経営・企業 - 日本能率協会マネジメントセンター作品一覧

  • マンガでやさしくわかる経営企画の仕事
    3.0
    「経営企画」部は、経営会議の議事録をとったり、予算の進捗会議の資料を作ったり、「業務」として捉えると大変範囲が広いうえ、現在の事業環境においては、新規事業を企画したり、海外進出や海外事業を強化したりするといった取り組みなど、幅広い仕事が求められる部門です。 本書は、初めて経営企画に配属になった若手社員・安奈がいろいろな困難に直面しながら成長するストーリーに合わせて解説をしています。新たに経営企画に配属になった、または経営企画の仕事に興味がある方にとって、やさしく分かる導入書となっています。
  • マンガでやさしくわかる経営戦略
    4.0
    経営戦略の概説と、それを実行する仕組みや実際の策定方法をマンガと、著者が現場経験を経て得た基本ノウハウのサンドイッチ形式による入門書です。 ストーリーの主人公・聖子は体操の元五輪選手。彼女が勤めるジムが経営危機に陥るところから話が始まります。聖子はメンターの教えを受けて、経営戦略を立てて、ジムの再建をはかります。 変化の著しい近年の市場において、ダイナミックな戦略の見直しは必要不可欠です。 経営戦略の基本とともに、それを実行する仕組みや実際の策定方法をストーリーに沿って解説します。
  • マンガでやさしくわかる経理の仕事
    3.8
    どの会社でも必ず必要な、経理の仕事。伝票処理や現金出納、決算処理などよく見聞きする仕事の中身はどうなっているのか、またそれ以外にどのような仕事をしているのかをまとめたのが本書の特徴です。 新たに経理部に配属された人が、経理の業務についてざっくりと理解し、その仕事の要諦をつかみ取るための方法を、マンガのストーリーと解説を通して紹介します。経理の仕事の全体像がこの1冊で大づかみできる、いちばんわかりやすい入門書です。
  • マンガでやさしくわかるCSR
    5.0
    現在、信用に基づいた経営強化が求められることで、改めてCSR(企業の社会的責任)が注目されています。 商品・サービスのレベルから経営体制まで、倫理的な活動が、企業評価を大きく左右することがその根底にあります。 また、単なる倫理的活動の強化ではなく、その活動が本業から生み出されることで、事業そのものの成長につなげるCSV(共通価値の創造)もCSR経営の重要性を後押ししています。 そのようなCSRを、本書はマンガでわかりやすく解説しています。
  • マンガでやさしくわかる組織開発
    4.1
    組織が抱える根本的な問題を、チームで解決する! ~職場活性化を実現する考え方+実現のヒント~ □職場・組織がうまくいっていない □職場に活気がなく、重苦しい雰囲気だ □社員同士の会話がほとんどない □もっといい職場・組織にしたいけれど、その方法がよくわからない こうした悩みに対する解決策を考えるヒントが、 「組織開発」にあります。 「おひとりさま業務(個業)」の増加、 職場のダイバーシティの高まり、 仕事の効率化の負の面として話し合いの時間の減少など、 今の日本企業は、かつてないほど、 お互いを信頼し、協働し、イキイキと働くことが難しくなっている、 といっても過言ではありません。 そのような背景の中で注目を集める 「組織開発(Organization Development)」。 「戦略や制度といった組織のハードな側面だけではなく、 人や関係性といったソフトな側面に働きかけ、組織を変革していくアプローチ」 組織開発は、このように定義することができますが、 いまいちつかみどころのないものという方も多いのではないでしょうか。 また、「組織開発=カタカナの名前が付いた手法」というイメージもあるかもしれません。 組織開発とは一体、どのようなものなのか? 組織開発は、どのように進めていけばいいのか? ――概念的で、どこかつかみどころがなかった「組織開発」の考え方を、 本書は、マンガのストーリーを元に解説していきます。 ストーリーの舞台となるのは、 業績はいいものの休職者・退職者の数が増加している自動車販売店。 主人公である店長は、活気のない職場を何とかしようと、 さまざまな対策を試みるものの、思ったような反応・効果が得られない。 そのような中、「組織開発」に出会い、実践を始める――。 活気がなく、社員同士の会話もまばらな職場を、 主人公たちはどのように変えていくのでしょうか。 ストーリーで疑似体験しながら、解説で理解を深める、 「組織開発」のエッセンスをつかめる入門に最適な1冊です。
  • マンガでやさしくわかる中期経営計画の立て方・使い方
    4.2
    先行き不透明なこの時代、経営の舵取りを正しく行うには「中期経営計画」の作成が必要不可欠です。 本書では、中期経営計画の意義や構造を整理した上で、中期経営計画策定の流れ(ビジネス環境分析→ビジョン設定→戦略策定→活動・計数計画具体化→中計のまとめと発表)に沿って、マンガストーリーとともにそれぞれの段階で必要なフォーマット(ダウンロードサービス付)の内容を解説しています。 さらには環境や情勢変化による見直しやローリング(期中修正)そしてフォローについても、フォーマットを利用しながら解説をし、読み終われば中期経営計画が一通り作成でき実践できるようになる、楽しみながら使えるマンガです。 目次 プロローグ 中期経営計画の基礎 STEP1 ビジネス環境分析パート STEP2 ビジョン設定パート PART3 戦略策定パート PART4 活動・計数計画具体化パート PART5 中期経営計画のまとめと発表パート エピローグ 中期経営計画の見直しと進捗管理パート 中期経営計画策定用ワークシート集
  • マンガでやさしくわかるチームの生産性
    5.0
    社長から生産性向上の旗振り役を任された、とある会社の営業部主任・中泉みかの。 唐突な指示に困惑しながらも、営業チームに呼びかけ、担当業務の洗い出しなどを進めますが、どう生産性向上につなげていいのかわからなかったり、抵抗勢力に振り回されたりで苦悩の連続。 ダムで偶然出会ったオフィス改革コンサルタント・二之宮の教えを受けながら、「チームのアウトプットを最大化する“自分たちらしさ”“勝ちパターン”は何か?」メンバーを巻き込んでプロジェクトを進めるみかのが働き方の常識を変えた秘策とは!? 問題発見から改善策の立て方、運用、定着まで4つのフェーズに沿って組織も個人も成長する、本当の生産性向上、働き方改革を教えます。 Prologue チームの生産性とは Story0 生産性向上の旗振り役!? 01 生産性とは何か? 02 生産性の式に潜む2つの罠 Part1 現状把握フェーズ Story1 まずは見える化 03 生産性を上げる4つのフェーズ/8つのステップ 04 フェーズ1――現状把握フェーズ 05 書き出す Part2 検討フェーズ Story2 常識を疑う 06 フェーズ2――検討フェーズ 07 「4つの方向性」で向き合い方を決める 08 「ネガティブ3大ワード」に敏感になる Part3 実践フェーズ Story3 抵抗勢力は社内にあり 09 フェーズ3――実践フェーズ 10 改善提案が起こらない職場の特徴 11 なぜ本音を言わない?4つの背景 12 改善活動の役割を決める/時間をとる/評価する 13 旗振り役だけに押し付けない 14 提案者と実行者を分離する 15 改善意欲が乏しい職場の、改善テーマ設定2つの方法 16 無駄に気づくための「アンテナ」を立てる 17 「手を変え」「品を変え」「景色を変え」 18 きちんとお金と時間をかける 19 抵抗勢力と向き合う 20 「改革推進者=一歩先の明るい未来を見せてあげられる人」 Part4 定着フェーズ Story4 ファンをつくる 21 フェーズ4――定着フェーズ 22 改善のはじめの一歩を踏み出す、「3つの“る”」 23 社内のユーザエクスペリエンスを創ろう 24 小さな成功体験が、組織に改善風土とチャレンジ風土を芽生えさせる 25 「仕事した感」に注意! 26 古いやり方は個人と組織を時代遅れにする 27 コラボレーションを阻害する環境はビジネスリスク 28 「健全な問題意識」「健全な成長欲求」に向き合う 29 ラクをすることは悪いことではない! Epilogue 組織も個人も成長する Story4 “最適な”働き方に「変化」する 30 あなたたちの「らしさ」は何か 31 社外のファンをつくる 32 組織のブランド おわりに~「働き方改革ごっこ」「改善したふり」からの卒業
  • マンガでやさしくわかる日商簿記2級工業簿記
    3.7
    経営管理に役立つ知識として、企業に求められる資格の一つである日商簿記2級。 しかしながら普段見慣れない用語を読むだけではなかなか理解しづらいその内容を、マンガと解説・例題でしっかり理解に落とし込むのが本書です。 工場へと新商品の試作の発注をしにやってきた能率企画の社長、博美。ひょんなことで工場の機械を壊し、その弁償をするはめに。とばっちりを受けた工場の菅原には、協力企業との約束で日商簿記2級を取れば巨大プロジェクトが進み、工場の損失を補填できるとウソをついてしまう…。 商業簿記編と連動した、経営と簿記に悪戦苦闘する成長ストーリーとやさしい本文の解説・例題で簿記の理解が進みます。
  • マンガでやさしくわかるビジネスモデル
    -
    【内容紹介】 ますます高まるビジネスモデルへの関心。ビジネスモデル・イノベーションを成し遂げた企業が、産業界をリードするといっても過言ではありません。 本書では、ビジネスモデルのつくりかたについてわかりやすく解説していきます。模倣、リーン・スタートアップ、実験計画法、VOC、戦わない戦略…ユニークに見えるビジネスモデルは、地道な作業によってときに慎重に、ときに大胆に検討されていきます。そのステップを、ストーリーとともに解き明かす一冊です。 【目次】 プロローグ ビジネスモデルが大切なワケ 第1章 思い切って模倣してみる 第2章 生まれたばかりのアイデアを形にしてみる 第3章 確かめるべきはアイデアの筋の良さ 第4章 巨人との戦い方を考える エピローグ ジョブズのようになるには?
  • マンガでやさしくわかる物流
    3.3
    物流というと、荷物を届ける宅配便のイメージが強いようですが、物流は単なる配達だけではありません。商品の付加価値は物流によって変わります。商品価値を高め、企業イメージをあげ、業務を効率化したりコストを削減したり、利益を増やしたりする、このカギを握っているのが物流です。 本書は物流の入門書として、その基礎知識、企業経営の中での位置づけと重要性、今後の課題などを解説します。マンガで実際の事例を紹介するので、読んでいるうちに自然と物流の全体像が理解できるようになっています。
  • マンガでやさしくわかる簿記入門
    3.7
    急逝した祖父の商店を継ぐことになったフリーターの宮原信、19歳。帳簿など見たこともなく、お店の経営に四苦八苦。そこに会計知識に強い幼なじみの木塚恵がお店の手伝いに来ることに。連日の恵の指導で会計力ゼロの信が仕訳の仕方から帳簿の付け方、さらには決算書の作り方までを学んでいきます。最後にはお店は会社組織になり、信を密かに恋していた恵も…。とってもわかりやすい!はじめに読む1冊です!簿記の知識は、みなさんの仕事や生活に役に立つものです。簿記を知っていると、ビジネスや経済のしくみなども理解しやすくなります。ですから、社会人であれば、ぜひ身につけたい知識といえるでしょう。でも、用語が難しい、数字が苦手といった理由で、簿記の学習を始めても、途中で挫折してしまう人は少なくありません。そこで本書はそんな人のために、マンガでやさしく簿記の基本を解説しました。マンガのストーリーによって、簿記がより身近に、より具体的にイメージできるようになっています。ですから、はじめて簿記を学ぶ人も、途中で挫折してしまった人も、楽しみながら、さくさくと読みすすめることができます。そして、簿記の基本をひととおり理解することができるようになるでしょう。 【目 次】 プロローグ 簿記って何? 第1章 簿記の基本とは? 第2章 大事な仕訳のルール 第3章 商品売買は商売の基本 第4章 現金預金と手形・有価証券・固定資産 第5章 さまざまな取引 エピローグ ゴールは決算

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  • マンガでやさしくわかるU理論
    4.0
    U理論は、MITのC・オットー・シャーマー博士とマッキンゼーの連携により、世界トップクラスの革新的なリーダー約130人にインタビューした結果生まれたイノベーションを起こす方法。 人と組織の問題にも適用可能で、対症療法に終わらない本質的な解決をもたらすことができると話題になっています。 2010年に原書が翻訳されてから注目されていますが、本書はマンガを通して概要を理解できるU理論の入門書です。 知識がまったくない状態でも、U理論とは何か、イノベーションを起こすために必要なものは何かがつかめる1冊です。 【読者限定「解説動画」無料ダウンロードプレゼント付き】
  • 予測不能な時代に備えて 計画を立てる・見直す 事業計画書の作り方100の法則
    3.0
    経営環境が激変する最悪シナリオを乗り切る「事業計画書」立て方・作り方とは? 「ビジョン・戦略立案フレームワーク」で何を/どの段階で行うかがわかる“これからの”実践教科書 コロナ渦にあっても、事業計画の立て方の原則は変わりません。ただしコロナ以降、経営者は最悪シナリオ、最善シナリオ、両者の中間的なシナリオを考えて、最悪シナリオでも生き抜ける事業計画を立てなければなりません。そして3つのシナリオをベースにしたファイナンス計画、人員計画なども作る必要があります。また、特にデジタルマーケティング分野の進展が著しいことから、新たな観点も盛り込むことが必須です。本書は、経営環境が激変する最悪シナリオが現実になったときに、時代に合った事業計画策定・見直しをするためのノウハウを「100の法則」としてまとめた1冊です。 事業計画書の要素とその関係が示された枠組み「ビジョン・戦略立案フレームワーク」を軸に話を進めるので、この1冊で「何を/どの段階で学んでいるか」マッピング学習が可能です。このフレームワークは、ビジョン設定や戦略立案、中期経営計画策定などに広く応用できます。会社・組織全体、事業別に当てはめることもできて汎用性があります。大きく4つのパート(ビジネス環境分析パート/ビジョン設定パート/戦略策定パート/活動・計数計画具体化パート)からなっています。 著者のコンサルティングやワークショップでの経験から作成したテンプレート集(既存事業用:中期経営計画策定用ワークシート集/新規事業用:事業計画書作成用ワークシート集)を用意。それぞれのファイルが本書で掲載したURLからダウンロードできるのでご活用ください。 【目次】 序 章 事業計画書の全体像 第1章 外部環境変化対応力を高める 第2章 ビジネスモデル変化に対応する 第3章 自社経営資源分析で強みと課題を抽出する 第4章 既存事業と新規事業の両方を伸ばす 第5章 ビジョン・目標を設定する 第6章 事業戦略・マーケティング戦略を立案する 第7章 マーケティング戦略をリニューアルする 第8章 M&Aと提携戦略を検討する 第9章 収支・投資回収・資金計画を立てる 第10章 事業管理・経営管理を行う
  • 利益を出すために重要な24の数式 眠っている数字であなたの会社をよみがえらせる
    -
    【内容紹介】 売上と利益の最大化は、すべての企業が追求する共通の目標です。しかし、多くの日本企業が属人的な営業に頼り、売上を優先し、利益を軽んじている現状があります。数字を活用できていないのがその理由だと思われます。 本書は、著者が実務経験から得た「24の数式」を駆使し、最小の時間と人数で最大の利益を生み出す方法を伝授します。数式を理解し、現状を分析して解決策を見出すことで、ビジネスの競争力を飛躍的に向上させることが可能です。 【目次】 第1部 利益を出すための3つの極意 第2部 利益を出すための24の数式 第1章 ブランドを創出するための数式 1ブランド価値は粗利益として現れる 2ブランド認知度はどうやって上げるのか 3ブランド・ロイヤルティを支えるストーリーの存在 第2章 売上の構成要素がわかる数式 4売上は新客と既存客に分けて考える 5売上を伸ばすために必要な3つの力 第3章 商品力を伸ばすための数式 6最強の商品をさらに強くする 7効率の良いカテゴリーを見極める 8見えない機会損失を数値化する 9経営の大敵、過剰在庫を可視化する 第4章 集客力を伸ばすための数式 10顧客生涯価値(LTV)を最大化せよ 11新客はどうすれば効率よく獲得できるか 12広告効率は必ず測定する 13レスポンス率をどうやって高めるか 14真の集客力を見極める方法 15一度つかんだ顧客は離さない 16既存客の違いが分かる3つのセグメント 第5章 販売力を伸ばすための数式 17販売力を表す2つの要素 18客数を上げるためにはどうすればよいか 19客単価を上げるためにはどうすればよいか 20集客力を数値化して売上を予測する 21チャネルを増やしてLTVを上げるには 第6章 利益を最大化するための数式 22粗利益を阻害する4つの敵 23営業利益率を決める2つの要素 24新規案件にどう取り組むか おわりに
  • リモートワークありきの世界で経営の軸を作る 戦略総務 実践ハンドブック
    4.0
    コロナを境に、企業において、在宅勤務・テレワークといった働き方が大きく変わりました。Afterコロナの世界ではきっと、「テレワークありき」という世界となっているでしょう。そのような状況で、サポート役の総務の働き方も変わらざるを得ません。本書は、そんな「テレワークありき」の世界で、総務がどのように仕掛ければいいのかをまとめた決定版です。 【目次】 第1部 今、総務がすべきこと  第1章 新しいワークスタイルの時代の総務  第2章 オフィスをめぐる戦略と実践  第3章 ピンチをチャンスに変えるDX  第4章 リモートワークとコミュニケーション  第5章 健康管理の戦略と実践  第6章 新しい時代の教育・研修  第7章 リスク管理の戦略と実践 第2部 今、総務があるべき姿
  • 両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ
    4.0
    【内容紹介】 ★経営思想のアカデミー賞とも呼ばれる 『Thinkers50 Best New Management Books for 2023』 選出! ★経営学のパラダイムシフト! ★論文は4000件を超える驚異的な被引用数! 「まさに現代に必要なインパクト」 ―エイミー・C・エドモンドソン(心理的安全性の権威) 「人生はパラドックスに満ちているが、私たちはその扱い方を知らない」 ―アダム・グラント(『GIVE&TAKE』『ORIGINALS』『THINK AGAIN』著者) 【時代は択一思考から両立思考へ!】 この時代は心身を引き裂くような相反する意見で溢れている。 まさに苦悩する問題の連続だ。 仕事と家庭、利益とパーパス、個人と組織、伝統と新規性、努力と才能、男性と女性… ジレンマは心の中で綱引きとなり、判断を迫る。 そして問われる言葉。 「どちらを選ぶか」 不確かな世界では多様な視点が重要となる。 「ただ一つ」を選択することが、本当の解決につながるのか。 そこに二人の経営学者が切り込んだ。 相反するパラドックスをイノベーションの源泉として位置づけ、 西東の歴史ある思想や、現代の課題からその重要性を紐解き、 パラドックス研究を経営学のメインストリームへと導いた。 現代は両立思考なくして進み得ない。 その両立思考を可能にするアプローチを解説したのが本書である。 常に私たちを択一思考に引きずり込もうとする罠から逃れ、 創造力に富み、持続可能で包括的な解決策の糸口を見つける。 現代すべてのやっかいな問題を解くヒントがここにある。 【目次】 第1部 パラドックスがもつ可能性と危険性 第1章 緊張関係を体感する――なぜいまパラドックスなのか 第2章 悪循環にとらわれる――ウサギの穴、解体用剛球、塹壕戦 第2部 パラドックス・マネジメントのABCDシステム 第3章 ABCDシステムで好循環を実現する――ラバ型と綱渡り型 第4章 両立の前提への転換【A(アサンプション)】――パラドックス・マインドセットへ 第5章 境界を作って緊張関係を包み込む【B(バウンダリー)】――不確かさを乗りこなすための構造 第6章 不快のなかに心地よさを見つける【C(コンフォート)】――緊張関係を受け入れる感情 第7章 動態性を備え、緊張関係を解き放つ【D(ダイナミクス)】――溝を回避する変化 第3部 両立思考の実践 第8章 個人の意思決定――留まるべきか、進むべきか 第9章 対人関係――拡大する分断を修復する 第10章 組織リーダーシップ――持続可能なインパクトを実現する
  • リーダーシップ・シフト 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ
    4.1
    ▼宮坂 学氏(東京都副知事)推薦! 「シェアド・リーダーシップ」が未来を切り開く。 旧来のトップダウン型からの脱却がなぜ重要か、 そしてシェアド・リーダーシップへの移行方法を探ることができる一冊。 ▼金井壽宏氏(立命館大学 食マネジメント学部 教授、神戸大学 名誉教授)推薦! 優れたリーダーの実践から導き出された方法をもとに、 リーダーシップをどのように「シェア」すればよいのかが可視化されている。 孤独になりがちなリーダーシップの旅を救ってくれる良書だ。 ──「はじめに」より (一部再編集のうえ抜粋) マネジャーの皆さんへ  中原 淳 この本は、現在マネジャーを担っている方、また、これからマネジャーを担っていくであろう方に向けて書かれたものです。マネジャーおよびマネジャー候補生の皆さんが、自分の職場やチームを「全員活躍チーム」の状態にしていくこと。すなわち、チームの全員がリーダーシップを発揮して活躍し、成果を上げるチームのあり方である「シェアド・リーダーシップ(shared leadership:共有されたリーダーシップ)」を、いかに実現していくかについて、様々な研究、データに基づきながらご説明をしていきます。 全員が活躍するチームづくりを社内に広めようと考えている企業の経営者や人事部門の方々、また、大学などでシェアド・リーダーシップを学ぼうとされている学生の皆さんにも活用いただける内容となっています。 【内容紹介】 昨今、イノベーティブ企業などをはじめとした、成果を上げている様々なチームで「シェアド・リーダーシップ」というチームのあり方が実践され、注目を集めています。「シェアド・リーダーシップ」とは、職場の「一人ひとりがリーダーシップを発揮し、その影響力が、複数のチームメンバーによって担われている創発的なチームの状態」を指します。一言でいうと「全員活躍チーム」です。 本書の内容は、日本の大手イノベーティブ企業14社にご協力をいただき、シェアド・リーダーシップな全員活躍チームを実現させているマネジャーを対象とした調査に基づいて構成されています。調査から見えてきたことは、マネジャーたちは何となく自然に全員活躍チームを実現したのではなく、シェアド・リーダーシップの実現をしっかりとイメージして、「意図」を持って、それをつくり上げていたことでした。マネジャーが、意図的に仕掛けるプロセスでは、自身の行動を変えていることが見えてきました。つまり、マネジャーの行動面での「リーダーシップ・シフト(リーダーシップの変化:leadership shift)」によって、チームの「リーダーシップ・シフト」を生じさせていることが、発見できたのです。 本書では、マネジャーの行動のシフトによって、シェアド・リーダーシップな全員活躍チームへとシフトさせていくプロセスを5つのSTEPで解説します。 ■目次 序章  マネジャーを取り巻く変化 第1章 シェアド・リーダーシップとは 第2章 STEP1 イメトレしてはじめる 第3章 STEP2 安心安全をつくる 第4章 STEP3 ともに方針を描く 第5章 STEP4 全員を主役化する 第6章 STEP5 境界を揺さぶる  第7章 シェアド・リーダーシップを組織の力に
  • リーダーになったら知っておきたい12のこと
    -
    【内容紹介】 [本文より] リーダーがメンバーの幸福感を高めていくためには、まずは「主人公は自分ではなく、メンバーである」ことを強く意識することです。 •メンバー自身が仕事に没頭する。 ・公式・非公式のつながりを持つ。 •コミュニティに愛着心を持つ。 •自分のプライベートを充実させる。 メンバーが主体となって、自律的に行動することが大前提です。 「これではメンバーに滅私奉公するだけではないか!」と考えるのは早計です。 メンバーが仕事や組織へのエンゲージメントを高めることは、リーダーへの信頼感を高めることになり、結果としてリーダーは仕事がやりやすくなります。 リーダーとしての働き方を充実させるためには、まずはメンバーがストレスなく働けるようにするのです。  このことを自覚した上で、「リーダーシップとは何か?」を考えてみましょう。 リーダーシップとは、自発的に他者に影響力を及ぼすことで個人やチームの行動を促すことです。 リーダーシップは、必ずしも組織上の上位者のみが持つものではありません。 後輩に対して、指示や助言をするのもリーダーシップですし、フラットな同僚の間で自分から仕事の分担を提案するのもリーダーシップです。プライベートで友人や恋人に「イタリアンに行きませんか?」と自分から誘うのも立派なリーダーシップです。 ヒトが2人以上いて、他者に対して、何かの意図で導こうとする意志と行動を起こすのであれば、それはリーダーシップです。 仕事・人間関係・組織・生活の4つのエンゲージメントを満たした自律的な組織とは、メンバーそれぞれが自分の意志によってリーダーシップを発揮している組織です。 •メンバー自らが問題を発見し、自分で解決に導くように動く。 •メンバーが自らの充実のために、組織や同僚を巻き込みながら主体的に行動する。 •メンバーが積極的に声をあげ、周囲がその実現を全力で支援する。 •メンバー一人ひとりが、自律的に他者に働きかけを行い、お互いに良い刺激を与え合う。 これからのリーダーは自分自身のリーダーシップのあり方を考えつつ、メンバーがリーダーシップを存分に発揮できる環境をつくることに注力します。 メンバー各人が潜在的に持つリーダーシップを引き出せることができれば、メンバーは自律的に活動しはじめ、リーダー自身はマネジメントの役割に集中できます。 リーダー自身が働きやすいチームにするためにも、メンバーが働きやすい環境づくりと仕事の支援が重要になるのです。 【目次】 Chapter1 変わる働き方とこれからのリーダーの役割 Chapter2 メンバーを幸福にする4つの要素 Chapter3 これからのリーダーが知っておきたい12のこと  Section1 リーダーシップのあり方  Section2 心理的安全性  Section3 チームノーム  Section4 適材適所のアサインメント  Section5 メンバーファースト  Section6 オーセンティシティの言動  Section7 チームのコミュニケーション  Section8 リアルの再認識  Section9 変化やテクノロジーへの柔軟性  Section10 ビジョナリーな影響力  Section11 進捗支援  Section12 インテグリティ
  • ルミネは、なぜ選ばれるのか?
    -
    下降線を辿る商業施設は数多い中、大きな注目を集めているのが、「ルミネ」。 右肩上がりの成長を続け、現在も前年比アップの業績を記録しているほか、20代後半~30代の女性から絶大なる支持を得ています。 ものが売れない時代にであっても、なぜ「ルミネ」の商品は売れるのでしょうか。 「ルミネ」は1990年代、おしゃれに関心の高い女性に向け、ファッションのイメージを強く打ち出しました。立地に甘んじることなく、独自の価値を作ろうと、努力を続けました。そして女性の人気のファッションビルとして確固たる地位を築くことに成功したのです。 さらに「ルミネ」は、女性社員が働きやすい環境を作り率先しています。結婚や出産、育児というライフステージの変化に対し、改善・改良することは、女性だけでなく男性にとっても大切な問題なのです。 本書では、ルミネに関わる女性たちを紹介しながら、ルミネの秘密をふたつの側面から紐解いていきます。 ひとつは、クリエイターの育成や販売員の地位向上、自社ブランド化など、業界の課題に対して果敢に挑戦し続ける姿。そしてもうひとつは、ルミネで働く女性たちと彼女たちを取巻く企業文化から、ルミネが支持される理由を考えていきます。 数多くの現場への多数の取材を元に「もの余りの時代」における、「これから」を考えるヒントを紹介します。
  • 6時に帰る チーム術
    3.8
    「生産性を上げるには、チームでやらなきゃダメだった!」 600社へのコンサルティング経験の中から編み出した、リーダー・マネジャーのための新しい仕事術。 付加価値勝負の時代には、仕事を効率化して、「アイデアの引き出しを満たす時間」を確保することが大切です。 定時で帰るために、コミュニケーションを「しくみ化」し、メンバーを育てましょう。 上司と部下をつなげる「25のツール」で、仕事スピードはグンと上がります!
  • Wiring the Winning Organization 成功する組織を導く3つのメカニズム
    -
    【内容紹介】 卓越した組織を動かすメカニズムは何なのか? 36,000を越える組織と500以上のケーススタディの調査から見えてきた高いパフォーマンスを生み出す新しいマネジメント理論を紹介。 【目次】 第1部 パフォーマンスマネジメントの新理論 第1章人間がなし得る偉業の頂点と組織を形成する理由 第2章 デンジャーゾーンからウィニングゾーンへ 第3章 創造力の解放による勝利 第2部 巧遅化 第4章 巧遅化の理論の概要 第5章 巧遅化:計画、実践、本番環境のケーススタディ 第6章 巧遅化:模範的なケーススタディとさらなる考察 第3部 単純化 第7章 単純化:理論の概要 第8章 単純化:漸進化、モジュール化、一列化のケーススタディ 第9章 単純化: 模範的なケーススタディとさらなる考察 第4部 増幅化 第10章 増幅化:概要と事例 第11章 終わりに 付録A 影響を受けた著者、思想家、リーダー 付録B トランザクショナル・リーダーシップとデベロップメント・リーダーシップ
  • わたしたちのエンゲージメント実践書
    -
    【内容紹介】 『組織をよくするのは、わたしたちだ』 ◎3,500社以上の組織づくりの実践知が集約された実践書 ◎東宝株式会社 / 大日本印刷株式会社 / 応用地質株式会社 株式会社シンドー / カゴメ株式会社 などが実践する"エンゲージメントストーリー"があなたの片手に ◎エンゲージメント攻略"三つの鍵"をもとに、ゲームのように楽しく組織づくりを実践したいあなたへ 激変する社会において、組織が挑戦し、進化し続けるために必要なのは「組織力」。 それは、個々のスキルやリソースを最大限に活かす「組織能力」と、組織全体が高いパフォーマンスを発揮するための「組織活力」の2つで構成されている。近年、多くの企業が注目するエンゲージメント活動は、「組織活力」を高めるための重要な取り組みだ。 では、エンゲージメント活動において最も大切なことは何か。それは、エンゲージメントを測ることでも、特定の手法にこだわることでもなく、「実践すること」にある。正解がないからこそ、対話し、議論し、試行錯誤を重ねながら進めていくことが不可欠なのだ。 本書では、組織開発の専門家である田中信と、3,500社以上の組織づくりを支援してきたWevoxチームが、実践企業の事例をもとにエンゲージメント向上の知見を集約。具体的なアプローチや成功のヒントを提供する。 実践は、あなたから始まる。 あなたの行動が、周囲を動かす。 実践する人が増えれば、組織は変わる。 組織をよくするのは、わたしたちだ。 さあ、エンゲージメント実践の旅に出かけよう。 ▼本書の主な構成 [ 基礎知識編 ] エンゲージメント活動とは? エンゲージメント活動の全体像 Engagement Runner とは? [ ERマトリクス - ミッション編 ] ERマトリクスの概要 PLAN / CONNECT / SUPPORT / SPREAD / UPDATE [ ERマトリクス - アクション編 ] 情報収集 企画作成・方針決定 体制・スケジュールを考える インタビュー 経営層・キーパーソンとの対話 社内への情報発信 研修・トレーニングの企画・実施 社内イベントの企画・実施 社内コミュニティ 活動のアップデート [ エンゲージメントの体感と実践編 ] エンゲージメントの実践とは何か? エンゲージメントの実践力を身につける三つのレベル エンゲージメントが高いチーム・職場を見学する [ 対話&TEAM EXPERIENCE編 ] 対話はなぜ重要なのか? 対話とは何か? 「上司と部下」のコミュニケーションスタイルを使い分ける TEAM EXPERIENCE チームが行き交う五つのフェーズ [ スキル&スタンス編 ] 聴くスキル:インタビュースキル 残すスキル:活動のログを取る 残すスキル:ER を増やす、スキルを受け継ぐ 変容のスキル:変化と変容 その他のオススメスキルと活かし方、学び方 スタンス
  • 悪気のないその一言が、職場の一体感を奪っている
    4.0
    【内容紹介】 同調圧力/減点主義/厳しく指摘する/上下関係/つぶし合う/皆で仲良く苦しむ(ゆえに深夜残業に付き合わされるといったことも)/新人や初心者に冷たい……。 こうした考え方・働き方を引きずっている人がいまだにいて、無意識に、良かれと思って行われる言動によって、メンバー(部下)は自尊心を奪い、チームの一体感を奪っているケースが多々あります。さらには、組織の変革の足を引っ張るだけでなく、組織にリスクをもたらすこともあります。 このような状況を打開するには、認め合い、期待し合う、そのような相互リスペクトのある環境を生み出すことができる方法「リスペクティング行動」が求められます。本書は、そのリスペクティング行動について、具体例を交えながら紹介する一冊です。 【目次】 第1章 リスペクトがなければ、チームはもう回らない 第2章 仕事のコミュニケーションでよくある悩み & 今日から使える解決策 第3章 組織のマネジメントでよくある悩み & 今日から使える解決策 第4章 認め合う・期待し合うリスペクティング行動
  • ONE TEAM!ラグビー日本代表に学ぶ最強組織のつくり方
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    2019年日本で開催されたラグビーワールドカップ。日本中を熱狂させ、日本中に勇気と感動を与えたラグビー日本代表。言語や文化の異なる選手たちが、まさに「1つ」になってつかんだ初のベスト8という快挙。私たち日本人が仕事でチームを作り上げていくうえでも、この「ONE TEAM」というスローガンは大いに参考になる。例えば、ラグビー日本代表が「ONE TEAM」になれた一つの要因。それは、各々のメンバーがリーダーシップを発揮して、まっとうすべき役割を“自分事” として捉え、自分のプレーに責任を持って取り組み、「自分はいま、このチームの中でこのチームのために動いているんだ」という仲間意識――これがチームの一体感醸成につながっていった。 さらには、チーム一体になることによって生まれる積極性やコミュニケーションによるチームづくりを、ラグビー日本代表の「ONE TEAM」から大いに学べるに違いない。著者自身が、もっともチームづくりが重要とされるラグビーというスポーツで培った経験を豊富に盛り込みながら、結果を出し続ける「ONE TEAM」のつくり方を解き明かす一冊。 【目次】 はじめに 第1章 ラグビー日本代表チームが「ONE TEAM」になるまで 第2章 「ONE TEAM」一体感のある組織を目指そう! 第3章 「ONE TEAM」メンバーの積極性を高めよう! 第4章 「ONE TEAM」になるためのリーダーシップ 第5章 「ONE TEAM」のなかで個性に磨きをかけろ! おわりに

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