国内ミステリーの検索結果

  • 東北四大祭り殺人事件

    東北四大祭り殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    血まみれの鎧武者の亡霊が出現! 遺跡発掘の祟りか? フリー・ライターの森原は、亡霊を目撃した四人の主婦を取材。ところが、その主婦の一人が亡霊を見た現場で他殺体で発見された。続いて、もう一人が殺され、残った二人も失踪! 四人を結ぶ糸は、三年前の東北四大祭りツアーでの殺人事件? 七夕、ねぶた、竿灯、花笠。夏の風物詩を背景にした傑作推理。
  • 逃亡刑事

    逃亡刑事

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    県警内部、全員敵!? 「どんでん返しの帝王」が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が、銃で殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を知った警部・高頭冴子は真犯人に陥れられ、警官殺しの濡れ衣を着せられる。自分の無実を証明できるのは、事件の目撃者である八歳の少年のみ。少年ともども警察組織に追われることになった冴子が逃げ込んだ場所とは!? そして彼女に反撃の手段はあるのか!? 息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
  • 逃亡刑事

    逃亡刑事

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,799円 (税込)
    県警内部、全員敵!? 千葉県警の警察官が殺された。捜査にあたるのは、県警捜査一課で検挙率トップの班を率いる警部・高頭冴子。陰で〈アマゾネス〉と呼ばれる彼女は、事件の目撃者である八歳の少年・御堂猛から話を聞くことに。そこで猛が犯人だと示したのは、意外な人物だった……。思わぬことから殺人事件の濡れ衣を着せられた冴子。自分の無実を証明できる猛を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!? 冴子は真犯人にどう立ち向かうのか? どんでん返しの帝王と呼ばれる著者が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
  • 逃亡者

    逃亡者

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    逃亡中の殺人犯が偶然から人の命を救うことに……人間の心の闇を描く問題作  渋谷のラブホテルで売春婦が殺害された。鉈(なた)で頭部を一撃される残忍さだった。北玉川署の刑事たちは、四年前に管内で起きた殺人事件と手口が同じことから、逃亡中の被疑者・有沢に疑惑の目を向ける。有沢は幼い頃母に捨てられ、養父に育てられたが、暴力に耐えかね養父を殺害したのだ。その有沢は、大分の母の墓前を訪れていたが、倒れている女を発見し助けることに…。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 逃亡者

    逃亡者

    小説・文芸
    3.6
    1巻995円 (税込)
    時効直前で逮捕された「松山ホステス殺人事件」の福田和子をモデルに、魔術師・折原氏ならではの四転五転のトリックが冴える叙述ミステリー。結末を読むのが怖い、大人気「――者」シリーズ! 同僚だった女に持ちかけられた交換殺人の提案に乗り、一面識もないその夫を殺した罪で逮捕された友竹智恵子。だが、警察の不手際から脱走に成功した彼女は、整形手術で顔を造り変え、身分を偽り、逃亡を続ける。時効の壁は15年。DVの夫、そして警察による執念の追跡から、智恵子は逃げ切ることができるのか? 運命の日の朝、驚くべき真実の扉が開く――。
  • 逃亡者と古傷

    逃亡者と古傷

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    「ジョー・ヴェニスはサム・スペードとフィリップ・マーロウの貴重な後継者だ。マット・スカダーともうまくやっていけると思うね!」ローレンス・ブロック ニューヨークの私立探偵ジョー・ヴェニスの冒険。ミステリー研究者・翻訳家として活躍する練達の著者が贈る、古き良きハードボイルドを現代によみがえらせた注目の新作。 いつものように、探偵事務所で昼のBLTサンドウィッチを食べていたおれ=ジョー・ヴェニスのもとに、驚くべきニュースがもたらされた。自分の娘も同然の若き女性探偵が銃撃されたというのだ。わりない仲の彼女の母親から依頼され、犯人探しに乗り出したジョーは、みずからの過去の古傷に向き合うことになる…… クラック・ワイズを吐きながら、探偵はニューヨークの街角を駆ける! ハードボイルド私立探偵小説を現代によみがえらせた逸品2編を収録。 【電子オリジナル版】
  • 逃亡犯とゆびきり

    逃亡犯とゆびきり

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,683円 (税込)
    親友が、シリアルキラーになった。 フリーライターの世良未散のもとに「女子中学生墜落死事件」の執筆依頼が入った。エロやお笑い記事を書きながら、いずれは社会派のルポをと願っていた未散には願ってもない仕事だ。 転落死した15歳の少女・清水萌香は、死亡時スマートフォンを所持しておらず、「あたしは一一七人に殺された」という遺書を残していた。周囲の人間の、萌香に対する評価もさまざまだ。深まる謎に翻弄されつつ書いた記事の「前編」が雑誌に掲載された日、未散のスマホに着信が入る。それは、高校時代、未散にフリーライターとしての基礎をもたらした、親友・古沢福子からだった。「記事、読んだぞ」「2-Aの神崎を思い出したよ」とだけ告げて電話は切れる。しかしその言葉は、萌香の抱えていた闇を明らかにするものだった。 事件の真相に迫る「後編」の記事は評判を呼び、未散はライターとしての知名度を上げる。しかしそれを福子に伝えることは叶わない。なぜなら、福子は4人の男女を殺害した容疑で指名手配中の身だからだ。どこにいるかも、連絡先もわからない。次第に、未散は福子からの電話を心待ちにするようになる。それが、前代未聞の事件の端緒になるとも知らずに……。
  • 逃 亡 岬

    逃 亡 岬

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    東西薬品の九門愛一郎はTVニュースを見て愕然とした。早暁、喧嘩別れしたばかりの愛人・高見沢ミサが刺殺され、自分が手配されているのだ。無実を晴らせるのは、事件直前に遇った女性と一枚の写真だけである。九門は一億数千万人のなかの〃たった一人〃の証人を追い求めるのだが……。迫真のサスペンス・ミステリー。
  • 東名高速殺人事件

    東名高速殺人事件

    小説・文芸
    5.0
    1巻660円 (税込)
    夜明けの東名高速。大型トラックの追突をきっかけに大事故が発生した。そのトラックの冷凍コンテナから女性の冷凍死体が……! その後、相次いで発見された二人の死体、いずれも婦人警官のものと判明した。事件の背後に見え隠れする、BMWを操る男は何者か? 突然現われた謎の美少女は? 特捜ハイウェイ刑事・天宮が愛車に乗って謎を追う。
  • 東名高速に死す~ハイウェイ・ハンター・シリーズ~

    東名高速に死す~ハイウェイ・ハンター・シリーズ~

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    シャープな顔立ちに鋭い眼光、鍛え上げた肉体。西城秀夫は警察庁直属の秘密捜査官だ。東名高速全線開通とともに、沿線都市の暴力団組織の動きが活発化。麻薬や密造拳銃の取引は拡大する一方だ。西城は、抜群の銃の腕前と頭脳を武器に、単身、腐敗した街の浄化へとひた走る。最初のターゲットは、麻薬密輸に荷担する麻薬取締官の抹殺だ! 超人気シリーズ第1弾。
  • 透明な遺書

    透明な遺書

    小説・文芸
    4.3
    1巻946円 (税込)
    「警察は自殺だと言ってます。でも、私は自殺だなんて信じてません」福島県喜多方で排ガス自殺と断定された父の死因を承服できない清野翠。翠の父の友人であった「歴史と旅」藤田編集長の依頼をうけて浅見光彦は、彼女とともに残された“透明な遺書”をよりどころに、正々堂々、喜多方にむかうのだが。(講談社文庫)
  • 透明な一日

    透明な一日

    小説・文芸
    4.5
    1巻889円 (税込)
    十四年前に発生した連続放火事件。その中で能勢幸春と竹島千鶴はそれぞれの母を失った。後に再会した二人は交際を始め、千鶴が妊娠、幸春は結婚の承諾を得るため千鶴の父・久信に会いに行くが、久信は交通事故で記憶障害──前向性健忘に陥り、事故以来六年もの間毎日同じ日を繰り返していた。対面の数日後、幸春の知人で放火事件の関係者でもあった木村泰典が、公園で頭から血を流して倒れているのを発見される。当初は強盗事件と思われたものの、悲劇はこれだけでは終わらなかった……。次第に疑心暗鬼に駆られてゆく幸春と千鶴の未来の行方は? 鬼才が放つ驚愕と感動のミステリ。
  • 透明な檻

    透明な檻

    小説・文芸
    5.0
    1巻660円 (税込)
    会社員の佐田弘史(ひろし)は、娘のかなえが通う女子校の美術教師・柳本靖代と関係を持ってしまう。罪悪感を持ちながらも、別れることができずにいた。佐田が再び彼女と二人きりで過ごしていた夜、娘の同級生が何者かに暴行された――。浮気を公(おおやけ)にできず、アリバイのない佐田に容疑が向けられる。平穏な生活を奪(うば)われ「絆(きずな)」を失いつつある家族に、さらなる事件が襲(おそ)いかかる!
  • 透明な少女が死んだ

    透明な少女が死んだ

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    「この街であの子が消えても、誰も知らない」 社会の片隅、ひとりぼっちで死んだ少女。 「誰」が彼女を殺したのか……。 戸籍のない少女の「生」の軌跡を、女性ジャーナリストが追う! ――衝撃の結末まで、目を背けるな。 ある夏の日、ひとりの少女が死んだ。 山奥に遺棄され死後二週間が経過した遺体は、無戸籍児であったがゆえに身元判明まで長い時間がかかった。 社会の片隅に消えた透明な少女は、何を思い最後の日々を過ごしたのか。 ジャーナリストの磯野みちるは独自取材の末に残酷な真相へと辿り着くが……。 堕ちた少女の切なる「祈り」が胸をえぐる、恐るべき真実をはらんだ問題作!! 愛とは? 友情とは? 生きる意味とは?―― 号泣必至のヒューマン・ミステリー!
  • 透明な方舟

    透明な方舟

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    二十六年前、飛騨白川郷。十二歳の私が住む合掌造りの家は、赤い炎に包まれ崩れ落ちた。焼け跡からは、父母の遺体が。火事は私の心までも焼き焦がした。……今、私の眼前に、その家が当時のままに現れた。技術が作り出した仮想現実。そこには父と母、そして〃彼女〃もいた。浮かび上がる苦い真実に私は……。〃祈り〃と〃救い〃――幸福の「明日」を問う表題作ほか全四編!
  • 透明人間の納屋

    透明人間の納屋

    小説・文芸
    3.5
    1巻576円 (税込)
    昭和52年夏、密室状態のホテルの部屋から一人の女性が消え失せ、海岸で死体となって発見された。孤独な少年・ヨウイチの隣人で、女性の知人でもあった男は「透明人間は存在する」と囁き、納屋にある機械で透明人間になる薬を作っていると告白する。混乱するヨウイチ。心優しき隣人は犯人なのか? やがて男は外国へ旅立ち、26年後、一通の手紙がヨウイチのもとへ届いた。そこには驚愕の真相が記されていた! (講談社文庫)
  • 洞爺湖殺人事件~寝台特急「北斗星」23時32分の謎~

    洞爺湖殺人事件~寝台特急「北斗星」23時32分の謎~

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    雪の北海道・洞爺湖畔に刺殺死体! 被害者は、撮影旅行中の写真同好会「横浜カトレア会」の会員・下元博光であった。遺品となった「湖畔の美女」の写真。一年前のOL殺人事件とのつながり。……事件を追うルポライター・浦上伸介の前に、幾重ものアリバイの壁がたちはだかった! 寝台特急「北斗星」を舞台に、緻密にはりめぐらされたトリックが、読者を魅了する。
  • 冬雷

    冬雷

    小説・文芸
    3.9
    1巻799円 (税込)
    大阪で鷹匠として働く夏目代助の元に訃報が届く。12年前に行方不明になった幼い義弟・翔一郎が、遺体で発見されたと。孤児だった代助は、日本海沿いの魚ノ宮町の名家・千田家の跡継ぎとして引き取られた。初めての家族や、千田家と共に町を守る鷹櫛神社の巫女・真琴という恋人ができ、幸せに暮らしていた。しかし義弟の失踪が原因で、家族に拒絶され、真琴と引き裂かれ、町を出て行くことになったのだ。葬儀に出ようと町に戻った代助は、人々の冷たい仕打ちに耐えながら事件の真相を探るが。第1回未来屋小説大賞を受賞した、長編ミステリ。/解説=千街晶之
  • 遠い国からきた少年

    遠い国からきた少年

    小説・文芸
    3.6
    1巻858円 (税込)
    羽田法律事務所で調査員として働く風町サエは、殺人罪で服役経験のあるシングルマザー。ある日、芸能界のフィクサーと呼ばれる小田崎が、羽田法律事務所を訪れた。小田崎は、アイドル候補生を店頭に立たせる安売りピザ店で大儲けをした男。店頭に立つアイドル候補生は、ファン投票の結果でメジャーグループに昇格できる仕組みで、自分が応援する候補生をメジャーにするため、ファンはピザを注文し投票券を獲得するのだ。このピザ店でアルバイトをしていたひとりの少女が自殺をし、両親が1億2千万円の賠償金を要求しているという。賠償金額を減額させたいという小田崎の依頼に調査を始めるサエだったが、次第にある人の過去にも迫ることになり――。 『笑う少年』を改題。
  • 遠い国のアリス

    遠い国のアリス

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    売れっ子少女漫画家の菊池有栖(ありす)は、締め切りに追われる毎日。羽根を伸ばしに信州の知り合いの別荘をひとり訪れた。その夜高熱にうなされた有栖は、朝目覚めると自分の周辺の人間関係や細かい物事が少しずつおかしなことになっているのに気づく。昨日までと違うちぐはぐな世界に「ここは私がいたところじゃない!」。それは想像を超えた時空の旅の始まりだった。異色の青春ファンタジー。
  • 遠い殺人者

    遠い殺人者

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    雨の六本木。そのバーで偶然旧友と出会い、加賀郁夫の記憶はあの時代へと遡った。およそ青春と呼べるものではなかった時代、仲間たち。……マリーと自称する美女をめぐって、仲間の一人が殺され、彼らは抜き差しならない事態に巻き込まれたのだ。学生運動の嵐、ミニスカート、ロックバンド。1969年に少年たちを襲った謎の事件!? 冒険とサスペンスあふれる傑作。(『明日なんて知らない』改題)
  • 遠 い 渚

    遠 い 渚

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    夜釣りに出たまま行方不明の一等海上保安士・曾我一守が、新潟・直海(のおみ)浜で死体で発見された。海上保安庁特別警備監・関守充介の甥である。関守の妻も14年前、陵辱されたうえ殺されていた。単身、捜査に乗り出した彼は、自宅を放火され、恋人・由紀を拉致された……。海を舞台に展開する著者得意の長編サスペンス巨編!
  • 遠い波紋

    遠い波紋

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    鮮やかに繰り広げられるミステリアスな七つのドラマ  時を経て、人から人へと伝えられる想い。秘められた過去への扉は、七つの鍵で開かれる…。  旅行のついでに頼まれたたずね人を探す「白い再会」、掘り出し物の古時計の中から歯が出てきた「古い時間」など、ハートフルな物語を7本収録。 ・白い再会 ・古い時間 ・黒い革鞄 ・長い化粧 ・淡い風景 ・甘い約束 ・遠い波紋 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 遠きに目ありて

    遠きに目ありて

    小説・文芸
    3.9
    1巻550円 (税込)
    成城署の捜査主任真名部警部は、とある縁である少年と知り合うことになった。岩井信一、年齢からいうと高校受験期ぐらいの少年である。彼は重度の脳性マヒだった。だが、親しくなるにつれて、この少年の予想外の聡明さに驚嘆するようになる。ある時、約束していた映画鑑賞を突発事件のためすっぽかしてしまったお詫びにと、その事件の経緯を話して聞かせたところ……!~ 安楽椅子探偵の歴史に新たな一ページを書き加えた連作推理短編の傑作であり、不可能犯罪や奇抜なアリバイ・トリック等を満載した、著者の本格推理分野での代表作と言えよう。
  • 遠くからの声

    遠くからの声

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    姉が結婚する前の交際に利用された妹は、姉の新婚旅行へもやって来た。妹の不思議な行動の意味が、霧の中の遠い声となって哀しくひびく――“遠くからの声”。同郷で小学同級生で親友の間に何故殺意が生じたのか――“殺意”。人間の深層の動きを捉えて、生の実存を問う推理作品群8編。
  • 遠ざかる家

    遠ざかる家

    小説・文芸
    3.0
    1巻627円 (税込)
    人生という「なぞなぞ」に正解はあるのか? 語り手は、一人暮らしを続ける四十七歳歯科医・和也。実家の父親の看病を名目に妻は不在、大学生になる二人の息子も家を出ている。三歳になるアメリカン・ショートヘアと自適の生活を続けていたが、NHKに勤務する兄・靖彦がアルコール依存症のため緊急入院したことから、物語は動き出す。記憶のなかに留まる、ゼラニウムを描いた一枚の油絵を発端に、入院先の病室から問わず語りに幼少期の記憶を紐解いていく兄。 やがて、その絵は、彼ら兄弟の亡き父が描いたものであることへと逢着する。そして、ゼラニウムとともにその絵に描かれていた少女は、戦時中に五歳で亡くなった叔母であった。同じく五歳で亡くなった彼らの妹と同じ、明子という名の――。 物語終盤。愛娘を過剰に守ろうとするあまり、兄・靖彦は心を乱し、自身の家族を軟禁しての先の見えない小旅行へと事態は発展する。兄の行方を突き詰め、対話を試みる和也。そのなかで、和也は、無自覚にひた隠してきた自身の持つ生の不全感のルーツに思い至る。
  • 遠すぎた終着 下山事件四十七年目の夏

    遠すぎた終着 下山事件四十七年目の夏

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    音響機器メーカーに勤める早瀬喬は、人生の恩人である宗田克人の突然の訃報を聞き、愕然とした。しかも、宗田が亡くなる直前に書き上げた原稿がなくなっているという。早瀬は通夜の席で知り合った女性と、宗田が列車に轢かれたという山梨県上野原町の現場を訪れ、宗田の死に不審の念を強くする。原稿は下山事件……昭和二十四年に起こった下山定則初代国鉄総裁の轢死事件の驚くべき真相について書かれていたというが、その内容を知るものはいない。早瀬が女性編集著の協力を得て、消えた原稿の行方を追ううちに、二つの轢死事件の接点が見え始めた……。  戦後史最大の謎とされた怪死事件に肉迫する著書渾身の現代史推理。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 遠野・京都 橋姫鬼女伝説の旅殺人事件

    遠野・京都 橋姫鬼女伝説の旅殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    宇治橋での殺人事件。その嫌疑をうけ、被告として法廷に立ったのは、行天珍男子巡査部長だった! 不運なことに、真犯人発見の頼みの綱である赤かぶ検事・柊茂は、行天夫妻と親しいため、事件関与を許されない。――行天が接触した女性たちの正体は? 遠野に伝わるオシラサマの謎とは? 京都と遠野を舞台に描く本格法廷推理!
  • 遠野殺人事件

    遠野殺人事件

    小説・文芸
    3.0
    1巻792円 (税込)
    民話と伝説の里、岩手県・遠野の五百羅漢で女性の絞殺死体が発見された! 被害者は東京の会社に勤める貴代。遺品のカメラには同行するはずのなかった同僚・貞子の笑顔が! 貞子には経理上の不正も発覚し、容疑者として浮上するが、一ヶ月後自殺死体として発見される。先輩二人の死に疑いを持った留理子は、巧妙に仕組まれた事件の謎を執念の推理で解き明かせるのか!?
  • 遠野伝説殺人事件

    遠野伝説殺人事件

    小説・文芸
    3.7
    1巻565円 (税込)
    早池峰(はやちね)山、カッパ淵、曲り家……。岩手県遠野市の里山を散策する悠々自適の退職者に見えた被害者の足どりは、一体何を意味するのか。奥軽井沢にあるM研究所のHPの掲示板に残された批判のメッセージとは。次々と起きる殺人を被害者の娘は食い止めることができるのか。現代医学の闇を衝いた十津川警部シリーズの傑作。
  • 遠野・八幡平 殺意の鉱脈(小学館文庫)

    遠野・八幡平 殺意の鉱脈(小学館文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 旅行代理店に勤務する美代川麗子は、ツアーの打ち合わせで訪れた遠野で、殺人の第一発見者となる。その被害者は、盛岡で知り合ったばかりの鈴木刑事だった。彼は、定年を前に時効間近の殺人事件を追っていた。鈴木は、裏に不思議なメモを記してある、曲がり家を背景に、若い頃の被害者ともう一人が写っている写真を持っていた。麗子がマークした人物には犯行は不可能な筈だったが、麗子はそのアリバイに挑んでいく。そして、明らかになった二つの事件の驚くべき真相とは!?元警察官で仕事の先輩・黒岩とともに真犯人に迫っていく、美代川麗子シリーズ最新作。
  • 遠野物語殺人紀行

    遠野物語殺人紀行

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    千歳空港を飛び立った全日航ボーイング727型機が遠野山中で墜落、乗っていた115人全員が死亡した。遠野に取材にきていた東朝新聞記者・結城は、ニュースを知り、現場に一番乗りした。凄惨な墜落現場では、マスコミ各社が取材合戦を展開、遺体収容も順調に進む。だが、異変が起こった。どう数えても2遺体多く収容されているのだ。この謎の解明に結城は、ひとりの男を追いつめていった。遠野から光りきらめく沖縄へと…。遠野物語に隠されている“秘密”がひき起こす連続殺人事件。著者会心の紀行ミステリー。
  • 遠山郷 雲海の殺人

    遠山郷 雲海の殺人

    小説・文芸
    -
    1巻682円 (税込)
    長野県安曇野の秘湯、中房温泉の宿から泊り客の行方不明が報告され、翌日転落死体で発見された。 死体で発見されたのは同じ長野県の南信州の標高1000メートル以上の山村に東京から移り住んだ男だった。 男は妻と次女を東京に残し、問題を抱えた長女を山村の「寮」に“留学”させていた。 転落事故死かと思われたが、偽造された遺書、不思議な記号が書かれた地図らしきものなど、不審な遺留品が見つかった。 安曇野署の刑事・道原伝吉は殺人の疑いを強くし、記号はラブホテル、巨大な歓楽街・新宿歌舞伎町ではないかと目星をつける。 新宿署の協力を得て捜査を開始するうちに、歌舞伎町を舞台にしたドロドロとした人間関係や、東京と信州を結ぶ因縁が見え隠れしてきた。
  • 通りすぎた夜

    通りすぎた夜

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    四年間の平凡なOL生活が終わった。美弥子は郷里で結婚する。しかし送別会の夜、波乱のなかった人生をくつがえす事件が起きた。ひとり暮らしの彼女の部屋に、深夜、殺人犯の男が逃げ込んだのだ。異様に熱っぽい目。女の本能で、彼が何を考えているのかを予知できる(表題作)。笹沢作品の根底にある、あるものが濃厚に漂う、常に高い評価を受けてきた推理短編傑作集。
  • 通り魔~昭和ミステリールネサンス~

    通り魔~昭和ミステリールネサンス~

    小説・文芸
    3.5
    1巻814円 (税込)
    東京の千川上水沿いで連続する“通り魔”事件。いずれも若く太った女性が臀部を切りつけられ、被害者は数を増すばかり。だが、警察の捜査は捗らず、ついには婦警を囮に犯人を誘き寄せたが……。法の抜け穴をついた巧みな構成が光る表題作を始め、著者の記念すべきデビュー作「寒中水泳」、国際情勢を加味したスパイ小説「風の報酬」など、名手の腕が冴える傑作集!
  • 都会の狼

    都会の狼

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    「殺(や)ったのはおれじゃない。伊勢佐木(ザキ)町のジャックだ!」無実の叫びを残して絞首台に消えた死刑囚・小山。小山に恩のあるヤクザ・荒井は復讐を誓い、真犯人捜しに乗り出す。“ジャック”とは何者なのか。しかし、“ジャック”と関係のある人物が次々と殺され、荒井に容疑が。事件は意外な展開へ……。 霧島三郎、因縁の縺れを解く!
  • TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 新装版

    TOKAGE

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻946円 (税込)
    大手都市銀行の行員3人が誘拐される事件が発生。身代金要求額は10億円。警視庁捜査一課特殊班係の上野数馬は、覆面捜査専門のバイク部隊「トカゲ」の一員として初めての誘拐犯逮捕に挑む。人気警察小説シリーズ第1弾の新装版《解説・香山二三郎》
  • 戸隠伝説殺人事件

    戸隠伝説殺人事件

    小説・文芸
    3.5
    1巻638円 (税込)
    戸隠は昔から数多くの伝説を生み、今なお神秘性に満ちた土地だ。長野実業界の大物、武田喜助が〈鬼女紅葉〉の伝説縁の地“毒の平”で毒殺された。戸隠村“矢立神社”では男女2人が背中に矢を刺されて殺された。そして第3の殺人が……。約四十年前の事件と現代のこの忌わしい殺人事件が細い糸で繋がれた時、明らかになる意外な事実とは!“信濃のコロンボ”竹村警部が難事件に挑む本格伝奇ミステリー。
  • 咎人のシジル

    咎人のシジル

    美貌の青年・藍沢結人は、ひとつの街でひとつの恋しかしないと決めていた。なぜなら、恋をした相手の首に縄をかけ吊るすことを最大の愛情表現だとしているから。このあかつき町でもひとりの劇団員の女性を自殺にみせかけて吊るしたので、別の街へ移ろうと考え…? 連続殺人者と犯罪被害者家族たちが入り乱れ、誰もが傷つけ傷つけられる復讐の因果が回り始める!
  • 時のアラベスク

    時のアラベスク

    小説・文芸
    4.0
    1巻583円 (税込)
    東京、冬。出版記念会の席上に届けられた深紅の薔薇から、惨劇の幕が開く。舞台は、ロンドン、ブリュージュ、パリを経て、再び冬の東京へ。奇怪な事件が続発し、事態は混迷の度を深めていく。精緻な文体と巧妙なトリックを駆使して、人生の虚飾と愛憎を描く長編本格推理。気高く幻想的な作風で多くの読者を魅了し続ける作家・服部まゆみの記念すべきデビュー作。〈第七回横溝正史賞受賞作〉
  • 時のカフェテラス

    時のカフェテラス

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    喫茶店で見た油絵は、亡父が宝物にしていた高名画家の作に似ている。そこから回想はわが家の過去にと及ぶ。父の死、経済危機、姉による絵の売却、さらに姉の私生活の秘密とその死。あの絵は、幾多の人生模様を眺めてきた。人生での休息点「時のカフェテラス」を舞台に人間の哀歓を巧みに描く秀作集。
  • 時の殺意 京都

    時の殺意 京都

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    京都・仙台を遮断する“時刻表の壁”を破ることはできるのか…? 「はんにんは、きょうと…」  京扇子の老舗『扇美堂』の職人が謎の言葉を遺して殺された。折から建都千二百年記念に湧く京都で個展開催中の新進写真家・志麻星也は、この事件で、『扇美堂』の娘でかつての恋人・美寿々にまで容疑が及んだことを知り、真相解明に乗りだす。さらに、彼の個展から消えた写真と第二の殺人の符号が…。  二つの死を結ぶ奇妙な糸と、古都に錯綜する時間の罠。犯行を不可能にする時刻表の壁に挑む志麻の前に、大きな謎が立ちはだかる。 ●矢島誠(やじま・まこと) 1954年、東京生まれ。中央大学卒業。雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
  • 時の審廷

    時の審廷

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,672円 (税込)
    戦中のハルビン、戦後の日本、そして現代――。数多くの謎に満ちた事件が起こり、交錯するとき、日本を震撼させる出来事が明かされる! 磐石の地位を保ってきた政権党から第二党への初めての政権交代なるかが注目された総選挙の投開票日に、東海地方での地震予知情報の発令が。そしてその日、弁護士兼探偵の森江春策に「日本分断」と告げる謎の電話があった――。
  • 時の剣 告発弁護士シリーズ

    時の剣 告発弁護士シリーズ

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    時効を目前にして、逃亡中の男が、強姦殺人容疑で逮捕された。弁護士は、猪狩文助。トレードマークは、薄汚い風呂敷包みと剥げたステッキ。80歳を越えているが、いったん法廷に立つと、「法廷荒し」の異名の通り、検事や証人、時には裁判官を向こうにまわし、絶妙のあざとい駆け引きで、被告に有利に導いていく──。
  • 時の報酬

    時の報酬

    小説・文芸
    -
    1巻682円 (税込)
    ブティック七店とレストラン三店を経営し、不動産業にも手を出している凄腕の経営者・池沢久夫に、不気味な電話がかかってきた。 相手にしなかったが、その得体のわからない相手は、ブティックに現れ、店員にわかるように万引きをした。 単なる万引き犯でないことは明らかで、池沢は急ぎ、店に向かうことにした。案の定、万引き犯は見知った顔、武原耕司だった。 武原の出現は、池沢にとってやっかいだった。凄腕の経営者になるためのとっかかりの金の工面に、武原は深く関わっていたのだ。 池沢はネチネチと絡んでくる武原に、どうやって対処するのか。男としての本当の真価が何かを問う!
  • 時の密室

    時の密室

    小説・文芸
    3.8
    1巻900円 (税込)
    明治政府の雇われ技師エッセルは、謎の館で偶然死体を発見するが、その後死体は消失した。昭和45年、医大生氷倉(ひくら)は河底トンネルで、そこにいるはずのない友人の刺殺体に遭遇した。そして今<路上の密室>事件を追う森江春策の前に、明治・昭和の未解決事件が甦る! 2001年本格ミステリ・ベスト10第2位に輝く傑作。(講談社文庫)
  • 時の誘拐

    時の誘拐

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,089円 (税込)
    府知事候補の娘樹里が誘拐された。身代金運搬に指名されたのは全く無関係の青年阿月。だが大阪の都市構造を熟知した犯人の誘導で金を奪われ疑いの目は阿月自身に。彼の汚名をすすぐべく乗り出す素人探偵森江だが、捜査の先には戦後の大阪で起きた怪事件の謎が!? 過去と現在が交錯する著者屈指の傑作長編。(講談社文庫)
  • 時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎

    時をかける眼鏡

    小説・文芸
    3.5
    1~9巻561~671円 (税込)
    【集英社オレンジ文庫創刊!】法医学者が描く、タイムスリップ医学ミステリー! 母の故郷・マーキス島にある「法医学博物館」で突然過去の世界に飛ばされた、医学生の西條遊馬(さいじょう あすま)。わけがわからないまま、殺人事件の現場に居合わせたために投獄されてしまう。そこで出会ったのは、この国の皇太子ロデリック。彼は、父である王を殺した罪に問われているというのだが…? そして、ロデリックの無実を証明するよう、遊馬に頼んできた人物とは――!?
  • 時をきざむ潮

    時をきざむ潮

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    第23回江戸川乱歩賞受賞作品  三陸の辺鄙(へんぴ)な海岸で、双生児を思われる学生の遺体が車の中から発見された。地元警察署には、別の学生の捜査依頼が出されていたが、高館刑事は二つの事件のつながりを直感し、接点を求めて捜査を開始する。事件の舞台となった白蟹村は古い伝承と習俗をもつ閉ざされた社会であった。刑事の執念の捜査が、まさに核心に迫ったとき、古代伝承は不気味に甦る。 ●藤本泉(ふじもと・せん) 1923年、東京生まれ。日本大学国文科卒業。1966年に「媼繁盛記」で第6回小説現代新人賞を受賞し文壇にデビュー。部落問題を扱った第17回江戸川乱歩賞最終候補「藤太夫谷の毒」(のちに『地図にない谷』と改題して刊行)、第75回直木賞候補『呪いの聖域』、第30回日本推理作家協会賞長編賞候補『ガラスの迷路』など話題作を立て続けに発表したのち、1977年に『時をきざむ潮』で第23回江戸川乱歩賞を受賞。その他、伝奇ミステリ「えぞ共和国」シリーズなど著書多数。1989年2月、旅行先のフランスから子息に手紙を出したのを最後に消息を絶ち、行方不明のまま現在に至っている。
  • 時を越えて

    時を越えて

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    三人きょうだいの長女として、貧しい家に育ったみよ子。十六歳になり、病弱な、村一番の財産家の一人息子と結婚。十八歳で長男を産み、幸せな日々を送っていた。そこに現れた白い着物の女……。「この家にかかわる者は一人残らず殺してやる」冷たく響く女の声。この家に何があったのか。あの家に火をつけたのは誰? 謎が複雑にからみあう小説。
  • 時を巡る肖像 絵画修復士 御倉瞬介の推理

    時を巡る肖像

    小説・文芸
    3.3
    1巻550円 (税込)
    名画に秘められた犯罪を、絵画修復士の御倉瞬介が修復の手を進めながら、その絵にまつわる因縁を読み解いていく本格美術ミステリー。ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなど、人気の高い世界的な名画である肖像画の、傷つき変質した部分に隠された謎とは? そこに描かれた人物と事件のかかわりを、絵具の下地まで見透かす透徹した推理で、見事に究明していく。著者の、美術作品への鋭い鑑賞眼と合わせて、思慮深い人間観察が、確かに思えていた世界をみごとに反転させる。6話を収録した連作短編集。
  • 特異家出人 ~警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦~

    特異家出人 ~警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦~

    小説・文芸
    3.3
    1巻814円 (税込)
    被疑者に甘い奴が、特殊班では切り札になる。 東京都葛飾区在住の有村礼次郎という一人暮らしの資産家老人が失踪した。捜査すべき“特異家出人”であるかを探ることになった警視庁捜査一課特殊犯の堂園晶彦は、老人と唯一交流があったという少女・加藤奈々美から、老人と電話で話した際「変な音」を耳にしたことを知る。有村邸の玄関からは血痕が検出され、預金通帳や証書、有価証券、不動産の登記書、時価二億と推定される根付のコレクションが消えた。目撃証言により、彼を拉致したのは鹿児島の元指定暴力団員・中俣勇夫であることが判明。中俣の消息を追い鹿児島に飛んだ堂園は、自身の祖父と有村老人が県立鹿児島第一中学校で同級生だったことを知る。二人は高等学校の替え玉受験が発覚したことを機に、故郷・鹿児島を追われていた。県警の刑事・大迫らとともに中俣の潜伏先を特定した堂園は突入をはかるが、その直前、錯乱に陥った中俣が相棒に射殺されてしまう。しかし、拉致されたはずの有村老人は、その場に居合わせていなかった。有村の拉致には、彼と堂園の祖父の過去が大きく関わっていた……。
  • 特異犯罪捜査官

    特異犯罪捜査官

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    花嫁衣装(ブライダル・ドレス)をまとったNo1モデルが、毒草・とりかぶとで殺された。胎児を宿したまま……。彼女は服飾(ファッション)界の首領(ドン)の娘、小泉早苗。すぐに特異犯罪捜査本部が設置され、科学捜査研究所特捜部・西大寺次長も特別参加! ところが、早苗のライバル吉村織江も早苗の葬儀中に殺害された。西大寺が早苗の生前の足跡を辿ると、驚くべき秘密が……? 絶賛「捜査官」シリーズ。
  • 徳川慶喜公への斬奸状(ざんかんじょう)

    徳川慶喜公への斬奸状(ざんかんじょう)

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    明治43年、徳川慶喜は72歳となり、東京で余生を過ごしていた。ある日の散歩中、匕首を持って突進してきた男を、警備員が銃殺する。男の懐には「遥光(ようこう)の斬奸状は天下の愚書である」と書かれた半紙が入っていた。巡査部長の小川は、男が慶喜を襲った動機と、「遥光の斬奸状」とは何なのかを探る。しかし数日後、第2の殺人事件が起き……。謎の言葉を巡る連続殺人事件の、驚くべき真実とは!?
  • 特殊作戦群、追跡す!(上) 『ピノキオ急襲 上』改題

    特殊作戦群、追跡す!

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻660円 (税込)
    ★『ピノキオ急襲 上』を改題。 元新聞記者の鉄道事故、世界中で次々に姿を消す化学者、襲われる自衛隊基地。無関係に見えた物事が、佐渡島で起きた警察官惨殺事件によって結びついた! 陸自の第一空挺団もかなわない謎の敵に対し、陸自特殊部隊《サイレント・コア》が緊急召集され、敵殲滅に取りかかる。しかし、高い戦闘力を誇る彼らも思わず戦慄する敵が現れて……。
  • 特殊捜査官

    特殊捜査官

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    警視庁捜査一課内に新設された特殊捜査班の電話が鳴った。新宿のビル工事現場で夜警を殺し、ダイナマイトを奪って逃走中の犯人は脱獄囚という。厳重な緊急配備にもかかわらず、男は逃走を続け、新宿署に「女を誘拐した。一億円を用意しろ」と電話してきた。警察小説の第一人者が放つ、大好評〃捜査官シリーズ〃!
  • 特選 THE どんでん返し

    特選 THE どんでん返し

    “どんでん返しの神様”がここにいる。本格推理もクライムノベルも時代小説もジャンル不問!全編新作、仰天でのけぞる出来! 都市で漂流を続ける少女たちにとって、衣食住をめぐんでくれる“神様”とは? 自殺の名所で発見された女子高校生の死因を探る「僕」に協力者が現れた。河川敷で死体を発見した若者。だが彼には通報をためらうだけの理由が。事件のショックで記憶を失ってしまった被害者。催眠療法で記憶を戻すと……。儲け命の札差に五両を借りに来た御家人と、辻斬り事件に関係はあるのか。五編のどんでん返しをご賞味あれ。
  • 特捜女刑事官(1)

    特捜女刑事官

    小説・文芸
    -
    1~5巻495円 (税込)
    華やかな業界の底でうごめく欲望と利害のきしみが、さらなる犠牲の血を求める  三雲宝石店が襲われ、翌日、生首が宝石ショーの会場に届けられる猟奇事件が発生した。指名手配された店の支配人は宝石を持ったまま惨殺され、さらに店の筆頭株主の都議会議員も死体となっていた。何故関係者が次々と…。苦悩する警視庁の北条千里刑事官は、やがて怨恨の線から迷宮入りした15年前のある事件に真相が隠されていたことを掴むが…。長篇警察小説。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
  • 特捜検察官 疑惑のトライアングル

    特捜検察官 疑惑のトライアングル

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    検察内部の死闘に巻き込まれた副検事の活躍! 関空汚職と検察内紛の嵐に立ち向かう――副検事試験に受かった氷室鋭太は、仙台地検の検事正から、最高検への赴任を命じられる。極秘任務の内容は、問題の多い大阪地検の内部監察だった。司法試験なしでも弁護士になれる特任検事への昇格をチラツカされて、大阪へ着いた氷室を待ち構えていたのは、特捜派・公安派・国策派の三つ巴の権力闘争と、殺人事件だった。
  • 特捜検事 新編集版

    特捜検事 新編集版

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻968円 (税込)
    一般市民からの告訴や告発を受け付ける東京地検特捜部の直告係から、今日も立花検事に事件が回ってくる。小さな傷害や名誉毀損・詐欺・贈収賄・強制わいせつ事件として処理されるはずの案件が、なぜ殺人事件にまで変貌してしまうのか。立花検事の調書が今、紐解かれる! 直木賞作家が見つめた人生の黒い果実とは!? 昭和末期の名推理〈特捜検事〉シリーズから7編を再編集! 人生の真実に時代は関係ない。今野敏さんお勧め「さすが三好さん、熟練の筆の冴えだ。捜査小説ブームの今こそ、実直な立花検事の活躍を味わってほしい」。
  • 特捜ハイウェイ刑事

    特捜ハイウェイ刑事

    小説・文芸
    5.0
    1巻660円 (税込)
    「ポルシェ959で高速道路を350キロで走ってみせる」元レーシング・ドライバー・唐山から、公安二課に不敵な挑戦状が届いた。唐山の真の狙いは?急遽、特捜刑事に任命された高速隊のはみ出し者、天宮駿介は激しいバトルのすえ、中央道・阿智P・Aの先で唐山を追いつめた。が、突然狙撃され、しかもポルシェは忽然と姿を消した! 迫真のカーアクション傑作。
  • 特捜班危機一髪~警視庁特捜班ドットジェイピー~

    特捜班危機一髪~警視庁特捜班ドットジェイピー~

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    警視庁イメージアップのため(安易に)結成された戦隊ヒーロー“ドットジェイピー”。5人の美男美女警官(ただし性格に難アリ)の行く手を阻むのは、都知事のいやらしすぎる陰謀か!? それとも色と欲か!? インテリ、腐女子、Jr系、マッチョ、ロリ巨乳――キャラ立ちまくりの戦隊ヒーロー、ニッポンの平和をかき乱す!?
  • 特捜弁護士

    特捜弁護士

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    自らの重大ミスにより弁護士資格を剥奪された橘竜太郎。彼が働く工事現場付近で轢き逃げ殺人が起きた。しかも、轢いた車は忽然と消えてしまった!? 被害者は中山宗雄。十三年前、竜太郎のミスから無実の殺人罪を着せられ、二週間前まで服役していた男だった。運命を感じた竜太郎は、過去と現在の事件に挑む決意をした。社会派&本格推理の会心作!
  • 特捜女豹警視白鷺(1) 共犯

    特捜女豹警視白鷺

    小説・文芸
    -
    1~3巻495円 (税込)
    大都市での凶悪犯罪に挑む、美貌の女警視・二見川白鷺の活躍!  凶悪犯罪に挑む警視庁機動捜査隊。覆面パトカーを駆って、日夜活躍する猛者たちを率いる、28歳の美貌の女警視、二見川白鷺。そんな彼女のもとへ、元部下の秋沢知美の強姦殺人の知らせが入る。女としての怒りに燃えながらも、冷静に捜査をする白鷺。だが、知美の第一発見者の女性までがレイプされる。さらにクロに近い容疑者が死体となって、事件は闇の底へと沈むかに見えたが…。  死体に隠された謎に迫る長篇警察小説「特捜女豹警視白鷺」シリーズ第1弾。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
  • 特ダネ記者殺人事件

    特ダネ記者殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    殺人事件発生! 現場はこともあろうに、県警記者クラブの中だ。被害者は、大がかりな県庁汚職事件を追っていた敏腕記者「ゴロちゃん」こと根来だった。彼のコーヒーに、青酸カリを入れることができたのは誰か。汚職事件との関連は? 東朝新聞・姿三四郎記者のゆくてに、やがて第二の殺人が発生。事件は謎を深めてゆく……。江戸川乱歩賞作家の傑作ミステリー。
  • 特定しないでください

    特定しないでください

    小説・文芸
    3.7
    1巻759円 (税込)
    彼女の身に、いったい何が起こったのか――。 無名の新人作家である“私”のもとに舞い込んだ、とあるアイドルの行方調査依頼。どうやら、そのアイドルが所属していたのは『メンバーの中に人殺しがいる』という噂が流れ、現在はメンバー全員が失踪してしまっている曰く付きのグループらしい。 編集者からの催促を受け、次回作の企画に悩んでいた“私”は、半信半疑のまま彼女の行方を追ってみることにしたのだが……。 彼女の身に、いったい何が起こったのか。観客の証言、メンバーの裏アカウント、インタビュー音源などの断片から真相を浮き彫りにしていく、著者渾身のヒトコワ×ミステリー。
  • 特任女捜査官

    特任女捜査官

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)の神事・鷽替(うそか)えのさなか、女性の人さし指が発見された! ある傷跡を持つその指は、東京から失踪した女のものと判明。警視庁捜査一課の女刑事・平光子(たいらみつこ)が大宰府へ飛ぶ。後日発見された死体には、奇怪な手術跡が……。さらに東京でも女性の人さし指が発見される! 連続殺人事件に共通する不思議な“傷跡”の謎に、孤狼(ころう)の女刑事が挑む!
  • 特派記者(電子復刻版)

    特派記者(電子復刻版)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    東京日報のお嬢さん記者奥山京子に初仕事が舞い込んだ。府中刑務所を出所することになった謎の人物零(ゼロ)一号との会見で、「裏切り者の男女二人を殺す」と告白されたからだ。だが、出所したその日、零一号は銀座のキャバレーで何者かに毒殺されてしまった。尾行していた京子と同僚記者桐野の目撃する限り零一号の周辺に怪しい者はいなかったはずだが……。相次ぐ凶悪事件に挑む若い記者の活躍。

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  • 特別鑑識捜査官

    特別鑑識捜査官

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「Kさんに告ぐ 地獄行き急行券を贈る」新聞に、尋(たず)ね人(びと)の体裁(ていさい)を取った不気味な広告が出た。科学警察研究所心理班長・大月津矢子(おおつきつやこ)は凶行を予感する。同日深夜、旧華族出身者で構成されている菊水(きくすい)クラブの会合で毒死者が出た。会員のイニシャルはすべてK。しかも会員全員の異様な人間像が浮き彫りになった。そして、第二の殺人が……! 好評“捜査官”シリーズ。
  • 特別検査 金融アベンジャー

    特別検査 金融アベンジャー

    小説・文芸
    -
    1巻680円 (税込)
    ノンキャリが挑む! 復讐相手はメガバンク! ――大蔵官僚過剰接待事件の生け贄となり、清廉なノンキャリ官僚だった先輩が死を選んだ。7年後、自らも検査官のポストに就いた牟田は、省内エリートのMOF担やメガバンクを、「特別検査」で追い込んでいく。叩き上げの官吏が、金融界や国をも相手にして挑んだ、壮絶な復讐を描く、経済ミステリー。
  • 特命金融捜査官(新潮文庫)

    特命金融捜査官(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻825円 (税込)
    ひとりの男が失踪した。金融庁長官の特命を帯びた捜査官の伊地知耕介がマークしているベンチャー銀行の専務だった。銀行の急所を突く証拠と共に消えた金庫番を探し出し、伊地知は不正を暴くことができるのか。野望実現に驀進する会長の坂巻、銀行に巣くう闇の暴力組織。男たちは沖縄の離島へ飛ぶ……。金融界を熟知した著者が放つハードボイルド金融エンターテインメント! 『鬼忘島』改題。
  • 特命刑事 グアムの妖精(電子復刻版)

    特命刑事 グアムの妖精(電子復刻版)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「ラブホテルでの女殺しは、刑事部長の特命で太郎さんの役目なんだ」恋人の直江と、楽しい休暇のグアム旅行から帰って来たその足で泊まった馴染みのラブホテルで、よりによって殺人事件が発生。おっとり刀で駆けつけた俺に、庄司部長刑事の有難い御言葉だ。妙な偶然で、被害者のデート嬢も先だってグアム旅行に行き、ある男に拳銃密輸の片棒を担がされたらしい。しかも直江がその男に心当りがあるという……。

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  • 特命警部 札束

    特命警部

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    殺人と謎の札束に隠された陰謀とは!? 大金はどこへ消えたのか? 醜い陰謀の黒幕を探れ! 多摩川の河川敷でホームレスの菅井清貴が鈍器で殺された。医療機関に大金を出資した挙句、回収できずに会社の経営権を失い、家族を捨てた男だった。犯人は元暴力団組員の伍東勇樹。何もかも失った人間を始末した動機とは? 特命警部畔上拳は新聞記者になりきり、被害者周辺から聞き込み捜査を開始した。弱者たちの声なき叫びを聞け!
  • 特命警部 狙撃

    特命警部

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    一発の流れ弾が家族の幸せを奪った――正義の捜査に手段は選ばない! 罪無き市民を襲った銃弾。慟哭と憤怒の捜査が始まる! 新宿駅東口で特命刑事・畔上拳は狙撃された。発射された三発の弾丸は標的を逸れ、通行中の妊婦に命中してしまう。産まれるはずだった子供と妻を同時に喪った悲しみから、夫の森岡諒一に激しく恨まれる。不可抗力とはいえ、畔上には拭い去れぬ罪の意識が。故人の無念は晴らすと決意し、手段を選ばぬ捜査が始まった──怒濤の警察アクション小説!(徳間文庫刊「覆面刑事 流れ弾丸」改題)
  • 特命警部 醜悪

    特命警部

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    闇ビジネスの黒幕を壊滅せよ! 力技でしか裁けぬ悪を特命刑事が炙り出す! 超法規の隠密捜査! 犯罪ジャーナリストの野中順司が殺された。彼は二つの未解決事件を追っていた。一つは三人の元受刑者が相次いで殺された事件、もう一つは五件の貴金属強奪事件だ。元受刑者たちは出所後いずれも犯罪の片棒を担がされていたらしい。その黒幕に迫ったため野中は射殺されたのではないかと推理した特命捜査官・畔上拳に弔い捜査の極秘指令が下った!
  • 特命警部

    特命警部

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    警視庁副総監直属の特命捜査官である畔上拳(あぜがみけん)。職階は警部だが、前例なき検挙率を誇る異端児である。権威や権力にひざまずくのを最大の恥とし、同僚とも馴れ合わない。だからこそ己の青臭い正義を貫く監察官の八木敏宗(やぎとしむね)にどこか共鳴していた――。ある日、惨殺された八木の写真を手に、畔上は三人の元警察官に容疑者を絞り込んだ。弔い捜査が始まった! 警察手帳なぞいらない。捜査にいるのは拳だけ。殉職警官の無念を晴らせ! 警視副総監直属の覆面捜査シリーズ出動! 警察の腐敗を闇に葬るべくアウトロー刑事が暗躍!
  • 匿名容疑者

    匿名容疑者

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    届いた原稿は殺人報告書、自分が未解決殺人事件の犯人であるという…  推理作家・岡本州太郎の許に一通の原稿が送られて来る。差出人の名は“匿名容疑者”。アシスタントの相野田成美が代読すると、この物語はノンフィクションであり、自分は未解決殺人事件の犯人だ、という内容だった。やがて届いた第二便には犯行現場、被害者名などが記されていた。事件に興味を持った成美は、警察の捜査に協力するが…。現代社会に潜む危険な陥穽を描く本格長編ミステリー。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • トクリュウ 匿名の海に飲み込まれた者たち

    トクリュウ 匿名の海に飲み込まれた者たち

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    身に覚えのないパワハラ告発で職を失った雨宮遼一は、偶然大学時代の先輩の綿貫と再会。そこで綿貫が立ち上げる新規事業に誘われる。遼一は家族を守りたい一心から綿貫の誘いに乗るが、それは実態のない投資詐欺だった。警察の強制捜査が入ると、遼一は綿貫に言われるままフィリピンへ。そこには、特殊詐欺の拠点があった──。急降下で奈落の底へと堕ちていく男を描いた小説。
  • 時鐘館の殺人

    時鐘館の殺人

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    作家、評論家をはじめミステリーマニアの集まる下宿屋・時鐘(とけい)館。編集者の催促を前に「原稿は一枚も書けていない。勝手ながら『消失』する」との手紙を残し、締め切り直前の老推理作家が姿を消した。翌朝、発見された不格好な雪だるまに彼の死体が。犯人は編集者なのかそれとも…。マニアたちの展開する華麗でシビアな推理の行方は? 傑作ミステリー短篇集。
  • 時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2

    時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2

    小説・文芸
    3.7
    1巻814円 (税込)
    日本推理作家協会賞 短編部門 受賞作! 同時刻に、異なる場所で、 ふたりの女性が殺された。 しかし、容疑者は男性ひとり…… シリーズ累計17万部突破! テレビドラマ化、大人気シリーズ最新作 トリックメーカーが贈る 本格ミステリの傑作! 難事件に頭を悩ませる新米刑事は、 美谷時計店の店主・時乃に アリバイ崩しを依頼する。 湖に沈められた車の謎。 パーティ出席者500人が証人となった政治家のアリバイ。 異なる場所でふたりの女性が同時刻に殺された結果、 生まれた鉄壁のアリバイ。 時乃の推理はいかに?  第75回日本推理作家協会賞受賞作 「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」収録。 解説/有栖川有栖 【目次】 第1話 時計屋探偵と沈める車のアリバイ 第2話 時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ 第3話 時計屋探偵と一族のアリバイ 第4話 時計屋探偵と二律背反のアリバイ 第5話 時計屋探偵と夏休みのアリバイ  解説 アリバイ崩しの傑作 有栖川有栖
  • 溶ける女

    溶ける女

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    警視庁捜査一課の倉原真樹は、内房線上り特急さざなみ20号のグリーン車で緊張していた。隣席の長谷部警部補が夫役で話しかける。車中の乗客は十三人、そのうち刑事は六人。新宿にある老舗デパートに毒薬と脅迫状が届き、現金二千万円と美術品売場にある青磁の壺を要求してきた。奇妙なことにその壺は無銘で、十五万円であったが、それより高価な品は幾らでもある。受け渡しの場所が、この車中の指定席であった。犯人らしい不審な男を捕まえたが、結局、誤認逮捕として釈放されてしまった。だがどうやらこの男、事件とは全く無関係とは思えないのだ……。  警視庁捜査一課の女性刑事、倉原真樹が活躍する長篇推理小説。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 解けると怖い! ゾゾナゾ 3分後、こたえに絶叫する

    解けると怖い! ゾゾナゾ 3分後、こたえに絶叫する

    新感覚ホラー!! 〈謎解き〉×〈意味怖〉=ゾゾナゾ! こたえがわかるとゾゾっと震える! 12の謎解きストーリー!! アイドルのライブで見つけた奇妙なうちわ。読み解くと、強火ファンの怖すぎるメッセージが・・・・・・! 一見ふつうの「塾の受講生の感想」。だけどそこには、生徒の告発がかくされていて!? どこから読んでもゾゾっとする! 恐怖の謎解き短編集!
  • 土佐わらべ唄殺人事件(電子復刻版)

    土佐わらべ唄殺人事件(電子復刻版)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「また、でてる……」竹脇知奈津は、自分と同じ名前に呼びかけられた尋ね人広告を見て、息苦しさを感じ。その広告はここ二年ほど、新聞にたびたび出ていた一方、知奈津の故郷・土佐中村では母の朋絵が、廃校の音楽室で胸を刺されて殺されていた。コーラスの伴奏のため、朋絵が練習していたのはモーツァルトのレクイエム。偶然か、それとも……? 知奈津は友人を通じ、宮之原警部に助けを求めた――。

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  • 鎖された夏

    鎖された夏

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「この作品の見どころを、私は、論理の面白さにあるといったが、作者大西赤人の文学精神は、単なる謎とき小説に終わらせることを潔しとしなかった。犯罪者の鬱屈した思いが、抑制された達意の文章によって語られるとき、読者は陶然として文学の世界に酔い、慄然として人間の深部にひそむ悪の正体に直面する」(土屋隆夫氏評)(『熱い眼』改題)
  • 閉ざされて
    値引きあり

    閉ざされて

    小説・文芸
    3.1
    1巻297円 (税込)
    函館の西郊、海に臨んで建つ邸宅。3代続く老舗宝石店の遺産をめぐり、家族の謎が明らかになる……鮮やかな叙述で導かれる驚愕のラスト。著者渾身のミステリ!
  • 年下の男

    年下の男

    小説・文芸
    3.0
    1巻495円 (税込)
    36歳の営業課長・川島景子は年齢差を危ぶむ声をよそに、21歳の青年と結婚した。だがふとしたことから、自分たちの出会いそのものに不自然な作意を感じ、年下の夫に疑惑の目を向けはじめる。一方、景子をあきらめきれない男がひとりに女がひとり。窮地に追いつめられた彼女にトドメは夫の衝撃の告白! ついに精神的限界を超えた景子は、母の勧めで高原のログハウスに逃げ込むが……。
  • 都市の遺言

    都市の遺言

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    深夜、同じ番号にかかった電話が、偶然全てつながった。複数での会話が可能なことに気づいた5人の若者は、以来「混線クラブ」と称し、声だけの交遊を続けてきた。そのメンバー、新野とみゆきが次々に死体で発見された時、残された3人は初めて顔を合わせ、事件の調査に乗り出した。そして新野の同性愛、みゆきの売春などの秘密を知るのだが……。孤絶した都会人の歪んだ病巣を描く。
  • 都市の遺言

    都市の遺言

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    祟られた電話番号なのか!? 深夜、ある使われていない番号に電話すると、全員で話せることを知った五人の若者は「混線クラブ」を結成、声だけの集いを続けてきた。しかし、一人また一人とメンバーが消え、やがて、死体が発見された……!

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  • 図書室のキリギリス

    図書室のキリギリス

    小説・文芸
    3.5
    1巻594円 (税込)
    バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。人には言えない秘密を抱える彼女のもとに、様々な謎が持ちこまれる。本に込められた思いと謎を読み解くブックミステリー。
  • 図書室のはこぶね

    図書室のはこぶね

    小説・文芸
    3.8
    1巻891円 (税込)
    10年ぶりに返却された本の謎―― 「はこぶね」のような図書室がつなぐ〈本と人〉の物語 10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜいま野亜高校の図書室に戻ってきたのか。 体育祭を控え校内が沸き立つなか、1冊の本に秘められたドラマが動き出す。 未来はまだ見えなくても歩みを進める高校生たちと、それぞれの人生を歩んできた卒業生たち――海を見渡せる図書室を舞台に描く、感動の青春小説! 第71回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書『銀河の図書室』の原点の物語 解説/松井ゆかり 装画/カシワイ
  • 閉じた海 社会派推理レアコレクション

    閉じた海 社会派推理レアコレクション

    小説・文芸
    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    ジャンルの始祖・清張にとって、「社会派推理」とは何だったのか? 『或る「小倉日記」伝』(1952)で芥川賞を受賞し、『点と線』(1958)でブレイク、『小説帝銀事件』(1959)で現実の事件に取り組み、『日本の黒い霧』(1960)でノンフィクションへ――と、松本清張はデビュー以来、瞬く間に新たな領域を開拓し、のちに「社会派推理の祖」と称された。 1950~60年代の日本を背景に、本格派/社会派、純文学/エンターテインメント、フィクション/ノンフィクション……といった複数のジャンルの枠を超えて成立した「社会派推理」の実像は、清張没後30年を経てなお、いまだ広く知られていない。 本書では、その「社会派推理」をテーマに、初書籍化となる中篇(表題作)はじめ、これまで単著・全集未収録だった貴重な小説・トーク・エッセイを中心にセレクトした。 本人およびその同時代作家たちによる証言を通して、「社会派推理」が求められた原点、そしてその展開の軌跡と可能性の中心をさぐる。 【目次】 [小説] 閉じた海(1973) よごれた虹(1962) 雨(1966) [対談・座談] 私小説と本格小説――対談・平野謙(1962) 推理小説の作者と読者――座談・高木彬光/水沢周(1962) 作家と批評家――対談・権田萬治(1973) [エッセイ・インタビュー] 広津和郎(1968) 石川達三(1985) 白の謀略(1977) 世界が激動しても、人間は変わらないんだよ――生前最後のインタビュー(1992) 解説・藤井淑禎
  • 閉じ箱

    閉じ箱

    小説・文芸
    3.5
    1巻924円 (税込)
    彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも? 濃密な親子関係から生じた歪を描いた(「氷雨降る林には」)。死人のように青ざめた顔をしたその歴史のある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた(「閉じ箱」)。死んだ母親と名付け親の作家との関係に潜む名前の真実とは?(「美樹、自らを捜したまえ」)等。著者初の短編から異色作まで美学に基づき築かれたレトリックを集成した傑作ホラー・ミステリー短編集。
  • 途上の犯人

    途上の犯人

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    偶然列車に乗り合わせた男は推理小説家の私の本の愛読者。その男は完全犯罪を犯したと意外な告白をする。殺人の方法は私の本から学んだと言う。私は殺人教唆で共犯だと言われ……。痛快などんでん返し。
  • トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ

    トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ

    小説・文芸
    3.1
    1巻838円 (税込)
    プッチーニ作曲の歌劇『トスカ』上演中、主演女優のナイフが相手役の首筋に突き刺さった。「開かれた密室」である舞台に、罠を仕掛けた犯人の真意は!? さらに前例のない新演出の予告直後、第二の犠牲者が…。芸術探偵・瞬一郎と伯父の海埜刑事が、完全犯罪の真相を追う。(講談社文庫)
  • ト短調の子守歌

    ト短調の子守歌

    小説・文芸
    4.8
    1巻594円 (税込)
    人気絶頂のアイドルスター、小松原麻子の通うN高校二年C組に、ライフルを持った男が立てこもった。男の要求はただひとつ、麻子と二人きりで会って話をすること。さもなくば一時間に一人ずつ、人質のクラスメートを殺していくという――。不意に襲いかかってきた狂気によって、スターとしての日常がつき崩されたとき、十七歳の等身大の少女として麻子も大きく変貌をとげはじめる。手に汗にぎる緊迫した展開で芸能界を描くサスペンス・ミステリー!!
  • 途中下車はできません

    途中下車はできません

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,386円 (税込)
    終着駅で大逆転!ハートフル鉄道ミステリ。 北海道の各地を結ぶ鉄道のローカル駅。出会い、別れ、そして謎解きが、人々を数奇に絡み合わせる――。<美馬牛駅>オープンしたての紅茶専門カフェ。オーナーの美和は美人だが、どこかワケありの雰囲気である。民宿「ドゥマン」に集う人々が推理をめぐらすが、そこには誰も知らない黒歴史があった。<北浜駅>大学生の康生は行方不明になった祖母を探し、わずかな手がかりからこの地を訪れた。だが突然見知らぬ男にあらぬ疑いをかけられる。<音威子府駅>札幌の建築会社で横領事件が発生。社長命令を受けた尾崎は音威子府を訪ねる。犯人の酒井は四千万円を元手に蕎麦屋を開こうとしている?<落石駅>罠に嵌まり、振り込め詐欺グループに追われている荒川は、落石岬から投身自殺した、と見せかけ行方をくらますつもりだった。だが次々と邪魔が入って……。<札幌駅>ライラック36号に乗る尾崎と酒井、康生。スーパーおおぞら8号に乗る荒川。地下鉄南北線でやってきた美和。多くの乗客が旅立ち、帰郷し、あるいは通り過ぎてゆく札幌駅のコンコースで、さらなる奇跡が巻き起こる! 現役鉄道マンで北海道フリークの著者が紡ぎ出す、人生大逆転ミステリー。
  • トッカン【合本版】

    トッカン【合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻2,640円 (税込)
    税金滞納者から問答無用で取り立てを行なう、みんなの嫌われ者――徴収官。そのなかでも、特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。鬼上司・鏡の下、ぐー子は、人間の生活と欲望に直結した、“税金”について学んでいく――仕事人たちに明日への希望を灯す、今一番熱い、前代未聞の税務署エンターテインメント・シリーズ4冊が待望の合本版として登場!
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

    トッカン the3rd おばけなんてないさ

    小説・文芸
    3.8
    1巻880円 (税込)
    お金の警察とも言われる税務署。しかし税金滞納者の取り立てをする徴収官は、誰からも嫌われがちな存在――ぐー子こと鈴宮深樹は、京橋中央税務署で、とくに悪質な滞納を扱う特別国税徴収官(略してトッカン)の鏡雅愛の下で働く若手徴収官だ。鬼上司・鏡とのコンビも2年目に入り、ぐー子自身もスキルアップ、鏡の罵詈雑言にもちょっぴり口答えできるようになってきた。だが、調子にのりすぎて鏡の故郷・栃木に対する無知をさらし、鏡の怒りを買ったところ、よりによって栃木への出張命令が……。少し成長したぐー子の活躍と、気になる鏡の心の内が明らかに!
  • トッカン 徴収ロワイヤル

    トッカン 徴収ロワイヤル

    小説・文芸
    3.6
    1巻880円 (税込)
    鏡とぐー子の京橋中央税務署徴収官コンビが手掛けるのは、生活に直結するお金と人情の謎の数々……長年住んだ家を公売のオークションに出した老婦人の救済や、難問目白押しの税大研修、密売滞納者を追う対馬出張など、短篇6篇を収録したシリーズ初の短篇集。解説/池澤春菜
  • 特急「あさま」が運ぶ殺意

    特急「あさま」が運ぶ殺意

    小説・文芸
    3.0
    1巻605円 (税込)
    「この子をお願い……」特急「あさま」で幼児を連れた小田ゆみ子は、隣席の北条早苗刑事にそう言い遺して毒死した。一カ月前に事故死したゆみ子の恋人の実家、小諸随一の料亭・日暮亭を訪れる矢先だった。ところが、日暮亭には婚約者を名乗る女性が先着していた!? 事件を追う北条刑事。さらに十津川警部に謎の電話が……。裏切り、そして憎しみを乗せて、列車は驀進する。

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