ドゥルーズ、デリダ等、20世紀の新しい潮流まで、狂気内包性思想(精神病理学)の系譜をたどり、臨床精神病理学と現代哲学思想とを架橋する画期的な試みである。 著者は、ナチズムに代表される帝国主義思想を集団性パラノイア、悪性のリジリエンスととらえ、かたや柔軟性を備えた良性のリジリエンスとして人格的に大きな成長を遂げた外傷後成長のケースを取り上げている。そして問題意識をさらに発展させ、コロナ・パンデミックや大震災など災害に触発される宗教言説、科学的ディスクールにまで論及、現代社会における精神病性構造と倫理的負債までを詳述している。臨床精神病理学の治療有効性を本書は改めて提示する。 -
ニューエクスプレスプラス リトアニア語[音声DL版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代のヨーロッパで最も古風な言語 バルト海沿岸にある北海道ほどの大きさの美しい国、リトアニア。街は中世の面影を残し、4年に一度の「歌と踊りの祭典」は、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。この国で話されるリトアニア語は、現代のヨーロッパの諸言語の中でも最も古風な言語とされ、印欧祖語に最も近い形をした現代語とも言われます。リトアニアへ行きたい方も、言語学的に興味のある方も、会話と文法が一冊で学べるこの本でリトアニア語に触れてみませんか。音声はダウンロードでお聴きいただけます。 -
ニューエクスプレスプラス カザフ語[音声DL版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 騎馬遊牧民の口承文芸を支えた言葉 中央アジア最大の面積を持ち、石油や鉱物などの資源が豊富で、ユーラシア大陸の東西を結ぶ中央回廊でも注目されるカザフスタン。居住地を定めず広大な草原を季節ごとに移動する騎馬遊牧の社会では、文字はほとんど使われず、かわりに豊かな口承文芸が発達しました。その文化を支えてきたカザフ語は主語・目的語・述語の語順や「てにをは」のような格助詞など日本語と似たところがあり、日本人には学びやすい言語といえます。会話と文法をいっしょに学べるこの本で始めてみませんか。★音声アプリ無料ダウンロード -
ニューエクスプレスプラス バスク語[音声DL版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 他のどんな言語とも親縁関係にない言語 スペイン北部とフランス南部にまたがるバスク地方で80万人以上が話すバスク語は、他のどんな言語とも似ていない系統不明の言語。能格という珍しい格があったり、助動詞の活用に目的語も関わったり、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。しかしながら文字はだいたいローマ字読みで母音は5つ、文法も実は例外が少なく、勉強が進むとどんどん楽になっていきますよ。方言の豊富な言語ですが、本書では共通バスク語を学びます。音声はダウンロードでお聴きいただけます。★音声アプリ無料ダウンロード -
赤軍記者グロースマン:独ソ戦取材ノート1941-45
戦下の人間へのまなざし 「20世紀ロシア文学の最高峰」と評され、戦後の畢生の大作『人生と運命』で知られる作家ヴァシーリイ・グロースマン。ウクライナのユダヤ人家庭に生まれ、小説がゴーリキイに賞賛されていたが、独ソ戦に際し赤軍機関紙特派員として従軍、常に最前線で、誰よりも長期にわたり取材を続けた。本書は、スターリングラート攻防戦から、クールスク会戦、トレブリーンカ絶滅収容所、ベルリン攻略戦まで、グロースマンの取材ノートを編集し、独ソ戦を再現した「ナマの記録」だ。 グロースマンは従軍当初、肥満体だったが、軍事百般を学び、「兵士」らしく変貌する。多くの特派員は司令部周辺にとどまるが、彼は兵士と行動を共にし、「前線につきまとうにおい」にまみれ、兵士の信頼と尊敬を得ていく。兵士や市民の声に耳を傾け、政治的な決まり文句も使わなかった。本人曰く、「人間が好きで、生活を探求するのが好き」なのだ。 本書でもっとも胸を打つのは、記者として世界で初めてトレブリーンカ絶滅収容所を取材した記録だ。まさに地獄を目のあたりにする描写で、ニュルンベルク裁判で資料としても採用された。〈戦争の非情な真実〉が記された超一級資料。解説=池田嘉郎。 -
オスマン帝国の崩壊:中東における第一次世界大戦
中東近現代史の必読書 欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた大作。 【目次】 用語の適用について はじめに 第1章 革命と三つの戦争 一九〇八-一九一三 第2章 「大戦」前の平和 第3章 世界規模の動員令 第4章 一斉射撃始まる バスラ アデン エジプト 東地中海 第5章 ジハード開始 オスマン帝国領コーカサスとシナイ半島での戦い 第6章 ダーダネルス海峡襲撃 第7章 アルメニア人の虐殺 第8章 ガリポリ半島でのオスマン帝国の勝利 第9章 メソポタミア侵攻 第10章 クートの攻囲 第11章 アラブの反乱 第12章 負け戦 バグダード シナイ半島 エルサレムの陥落 第13章 次々と結ばれた休戦協定 終章 オスマン帝国の終焉 謝辞 訳者あとがき 解説 オスマン帝国はなぜ崩壊したのか(今井宏平) 写真クレジット 参考文献 原注 -
疾走中国:変わりゆく都市と農村
まだ自由に取材できた時代の貴重な記録 中国全土に高速道路網が整備されるのに伴って、それまで隔絶していた都市と農村が急速に近づいていった――。本書は、本格的なモータリゼーションが始まったばかりの中国各地をレンタカーで巡り、ときに長期滞在して、都市と農村に押し寄せる変化の大波を、市井の人びとの視点から描いたドキュメントである。 チベット高原に近い辺境の地で目にした「消えゆく村々」の歴史と現実、北京郊外の農村で生活をともにした魏一家の民宿ビジネスと泥沼の党書記選挙、浙江省麗水市の起業家が手がけた下着製造工場の盛衰など、昨日とはまったく違う今日を必死に生きようとする人びとの姿を、ユーモアを交えながら多角的・多層的に描く。目の前の問題をいわば即興で切り抜け、小さな交通違反を重ねる彼らのやり方は、日々めまぐるしく変化し、混沌とした社会を生き抜くための生活技術そのものだと著者は言う。 中国滞在十年、米国随一のチャイナウォッチャーが人びととともに暮らし、彼らの深層心理にまで入り込むことでなしえた「力技」の傑作ノンフィクション。解説=阿古智子(東京大学大学院教授) -
禁書目録の歴史:カトリック教会四百年の闘い
知識への迫害か、「フェイクニュース」の抑制か 本書は、悪名高いカトリックの「禁書目録」の歴史を総合的に扱った初めての書籍である。 禁書目録は16世紀の成立から400年にわたる、検閲の歴史上おそらく最も長い歴史を持つ。プロテスタントの著述家の脅威に対し各地で作られた禁書リストに始まり、バチカンに目録省が設立され、恒常的な検閲組織となった。「アートとゴミ」を区別し、「ジャンク」サイエンスやペテン師を暴き、「フェイクニュース」を抑制することを目的としたこの制度は、カトリック諸国の文化的、科学的、思想的発展を阻害したとされ、プロテスタントによる攻撃や侮蔑の対象ともなった。しかし一方で、作成に携わった多くの聖職者、当時の一流の神学者の深い学識と真摯な気持ちを反映したものであったのも事実である。 結果的にこの教会の試みは失敗したが、検閲の背景を検証し、失敗した理由を学ぶことは、近現代の国家による禁書や思想・文化統制について考える上でも、インターネット社会における表現の自由について考える上でも有意義である。「禁書目録」は決して過去の遺物ではなく、現代の私たちに警告と深い示唆を与えてくれることを、本書は伝えている。 [目次] はじめに 第一部 第1章 禁書目録以前の検閲 第2章 禁書目録の誕生 第3章 禁書目録の発展 第4章 書籍の検閲方法 第二部 第5章 聖書を検閲する 第6章 魔術と科学を検閲する 第7章 性、信仰、芸術を検閲する 第8章 検閲と近代化 終わりに 謝辞 訳者あとがき 参考資料と略称/原注/文献ガイド/写真提供への謝辞および出典 -
沈黙の山嶺:第一次世界大戦とマロリーのエヴェレスト
マロリー没後100年を記念して復刊 英国の登山家ジョージ・マロリーは、1924年6月8日、アンドリュー・アーヴィンとともにエヴェレストの山頂をめざし最終キャンプを出発したが、頂上付近で目撃されたのを最後に消息を絶った。果たしてマロリーは登頂したのか――。 19世紀の植民地主義が終焉を迎え、大戦へと突き進んで甚大な被害を出した英国。その威信回復の象徴となったのがエヴェレスト初登頂の夢だった。1921~24年の間に3回にわたって行われた遠征では、参加した26名の隊員のうち戦争経験者は20名にのぼる。 本書は、血みどろの塹壕戦をからくも生き抜き、世界最高峰の頂をめざして命を懸けたマロリーら元兵士たちの生きざまを通して「時代」に息を吹き込んだ歴史ノンフィクションである。気鋭の人類学者である著者は、未発表の手紙や日記のほか各地に遍在する膨大な資料を渉猟し、執筆に10年をかけて彼らの死生観にまで迫る。兵士として隊員として、常に死と隣り合わせだった若者たちの「生」を描いた傑作! サミュエル・ジョンソン賞受賞。 解説=小関隆(京都大学人文科学研究所教授) [目次] 主要登場人物 はじめに 第一章 グレート・ゲーブル 第二章 想像上のエヴェレスト 第三章 攻撃計画 第四章 ヒンクスの目 第五章 マロリー登場 第六章 エヴェレストの入り口 第七章 目の見えない鳥 第八章 東側からのアプローチ -
臨床犯罪心理学
法を逸脱し、他者や社会とのつながりを強烈に求めながらも自らそれを断ち切っていく人たち、そんな人生を本当は嫌っているのに変える術を持たない人たち、自分を認めることに極めて臆病な人たち――彼/彼女たちと関わる経験とその共有は、心理支援をもっと良質なものにしていける。 矯正領域における臨床経験から析出された「臨床犯罪心理学」を巡る5つの考察は、自傷と他害の関係、犯罪・非行行為と並走する思春期・発達・ジェンダーの問い、交差・輻輳する加害と被害、刑罰と教育の境界線、専門家の面接とその技法と、いずれも犯罪・非行臨床に欠くべからざる要を指し示す。さらに本編を補完する4つの臨床的随想は、初回面接から、面接における「期待」、面接者の無力感、そして面接の終結へと歩む孤独な臨床家たちの足許を照らしてゆく。 加害と被害の交差域で、変わろうとする人たちの傍らで、「加害者臨床」をラディカルに思考する比類なき臨床フィールドノート。 -
清朝滅亡:戦争・動乱・革命の中国近代史一八九四―一九一二
清末史を記述する新たな地平 巨大帝国・清に未曾有の衝撃を与えた1894年の日清戦争から1912年の王朝滅亡までの激動の時代を、近年続々と世に出てきた最新の史料と基本文献に基づいて再現する壮大なドラマ。教科書的な通史でもなく、革命を賛美するプロパガンダでもなく、史実に目をつぶった文芸作品でもない、これまでにない清末史である。 中国における古代と近代の結節点である清末には、現代を含む歴史的中国のあらゆる要素が凝縮されていると言っても過言ではない。対象となる19年間には、戦争、宮廷闘争、動乱、革命が相次ぎ、群雄、群衆がうごめきあって、数千年続いた王朝の時代を押し流していく。 西太后、袁世凱ら主要人物のほか、皇族、官僚、宦官、維新派、軍人、義和団の民衆、孫文ら革命家など、本書に登場する周辺の人物も実に個性豊か。この時代にきわめて重要な役割を演じた日本をはじめ、列強の動き、社会、経済事象などを含め、サイドストーリーもふんだんに盛り込まれている。 『紫禁城の黄昏』以来の清末定型の情緒的イメージを排し、さまざまな力が己の生存をかけてぶつかり合う激しい時代を生き生きと描き切った傑作。 [目次] はじめに 第一章 北洋艦隊、全滅 戦争と祝典 黄海海戦 垂簾聴政 威海衛の弔砲 第二章 改革か、亡国か 下関の李鴻章 康有為と袁世凱 弱肉強食 「母と子」 第三章 戊戌の政変 帝師解任 孤独な変革者 法華寺の夜 皇帝、幽閉さる 第四章 義和団の乱 扶清滅洋 迫る拳民 殺戮と御前会議 奇妙な戦争 第五章 西への逃避行 珍妃殺害 「狩り」の旅 新政と条約 帰還 第六章 東に学べ 慈禧観音 近代化の模範 同盟会成立 権力闘争 第七章 慈禧太后、死す 蛹(さなぎ) ヒ素と飴と玉 虎口を脱す 皇族内閣 第八章 辛亥革命 鉄道国有化 武昌蜂起 復活 孫文、帰国 終章 最後の詔(みことのり) 中華民国 皇帝が消えた日 あとがき/注/参考・引用文献/主要登場人物/清朝系図/関連略年表 -
災害精神医学入門 第2版
地震,台風,テロ,紛争,パンデミック――。災害は突然に,そして容赦なく人の生活を一変させ,PTSD,うつ,不安,依存症,バーンアウトといった心の危機や災害関連死をも引き起こす。それは,被災者だけでなく,支援者にも当てはまる。これらの対応には,早期からの適切な介入と,息の長い支援体制が必要である。 本書では,本来人間が持つ力強さであるリジリエンスやサイコロジカル・ファーストエイド,災害の精神・心理面のトリアージなどを解説し,急性期~慢性期にわたる対応をはじめ,災害精神医療・保健支援体制を平時から構築しておくことの重要性を紹介する。 2015年の初版刊行から10年,多くの災害対応の知見と現場経験を反映し,情報をアップデートした本書は,「傷ついた人をこれ以上傷つけない支援」のために,すべての医療従事者から専門救援要員(警察官,消防官,自衛官,行政職員災害),ボランティア,医療に関心をもつ一般読者まで幅広く手にとっていただきたい一冊。 -
動機づけ面接を始める・続ける・広げる
「動機づけ面接」(Motivational Interviewing : MI)は,アディクションの治療から始まり,今日ではかなり知られた言葉になった。現在は一般的な保健指導にも使われるようになり,公認心理師試験の課題の一つにも加わっている。 本書は,2021年2月から開始された雑誌『精神療法』の連載「動機づけ面接(MI)を始める・続ける・広げる」全17回をまとめたものである。まとめるにあたり,内容に合わせ「第1部 MIの概説:教える立場から」「第2部 個人や組織の変化:実際にMIを使う立場から」「第3部 オリジナルな領域へ:MIでキャリアを変えた人など」の3部構成とした。 執筆陣は,MIのトレーナーとして指導する立場にある人,MIを最前線で利用する立場にいる人,徹底的行動主義の立場にいる人であり,自身がMIにつながったきっかけ,学習者として自分にとって役に立ったMIの学び方,トレーナーとして,これからの学習者に勧めたいMIの学び方等を紹介している。 MIのスキルを身につけ,活用の可能性を広げてきた先駆者たちによる,動機づけ面接の発展をまとめた一冊。 -
集団精神療法テキストブック 総論編
本書は,集団精神療法について学び,それを実践しようとする人に向けたテキストである。どこから学べばいいのかわからない,何を実践すればいいのかわからない,そういった方に向けて,グループというものの概論から,臨床での使い方までを網羅的に解説した。 いま,われわれは一昔前とは比べものにならないほどの情報にさらされ,自ら選択せねばならない状況にある。そういう中で,心理療法はさまざまな場面での効率化がはかられ,また,求められてもいる。集団精神療法は実に活用範囲の広いものであり,効率的な実施形態として,選択されることが多い。だが,効率性以上に,グループの中に入り,そこでの体験を通して自分と他者,そしてその関係についてじっくり考えることが,この時代だからこそ意味のあるものだと考えるのである。本書は「総論編」のため,さまざまな理論に基づく技法について詳しくは触れていない。だが,日々の臨床にある「グループ」を振り返ったり,少しずつでもグループを取り入れていくヒントになるだろう。 -
こころの探索過程
精神分析の過程は,意識していない自分との出会いであり,私たちは誰しも,さまざまな喪失を体験し傷つく。そして多くの事例において罪悪感を意識的無意識的に抱きながら生きている。 本書は,精神分析の主要な基礎理論を援用してクライエントの精神病理を解釈し,治療へと導くアプローチを紹介する。摂食障害,思春期の問題(解離,虐待,過食,自傷・自殺企図などの自虐的な破壊的行動,対象喪失のためのmorning work),パーソナリティ障害の事例を,“迫害的な罪悪感”をキーワードにケーススタディを全編に挿入し,都市型精神疾患への精神分析的アプローチで解釈した実践的臨床書である。そして著者は,精神分析における鍵概念である投影同一化,転移・逆転移,解釈,共感等を詳細に解説しながら,対人関係を展開する心理的-対人的プロセスとして捉えなおすことで,さまざまな臨床場面に応用可能な実践的技法を紹介する。 精神分析的精神療法を学び,現場での応用を目指す人々にとって,多くの臨床知見を網羅した本書は真に有効な書となるであろう。 -
サイコセラピーを独学する
心理療法論を学び、サイコセラピーを夢見て、現場に飛び込むはずだった…そのとき、若きセラピストに何が起こったのか――? リアリティショックと挫折、絶望と迷走、学習の主体性の奪還、学派の呪縛からの解放、そして小さな臨床理論の創造へ――独学するセラピストの、長く険しいトラベルライティング! 学べば学ぶほど迷いの森にはまりこむ「心理療法のパラドクス」(第1章)、心理療法「迷子」の事例6選(第2章)(「ガムが怖くて何が悪い!」(10代男子)/「完璧な私でいたかった」(20代女性)/「私だって辛かったんです」(40代女性)/「やっぱり私が悪いんです」(20代女性)/「私たちは何をしているんですか?」(30代男性)/「私は自分の足で立っていたいんです」(40代女性))に続いて、「神話」からの脱出と現場に埋め込まれた「暗黙知」を探り(第3章)、暗黙知の学習論/独学の方法論(第4章)、独学から小さな理論をまとめあげるステージへ(第5章)。 さまよえるすべてのセラピストに贈る、独学と自由のメソッド。 -
アンラーニング質的研究 表象の危機と生成変化
異なる未来をひらくための方法論 質的研究は幅広い分野に拡大し、豊かな実践を生み出している。その一方で、方法は知らず知らずのうちに形骸化し、必要とされる変化を閉ざしてしまう可能性がある。質的研究を「アンラーニング(学びほぐし)」し、問いを創出しつづけるための本。 【目次】 はじめに 第1章 アンラーニング質的研究 第2章 質的研究の伝統 第3章 質的研究の変化 第4章 質的研究の弱体化に抗う 第5章 社会問題を扱う質的研究 第6章 質的研究者の倫理 第7章 質的研究者のポジショニング 第8章 ラディカルに変化する質的研究 第9章 質的研究の新たな展開 第10章 ポスト質的研究 結び(consummation) 注 エピローグ 文献 索引 【著者】 楠見 友輔 信州大学教育学部講師。著書に『子どもの学習を問い直す』(東京大学出版会、2022)。 -
ヒトは嗜癖する
止まらない少子化,児童虐待,精神疾患,そしてアディクション――現代社会が抱える問題の多くは,「家族」に由来している。なぜなら我々の暮らす地域社会や国家は,結局のところ「家族」を核として構成されるものだからである。 本書では,家族問題や依存症治療の第一人者であり,アダルト・チルドレンという概念を日本に広めたことでも知られる著者の貴重な論文の数々を,大幅な加筆修正を加えて再構成。ヒトの家族システムへのまなざしを軸に,「共依存」「児童期性的虐待と近親姦」「摂食障害」「男性のセクシュアリティと攻撃性」「嗜癖」といったテーマについて,詳細な事例も挙げながら論じていく。家族の問題に関心を持つすべての人に贈る一冊。 -
ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あの民族の世界を言葉から覗いてみよう かつて「ジプシー」と呼ばれていた民族、ロマ。物語などで聞いたことはあっても、実際にロマと出会ったことのある人は少ないでしょう。インド語群に属するロマの言葉はヨーロッパ各地へ渡る過程で多くの外来語を取り入れ、様々な方言が存在します。ロマと生活を長く共にした著者の手になる本書は、ロマの言語を体系的に学ぶための「標準ロマニ語」を扱っています。随所でロマの文化も紹介。音声はアプリで聴けます。意外と知らない民族の世界、言葉から覗いてみませんか。 -
新装版 バウムテスト活用マニュアル
バウムテストは日々進化している。テストをとるのは簡単だが、バウムに現れたサインの意味をどう解釈をしていけばいいのか。誰しもがぶち当たる壁である。バウムテストを行ったからといって、すぐにクライエントのすべてを理解することはできないが、主観で判断するよりも、まずは本書で数多くのバウムに当たり、絵からどのようなサインをとることができるのかを読み解いていこう。 解釈をするのには、サインを拾う側の力量も関わる。しかしバウムテストを系統立てて読み解いていくことで、分析できることはたくさんある。また、クライエントとの言葉のやり取りだけでは得られなかった情報も見えてくるだろう。 本書の初版は2002年であるが、そのあとの訳者の著作、他書の翻訳を通し、ぼやけていた描画の印象がだんだんと明瞭になりつつある。バウムテストへの理解が深まることで、臨床の役に立つ機会がさらに増えるはずだ。 -
井上哲次郎と「国体」の光芒:官学の覇権と〈反官〉アカデミズム
学者たちの戦争、そして帝国の崩壊 加藤弘之が創り上げ、井上哲次郎に継承された官学アカデミズムは、煩悶青年が社会問題化した日露戦後、生命主義に傾倒していく。 しかし、国体論に「無意識」を取り入れる試みは、東京帝大の心理学者、福来友吉の念写実験が巻き起こした社会的混乱によって絶たれ、官学アカデミズムは歴史へと回帰することになる。 他方、大正デモクラシーの潮流のなかで国体を語る裾野は広がっていく。 早稲田の漢学を中心とした私学勢は、南北朝正閏問題や宮中某重大事件、大東文化学院の運営をめぐって、官学アカデミズムが彫琢した国体論に揺さぶりをかける。 とりわけ、大東文化学院の覇権を争う戦いは熾烈をきわめた。漢学教育の再興を目指す早稲田と、それを封じようとする官学アカデミズムの争いは、「暴力専門家」も動員しながら、井上の不敬事件やテロをも誘発していく。 あとの時代から見ると、「国体」と聞くだけで、狂信的な雰囲気が漂うが、そこには「国体論的公共性」とも呼ばれる広範な討議空間もあった。暴力に覆われる前の思想空間を辿り直す稀有な試み。 -
クライエントの側からみた心理臨床
「心理臨床とは、その個人がより生きやすくなることを、心理学の理論に基づいた技法を用いて援助していくことである」(著者識す)。 本書は,村瀬嘉代子の「心理臨床」を理解する上での重要な論稿を収録し,著者が日常臨床を通じて帰納法的に会得した技術や知見を数多く紹介した実践編である。 心理療法の理論や技法を生活に繋ぐ意味とは何か。対人援助職の要諦は,クライエントの生活を視野に入れることである。本書収録の1980~90年代の時期の村瀬の臨床論文は,質・量ともに圧倒的なスケールのものとして表されている。それらは、臨床心理学の世界にある者にとっての黄金の羅針盤ともいうべきものであった。本書は、その奇跡の著作群からセレクトされたエッセンスである。 クライエントからの視点を鍵概念とした一連の秀抜な治療者―患者関係論。それらは,読後すぐに実践応用しようとする操作的マニュアル的なこととは無縁ともいえるものである。そこにある発想の深みや治療の多様性は,時間をかけて自らの頭で考えることのできた者にのみ心理臨床の「常識」となるものといえよう。 -
ニューエクスプレスプラス タタール語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本語でタタール語を学ぶ扉は開かれた 世界中に散らばるタタール人によって話されるタタール語ですが、なかでもロシア中西部にある「タタールスタン共和国」では、タタール語がロシア語とならぶ「国家語」に定められています。タタール人が必ずしもタタール語を話すわけではありませんが、たとえば、あのフィギュアスケートのザギトワ選手は祖母とタタール語で話すそうです。また、日本にはロシア革命から逃れてきたタタール人が多く暮らした歴史があります。タタール人の「トゥガン・テル(祖なることば)」を、いまこそ学んでみませんか。★音声無料ダウンロード -
SSTと精神療法
70年以上にわたり臨床家として生涯現役を全うした希有な精神科医,西園昌久が該博な知識と臨床経験を基に聴衆に語りかける講演録。本書は,著者の考えるSSTの要諦と実践応用の工夫,そして精神医療全般についての記念碑的著作であり,SSTを通じてクライエントの生きる力を援助する,そのための基本技術と心構えを易しく解説したものである。 本書には,(1)SSTは相手と向き合い・受け止め・信頼関係を築くことが基本,(2)母子関係・父子関係を踏まえた育ち方を考える,(3)仲間に受け入れられ認められることを通じて人は成長する,(4)正のフィードバックは,人の微妙な気持ち-親密・不可侵と対人不安を理解する,(5)SSTだけで勝負せず「良い統合失調症治療の四つの条件」を視野において実施す るなど,臨床実践の要諦がちりばめられている(安西信雄「読者のために私がお勧めしたい,本書の読み方・読みどころ」より) SSTという効果的な技術力を駆使して,クライエントが現実の生活に役立つものの考え方と行動を身につける手助けをする際の,優れた援助者になるための必読書である。 -
投影同一化と心理療法の技法
トーマス・オグデンは,現在アメリカを代表する精神分析家のひとりである。本書は,オグデンの最初の著作であり,精神分析における鍵概念である投影同一化の緻密な解説書となっている。 投影同一化はメラニー・クラインによって導入された概念であり,当初は自身のこころに収めきれず,統合しえない情緒体験を分割し,内的対象に押しこむ排出空想として提起されたが,オグデンはこれを実際の対人関係を巻きこむ形で展開する心理的-対人的プロセスとして捉えなおし,さまざまな臨床場面で応用可能な理論へと練り上げた。 また本書では,投影同一化すらも成立しえない「無体験」という心的状態についても注目し,この概念を用いて統合失調症患者の中核的葛藤を「意味を生みだそうとする動き」と「意味を破壊しようとする動き」の葛藤として理論化した。そして,心的な意味が創造されるプロセスを臨床素材をもとに鮮やかに示している。 『こころのマトリックス』『体験の兆すところ』『もの想いと解釈』など,以降の書で展開されるオグデンの独創的な理論の萌芽がここにある。臨床的な営為に携わるあらゆる人々にとって役立つ書であることは間違いないだろう。 -
認知行動療法の哲学
認知行動療法は、古代ストア哲学の末裔である―― 霊と呪術から心を解放した近代科学の正嫡・認知行動療法には“知られざる系譜”が存在した……心の正面ドアをノックする「理性のコントロール」か? はたまた心の裏階段から忍び込む「非理性のカタルシス」か? アーロン・ベックとアルバート・エリスが愛したストア派の賢者たち――マルクス・アウレリウス、エピクテトス、セネカ――に導かれ、心の治癒の一大精神史を体感する。 「この本は古代から連綿と続いてきた「理性による治療」の解説書であると同時に、ワークブックとしても使うことができる。千々に乱れる情念を理性でコントロールする。そのために、読者が理性の筋トレとストレッチを行えるようになっている。だから、同じように、読者であるあなたにも「理性に癒される」体験をしてもらえたならば、監訳者としてはそれで十分な気もする(それはおそらく原著者の願いでもある)」(東畑開人「理性に癒される――解題に代えて」より) -
ニューエクスプレスプラス アイスランド語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会話+文法、入門書の決定版がパワーアップ 「なんとなく不思議に興味をひかれてしまう言語だ」と、ある著名な作家も評した北欧の小国アイスランドの言葉です。近代に至るまで外国語の影響を受けることが少なく、バイキングの時代の古い形を保っているとされ、サガやエッダなどの英雄叙事詩や北欧神話に通じています。名詞や動詞の変化が多いなどの特徴を持つのですが、外来語はそのまま入れるのではなく、語形変化に合うように元々のアイスランド語の要素に置き換えるなどして取り入れています。★音声アプリ無料ダウンロード -
ICD-11・DSM-5準拠 新・臨床家のための精神医学ガイドブック
精神病理学に由来する「深く掘り下げて精神症状を追究する傾向」に対して「操作的診断基準」(ICDおよびDSM分類)による診断傾向が一般化しつつあるが、成立の経緯や時代背景、その思想的背景が十分には知られないまま、コメディカルスタッフの間にも浸透している。 この大きな動向に対する臨床現場からの声を原動力に書かれた『臨床家のための精神医学ガイドブック』を大幅に改訂。改訂のポイントは、新たに公刊されたICD-11・DSM-5に準拠した、20の精神疾患のカテゴリーへの再構成、そしてICD-11・DSM-5と対照しながら自ら経験している臨床事例を考えられるようになった点にある。 臨場感あふれる詳細な事例を呈示して、精神疾患・身体疾患の医学的知識、症状のケアに求められる心理学的知識、薬物の作用/副作用などを解説しながら、臨床現場における診断/対応例の実際を紹介する。知識を積み上げながら症状の診かた・診断の考えかたを基礎づけていく、精神医学ガイドの新定番。 -
トラウマの精神分析的アプローチ
トラウマの臨床に携わる際,まず,トラウマ/外傷ということばが,身体の損傷から取られたたとえ,メタファであり,それ自体は意味のない用語であると理解することは大切である。患者の苦悩・苦痛を身体の外傷と同じように捉えてしまうと,想像上の傷口に手当を施すように傷を癒すことができるといった単純な因果論,万能的な発想に陥ってしまう。 こころの臨床に臨む私たちには,患者の訴える,あるいは症状として表わすトラウマだけを見るのではなく,苦痛を訴え苦悩するその人を見つめ,苦しむこころに触れ続けることが必要となる。 本書ではまず,精神分析におけるトラウマ理論・治療の歴史を概観し,ストレス障害という語の実態に迫り,また,患者との出会いの場面で不可欠となる,その人がトラウマを経験している可能性を考慮したアセスメントについて学ぶ。実際の精神分析的治療については,9編から成る豊富な実践例や応用編を通して,幼少期の虐待や喪失体験,複雑性PTSDや解離の症状といった多様な病態に存分に触れることができる。 第一線で分析的治療を実践し続ける臨床家たちによるトラウマ臨床の手引きとなる一冊である。 -
複雑性PTSDの臨床
複雑性PTSD(CPTSD)は,いよいよ国際疾病分類(ICD-11)における公式診断として登場することになり,わが国のトラウマ臨床において、そして一般の臨床においても広く使われることが予想される。 本書は,CPTSDに関する基礎知識から臨床応用までを網羅した,現在数少ない本格的な臨床書である。昨今,日常臨床において,親による心理的・身体的虐待や学校でのいじめ・体罰,各種ハラスメントなど,CPTSDと関連性の深い事態・病態が多く見受けられるが,本書は現場で対応の難しいケースについて治療への有効なヒントを提供することだろう。 さまざまな病態の背後にあるCPTSD,その適切な評価と治療的対応を詳述したわが国初の臨床書。 -
統合失調症患者の行動特性[第三版]
統合失調症は,決して珍しい病気ではない(生涯罹患率は〇・三〇~二・〇パーセントである)。統合失調症者とは,どのような人たちであるのか? 彼らの人格上の特徴を統一的に把握することはできないものであろうか。 統合失調症でみられる行動特性の背景には何があるのか? 本書は,初版刊行以来「統合失調症」の行動特性・症状論の名著としてロングセラーを続けている。今回(第三版)では,「(統合失調症)告知に関する私の考え」を新たに収録した。 さらに本書における理論的展開としての統合失調症の臨床精神病理学は,限りない深奥な内容をもちながらこのうえも無く明快である。著者は,オープンダイアローグや脳科学の最新知見,ウィークネスモデルからストレングスモデルへの切り替え,わが国の精神科クリニックの増加による早期発見―早期治療―早期改善の流れも踏まえ,臨床現場で活かすための実践的な「行動特性」「認知特性」の知見を提示する。その一方「ハイデガーの現存在分析論」を的確に援用し,読み替えながら,現場における統合失調症の臨床精神病理学をわかりやすく説く。 -
精神分析臨床での失敗から学ぶ
皆さんが今手にされている本書は「失敗から学ぶ」ことを主テーマとして,精神分析的アプローチを実践している経験豊かな臨床家から中堅,初心の臨床家が参加し,さまざまな臨床の場でのそれぞれの実践から得た学びが論考されています。……(本書「まえがき」より) セラピストとクライエントの関係において多くの臨床家は,一度ならず失敗に陥った経験があるだろう。予期せぬ治療の中断により終結を迎えられないこと,治療者の感情反応による行動化の誘発,転移・逆転移(反応)がもたらす治療の行き詰まり,等,本書はさまざまな面接の失敗について,原因とプロセス,その解明を真摯に考察した貴重な論考である。 -
ローマ帝国の崩壊:文明が終わるということ
史学・考古学双方の研究を駆使して描く実態 ローマ帝国は衰亡したのか、独自の価値をもつ「古代末期」という新しいポジティヴな時代と捉えなおすべきなのか。本書は長年のこの議論をわかりやすく解説しつつ、「ゲルマン民族が侵入してきたとき、経済や社会に何が起き、人びとの暮らしはどう変化したのか」を、文献史料や陶器・家畜の骨・建築物(の跡)などを使い、史学・考古学双方の研究を駆使して描き出している。 ローマ帝国はさまざまな方法で経済的発展を促進し、税収による莫大な金銭を再分配した。ライン川とドナウ川に沿って駐屯していた職業的な軍が五世紀に崩壊すると、給料を得ていた何万もの兵士たちの購買力も失われ、彼らの装備を製作していたイタリア北部の工場も姿を消した。また皇帝たちは自身のために、交易を円滑にするインフラを維持したが、実際には貨幣は徴税官よりも商人や一般市民の手に渡るほうがはるかに多く、道路を旅するのも、軍より荷馬車と駄獣のほうがずっと頻繁だった。帝国の終焉とともに、これらへの設備投資は劇的に減少した。結果、地域の農業・工業の専門分化や作物・工芸品の換金が困難になると、住民はより生産性の低いシステムへの回帰を強いられ、人口は減少していく。 ローマ帝国の洗練された生産・流通システムがひとたび崩壊してしまうと、地域によっては先史時代の水準にまで後退し、回復には数世紀を要したという事実は、かなり衝撃的である。英国ペンクラブのヘッセル=ティルトマン歴史賞受賞。 -
コンパッション・マインド・ワークブック
本書は,人生で何度も出くわす苦しくつらい局面をうまく乗り越えていけるように,自分と他者へのコンパッションを育てる方法について書かれたもので,コンパッション訓練の成果が十分得られるように8つのセクションから構成されています。 「セクションI」ではコンパッションが必要な理由を解説し,「セクションII」ではコンパッションを理解するために,人にコンパッションを向ける,人からのコンパッションに心を開いて受けとる,自分自身にコンパッションを向ける(セルフ・コンパッション)の,コンパッションの心を育てるときに大切な3つの「流れ」について説明します。 「セクションIII」では,さまざまなマインドフルネスの練習を通じて,注意と意識のスキルを高める方法を紹介し,「セクションIV」では,「コンパッションに満ちた自己」などのエクササイズについて学び,練習を重ねることで,自分なりのやりかたで苦痛をうまく乗り越えられるようになります。 「セクションV」では,セクションIVで学んだ3つのコンパッションを育て,その力を強化するための方法を,「セクションVI」ではコンパッション・マインドをどう表現し,どう向けていくのかを学びます。 「セクションVII」では,ふだんの生活のなかでコンパッション・マインドのスキルをどのよう活用し,身に着けたコンパッションをもち続ける方法について「セクションVIII」で学びます。 -
シリウス星直系 クリヤヨガバイブル ヘルメス・トートとのチャネリングから生まれた《ルン/Rlung(氣、息、空)》のすべて
◎ スティーブ・ジョブズもマイケル・ジャクソンも学んだ《カルマ解消のsecret technique》 ◎ 大いなる宇宙進化の真っ只中、ヨガを必要としない人など、この現在には誰一人として存在しません! ◎ 大事なのはヨガの実践そのものではなく、ヨガが必要だと感じる《その心》です! ◎ ヨガは単なる体操でもなければ、軽薄なダイエットの類いでもありません。 ◎ スティーブ・ジョブズ、マイケル・ジャクソンも生涯をかけて探求していた《本来のヨガ》とは、大いなる存在とひとつになるツール! ◎ マインドを極限にまで高める科学的な技法、それが「クリヤヨガ」なのです! ◎ ほんとうのヨガとは、何かへアクセス! ◎ 宇宙にルーツをもつ教え、ヘルメス・トートから贈られた人類のための聖なる書物。 ◎ トートの想念をキャッチ、チャネリングした完全なるオリジナル「現代人のための宇宙の叡智と真理」 ◎ 心と魂の解放と融合の旅《スピリチュアルジャーニーへの道しるべ》 ◎ Rlung(ルン)というあなたの霊子にフォーカスし、日常というまどろみの淵源から立ち込める《微細神》にチューニングを施すためのかつてない本! -
トータル・ヒューマン・チューニング 「王の帰還」ワーク 限定のライフ・プログラムを解除し、本来のあなた自身を取り戻す手引書!
◎ 私たちは幸せの記憶喪失なんです! 自分がわからない、地球がなんだかわからない、自分の望み、夢がわからない、愛がなんだかわからない――こんなみすぼらしいイメージをとっとと解いて「王の帰還」を果たしましょう! ◎ 限定のライフ・プログラム解除→新しいプログラムのインプット――これこそが「王の帰還」です! 《これまでにない、これ以上もない》地球サイズのワークをここにお届けします! ◎ ようこそ、この「王の帰還」を引き寄せられました。 ◎ ここにはあなたがこれまで理解できず、解決できずにいた、数々の悩みのパターンの解決の道が示されています! ◎ 未来は大調和しています。素晴らしい喜びの中にあるのです。だけど、今のあなたがそれを味わったら破裂しちゃう。発狂しちゃうかもしれない。そのくらい、とてつもない喜びです。だから今私たちに必要なのは《喜びのリハビリ》です。私たちは幸せを味わうことが本当に下手なんです。 ◎ この世界での存在の成長または結晶化というのは、喜びの時間をどれだけ味わったかだけなのです。あなたがこの世を去るとき、死ぬときに、あなたがどれだけ喜びの質量を持っているか、人生の中でどれだけ喜びを体験したかだけが、あなたに残るエッセンスです。ほかは全部ジャンクです。 ◎ 苦しい、悲しい、辛い、怒っている、迷っている、それは皆さんも知っているように、浄化や瞑想やお掃除をして消さなきゃいけないものです。それは無くすものです。 ◎ 無くなったら何が残るんですか。あなたがどれだけ生きて、喜んで、楽しんで、感謝して、愛したか、その体験だけです。その体験のエッセンスが、あなた自身です。だからこそ、それを乗りこなしていくことがとてつもなく重要なことなのです。 ◎ 森羅万象、全存在の中心核である《あなた》にインプットされた悩みのイメージ&プログラムを完全解除するまさにこれまでにない、これ以上もないワークです! -
いっきに学び直す日本史 【合本版】
佐藤優氏が30年間、たえず読み返してきた「座右の書」であり「最高の基本書」であり「伝説の学習参考書」。 あの『大学への日本史』が読みやすくなって、しかも最新情報で新登場! 本書は【教養編(古代・中世・近世)】【実用編(近代・現代)】全2巻をセットにした合本版。 【教養編】【実用編】を跨いだ横断検索もできます! 《佐藤優氏が大絶賛する本書の3つの特色》 【特色1】「通史」が身につく ・1人の著者が全編を通してすべて執筆している(通常の教科書は分担執筆) ・そのため全体の「流れ」が明確で、個々の歴史事象だけでなく「歴史の動き」がわかりやすい 【特色2】「最新情報」に全面改訂 ・監修者が全編チェックし、古い学説を全面改訂 ・最先端の学説も反映した「最新の内容」に全面リニューアル、「いま使える内容」に 【特色3】「世界史」を意識した記述 ・日本史は「世界史」の文脈で見ると理解が深まる ・全編が「世界の中の日本」という視点で貫かれ、日本史ファンにも「新たな発見」が満載 《この1冊で、ビジネスや社交に必要な教養が身につく》 〈「古代・中世・近世」の知識は運転技術、ワープロや表計算の技法のようにすぐに直接、役立つ知識ではない。しかし、だからこそ長持ちするし、複合的な問題を解決する際に役立つ。ビジネスパーソンの目的は歴史の専門家になることではなく、ビジネスや社交において必要十分な教養を身につけることだ。それには、本書1冊の内容を知っていれば十分である。本書を熟読し、「教養」という生きていくうえで一生役に立つ知識を、ぜひ身につけてほしい。〉(佐藤優氏「本書を強く推薦する」より) 《この1冊で、新書100冊の基礎知識が身につく》 〈私の日本史の知識の基盤は、本書によって形作られたといっても過言ではない。 日本史を学び直したいビジネスパーソンも、安易に作られた新書100冊を読むよりも、この1冊を熟読したほうが、はるかに基礎知識が身につくはずだ。 近現代の知識はビジネスに直結する。ぜひ本書をビジネスシーンや社交に必須の実用書として活用してほしい。〉(佐藤優氏「本書を強く推薦する」より) 「ビジネスや社交の教養には、この1冊だけで十分だ」「この1冊で、新書100冊の基礎知識が身につく」と佐藤優氏が断言するほどの究極の1冊。 ビジネスパーソンが日本史をいっきに学び直す、最高にして最適の1冊です! また【教養編】【実用編】各冒頭には、佐藤優氏が本書に寄せた解説を掲載。 巻末の「佐藤優×山岸良二スペシャル対談(本書の読みどころ)」では、なぜビジネスパーソンに日本史の知識が必要不可欠なのか、さらに佐藤氏流の日本史解釈、おすすめ勉強法まで解説! 歴史ファンにも、いちから学び直すビジネスパーソンにも、いまいちばん面白く、役に立つ日本史の本です! -
マイコン電子工作&プログラミング スターターブック―Arduino、ラズパイ、ESP32の基本から電子工作のためのプログラミングまで―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆今どきの電子工作を始める&楽しむための、マイコン+プログラミングの知識がやさしく身につきます!〈全ページカラー〉◆ マイコン電子工作を始めたい&もっと楽しみたい! プログラミングを上達させたい! そんな声にお応えできる全ページカラーのガイドブックが登場。Arduino、Raspberry Pi、ESP32といった定番マイコンの基本から、実践的な電子工作のためのプログラミングまで体系的に学べます。 本書の前半では、ハードウェアの基礎知識からプログラム作りの基本ルール、開発環境の構築までを丁寧に解説します。 ▼▽ArduinoやRaspberry Pi、ESP32など、用途に合わせたマイコンの選び方▼▽ ▼▽マイコン向けのプログラミング環境からプログラム作りの超基本▼▽ ▼▽PythonとArduino言語によるプログラミング環境構築方法▼▽ 後半では、デバイスやモジュールを思いどおりに動かすための制御テクニックを解説します。 ▼▽デジタル入出力、アナログ入力、PWM出力、I2CやSPIによる接続手法▼▽ ▼▽ブラシ付きモーター・サーボモーター・ステッピングモーターといった各種モーターの制御▼▽ ▼▽ディスプレイへの情報表示と、温度・距離・モーションなどのセンサー制御▼▽ 基礎から応用までを網羅しており、ご自分の経験に合わせて着実に電子工作のレベルが上がります。「自分で作ったモノをプログラムで自由に動かす楽しさ」を、ぜひ本書によって深めてください。電子工作の第一歩を踏み出す&電子工作の奥深さを堪能する、そのための最適なスタートガイドです。 ■こんな方におすすめ ・Arduino、Raspberry Pi、ESP32などの定番マイコンで電子工作を楽しみたい方 ・センサーやモーターの制御など、電子工作のための実践的なプログラミングを上達させたい方 ・今どきの電子工作の全体像や、電子工作向けのプログラミングについて知りたい方 ■目次 第1章 マイコンを使った電子工作の第一歩 第2章 電子工作に適したマイコン 第3章 プログラム作りの基本 第4章 ビジュアルプログラミング環境での開発 第5章 Pythonでの開発 第6章 Arduino言語(C++)での開発 第7章 基本的な制御 第8章 モーターの制御 第9章 情報の表示 第10章 センサーの制御 第11章 各種のプログラミング ■著者プロフィール 藤本壱:1969年兵庫県伊丹市生まれ。神戸大学電子工学科卒。中学生のころにBASIC言語でプログラミングを始め、機械語、C言語、PHP、JavaScriptなど多くの言語でプログラミングを行ってきた。1993年から2019年まではPC関係のフリーライターとして、雑誌や書籍の原稿の執筆を行ってきた。2020年からは群馬医療福祉大学の教員として勤務している。 2016年にRaspberry Piで電子工作を始め、その後Arduinoも使うようになり、現在は主にESP32で電子工作を行っている。また、ビジュアルプログラミング環境でさまざまなプログラミングを楽しむための「Tsumicky」というプロジェクトを進めている。 YouTubeチャンネル「HFChannel」(https://www.youtube.com/@HFChannel1969)で、電子工作をはじめ多くの動画を公開している。 -
都市づくりスキーム図鑑 コモンズを生む世界の注目開発21
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 民間都市開発に伴う公共貢献を許認可を得るための条件としてではなく、社会が共有し継承していくべき共有財産「コモンズ」として捉え直すことを狙いとしたものです。米国や英国、日本など世界の先進21事例を通じて、都市開発を契機に新たなコモンズを創出・維持していくためのスキームとガバナンスのあり方を提示することを目指します。 <目次> 序章 コモンズを生む都市開発 「公共貢献」の選択肢拡大で都市開発が変わる 1. 都市開発におけるコモンズ 2. コモンズ創出のカギとなるインセンティブ ガイド編 Chapter1 時間を超える「共同貢献」 複数開発の力を集める Chapter2 空間を超える「遠隔地貢献」 地域外に目を向ける Chapter3 ハードを超える「ソフト貢献」 運営や活動を支える 都市開発の行方を占う(1) 座談会第1部 これからの都市に必要なコモンズとは何か 有田智一氏(筑波大学)×山村崇氏(東京都立大学)×中島弘貴氏(東京大学) 実践編 Chapter4 新たな貢献を実現するスキーム 実践編 Introduction ・新たな貢献の評価設計 ・中間主体の必要性 ・多様な対価の付与 (税制優遇、金融支援、手続き) Chapter5 新たな貢献を支えるガバナンス ・貢献根拠の明確化 ・貢献の履行担保とモニタリング 都市開発の行方を占う(2) 座談会第2部 コモンズをどのように創出・管理していくのか 有田智一氏(筑波大学)×吉江俊氏(東京大学)×中山靖史氏(都市再生機構)×奥森清喜氏(日建設計) 都市開発の行方を占う(3) インタビュー 新たな貢献は実現できるか 佐々木晶二氏(土地総合研究所理事長) -
AI時代の特許翻訳
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AIで特許翻訳を効率化し、高精度を実現するための実践ガイド。出願フローやクレームなどの基本ルールを押さえた上で、Gemini、Claude、ChatGPTの翻訳比較やCATツールの活用法を解説。実務で直面する「用語・表現の不統一」や「かかり受け(修飾)の誤り」を直すポストエディットの極意を実例から学べる。情報漏洩を防ぐ機密保持や著作権への対策も網羅した新時代の必携書。 【目次】 第1章 特許翻訳の基礎 1.1 AI時代の特許翻訳とは 1.2 AIと会話しながら翻訳する実例 1.3 特許翻訳の基本 1.4 特許翻訳のルール 第2章 AI時代の翻訳手順 2.1 AI時代の特許翻訳現場 2.2 AI翻訳における用語合わせ 2.3 特許翻訳自動化の歴史─翻訳ソフトからAIへ 2.4 主要なCATツールの特徴 2.5 要注意単語 第3章 AI翻訳をポストエディティングする実践 3.1 AI翻訳のチェックポイント 3.2 AI翻訳実践 第4章 秘密性・著作権 4.1 秘密性の保持 4.2 著作権と引用 4.3 ローカルLLM 第5章 AI翻訳と人間翻訳者の共存 5.1 AIとの共存がもたらす翻訳の未来 5.2 AI時代に必要な資格 5.3 まとめ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
著作権全史
★作品社公式noteで「第1章」全文公開中→「著作権全史 試し読み」で検索! 「想像力」はいかに「資産」となったのか? それは「誰のもの」なのか? 私たちの生活を取り囲み、巨大マネーマシンとなった「著作権」。 その基礎となる、「アイデア」を「所有する」という考えは、いかに生まれたのか? 本書は、無形の「アイデア」を「所有」するという著作権の基礎となる考え方が、どのように生まれ広がってきたのかを、古代ギリシアから現代までの歴史を辿り明らかにする。 さらに、20世紀後半に生み出された新たな「囲い込み」により、文化的な共有財の所有権が、ビッグテック企業などのきわめて少数の主体に独占されている現代に強い警鐘をならしている。比較文学の教授と、知財実務に詳しい弁護士のコンビが描く、文化と法制度の、これまでになかったユニークなグローバル史。 〈今日、世界最大手企業のうち六社は[…]その評価額のほとんどが著作権素材の所有と管理によって構成されている。映画や歌といったコンテンツのものもあれば(ディズニー、アマゾン)、意匠登録や特許という形であったり(アップルとマイクロソフト)、ほとんどがコンピュータ・ソフトウェアの形であったりする(アルファベット、メタ)。IP[知的財産]の帝国は、現代の封建的領地といえる。〉――本書より 【目次】 本書の註記についての註 1著作権の意味するもの/2古代における著作者/3ルネサンス期イタリアにおける特許と特権/4オーサーシップと責任/5著作権以前の書物/6財産はどこから来るの?/7天才についての短い歴史/8アン法/9インセンティブ効果という神話/10一八世紀フランスの作家たち/11敗者の側/12法の霧/13著作権の拡大/14著作権の獲得/15フランスとアメリカにおける革命的な変化/16ロマン主義と著作権/17文学遺産/18演劇や映画の著作権/19一九世紀アメリカの組織化した海賊/20国際的著作権をめざす奮闘/21一八八六年のベルヌ条約/22著作権が消滅しかけた時/23炎の守り手/24二〇世紀におけるアメリカとソビエト連邦/25企業著作権/26事実の所有者は誰か/27アイデアと表現/28あなたの顔はあなたのもの?/29著作者人格権にできること/30音の物語/31一九七六年 アメリカ著作権法/32フェア・ユース/33著作権パニック/34誤報キャンペーン/35孤児著作物/36保護領域の境界線について/37中国の著作権/38行き過ぎた著作権/39著作権ワープ/40変容的利用の浮き沈み/41クリエイティブ・コモンズ/42世界最大のマネーマシーン/43私たちは今どこにいるのか/44もしも、……だったら?/註/出典/訳者あとがき 【著・訳者プロフィール】 デイヴィッド・ベロス(David Bellos)(著) イギリス出身の学者、翻訳家、伝記作家。米国のプリンストン大学でフランス文学と比較文学の教授を務めた。2007年から2019年まで同大学の翻訳および異文化間コミュニケーション・プログラムのディレクターを務めていた。2025年、死去。 アレクサンドル・モンタギュー(Alexandre Montagu)(著) ニューヨーク在住の実務弁護士。知的財産法、国際商取引、ニューメディア商法および企業法を専門とするモンタギュー・ロー事務所を設立した。英語、フランス語、ペルシャ語、ドイツ語に堪能。ケンブリッジ大学、ハーバード・ロースクールに学び、プリンストン大学で特任教授として比較文学学科で教えていた。 小佐田 愛子(こさだ・あいこ)(訳) 大阪外国語大学フランス語学科卒業。過去に大阪の府立高校で英語科教諭として勤務。訳書に、バリー・シュワルツ、ケネス・シャープ『知恵――清掃員ルークは、なぜ同じ部屋を二度も掃除したのか』(アルファポリス)、レンツォ・ロッソ『一流のバカになれ!』(アチーブメント出版)、スチュアート・シャンカー『「落ち着きがない」の正体』(東洋館出版社)、クリス・ルイス『なぜ、あなたはいつも忙しくて頭がまわらないのか』(マイクロマガジン社)がある。 -
現地取材! 世界のくらし
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四季折々の美しい自然と地方ごとに多様な風習がみられる日本。ふだんは当たり前に思うようなことも、客観的な視点から見ると、稀有な食習慣や年中行事がたくさんあります。伝統的な産業についてのページでは、熊本県八代市の畳職人さんを紹介。畳が作られる工程も詳しく写真で解説しています。また、「子ども食堂」の取り組みや、群馬県の多文化共生地域など、SDGsにかかわる内容も充実。日本の魅力が再発見できる一冊です。 -
無国家解決
★作品社公式noteで「序論」全文公開中→「無国家解決 試し読み」で検索! 二国家解決は潰えた、一国家解決も望み薄…… パレスチナはどうなっていくのか? 独創的なユダヤ文化研究家が、この膠着状態に新たな視座を与える、画期的マニフェスト。 長年にわたってユダヤ文化を研究してきた著者が、「ユダヤ人とは何か」という問いに関する相互に排他的な二項対立、〈宗教〉と〈国民〉の矛盾点を明らかにし、ユダヤ人のアイデンティティ問題に対する解決策(=ディアスポラ民族)を提唱する。 「ユダヤの民族意識」の新たな理解に向けた、画期的マニフェスト。 「イスラエルとパレスチナをめぐっては、いままさに「国家」そのものが争点となりつつある。だからこそ、幅広い学識に裏打ちされた反シオニストのユダヤ知識人による説得力あるイスラエル批判、とりわけ「無国家解決」という根底的な提起を日本の読者にあらためて紹介することに大きな意義があると私たちは考えた。そのことはまた、近年、シオニズムの言説のみならず一部の欧米諸国の政策にも反映されつつある、イスラエル批判を反ユダヤ主義と同一視する有害な風潮に抗うことにもつながるはずである。」――本書「解説」より 【目次】 まえがき 序章 新たなユダヤ人問題 第1章 もっともらしい物語──ディアスポラはいかにして生まれたか 第2章 悪しき信仰──ユダヤ人はなぜ宗教ではないのか 第3章 悪しき血──ユダヤ人はなぜ人種ではないのか 第4章 ジュダイチュード/ネグリチュード 第5章 イスラエルなきシオニズム 第6章 ディアスポラ民族(ネ イション) 第7章 ユダヤランドの子守唄 第8章 私は何を考えていたのか 謝辞 解説 原注/参考文献/索引 【著者プロフィール】 ダニエル・ボヤーリン(Daniel Boyarin)(著) カリフォルニア大学バークレー校教授。ユダヤ文化研究。邦訳書に、『ユダヤ教の福音書――ユダヤ教の枠内のキリストの物語』(土岐健治訳、教文館、2013年)、弟のジョナサン・ボヤーリンとの共著『ディアスポラの力──ユダヤ文化の今日性をめぐる試論』(赤尾光春・早尾貴紀訳、平凡社、2008年)がある。 赤尾 光春 (あかお・みつはる)(訳) 国立民族学博物館特任助教。専門はユダヤ文化研究、ウクライナ・ロシア地域研究。1972年、横浜生まれ。総合研究大学院大学博士後期課程修了(学術博士)。 主な共編著書に、『ウクライナ文化の挑戦──激動の時代を越えて』(幻戯書房)、『ユダヤ人と自治──中東欧・ロシアにおけるディアスポラ共同体の興亡』(岩波書店)、『シオニズムの解剖──現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克』(人文書院)など。主な共訳書に、ドヴィド・ベルゲルソン+デル・ニステル『二匹のけだもの/なけなしの財産 他五篇』(幻戯書房)、ワシーリー・グロスマン『トレブリンカの地獄──ワシーリー・グロスマン前期作品集』(みすず書房)、S・アン=スキ+ヴィトルト・ゴンブローヴィチ『ディブック/ブルグント公女イヴォナ』(未知谷)など。 早尾 貴紀(はやお・たかのり)(訳) 東京経済大学教授。専門はパレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。1973年、福島県生まれ。東北大学経済学研究科博士課程修了。 主な著書に、『いつの日かガザが私たちを打ち負かすだろう──早尾貴紀対談集』(青土社)、『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち──〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか』(皓星社)、『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)など。主な訳書に、ハミッド・ダバシ『ポスト・オリエンタリズム 新装版──テロの時代における知と権力』(作品社)『イスラエル=アメリカの新植民地主義──ガザ〈10.7〉以後の世界』(地平社)、イラン・パペ『イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する』(監訳、河出新書)など。 -
対象関係論に学ぶ心理療法入門 2 面接プロセスはいかに進むのか
『対象関係論に学ぶ心理療法入門──こころを使った日常臨床のために』の続編。 前書は、クライン派の対象関係論の解説を中心に、境界例やパーソナリティ障害等の症例の介入法について解説したが、本書は、その後の10年間で増加してきた自閉スペクトラム症や虐待後遺症等の愛着障害系も取り上げた。特に、面接の導入期から終結期までのいわば「心理療法の航海図」を示しつつ、実践的介入法を事例で示しながら解説。 さらに、願望が絶たれた哀しみに寄り添うモーニングワークのプロセスを、精神分析の枠外の技法取り入れながら、いかに進めるかも解説した力作。 -
洪水礼讃――環境飼い慣らしの人類史
「スコットはこの最後の書で、研究者にとって最も難しいことに挑んでいる。人間だけでなく、あらゆる生命を包括した歴史をいかに書くか、という試みだ」リチャード・ホワイト(スタンフォード大学)「良書は新しい知識を教えてくれる。名著は世界の新しい見方を啓いてくれる。本書は後者だ」リン・チャン(ハーバード大学)「川は、長い目で見れば、生きている。生まれる。変化する。流路を変える。海への新しいルートを築く。…擬似的な自然死もする。傷害を受けて殺されることさえある。…人間の伝記という概念が個人の寿命という視点で考えることを強要してくるのとまったく同じで、川の伝記という感覚は、時間のレンズを拡大して「川の時間」で考えることを求めてくる。…川というものを、水の流れやシルト、砂、粘土、砂利など、川とよぶすべての要素に依存する生命体のアッサンブラージュ(集合体)として考えるなら、この存在についての概念は、必然的に、すべての支流とすべてのデルタ分流を含むものになる。…こうした事実からは、全体をひとつのシステムと捉える見方が求められる。川は…アントロポセンやグレートアクセラレーションに関心のある者に、人間が自然のプロセスに介入してきたことの影響、その複雑さも変動性もほとんど理解しないままに制御し、飼い慣らそうとしてきたことの影響について、衝撃的な実例を提供してくれる」(はじめに) -
講義録 戦争と平和の世界史 古代ギリシア・ローマから今日の安全保障問題まで
【戦争はなぜ起き、何をもたらしたのかを大胆に読み解く】 戦争と平和はコインの裏表。互いに影響し合いながら歴史を紡ぎだしてきた。本書は、古代ギリシア・ローマおよび古代中国の戦争から、今日の世界情勢に至るまで、戦争と平和という概念を切り口として世界史を読み解く。歴史の大きな流れを縦軸とし、それぞれの章には「戦争と社会」「戦争と宗教」「戦争と文化交流」といった横軸を設定。世界史の大きな流れを押さえながら各章で設定したテーマに沿って論を進める。今日の安全保障問題を考えるうえでの歴史の教訓も得られる生きた講義録である。 ●目次 I なぜ戦争は起きるのか II 平和とは何か III 戦争と世界観――古代ギリシア・ローマから今日のアメリカまで IV 戦争と宗教 V 戦争と社会――総力戦と社会の変化 VI 「時代精神」としての平和――戦争は抑え込めるか VII 戦争と文化交流――「万里の長城」とシルクロード VIII 日本の戦争観と平和観――朝鮮半島への関与を通じて -
確率の半歩先 予測・拡散モデルに挑む前の30話
【推薦の言葉】 AIの時代がやってきた。これを理解するにも確率・統計は役に立つがそれだけでは物足りず、もう少し先の確率論を学んでみたいと思うだろう。ところが確率論は純粋数学のきつい崖の上に立っていて登り難い。その崖を乗り越えるべく準備されたのが本書である。「半歩先」から見る景色は素晴らしい。確率・統計の仕組みが良く分かるだけではない、数学の壁が登れる。本書は私にも良い勉強になった。心から勧めたい。 ――甘利俊一(理化学研究所栄誉研究員/東京大学名誉教授) ★★大好評の前著『線形代数の半歩先』に続く第2弾。 数式変形を可能な限り飛ばさず、行間を埋め尽くした30話★★ 【本書のポイント】 1. 確率の半歩先、確率論の半歩手前で、書かれた言葉を「読む」ために 2. 半歩先として、ほどよいバランスで学びましょう 3. 具体的な目標は「ギザギザで確率的な現象」を読むことです 4. 無限の思考、不等号の思考、「集合の集合」の思考に慣れましょう 【主な内容】 第1部 ゆらぎの世界の舞台上にて [確率微分方程式の広がり] 第1話 華々しい応用の宴とその裏側 第2話 ゆらぎの世界を作り出す 第3話 ゆらがない記述 第4話 ゆらぎの記述をひっぱり出す 第5話 ゆらぎの記述の便利な使い方 第6話 [幕間]応用に向けた拡張 第2部 まずは道具の準備から [無限と収束と積分] 第7話 無限は怖い 第8話 無限を避けて収束を議論 第9話 短冊で素朴に積分 第10話 集合を集めて,集合を作る 第11話 [幕間]確率論で役立つモノ 第3部 集合と関数による多彩な道具 [測度論的確率論] 第12話 なぜ測度論が必要か? 第13話 扱いやすい「集合の集合」に限定 第14話 「ある」けれど,影響はない? 第15話 「変数」だけど「関数」 第16話 「無関係」という関係 第17話 縦を区切るメリット 第18話 馴染んだ道具はいかが? 第19話 期待「値」なのに「関数」 第20話 道具の素敵な使い道 第21話 それぞれの収束事情 第22話 [幕間]扱いやすい関数たちを用意する 第4部 ゆらぎの世界の時間を動かす [伊藤積分] 第23話 時間は添えるだけ 第24話 ゆらぎの世界の基本道具 第25話 収束するものを使えばよい 第26話 「えるつー」が便利 第27話 伊藤積分どうしよう道場 第28話 ゆらがない道具 第29話 新しい道具での収穫 第30話 [終幕]まずは「読む」ことから -
歴史学の手引き
長年にわたる研究・教育の現場で向き合ってきた歴史学の方法論を体系的にまとめた必読の書。史料をいかに解釈し、研究史をとらえ、論文にどう叙述するかを解説し、歴史学の本質を示す。今後の歴史学を模索する学生、教員に欠かせない、実践的な歴史学入門書。 【主要目次】 はじめに Ⅰ みずみずしく問う 1 根をもつこと 2 闇の歴史について 3 女と男と子どもの近代 Ⅱ 書くことの身体性 4 ヘイドン・ホワイトと歴史家たち 5 自分が変わる 6 「社会史」のころ Ⅲ 感じ、考える、そのしかた 7 内なる他者の理解に向けて 8 歴史・文学テクスト・表象 9 心性・感性・共感 補遺 森と泉の妖精メリュジーヌ――異界・女・生と死 -
作りながら学ぶ電子回路
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 電子工作で回路を作れば、わかるようになる! 電子回路を学ぼうとするときの大きな壁のひとつが「回路の想像がつかない」だと思います.電磁気学は,電気や磁気といった目には見えないものを扱うから,その仕組みを思い浮かべずに難しいとよく言われます.そして,現代社会においては電子回路を目にしたり障ったりする機会はほとんどなくなり,電子回路も電磁気学と同じ,目には見えない学問になりつつあります. 本書は,教科書で学ぶような基本的な回路をブレッドボードと実際の電子部品で作り,電子工作と実験をしながら電子回路を解説するものです. 回路の写真やテスタの数値,オシロスコープの波形をふんだんに使い,教科書の回路図がどんな回路になり,教科書で解説している回路動作が実際にはこんな波形の電流・電圧となっていることがわかるように解説します. 電子回路の初学者が「回路を想像できる」ようになり,教科書が何を解説しているのか,教科書が説明していることの目的は何かがわかるようになる,参考書です. 第1章 電気・電子回路の基礎 第2章 電気回路の実験 第3章 ダイオードと電源回路 第4章 バイポーラトランジスタ応用回路 第5章 オペアンプの応用回路 第6章 MOSFETの基本特性とMOSFETリレー 第7章 電気・電子回路の製作例 -
共異体の人類学
★作品社公式noteで「序論」全文公開中→「共異体の人類学 試し読み」で検索! 共に生きる、を問う。 多元化・多中心化する転換期の世界において、〈共同体〉という原理で社会を捉えることが難しくなりつつある――異なる存在が異なったまま形成されるような〈共同体〉のオルタナティヴの集合体を、私たちは想定することができるだろうか? 人類学者としてインド・ネパールや日本の東北地方を中心に各地でフィールドワークを行なう一方で、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に参加するなど実践的に芸術に取り組む著者が、〈共同体〉に代わる原理として〈共異体〉を提唱する。人類学と芸術を往還しながら、その概念を再創造し拡張することで、〈共異体〉の人類学的理解の地平を拓く。気鋭の人類学者による待望の初単著。 「本書に登場する共異体は身体であり、社会関係であり、記号表現であり、技術の様態であり、政治思想であり、芸術表現やデザインであり、地域の歴史であり、同時にそれら以上のものでもある。」――本書より ◎装画:是恒さくら《鮭人》 【目次】 序論 共異体はなぜそう呼ばれるのか 第1部 「共異体論」序説 1 知の共異性をめぐって――アグノトロジーと存在論の人類学 2 外臓と共異体の人類学(聞き手:唐澤太輔) 第2部 共異体をめぐるフィールドワーク 1 共異体のフィールドワーク――多島海からの世界制作へ向けて 補遺1 多良間島のウプリ行事 補遺2 島々の伝承をめぐって――創作神話「宇宙の卵」の背景 2 Cosmo-Eggs 宇宙の卵 3 「地表空間」をめぐる旅と創造――生の軌道としての民族誌的芸術 4 生と死をふくむ風景――神話から考える未来の死との関係 5 魂の共異体としての遠野 6 獣の肉を食い、獅子の腹から生まれる――獣頭芸能に見る複数種の想像力 第3部 芸術人類学の拡張 1 「共異体」としてのキメラ――人間と動物のあいだに 2 アートと人類学の地殻変動 3 サイボーグ・複数種・堆肥体――ダナ・ハラウェイによるコンタクト・ゾーンの拡張 4 異化されたゾミアの物語――アピチャッポン・ウィーラセタクン『真昼の不思議な物体』をめぐって 5 トールキンと現代の神話――準創造という概念をめぐって 6 「包み」と贈与 贈り物の根底を支えるもの 第4部 共異体としてのジオカルチャー 1 鳥海山麓 ジオカルチャー 2 鳥海山麓 野生めぐり 3 コンタクト・ゾーンとしての秋田――『木村伊兵衛の秋田』をめぐって 4 魂と世界の表現について――「表現の生態系」展のために 5 鬼とパンク 天龍村坂部冬祭りについて 6 「東北」の芸術は可能か? 7 危機を乗り越える二つの方法 あとがき 【著者プロフィール】 石倉 敏明(いしくら・としあき)(著) 1974年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程単位取得満期退学。多摩美術大学芸術人類学研究所助手、明治大学野生の科学研究所研究員などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻教授。専門は芸術人類学、神話学。共編著に『〈動物をえがく〉人類学――人はなぜ動物にひかれるのか』(岩波書店)、『Lexicon 現代人類学』(以文社)、共著に『野生めぐり――列島神話の源流に触れる12の旅』(淡交社)など。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示《Cosmo–Eggs|宇宙の卵》に参加。 -
リーマン積分からたどる ルベーグ積分入門
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はできるだけ素朴な疑問から出発することを目指して執筆しました.まず第1章ではリーマン積分を振り返り,その限界や問題点を明確にします.続く第2章ではジョルダン測度を経由してルベーグ外測度・ルベーグ測度を導入し,ルベーグ可測集合の概念を確立します.第3章ではルベーグ可測関数を扱い,単関数や階段関数による近似を通じて基本的な性質を整理します.第4章ではルベーグ積分を定義し,単調収束定理,ファトゥの補題,優収束定理といった基本定理を中心に理論を展開するとともに,リーマン積分との関係やフビニの定理にも触れます.最後に第5章では,本文で扱いきれなかった補足事項や各種定理の証明をまとめています. -
食品安全検定テキスト 中級・上級 第4版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 科学的根拠に基づき、食の安全管理を理解し、より安全な食文化の創造に寄与する人材を育成するために発足した「食品安全検定」。中級・上級では、食の安全を脅かす要因の理解、安全・衛生管理の知識、法制度等を学ぶことができる。近年の新たな知見をアップデートした第4版。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 -
看取りの技術 改訂版 平方流 上手な最期の迎えさせ方
「私はもう長くないのですね」と患者さんから言われたとき、あなたは“上手”に答えられますか? 人は誰しも、人生の終わりを1回だけ迎えます。周りの人たちにとっても、その人の命の終わりは1回きりです。そのたった1回の最期が、納得がいかなかったり、不安で一杯だったり、満足できないものだったら、本人も無念でしょうし、看取った家族にも医療者にも後悔が残ります。 そんな事態を避けるには、医療者が看取りに対する知識や技術を身に付け、死の前後の時間を皆が安心して過ごせるようにサポートする必要があります。でも、それらを学ぶ機会はほとんどないのが実情です。 本書では、30年にわたって、3000人以上を看取ってきた緩和ケア医である筆者が、試行錯誤の末に編み出した独自のノウハウを余すことなくお伝えします。非常に分かりやすく、実践的に記載されているので、医師だけでなく、看取りに関わる全ての医療従事者の参考になるはず。満足度の高い看取りを実現するために、ぜひご一読ください! <目次> 第I章 なぜ今、看取りの技術が必要なのか 1.本人も家族も納得できる看取りを 2.「理不尽な死」を減らすために 3.ACPと真摯に向き合う 4.看取りに関わる医療者の7つの心得 第II章 がん患者の看取りは「老衰」を目指そう 1.理想的な死に方「老衰」を考える 2.老衰とは大きく異なる経過で死に至る4つのパターン 3.看取りの手順 ~私の工夫~ 第III章 こんなとき、私はこう対応している~納得できる説明の工夫~ 1.「悪い知らせ」の伝え方 2.「老衰」を阻むつらい訴えに対応する 3.患者や家族の悩み、質問にどう答える? <巻末付録> 「面談票」の記載例 ~病状と今後の見通しを説明する~ -
接続された脳とヘーゲル シンギュラリティにおける主体性の行方
ジジェクは本書において、ラカンの理解を背景に、ヘーゲルを前面に出し、人工知能やポスト・ヒューマンの話題を展開する。 心のプロセスとデジタル・マシンが直接的につながるような「接続された脳」が現実となった場合、私たちの主観にはいったい何が起こるのだろうか。 さまざまな小説や映画に言及し、卑猥な冗句も含めながら、この問題意識に迫っていく。 生成AIの登場などによってシンギュラリティの到来を身近に感じるようになった今こそ考えるべきテーマが詰め込まれている。 デジタル社会における人文知の新たな道を切り開く書として好適といえるだろう。 -
現場必携 接地の実務
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 調査・設計・施工・測定・保全まで、接地の全プロセスを体系化した現場必携の一冊! 本書は、接地の実務を体系的に解説する入門書です。 接地は、感電・火災・設備破壊といった事故を未然に防ぎ、雷害対策やノイズ対策などの設備の機能維持を行う重要な技術です。しかしながら、電気工事の現場では、その重要性が理解されていないことも少なくありません。さらに、重要性を認識して学ぼうとしても、専門書は高度な数式が多く、学習のハードルが高いのが現状です。 本書は、この課題を解決するために、感電メカニズムや雷害・ノイズ対策といった理論から、調査・設計・施工・測定・保全といった実務の一連の流れを、数式を極力使わずに平易に解説します。 この本を読むことで、接地の必要性を深く理解し、現場で役立つ知識と技能を無理なく習得できます。また、原理説明における数式は最小限としますが、設計に必要な計算は、本書内に計算している演習問題で習得できます。 <本書のポイント> 数式を極力使わず、平易な言葉と図で解説します。 理論や法規だけでなく、調査・設計・施工・測定・保全といった一連の実務プロセス全体を、体系的にカバーします。 演習問題と解説により、設計に必要な計算力も身につきます。 <主要目次> 1章 接地の基礎 2章 接地の役割と保護 3章 大地と接地抵抗 4章 接地のシステム構成と感電保護設計 5章 接地設計と接地調査 6章 接地の施工 7章 接地抵抗の測定 -
新版 台湾語会話フレーズブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 台湾では様々な言語が話されており、公用語は「台湾華語」です。 本書では、公用語の「台湾華語」と、台湾の人たちが地元で話している「台湾語」の2言語を併記しています。 1章から22章まで、日常生活、旅行、交流、留学、仕事などで使えるフレーズを場面別・状況別に約2900収録しています。 各フレーズにピンイン、カタカナでルビも付けていますので、初級者の方も学習できます。 音声サービス付きで、1~22章の各フレーズ、および付録の単語を「日本語→台湾語→台湾華語」の順にネイティブが録音しています。 トータルで約3時間50分。ボリュームのある一冊です。 ■目次 1章 あいさつ 2章 社交 3章 感情を表す表現 4章 人についての話題 5章 色々な話題 6章 観光・娯楽 7章 どこかに行く 8章 食べる・飲む 9章 ショッピング 10章 緊急事態 11章 学校 12章 会社・工場 13章 住まい 14章 家の中で 15章 街で 16章 美容・健康 17章 病気になったら 18章 恋愛・結婚 19章 映画・ドラマ・音楽 20章 電話・コンピュータ 21章 コミュニケーション 22章 暮らし、社会 付録 ■著者略歴 東京外国語大学大学院修士課程修了。韓国延世大学語学堂、アメリカEWU、スペインなどに短期語学留学を終えて、現在は中国語・台湾語の通訳人。通訳業の傍ら、映画、音楽、放送、漫画など多様な通訳・翻訳作業に携わっている。 台湾情報誌「な~るほど・ザ・台湾」(台湾文摘)にて「いーふぁ老師の華語講座」連載(2010年~2018年)。 ■監修者略歴 財団法人李江却台湾語文教基金会幹事長、長老教会総会台湾族群母語推行委員会委員、社団法人台湾ローマ字協会理事、台湾語母語教育学会秘書長などを務める。映画・テレビの台湾語指導者としても活躍中。 -
カムイのフクロウ
「村を守る神」(コタンコロカムイ)と崇められた、 世界最大級のフクロウ きっと、あなたも虜になる 神と崇められたフクロウ――北海道で絶滅の危機に瀕したシマフクロウの保護の歴史をたどりながら、その成果と問題点を紹介し、生態、繁殖、行動などを野外調査から明らかにする。かれらと人間がいつまでも平和に共存できる道を探るシマフクロウのモノグラフ。 【主要目次】 はじめに 第1章 シマフクロウ――島梟 1 世界のふくろう/2 日本のふくろう/3 シマフクロウの分布/4 北海道のシマフクロウ/5 シマフクロウの分布変遷 第2章 生態研究と保護の始まり 1 生態調査の始まり――食性の今昔/2 夜行性ハンター/3 近縁種たち/4 保護活動の始まり 第3章 繁殖生態 1 研究開始/2 巣箱設置/3 産卵と抱卵/4 孵化/5 ヒナの成長/6 巣立ち/7 両親の給餌行動/8 繁殖期の餌動物 第4章 行動圏・環境利用・出生地からの分散 1 独立前/2 出生地からの旅立ちと帰還/3 独立のとき/4 危険な放浪期/5 分散遅延/6 分散距離と近親交配/7 行動圏と環境利用/8 営巣木/9 生息地の継承 第5章 シマフクロウ保護増殖の歴史と未来 1 シマフクロウ保護事業の始まり/2 生息地保全――保護林制度と種の保存法/3 巣箱と補助給餌と足環装着/4 事故死を防ぐ/5 飼育施設における域外保全/6 野生復帰と人為分散/7 ヒトとの軋轢/8 餌付け観光/9 隠せない生息地情報/10 普及啓発活動/11 生息環境復元への市民参加 おわりに/引用文献 -
栄養教育論 第7版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 管理栄養士・栄養士は,科学的根拠に基づく栄養学的知識と実践的支援技術をもとに,人々の健康の保持・増進や疾病の予防,さらには重症化予防に寄与する専門職である.とりわけ栄養教育は,人々の食行動の改善を支援する重要な実践領域であり,対象者の生活背景や行動特性を踏まえつつ,ライフステージに応じた適切な支援を行う専門的能力が求められる.第7版では,日本人の食事摂取基準(2025年版)および管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン2023)に準拠するとともに,近年の健康・栄養施策の動向や社会的ニーズを踏まえて内容を見直した.とりわけ,人生100年時代を見据え,乳幼児期から高齢期までのライフステージを通じた栄養教育の視点を重視し,栄養教育の場において対象者の行動変容を支援する実践力の養成を意図して,具体的事例や応用的内容の充実を図っている. -
全単元解説動画付き! 中学理科3年分が一冊でスッキリ理解できる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆この一冊で、中学理科のすべてをマスターしよう!◆ 科学的好奇心を育む!中学生の理科を完全攻略し、理系脳を育てる究極の一冊! 中学理科を再度勉強してみませんか? 中学理科は物理・化学・生物・地学の四科目をまんべんなく学ぶため、科学の世界へ踏み出す一歩として非常に良い教科となっています。学び直しをしたい社会人、受験対策を目指す方はもちろん、お子様と一緒に理解を深めたい親御さんにも最適です。 さらに、本書では実験動画はもちろん、すべての単元に対し『解説動画』がついています。文章を読んだだけでは、いまいち理解できなかった方や、さらに理解度を上げたい方など、解説動画を見ることでさらなる理解度向上が期待できます。 ■こんな方におすすめ ・中学理科を学び直したい人、高校受験を控えている人、中学理科教員 ■目次 ●1章 中1生物 生物の観察/観察器具の使い方/被子植物の花のつくり/離弁花と合弁花/裸子植物の花のつくり/葉のつくりとはたらき/根のつくりとはたらき/種子をつくらない植物/植物のなかま分け/脊椎動物のなかま/無脊椎動物のなかま/食物と動物の体/1章の重要ポイント ●2章 中1化学 有機物と無機物/金属の性質/密度/気体の集め方/酸素と二酸化炭素の性質/水素・窒素・アンモニアの性質/状態変化と体積・質量/状態変化と温度/蒸留/溶解度と再結晶/濃度/2章の重要ポイント ●3章 中1地学 火山/火成岩/鉱物/堆積岩/地層/柱状図/化石/震度とマグニチュード/地震のゆれ/3章の重要ポイント ●4章 中1物理 光の進み方/光の屈折/凸レンズのはたらき/実像と虚像/音の伝わり方/音の大きさと高さ/力のはたらき/いろいろな力/力の大きさとばね/力の矢印/質量と重さの違い/力のつり合い/4章の重要ポイント ●5章 中2生物 細胞のつくり/光合成/葉のつくりとはたらき/茎のつくりとはたらき/食物の消化の実験/消化のしくみ/吸収/呼吸/血液の成分/血液の循環/排出/感覚器官/神経系/骨と筋肉/5章の重要ポイント ●6章 中2化学 原子とは/分子とは/化学式の書き方/化学反応式の書き方/物質の分類/酸化銀の分解/炭酸水素ナトリウムの分解/水の電気分解/酸化/還元/硫黄が結びつく化学変化/発熱反応と吸熱反応/質量保存の法則/反応する物質の質量の割合/6章の重要ポイント ●7章 中2地学 身近な場所の気象/気圧/圧力/気圧配置と天気/飽和水蒸気量/露点/湿度/雲のでき方/気団と前線/日本の四季/海風・陸風と季節風/7章の重要ポイント ●8章 中2物理 直列回路と並列回路/電流と回路/電流計の使い方/電圧と回路/電圧計の使い方/抵抗/オームの法則/電力・電力量・発熱量/磁力と磁界/電流と磁界/電流が磁界から受ける力/モーターのしくみ/電磁誘導と誘導電流/直流と交流/静電気/電流と電子/放射線/8章の重要ポイント ●9章 中3生物 生物の成長と細胞分裂/無性生殖/有性生殖/純系と顕性形質・潜性形質/遺伝のしくみ/生物の進化/食物連鎖/9章の重要ポイント ●10章 中3化学 電解質と非電解質/塩酸と塩化銅水溶液の電気分解/原子の構造/イオンのでき方/イオンのなりやすさ/電池のしくみ/酸性・アルカリ性とイオン/中和/10章の重要ポイント ●11章 中3地学 太陽の1日の動き/星の日周運動/星の年周運動/太陽の1年の動き/月の動きと満ち欠け/日食と月食/金星の運動と見え方/太陽のすがた/太陽系のすがた/銀河と宇宙/11章の重要ポイント ●12章 中3物理 力の合成/力の分解/水圧/浮力/平均の速さと瞬間の速さ/運動の記録/水平な面での運動と等速直線運動/斜面を下る運動と自由落下運動/慣性の法則/作用・反作用の法則/仕事/仕事率/仕事の原理と道具を使った仕事/位置エネルギーと運動エネルギー/力学的エネルギーの保存/いろいろなエネルギーとエネルギーの保存/科学技術と人間/12章の重要ポイント ■著者プロフィール ●さわにい:公立中学校の理科教員として11年間勤務。現在は教育フリーランスとして活動をしている。株式会社学びエイド「鉄人講師」。運営サイト「中学理科の苦手解決サイト」は毎月30万人が利用する人気サイト。運営YouTubeさわにい【中高生学習チャンネル】はチャンネル登録者10万人。
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