詩集・俳句作品一覧

非表示の作品があります

  • 満月の裸 シン・ミライ選詩集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日曜の朝 毒に汚されたであろう昔の女を どうしているかと気にかけながら 野菜を洗っていたら 指先に小さな棘が刺さった 他の指でなんども抜こうとする 毛抜きもどこへやったか思い出せない~作者の詩ブログ「シン・ミライ」から恋心をうたう詩片を編んだ選詩集。
  • 余白のある日々
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 哀しいほど心に染みる。 SNS動画総再生回数300万回突破! その歌声に癒される人続出!今一番注目されているシンガー伊礼亮、初の著書! 「生きづらいと感じる世の中があるのは  きっと自分に夢があるからだ。」 将来の夢、あの人への恋、自分の居場所…… 無駄なものも無駄じゃないと思えて、 本当の自分がきっと見つかる、82のメッセージ。 それは、日々ある不必要なものが必要なものを作り上げているような感覚。 余白のある日々を作れるように。 【もくじ】 第一章 夢 第二章 恋 第三章 街 第四章 生 【著者プロフィール】 伊礼 亮(いれい・りょう) 1995年東京都生まれのシンガー。高校時代にバンドやネット上で音楽活動を開始。2015年1月にrairu名義で1st Album『ballad』を発売。2015年末には全曲オリジナルのMini Album『Traverse』を自主制作し、2016年10月に本名伊礼亮名義でアルバム『アイトヒト』を発売しメジャーデビュー。月一ワンマンライブ「Cafe/Bar伊礼」を開催するほか、ツイキャスなどのWEB生放送も行っている。また、ピアニストmiroとのユニット「ソラノオト」としてもライブやイベント出演など活動中。 公式ブログ:https://lineblog.me/ryo_irei/ Twitter:@rai_ryo6 Instagram:@rai_ryo6
  • たんぽるぽる
    -
    1巻1,100円 (税込)
    現実のあまりの生きにくさに、「こんなはずではなかった」と思い始めた若い人に読んでほしい。「とても私。きましたここへ。とてもここへ。白い帽子を胸にふせ立つ」「雪の日も小窓を開けてこのひとと光をゆでる暮らしをします」。北海道で生まれ育ち、やがて東京へ移住。すこしでも自由で幸福を感じるほうへと選択を重ねた20代から30代の日々が、繊細で、やさしく、毅然とした歌に。若い女性に人気の広がるロングセラー歌集。
  • 五七五の向こう側 神奈川大学全国高校生俳句大賞20回記念
    -
    金子兜太・宇多喜代子・大串章・長谷川櫂・黛まどか・復本一郎が、俳句の常識を壊す! 読むだけで上手くなるシンポジウムを完全収録。 〈柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺〉は名句で月並俳句?! 芭蕉・一茶・蕪村…嫁ぐとしたら?……「一茶は御免蒙りたい」 季語はフィクションと思え?! 俳句の本質を見抜いている俳人だからこその本音が炸裂! 六人六色で全部正解!だから俳句は面白い!!
  • 完訳 塩尻夜話記 付 宮部一跳小伝
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中山道塩尻宿の亭主・小野吉左衛門が語り、塩尻口留番所役人吉江助右衛門とその父八郎座衛門が語る故事の数々。 松本藩水野家の俊英宮部一跳が元禄五年の秋二夜にわたって著した珠玉の名著が、三百余年の眠りから目覚める!
  • もふもふ インコ川柳
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ネットでもたびたび話題になる、インコのもふもふ写真。 世間的にはクールで美麗、繊細なイメージですが、じつにオモロい一面をもっているのです。 頭をぐいっとつきだしてナデナデを要求してきたり、音楽に合わせて妙な動きをしてみたり……。 そんな魅力に日々翻弄され(?)、インコ臭をかぐためにインコの背中に顔をうずめる飼い主が今日もあとをたちません。 本書は、インコたちのもふっとかわいい写真と、飼い主「あるある」とインコ愛がぎゅっとつまったフォト川柳ブック。 まだインコを飼っていない人にも、インコとの暮らしのすばらしさが伝わるはずです。
  • 宮沢賢治詩集
    4.1
    野や山を友とする自然体験、法華経に傾倒した宗教体験、貧しい東北農民を眼前にみる社会体験の三位一体の上に発想・表現される宮沢賢治(一八九六‐一九三三)の独特の魅力に満ちた詩群から一四六篇を収録。一瞬一瞬心に映るものの中に万象の永遠の姿をみるという賢治の世界は、今日ますますその不思議な輝きを増し、読者をとらえてはなさない。

    試し読み

    フォロー
  • ただそれだけで、恋しくて。
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Twitterフォロワー13万人超え! 恋する女子を勇気づける、カフカ(@kafuka_monchi)の言葉たち 「出逢わなければよかった」なんて言えない。 出逢ってしまったから。 好きになってしまったから。 カフカの言葉たちが、あなたの切なくて心細い気持ちに寄り添い、癒します。 読んだ後に、自分の想いを大切にしたくなる一冊です。 ※イラストはネットで人気の中原青餅がオール描きおろし! 【もくじ】 1章 好きなのに一歩踏み出せなくて 2章 好きになってしまったなら 3章 素直になれなくて 4章 想いを伝えたい 5章 遠距離 6章 心変わり 7章 失恋 8章 別れても好きな人 9章 もう二度と会えない 10章 新たな一歩を 【著者情報】 カフカ イラストレーター 石川県出身。Twitterでの優しいつぶやきがフォロワー13万人の心をあたため、初の著書『だから、そばにいて』(小社刊)が10万部を越えるベストセラーに。 【Twitter】@kafuka_monchi 【Instagram】https://www.instagram.com/_kafuka_/
  • ふわふわ うさぎ川柳
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かわいくてはかなげで繊細な動物と、「世間」では思われているうさぎたち。 でも実際一緒に暮らしてみると、世間のイメージとはかけ離れていることに愕然とすることもしばしば。 常に上から目線だったり女王様気質だったり、ぐうたらだったり、完全に野生を忘れてしまっていたり。 ときには、悩める私たちを、静かに見守り、寄り添ってくれることもあります。 そんなうさぎとの不思議に楽しい毎日を、愛らしい写真とともに川柳にしました。 うさぎを飼っている人は「あるある!」と爆笑と共感の嵐、まだ飼っていない人はうさぎと暮らしたくなること間違いなしです。
  • いちばんわかりやすい俳句歳時記 秋 冬 新年
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 野外での吟行に携帯しやすいハンディサイズ。秋・冬・新年の季語、例句がぎっしり。初心者から経験者まで一生使える歳時記。 秋・冬・新年の季語と例句が豊富に収録され、俳句を考える際のヒントがぎっしり詰まった歳時記。 コンパクトサイズなので、野外での吟行にも携帯しやすい! 著者は、NHK俳壇や子規のふるさと松山市で毎年行われる「俳句甲子園」などでもおなじみ。 それぞれの季語には江戸時代から最新の例句が3~4つずつ掲載され、必要な内容を簡潔にまとめた解説は、俳句初心者にも経験者にもわかりやすい。 拾い読みするだけでも面白く、俳句作りの参考になること間違いナシ! 索引は主題季語以外の傍題季語もすべて収録されて、さらに、読み方のわからない漢字があって索引から探しづらい場合は、漢字の部首別に探せる「むずかしい漢字季語早見表」が大活躍! ひと目で季節の区分がわかる「二十四節気」と「新七十二候」の早見表、旧暦/新暦や旧かな/新かなについてなど、俳句を始める際にわかりづらい点もスルスル理解できる解説も必読。 辻 桃子:1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。 1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。 第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。『点字歳時記』など著書および連載多数。 NHK「俳句王国」主宰、「俳句甲子園」審査員長なども務める。
  • いちばんわかりやすい俳句歳時記 春 夏
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 野外での吟行に携帯しやすいコンパクトサイズ。春・夏の季語、例句がぎっしり。初心者から経験者まで一生使えるハンディ歳時記。 春・夏の季語と例句が豊富に収録され、俳句を考える際のヒントがぎっしり詰まった歳時記。 コンパクトサイズなので、野外での吟行にも携帯しやすい! 著者は、NHK俳壇や子規のふるさと松山市で毎年行われる「俳句甲子園」などでもおなじみ。 それぞれの季語には江戸時代から最新の例句が3~4つずつ掲載され、必要な内容を簡潔にまとめた解説は、俳句初心者にも経験者にもわかりやすい。 拾い読みするだけでも面白く、俳句作りの参考になること間違いナシ! 索引は主題季語以外の傍題季語もすべて収録されて、さらに、読み方のわからない漢字があって索引から探しづらい場合は、漢字の部首別に探せる「むずかしい漢字季語早見表」が大活躍! ひと目で季節の区分がわかる「二十四節気」と「新七十二候」の早見表、旧暦/新暦や旧かな/新かなについてなど、俳句を始める際にわかりづらい点もスルスル理解できる解説も必読。 辻 桃子:1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。 1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。 『点字歳時記』など著書および連載多数。 NHK「俳句王国」主宰、「俳句甲子園」審査員長なども務める。
  • 強さの探求
    -
    1巻1,100円 (税込)
    第一回田中裕明賞の最終候補まで残った孤高の俳人の私家版句集が、ふらんす堂から電子書籍で刊行!斉木直哉の句集が読めるのはここだけ!
  • 芭蕉の言葉 『去来抄』〈先師評〉を読む
    -
    「俳聖」と称される芭蕉ですが、不思議なことに彼自身の俳諧観を示した論は存在しません。その「欠落」を補ってくれるのが弟子たちが書きとめておいてくれた「師のことば」ですが、なかでもっとも芭蕉の作句姿勢をヴィヴィッドに伝えてくれるのは、向井去来による『去来抄』です。本書はそのうち芭蕉本人のことばを記した〈先師評〉を読み解き、芭蕉が句作に求めていたものはなにかを明らかにします。
  • 半夏生
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 孫娘のツイッターをきっかけに話題沸騰! 91歳の著者が手書きで作った歌集が待望の書籍化。歌を通じて妻への想いをつづる不器用な夫と、死を覚悟した妻が過ごす最期の日々――。涙なしには読めない情熱の歌集。
  • 最後だとわかっていたなら
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もし、明日が来ないとしたら、 わたしは今日、どんなにあなたを愛しているか伝えたい。 9.11同時テロの後、アメリカで朗読され、世界中が涙した感動の詩。 子供を、恋人を、兄弟を、親を…、 大切な人を想いながら、この詩を読んでください。 (本文より一部抜粋) たしかにいつも明日はやってくる でももしそれがわたしの勘違いで 今日で全てが終わるのだとしたら わたしは今日 どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
  • 心の叫び~300pattern 完全版
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ワトによる処女詩集! 普段の生活の中から生まれてくる「心の声」を、著者のワトが自分の言葉へと置き換えた処女詩集! 100章にも及ぶ、およそ300もの詩の数々が、ワトワールドへと誘う! 全4巻をひとつにまとめた完全版が登場!!
  • 六甲
    -
    1巻1,100円 (税込)
    面識はないけれど、似ているらしい私の祖母が詠んだ歌集。 父の母が子を愛する短歌を詠んだすばらしい事実を形にのこしたいと思います。
  • NHK俳句 俳句上達9つのコツ じぶんらしい句を詠むために
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    徹底的にハウツー指南! 目からウロコの句作のコツ 実際に俳句づくりを始めたときにつきあたる場面にしぼって、より実戦的に解説。添削例を例示することで応用力がつく。さらに、季語の項では傍題(季語の変化球)を使うことで他人に差をつけるテクニックを紹介するなど、目からウロコが落ちるような上達のコツ満載。 [内容] 1 五・七・五を生かしきる 2 季語・傍題遣いで差をつける 3 切字・切れでこう変わる 4 俳句の型は二つ 5 「もの」からスタートする 6 やってはいけないこと 7 表現のためのテクニック 8 私らしさをもとめる 9 俳句は挨拶の文芸 付章1 旧仮名遣いの基礎知識 大塚康子 付章2 覚えておきたい四季の秀句
  • 現代女性秀歌
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    自身の肉体を削るように詠まれた珠玉の歌 万葉の時代から、女性たちの思いは31音に込められさまざまに歌われてきた。本書では昭和20年以降の女性短歌を取り上げ、恋愛・病・母性、そして震災まで、女性ならではの細やかな心性で詠まれた歌を紹介。秀歌の鑑賞と同時に、戦後女性たちがどのような状況で生きてきたかを振り返る。前川佐美雄賞・斎藤茂吉短歌文学賞受賞後、初の評論集。

    試し読み

    フォロー
  • Mon Dico*愛の動詞 : 左子真由美詩集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界は氷結した「名詞」ではなく、熱い愛の「動詞」である。この詩集の中には風が吹いている。ことばの果てからの風である。びゅんびゅんと音がする。それはおだやかな風ばかりではない。ことばには羽根がはえている。そして、たったひとつの光源を見失うことはない。このことばの鳥に乗ってみよう。
  • あんびじぶる : 左子真由美詩集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これらは26の光の手紙である。この詩集はとりわけ易しい言葉を選んで綴られている。しかし、平易な言葉たちが、私たちの心に引き起こす複雑で連続的な化学反応のようなものを説明することは難しい。そして最後には、何故、これほどまでにきっぱりと単純に、私たちの心を打つのか? 彼女の言葉が、とても寒い国を通り抜けて届けられたことに思いを馳せざるを得ない。(帯文より)
  • 愛の手帖 : 左子真由美詩集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 carnet d'amour ―誰かを愛したら、そっと開いてみてください。手帖のように、あなたのそばに置いて―恋をしている大人と恋を忘れた大人へ あなたのひつじさんはどこに? 「宣言*デクララシオン よるのそらには/たくさんのせいざがあって/みようとするひとにだけ/はてしないものがたりを/くりひろげてくれるものです/それは/みようとしなければ/えいえんにみえない/ただのくらやみにすぎなかったのですが/どうしてだったのか/ひつじさんと/もういっぴきのひつじさんは/であうまえから/いつもおなじように/せいざをみていました/もしかしたら/くらやみだったのかもしれませんが/であったあとも/よるのそらに/おくられてゆく/ふしぎなものがたりに/むちゅうになってしまいました/そして/にひきのひつじさんは/せんげんしたのでした/そのくらやみに/ちからのかぎり/あたらしいせいざをえがいてみようと」
  • 牧水・朝鮮五十七日間の旅
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 若山牧水にとって朝鮮への旅は、金剛山の幽水で下痢を起こして以来風土病のような症状に悩まされたものの、非常に愉しい体験であったらしく、随筆「朝鮮紀行」や「流るる水」などにその感動や感興が生き生きとして表白されている。本書は、この牧水の生涯で最長かつ最後の旅の、在鮮五十七日間は云うに及ばず、往復の内地路程を含めて全八十九日間を克明に追ったものである。「葉書日記」や「朝鮮紀行」にも語られていない空白の日々や部分は、残された彼の書簡・日記を唯一の資料とし、推理、類推をしながら埋めて行った。
  • あいうえおからのおくりもの 私のイメージ辞典
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩教育に力を注ぐ小学校教師の授業から、こんな楽しい詩集が生まれました。みずみずしいことばにふれて、あなたも自分のことば‐イメージ‐を綴ってみてください。あなただけのイメージ辞典ができあがります。ことばを書き込む「あなたの辞典作りのページ」付き。
  • 文学の扉・詩の扉
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生命。生活。人生。季節。すべてが詩。生=詩。
  • 詩の現在を読む 2007-2009
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自らの詩論に引きつけることで「読み物としての鑑賞に耐えるもの」を常に念頭に置いて書き進めました。
  • 化け野
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その向こうに広がっているのは、脱色しきった葦原。電源を落とすのにふさわしい、カラリとした化け野です。(作品「サイボーグ」より) 日本詩人クラブ新人賞受賞。
  • 近代秀歌
    4.4
    「やは肌のあつき血汐にふれも見で」「東海の小島の磯の白砂に」──懐かしくも新鮮な歌の数々は、私たち日本人の感性の源として、永遠に伝えていくべき豊かな財産である。〈日本人ならこれだけは知っておいて欲しい〉近代100首を当代随一の歌人が選び、心熱くなるエッセイとともに、未来へ贈る名歌集。

    試し読み

    フォロー
  • 白い犬
    -
    1巻1,089円 (税込)
    映画の流れに身をまかせて/時々目が合うと/むしょうに照れくさかった/君はちょっぴり冗談なんか/言ってみせるけど/僕にはそんな余裕もなかった/とにかく君の笑顔がうれしかった/時間よとまれ 時間よとまれ/いつまでもこうしていたいから(「時間よとまれ」より) 恋愛、人生の悲哀や無情、社会をテーマに自由自在な表現と飾らない言葉で紡いだ、けのすけ渾身の自伝的詩集。
  • 福井のひ・と・み That's life.
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「ふと気づくと、自分がこんな年! と思うほどの年齢になっていました。思い起こすといろいろなことがあり、よくここまで生きてきたと思います。子育て、家の守り、仕事などがんばって今がある。今までの人生いろいろなことがあり、人生のゴールが見えてきた今、私が見てきた景色、私が思ったことを残しておきたいと思いました」。心地よい空間へと誘ってくれるフォト&ポエム集!
  • ほほえみの詠
    -
    1巻1,089円 (税込)
    著者は「詩を書くということは、私にとって、日記をつけることのようなもの」と語る。そうして生み出された、季節の移ろいや大切な人への思い、折々に感じたことなどをまっすぐに表現した作品の数々から厳選して収載する。「君はもっと素敵な人になるのだろう/そんな君を私はそばで見ているほか/手だてはなく/それでいいと思ってもいる/君のほほえみの/そのそばにいるだけで」(本文より)
  • 詩集 めんどうくさい人間
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「自由詩はネットをはらないでテニスをやるようなものだ」とロバート・フロスト(アメリカの国民的詩人)は指摘しています。好き勝手に自由詩を書くことは単なる「型なし」でしかないと、自戒しています。また若い時見えなかったことが、年齢を重ねてはじめて見えることもあります。月並みですが、年をとるのも悪いことばかりではありません。著者50年ぶりの自由詩集。
  • ここから はじまる ─詩集─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「店にはいろいろな人々が訪れ/様々な言葉や用事を持ち込み/いろいろな買い物をしていた/その中で老人は/詩を書き続け/人々に親切にし続けた/そうして/詩を書くことが/どんな生き方とつながるかを/教えてくれた/私も/そんな風に老いていきたいものだ」(「詩を書いていた老人」抜粋)。自らの魂の自伝とも言える心の足跡を編み上げた詩集。
  • 男がゆく
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「こんなかぼそい 梅ですら 寒さにさからい 生きている 厳しい苦しい 世の中も なんの負けるな まっすぐにゆけ」(「梅のこころ」より)。少年時代の瑞々しい感性が横溢する作品から、80代の現在地点から見えるあれこれや感じることをユーモラスに綴った作品まで、詩作という表現を得て心を解放し自由を手に入れた著者の喜びが伝わってくる珠玉の55編。
  • うつしみ
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「あかあかとのぼる初日を夜勤明けの白衣のままに佇みて見つ 」…人生の年輪を重ね、看護師として長い経験を積んできた著者が、自身の家族の“いのち”を真摯に見つめる。その眼差しには、哀しみと達観が溶け合うように存在していて──家族との別れを詠んだ「義妹」、「五月のいのち」のほか、「過ぎゆき」「日常 令和」など、季節と共に営む生活の中で詠んだ短歌を集成した一冊。
  • 咲くらめぐる
    -
    1巻1,089円 (税込)
    時を占い、ビューティーキャリアを唱える地球人“はるかるは”による不思議で珠玉なエッセイポエム。「目に見えるモノと、目に見えないモノを大切に思いながら、自分らしく、気づきのある日々を過ごしましょう──」、「記憶に残るのは私にとって必要な意味があるから。忘れることは、今の自分に必要ないから──」など、読めばあなたの人生も、ゆるやかで幸せな気分になる!?
  • 精霊のうわさ話 新原由美子 散文詩集
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「疲れた足取りが整って、/道に足音が響いていく。/──敵などいないのだ/ここが何処であれ」(「大団円」より)──人間の本性は「融和」と「闘い」。人は人を愛すことを知りながらも同族で理由付けをして闘い合うという歴史を繰り返してきた・・・・・・。この事実、また人という存在に関して、沢山の視点を交えて多角的に描いた渾身の散文詩集。
  • 自分
    -
    1巻1,089円 (税込)
    死は目論んでいるのだ/……何を?/死が、何を目論んでいるというのだ?/その礼儀も知らぬ愚かしい口で言ってみろ!/私は知り過ぎている/そして/知り過ぎた人間というものは/いつの世も愚かだ/しかし/私は滑稽な己を愛している/(「何故」より)……繰り返される哲学的な自問自答、タナトスの誘惑。著者ならではの選択眼で厳選した言葉たちが、読者を唯一無二の世界へといざなう詩集。
  • 詩集 若柳
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「喜び」「悲しみ」「哀れみ」を感じる心が詩の発露。詩心の尊さは生きるうえで大切にすべきこと。そんな思いを抱き昭和11年に発刊された詩集を、ここに復活させ後世に伝える。美しい響きを持つ詩語は不変だから──。「榮枯盛衰世の習ひ、/我も一度はあなる身か。/葉陰に集く千々の虫の/奏でる歌の侘しさよ。/訪ふ風にはらはらと、/落つるは櫻の涙雨。」(『涙雨』抜粋)
  • 無心のつぐない
    -
    1巻1,089円 (税込)
    言葉は着地点を探す/自分の居場所にとどまることなく/飛び上がり/飛翔し/宙を舞い/風にもまれて渦を巻き/西風に散らされ飛んで行く/片や鮮やかな/片や病的な/赤い落ち葉のように/風にさらわれてゆく/宙を舞う言葉も/重力には逆らえない/言葉は着地点を/探すこともなく探し/あるべき場所に落ち着く/飛翔した言葉は/あるべき場所に落ち着く(「言葉は着地点を探す──」より)
  • 椅子がない
    -
    1巻1,089円 (税込)
    私は 捨てようと思った者たちを また 自ら 拾ってしまった……。楽天的でワンマンな夫と、そんな夫を溺愛する姑と共に弁当店を営むのり子は、夫と姑からの心ない言動に耐え、苦しい経営の中でも必死に歯を食いしばって生きてきた。相手には明かせず、明かすこともなかった時々の思いは、嫁という立場から解放されて初めて詩の中に素直に吐露できたのではないだろうか。
  • ほぼ文庫本で短歌
    -
    1巻1,089円 (税込)
    【私の短歌から、この本が気になると感じる一冊を手にとって頂ければ、こんなに嬉しいことはありません。人との関係に悩んだとき、物事が思い通りに進まないとき、息苦しく感じるとき、いつでもどんなときでも本は私達に寄り添いやさしく背中を押してくれるのです】(「はじめに」より)。「散り際に/人間の価値決まるなら/大切なのは/品格かしら」(『終わった人』内館牧子)。
  • 短歌集 認知症百態
    -
    1巻1,089円 (税込)
    脳神経外科の医師として27年間、患者の診療と研究にあたり、その後28年間、老人病院や老人施設で認知症診療に携わり、千数百人以上もの認知症患者を診てきた著者。認知症という認知機能が脱落・低下していく病を当事者、そして介護する人々とともに見つめてきた著者だからこそ詠める短歌集。読む者に、認知症という病の現実を知らしむと同時に、社会と福祉の今後を一考させる。
  • 猫は髭から眠るもの
    4.0
    「猫俳句大賞」に寄せられた約3万句から、 猫が可愛くて仕方ない、よりすぐりの299句。 ゲスト審査員 町田康氏・新井素子氏・角田光代氏 「猫俳句大賞」に寄せられた約3万句から、 よりすぐりの猫俳句をお届けします。 ゲスト審査員 町田康氏・新井素子氏・角田光代氏 イラスト 丹下京子氏 猫をテーマにした俳句を募った「猫俳句大賞」。第一回~第三回に寄せられた約3万句から、よりすぐった299句を書籍にまとめました。ゲスト審査員によるエッセイ「猫と俳句」も収録。 ダービーやテレビの前に猫二匹 堀本裕樹・選 春暑し猫の開きに手術あと 新井素子・選 何してもほめられてゐる子猫かな 堀本裕樹・選 去年今年猫は髭から眠るもの 角田光代・選
  • うたげと孤心
    4.5
    1巻1,089円 (税込)
    詞華集の編纂,歌合,連歌といった古典詩歌の創造の場としての「うたげ」,これに対峙する創作者たちの「孤心」.『万葉』『古今』,そして『梁塵秘抄』等々,日本詩歌史上の名作の具体的な検討を通して,わが国の文芸の独自性を問い,日本的美意識の構造をみごとに捉えた名著.豊饒なる詩のこころへの誘い.(解説=三浦雅士)

    試し読み

    フォロー
  • 生きる~俳句がうまれる時~
    3.8
    1巻1,089円 (税込)
    不登校の時間を支えたもの。 著者の小林凜は現在高校2年生。 凜は、小・中学校時代、壮絶ないじめにあい、 学校にも守ってもらえず、ほとんどの時間を不登校で過ごした。 そんな中、9歳の時「朝日俳壇」に初投稿、長谷川櫂氏の10句に選ばれる。 その後も次々と入選を続け、 11歳で出版した『ランドセル俳人の五・七・五』は、ベストセラーとなる。 現在高校生として、はじめて学校生活を楽しむ日々を送っている凜は、 本書で、孤独と向き合った小中学生の日々、 家族に支えられ、動物たちに愛情を注いだ日々を描き出した。 凜の感性を磨いた日々は11編のエッセイと79句になった。 本書を読んで、子どもの不登校を見守る母親は 「家族がこういうふうに接してあげればよいのだと知りました」 という感想を寄せてくれた。 凜を見いだした俳人の長谷川櫂氏は、 巻末に「闘う人」というタイトルで寄稿し、こう評する。 「孤立無援のただなかで凜君は俳句に出会い、俳句を作りつづけてきた。  これらの句は小さな動物、小さな植物を虐げるものへの  抗議と抵抗であることを忘れてはならない」。  子どもの心に寄り添うすべての人の心に響く1冊です。
  • 蕪村句集 現代語訳付き
    -
    蕪村作として認定されている二八五〇句から一〇〇〇句を厳選して詠作年順に配列。一句一句に出典・訳文・季語・語釈・解説を丁寧に付した。俳句実作に役立つよう解説は特に詳載。巻末に全句索引を付す。
  • レインボージュース
    NEW
    -
    1巻1,078円 (税込)
    既刊『ポインセチアが好き』『ねむれぬ蛇』と、本書『レインボージュース』で三部作のようなものになったと思います。ちょっと変わった歌集ですが、ぜひ読んで下さい。
  • 谷川俊太郎の日本語
    -
    現代の国民的詩人と呼ばれ、2024年11月に92歳の生涯を閉じた谷川俊太郎。その作品はなぜ広く受け入れられているのか。難解ではない現代詩、平明であることを基調とする谷川の作品は、現代詩への問い、あるいは詩とは何か、ことばとは何かという、さらに高次の問いになっている。谷川俊太郎の作品をこよなく愛した日本語学者が、作品をかたちづくる日本語について様々な角度から観察し、分析、「できるかぎり丁寧に読む」。
  • 和の思想 日本人の創造力
    4.0
    和服,和装,和食……,私たちになじみ深い「和」の一字だが,これは一体何を意味しているのだろうか.歴史をさかのぼってこの国の生活や文化を一望すると,海を越えてもたらされる文化を受容・選択し,さらに変容させた力が見えてくる.日本の詩歌もまたその創造力によって育まれた.俳句の実作者が和の核心を読み解く快著.

    試し読み

    フォロー
  • 進むべき俳句の道
    3.0
    渡邉水巴、村上鬼城。飯田蛇笏、前田普羅、原石鼎、長谷川かな女、野村伯月…計32名のホトトギス俳人たちの雑詠評を通し、かの「客観写生」論につらなる重要な論議とユニークな人物評を堪能できる名随筆。
  • 俳人百家撰
    -
    1巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治27年出版の緑亭川柳編・雄斎国輝画『俳人百家撰』に解説を加えた復刻版。江戸俳人百人の肖像画に句を散らし書きし、アンソロジーとしても特異です。明治期の『俳諧画譜』の復刻編集版を併録。
  • 良寛こころのうた : 良寛詩歌三百六十五日
    5.0
    1~3巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 純真、清心、温和、高雅-しみじみと味わう良寛さまのうた。
  • 漱石詩注
    4.0
    漢詩が、殊に簡潔で締まった句が好きだ、といっていた漱石は、みずからも折々に漢詩を書き、『明暗』執筆のなかばからの100日間は、それを日課とした。漢詩は小説と同じく漱石の思想の表現である、と評した中国文学者が、学生時代から死の直前までに作られたうち160首に丹念な注釈を加え、その思想遍歴の跡を描き出す。

    試し読み

    フォロー
  • 俳句・俳文集 初燕
    NEW
    -
    1巻1,056円 (税込)
    俳句結社「藤」に入会し平成十年から代表を務めていたが、平成二十五年に断腸の思いで閉会。その後は俳句結社「うぐいす」に専念し、平成二十五年から令和四年まで作品を発表してきた著者。本書にはその二つの結社発行俳誌に発表した俳句と俳文を精選して収録している。難解といわれる俳句に対する独自のアプローチ論も俳文編に展開。前著『俳句・俳文集 青すすき』に続く第二弾。
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    「双子でも片方は泣く夜もあるラッキーアイテムハンカチだった」……毎月変わるテーマごとに雑誌『ダ・ヴィンチ』読者から寄せられた短歌を、人気歌人の穂村弘が選び評する人気シリーズ第4弾! 今回は「転校生」「先生」「占い」「初恋」「曜日のある歌」「手紙」「ラブホテル」など全30テーマへの投稿作と、自由題作品から成る。解説は、かつて本連載の常連投稿者であり、現在は第一線の歌人として活躍する鈴木晴香。
  • 痛感! シニア川柳100選 シニアを取り巻く世相の爺爺解説
    -
    1巻1,056円 (税込)
    「医者通い 体調崩し 諦める」高齢者のリアルな気持ちに溢れた珠玉の100選。問題が山積みの超高齢社会を切り取る! 「とぼけてる 振りをしてたら 呆けてきた」都合の悪いことや嫌なことを聞かれたら、知らないとか記憶にないとか、「とぼける」ことはよくある。歳をとると、いつの間にか本当に「呆けている」こともある。つまり歳をとったら、「呆けた振り」でごまかすのが良い。
  • 斜め読み小林一茶
    -
    1巻1,056円 (税込)
    親なし 巣なし鳥の一茶は歩く 親を求め 心の故郷求め 淋しさ ひとりぼっち 背負って 一茶は歩く── やせ蛙まけるな一茶是に有/我と来て遊べや親のない雀/やれ打な蠅が手をすり足をする/目出度さもちう位なりおらが春などの作品で知られる江戸時代の俳人;小林一茶の生涯と作品を自由詩で辿る一冊。大好評斜め読みシリーズ第4弾!
  • ジプシー歌集
    4.0
    大地のように古く、森の木の切り口のように新鮮な、独特な言葉の響き――ジプシーの生活を主題とした、史上もっともスペイン民衆の心をとらえたといわれる詩集。解説=高場将美
  • 春風や俳句神様降りてきて
    -
    1巻1,056円 (税込)
    定年後俳句を始めました 定年後の趣味として「俳句」を選んだ著者は、ある日、大学のゼミで同窓だった友人3人と箱根に旅することになった。箱根の旧街道を歩き、源泉かけ流しの湯に入り、泊りがけでゆっくりと過ごすというのが目的だ。旅の中で、友人3人は俳句を初めた松岡に、「俳句って面白いのか?」と問いかける。松岡は「やっているっていっても69歳で会社を辞めてから経験2年弱の初心者だよ。俳句が面白いかどうかは、良い句ができて人に評価されれば嬉しいし、その時には俳句は本当に面白いよ」と答える。するとその中のひとりが、「実は俺たち、俳句を始めてみようかと思うんだ」と切り返す。驚いた松岡だが、さっそく旅をしながらの俳句について語り、自分の考えをのべ、旧友たちを俳句の世界へと導いていく。実体験に基づく、第2の人生を豊かに彩るエッセイ。定年退職後の趣味を考えている人にぜひ読んでもらいたい。

    試し読み

    フォロー
  • 天地再創造
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ――理性の鎖を引きちぎり 君の全てを叫ぶがいい―― パラドックス、アナグラム、メタファー、アリタレーション……緻密なロジックで彩られた、孤高の詩魂と鮮烈な言葉の遊戯

    試し読み

    フォロー
  • 山のポエジー 詩と俳句で綴る 名山に寄す山想と愛思
    -
    1巻1,056円 (税込)
    若かりしころ、著者が実際に登った山々に想いを馳せて綴った詩と俳句集。登山者の目を愉しませてくれる美しい山並みや自然の様子だけではなく、時には人間の命を奪ってしまうほど厳しい顔を見せる峻険な山容を、格調高い言葉で謳い上げる。登山愛好者はもちろんのこと、そうではない人にとっても、さまざまな顔を持つ山の魅力に改めて気づかされる詩集。

    試し読み

    フォロー
  • しあわせのレシピ
    -
    1巻1,056円 (税込)
    『世界に一人しかいない「わたし」を 強く 強く 抱きしめてあげて下さい』ふとした瞬間の優しさ、人とのつながりを自然や植物になぞらえて描く“調味料その(1)優しさ”『ああ何度でもこうしてあやしてくれる人がどこかにいないだろうか』大人になって思い出す“初めて”のこと。どこか懐かしく寂しい気持ちを描いた“調味料その(2)思い出”『木の影がそっと 探してる 自分の色を 探してる』生きていることのしあわせ、よろこびを描く“調味料その(3)希望”「優しさ」「思い出」「希望」をキーワードとした3部構成で贈る、日常を彩る言葉の料理46品。ほっとしたいときに読みたいやさしい一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 詩集 21世紀の船
    -
    1巻1,056円 (税込)
    「私の心は大海原を船倉いっぱいに積荷を積みながら走る貨物船のようだ」。21世紀に漕ぎ出した船は、過去を振り返り、戦争の悲惨さ、家族の絆、そして自然の美しさを、詩に託して後世へと語り継ぐ。鋭い稜線に降り積もる純白の雪を描く「根子岳」では、冬の厳しさと、雄大な山並みが織り成す美しい風景が、そして「手」や「白川水郷の恋」では、つつましくも激しい恋のときめきが綴られる。時代の変化の荒波の中にあっても、忘れてはならない心の原風景をたどる詩の船旅へと、読むものを誘う。

    試し読み

    フォロー
  • 金子兜太 私が俳句だ
    3.0
    98歳で逝去した反骨の俳人が最後に残した言葉。一つのことを極める上でどんな知恵を積み重ねてきたのか。人生の先輩が切実な言葉で伝える語り下ろし自伝シリーズ創刊。
  • 英語対訳で読むサラダ記念日
    -
    1巻1,056円 (税込)
    教科書でもおなじみの、あの名歌が英語になった。美しい日本語と英語が同時に楽しく学べる!『サラダ記念日』が2倍味わえる!!280万部のベストセラー歌集の対訳版。 本書は1988年9月30日初版発行の新装版です。
  • 機嫌直して、、、。
    -
    1巻1,056円 (税込)
    日常で感じた思いや生い立ちを振り返る詩歌集。また、作品名+その二として、当時の情景や背景を綴るエッセイも合わせて掲載。句読点を効果的にもちいて、日常会話のようなリズム感と余韻が伝わる詩には、人生の光と影を表現しながら、どちらも受け止め生きてきた人生観が綴られている。産経新聞朝の詩、毎日新聞毎日歌壇に選ばれた作品をふくむ110編の詩歌を収録。日常、季節、家族、人生と節目で感じる出来事を、前向きに感じるヒントが詰まった一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 古典和歌入門
    4.6
    理想の春のイメージ、恋人への究極の言い訳、旅のドキュメンタリー、観音様の詠んだ歌──勅撰集の部立てにならい、季節、恋、雑(人生)、祈りの4章を立て、和歌の歴史を代表する計48首を選び、詠まれた状況、歌人や文法の解説を交え、やさしく読みほどきます。時を越え、人々の願いや祈りを伝える古典和歌の魅力を味わおう。

    試し読み

    フォロー
  • 今日の放課後、短歌部へ!
    4.0
    注目の歌人にして高校の先生である「ちばさと」が、生徒と共に躍動する日々を描いた熱血青春短歌エッセイ集。感動と笑いと涙の日々、念願の短歌部は果たして――。巻末には穂村弘氏、東直子氏との特別座談会を収録。
  • わたしの子どもたちへ
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有名とならず、しかし全国で静かに歌われ続けている歌。それはこれらの歌を、人が人に次々と口伝えしているからだ。

    試し読み

    フォロー
  • 詩ノ黙礼
    4.5
    1巻1,056円 (税込)
    家族、学校、自然、思い出、風と香り――どうか故郷を、福島を返してほしい。国語教師である福島在住の詩人が、被災以来、憑かれたようにツイッターで詩を書き続けている。怒りと悲しみ、絶望と希望、そして死者たちへの鎮魂。そこに暮らす者にしか産み出せない言葉をつむぐ。俺は修羅だ、詩を書き続けるしかない!

    試し読み

    フォロー
  • シルバー川柳 誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「恋かなと思っていたら不整脈」「万歩計半分以上探しもの」――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。
  • 恋俳句レッスン 俳句は恋を育てる
    3.0
    1巻1,047円 (税込)
    芸能界でも俳句通として知られる戸田菜穂が、同世代の女性俳人・大高翔に俳句を教わるという形で実現した、初の俳句読本。俳句の魅力、俳句の成り立ち、俳句のルール、俳句のヒントをわかりやすい言葉で解説しながら、最終的に戸田菜穂が恋愛をテーマにした俳句「恋俳句」を詠むという新機軸。結婚を控えた戸田菜穂がどんな恋俳句を披露するのか。俳句の入門書でありながら、恋愛の指南書にも通じる必読本。
  • 残響―中原中也の詩によせる言葉
    3.6
    1巻1,047円 (税込)
    わずか30歳にして夭折した詩人・中原中也。その遺された詩の一篇一篇から喚起された世界を、“現代最強のパンク詩人”である町田康が自らの言葉で紡いでいく。「ダダの中也」と「パンクの町田」の時空を超えた饗宴!

    試し読み

    フォロー
  • 現代歌枕―歌が生まれる場所
    -
    1巻1,047円 (税込)
    コンビニ、タワービル、スクランブル交差点など、現代の風景は一変。また、新幹線や携帯電話により、距離感や情報への感覚もずいぶん変わった。このような変化していく現代の生活空間を詠んだ歌を取り上げたアンソロジー。若い感覚の読者が創作に向かうための手引き書としても最適。『NHK短歌』テキストにて好評連載の単行本化。

    試し読み

    フォロー
  • 健康ダンス川柳 好きなこと楽しくできる生き方を
    -
    1巻1,045円 (税込)
    健康に生きる力の五七五 日頃の小さな工夫から、気力と体力を作る習慣を身につける。 プロダンスインストラクターの著者が、ダンスをはじめとした運動の取り組み方や暮らしのヒントを川柳で紹介したエッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • 詩人なんて呼ばれて(新潮文庫)
    4.1
    20歳で『二十億光年の孤独』を刊行し、日本語の可能性を拡げ続けてきた国民的詩人、谷川俊太郎。その70年以上にわたる創作生活のすべてを、多彩な作品を交えて振り返る。哲学者・谷川徹三との父子関係、3人目の妻・佐野洋子との別れの真相、迫りくる老いと死への想い。長時間の入念なインタビューによって、巨星の全貌が初めて姿を現した――。文庫化にあたり最新肉声を含めた新章を収録。
  • 孤独の俳句 ~「山頭火と放哉」名句110選~(小学館新書)
    3.7
    こんな時代だからこそ心に沁みる名句がある。 「孤独」や「孤立」を感じる時代だからこそ、深く心に沁みる名句がある。 漂泊・独居しながら句作を続けた“放浪の俳人”種田山頭火と尾崎放哉の自由律俳句が今、再び脚光を浴びているという。その厖大な作品の中から、現代俳句の泰斗・金子兜太が生前選んだ山頭火55句と、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹が選んだ放哉55句を合わせて110句を厳選・解説した“奇跡の共著”。 労れて戻る夜の角のいつものポストよ 山頭火 ……東京暮らしには多少の余裕が出てきたものの、妻と別れて一人身になった孤独感は、やはり深かったのだろう。そんな折だから、町角のポストに友だちのような親しみを感じるのである。(金子) こんなよい月を一人で見て寝る 放哉 一人で月を眺めていて、「よい月だな」と感慨にふけることがある。……だが、どこかでこの喜びを誰とも分かち合うことができない淋しさも感じてしまう。……一人だからこそ感じることのできた喜びと淋しさが句の内部で循環している。(又吉) うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火 ……感傷も牧歌も消え、生々しい自省と自己嫌悪も遠のいて、宿命をただ噛みしめているだけの男のように、くたびれた身体をゆっくりと運んでいる姿が見えてくる。(金子) 咳をしても一人 放哉 ……誰もいない孤独が満ちた部屋で咳をする。その咳は誰にも届かず、部屋の壁に淋しく響く。一つの咳によって部屋に充満していた孤独や寂寥が浮き彫りになる。(又吉) 「孤独」を磨き続けた2人の自由律の名句を“再発見”する一冊。
  • まど・みちお詩集
    4.0
    だれもが知ってる「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」「ドロップスの うた」――.子どもの世界,自然の不思議,すべてのものや生きものがそのものとして在ること,生かされてここにいることを,生まれて初めて世界をみたような驚きをもってうたいつづけた詩人まど・みちお(1909-2014)のエッセンス.エッセイをふくめた172篇を精選.

    試し読み

    フォロー
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集の古典から、現代の十代歌人の作品まで。これまでなかった「オールタイムベスト短歌100」。 はじめて出会う珠玉の短歌――それはきっと「心の宝物」になる。 老舗短歌専門誌「短歌研究」が、少年少女向けに総力をあげて編集。もともと「短歌研究ジュニア」という別冊付録だったが、短歌初心者のシニア層にも大好評。ジュニアからシニアまで、年齢を問わない短歌入門書の決定版として、ついに刊行。 収録は、「時代順」ではなく、テーマを切り口にした、あたらしい編成。 万葉集の大伴家持、山上憶良、小野小町から、俵万智、岡井隆、寺山修司、斎藤茂吉、栗木京子、穂村弘、斉藤斎藤などの現代短歌までを、あえて同列に並べ、古典和歌と現代短歌の両方に親しみやすいようにしている。 (編者・千葉聡より)小中学生・高校生のみなさんに真っ先に届けたい短歌を「オールタイム百人一首」として厳選し、あらたに解説や資料を添えました。現代の若い歌人の新作まで、教科書に掲載されている古典和歌や有名な近代短歌に加えて、小中学生のみなさんに親しみやすい一冊となることを願って、平成以降の新しい短歌を多めに収録。短歌定型と深いかかわりのある歌謡と琉歌も収録しました。 この本を入口にして、たくさんの方が短歌を読み味わい、そして、自分の言葉で一首を詠むようになってくださいますように。 目次 第1章 いとしい人へ 第2章 家族を思う  コラム「おもしろい歌」寺井龍哉「十秒と数十年」 第3章 春のよろこび・夏のかがやき 第4章 秋のせつなさ・冬のやすらぎ  コラム「短歌をつくってみよう」佐藤弓生  コミ歌 画 佐藤りえ 第5章 あこがれの世界へ 第6章 時代の記憶とともに  コラム「短歌をつくってみよう その2」佐藤弓生 第7章 ひとりの時間に 第8章 大きな存在のとなりで  コラム「和歌・短歌の歴史」寺井龍哉  短歌を投稿しよう・ブックガイド
  • 布の歳時記
    -
    もんぺスタイルの人気俳人が、着物の素材としてだけではなく、生活全般にわたる布への愛着とこだわりを、みずからの半生と重ね合わせてつづる、清らかな俳句エッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • 文豪と俳句
    3.7
    文豪たちの俳句は、どこか違う。いや、かなり違う。それをさすがと言うべきか、やっぱり変と言うべきか――。尾崎紅葉、森鴎外、夏目漱石、内田百けん、幸田露伴、横光利一、室生犀星、宮沢賢治、永井荷風、芥川龍之介、泉鏡花、太宰治、川上弘美……。著者は、近現代の小説家が詠んだ摩訶不思議で奥深い俳句の数々を、ときに芭蕉、虚子といった俳人の名句と比較しながら詳細に読み解いていく。俳句愛好家、小説好きにはもちろん、教養書としても満足の一冊。 【各氏推薦!】 ◆ロバート キャンベル氏(日本文学者) 心を打つ日本語のあらゆる表現の核心に俳句があることを初めて心得た。目の前の風景が深くグッと美しい色に塗り替えられる愉快な発見であった。 ◆小川洋子氏(小説家) 俳句に光を当てれば、文豪の秘密が見えてくる。その何と魅惑的なことか。 ◆夏井いつき氏(俳人・エッセイスト) キシモト博士の作品論的、作家論的アプローチが文豪を裸にしてしまった!
  • 恥ずかしながら、詩歌が好きです~近現代詩を味わい、学ぶ~
    4.0
    今どき「詩歌が好きです」と告白するのはかなり恥ずかしい。殊におじさんにとってはカミングアウトに近い。しかし、詩を口ずさみたくなるのは若者だけではないのです。歳を重ねたからこそ、若々しい詩も、達観した歌も、わがこととして胸に沁みるのではないか――。数々の受賞歴もある評論家が、ついに詩歌好きをカミングアウト。近現代詩歌を時代順に引きながら、喜びや悲しみを、詩人たちの実人生と共にしみじみと味わいます。
  • なぞって書く 穴埋めで詠む 百人一首
    -
    1巻1,031円 (税込)
    百一人目の詠み人はあなた! 気軽に楽しく歌を詠んでみましょう。きっと新しい発見があります。暮らしのなかに、ちょっとした楽しみが加わります。 歌を詠むコツをつかみたい方へ。歌道の入り口となる画期的な一冊です!
  • イナカ川柳 農作業 しなくてよいは ウソだった
    3.4
    都会への憧れ、くどい人間関係、楽しみは街道沿いのチェーン店……。 コラム誌としても人気の高い「TV Bros.」の人気投稿企画「イナカ川柳」が一冊に! 都会からは考えられない田舎のいまを、ときに憎しみを、ときに愛情を、ときに哀切を持って描き出す川柳コーナー。 約10年にわたる連載から、傑作・怪作・珍作を精選、約400句を一挙収録! ・プチ家出 街まで100キロ プチじゃない ・ごじゃっぺを 言ってんじゃねえよ デレスケが ・今日だけで ジャンボ尾崎を 5人見た ・西友と ジャスコとサティと 西友と ・寒いとか そんなレベルの 話じゃねえ ・気がつけば 隣の嫁は 外国人 ・用水路 プカプカ浮かぶ クロックス ・猪は 速い固い 止まらない ・スナックで ママと社長が メルトダウン 東京周辺に住む人たちは人口の1/4にすぎません。この本には3/4の日本人のあるあるネタが揃っています!
  • 万葉秀歌 上
    4.0
    1~2巻1,012~1,100円 (税込)
    「万葉集入門」として本書の右に出るものはいまだない。万葉の精神をふまえて自己の歌風を確立した一代の歌人たる著者が、約四百の秀歌を選び、簡潔にしてゆきとどいた解説を付して鑑賞の手引きを編んだ。雄渾おおらかな古代の日本人の心にふれることにより、われわれは失われたものを取り戻す。

    試し読み

    フォロー
  • 新編 虚子自伝
    4.0
    高浜虚子(1874-1959)は,二冊の自伝を刊行した.青壮年時代の活動を主にしたものと,能楽,郷里,交遊歴を回想,晩年の心境を綴った一冊.二冊をまとめて,捉えにくい近代俳句の巨人・虚子の全体像にふれる.初めて虚子を知る者には虚子入門書・近代俳句への手引き,虚子愛好者には,改めてその素顔にふれる格好の一冊.

    試し読み

    フォロー
  • 平和の申し子たちへ 泣きながら抵抗を始めよう
    4.0
    1巻999円 (税込)
    集団的自衛権が閣議決定された2014年7月1日、著者は「平和の申し子たちへ! 泣きながら抵抗を始めよう」という本書の表題詩を書き下ろし、7月10日の毎日新聞夕刊に発表しました。 満洲引揚げ者として凄絶な戦争体験を経てきた著者が、平和な時代に生まれ育った心やさしい若者たちに語りかける詩でした。 軍事国家へと変貌しつつある日本の危険性を訴え、平和のかけがえのなさを歌い、弱き者が涙ながらに時代に抗うことを呼びかけたこの詩は異例の反響を呼び、各地で朗読する会が開かれています。 平和を求める潮流のなかで一つの象徴的な表現になりつつあるようです。 本書は、著者の戦争体験をもとにした10篇の書き下ろしの詩を加えて刊行。 平和に生きるという人間の大切な権利をいまこそ見つめ直してみませんか。 詩篇は著者の自伝にもとづいたシュールリアルな物語としても味わえ、平和のイメージはさらに自由に華やかに広がっていくことと思います。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 花の冠
    -
    1巻999円 (税込)
    『「嬉しいなという度に 私の言葉は花になる だから あったらいいなの種をまこう 小さな小さな種だって 君と一緒に育てれば 大きな大きな花になる」 』 朝日新聞、読売新聞などで紹介され、野田首相の所信表明演説にも引用された話題沸騰の詩人・大越桂さんの処女詩集。障害を抱えながらも、前向きに、ひたむきに生きる大越桂さんの詩には勇気と感動をもらえます。

    試し読み

    フォロー
  • GO7GO俳句集
    NEW
    -
    1巻990円 (税込)
    「落ち込むな 考え次第 再起あり」十七音という限られた言葉の中に心のこもった人生訓を──。「陽の光 弱くなったら 秋深し」「名も知らぬ 人が行き交う 大都会」「ITが 人間超えて なお進む」「早起きの 朝の空気の 澱み無さ」「AIが 相談相手 よき友へ」そして、時事ネタ、精神論、ユーモアなど、自由闊達なテーマに溢れる句集。
  • いつか、大人になる私へ 20歳の私が書く詩
    NEW
    -
    1巻990円 (税込)
    「辛いことから逃げるあなたは 辛いことに確実に向き合ってるんです」(「魔法の薬」より)/「大丈夫じゃないと言ってみても いいんじゃないかな」(「心の傷」より)。大人になりきれない、でも子どもでもない。そんな“20歳”の心のざらつきや、誰にも言えない弱さを見つめてた50篇のやわらかくて少し痛みを伴う詩たち。誰かの涙にそっと寄り添えたら──そんな想いを込めて。
  • 歌集 路地回廊 2025
    NEW
    -
    1巻990円 (税込)
    愛犬グリコと散歩の途中、消えた地名に想いを馳せ、「平和」を希いながら、下町の路地から世界を叙景する。「登攀者に淡き夜空の水明り沈澱みきて パンタグラフの火花」「かつて『今こそ延べんわが黒き腕』の人として私の憧れだった健一、これからも、いや、これからこそ、世界の現実を直視し、歌いつづける過激で柔らかな魂の登攀者であってほしいと願う」(解説「魂の出会い」岡田祥子)
  • 現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号
    続巻入荷
    -
    新シリーズ創刊!最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 榊原紘 伊藤紺 千種創一 柴田葵 堂園昌彦 谷川電話 吉田恭大 菊竹胡乃美 宇都宮敦 初谷むい 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 【目次】 榊原紘 Classic 伊藤紺 雪の匂い 千種創一 White Train 柴田葵 おさしみ 堂園昌彦 春は水さえとろけさせる 谷川電話 夢を縫う、たき火を保つ 𠮷田恭大 フェイルセーフ 菊竹胡乃美 火のぬいぐるみ 宇都宮敦 羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール) 初谷むい 天国紀行 執筆者プロフィール 【著者】 榊原紘 1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞受賞。2020年、第一歌集『悪友』刊行。ゆにここオンラインカルチャースクールで「推しと短歌」の講師を務める。短詩集団「砕氷船」の一員。 伊藤紺 歌人。1993年生まれ。横浜在住。著書に歌集『肌に流れる透明な気持ち』『満ちる腕』(いずれも短歌研究社)、ミニ歌集『hologram』(CPcenter)。 千種創一 1988年愛知県生まれ。2015年、『砂丘律』。2016年、日本歌人クラブ新人賞、日本一行詩大賞新人賞。2020年、『千夜曳獏』。2021年、現代詩「ユリイカの新人」に選出。2022年、『イギ』、ちくま文庫版『砂丘律』。 柴田葵 歌人、ライター。第2回石井僚一短歌賞次席。第1回笹井宏之賞大賞受賞により、第一歌集『母の愛、僕のラブ』(書肆侃侃房)を出版。東京都在住。身長164センチ。 堂園昌彦 1983年東京都生まれ。早稲田短歌会を経て、現在、短歌同人誌「pool」所属。2013年、第一歌集『やがて秋茄子へと到る』(港の人)刊行。ブログに歌書紹介サイト「短歌のピーナツ」。 谷川電話 1986年愛知県生まれ。2014年、角川短歌賞を受賞。歌集に『恋人不死身説』(2017年、書肆侃侃房)、『深呼吸広場』(2022年、書肆侃侃房)。 吉田恭大 1989年鳥取県生まれ。「塔短歌会」「早稲田短歌会」で短歌を学ぶ。2019年第一歌集『光と私語』(いぬのせなか座)を刊行。同年より詩歌の一箱書店「うたとポルスカ」を運営。 菊竹胡乃美 1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。第一歌集『心は胸のふくらみの中』(書肆侃侃房、2023年)。 宇都宮敦 1974年千葉県生まれ。歌集『ピクニック』(2018年、現代短歌社)。ブログ「Waiting for Tuesday」(https://blog.goo.ne.jp/utsuno)。 初谷むい 1996年生まれ、札幌市在住。第一歌集『花は泡、そこにいたって会いたいよ』(書肆侃侃房、2018年)、第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』(書肆侃侃房、2022年)。
  • 後輩のブラウス
    NEW
    -
    1巻990円 (税込)
    女の子にしか恋できない──その痛みと愛しさを短歌に刻んだ。自分を受け入れ、他者を見つめ、まっすぐで、せつない恋に揺れる心を繊細に描き出す。誰にも言えない想い、誰かには届いてしまう心──あなたの胸にもきっと触れる、「百合短歌」。「女の子にしか恋愛できないとあきらめた日から私は自分」「特定の下級生には優しいと指摘され友顔赤らめる」(本文より)
  • 眞空管
    -
    1巻990円 (税込)
    「ころがり飽きたビー玉のやうにねむくなつた子供らが夢の中で透き通つた影になりどこまでものびてゆく。/ただつらくくるしかりけるひところをおもひださせる四月の夢よ」(「ゆめ」より)。アンビバレントな感情を、心の叫びを、文語体・口語体を巧みに織り交ぜながら詠んだ歌集。正当化された矛盾や日常の惰性を紡いだ詞で壊すとき──。
  • 一行詩 RE-BORN
    -
    1巻990円 (税込)
    想像の中で、見たものの中に、素敵なことばのイルミネーションが広がる。その中に、自分の世界をみつけていく。今は、自分が表現にぴったりのことばをみつけだすことにたまらなく幸福になる。多趣味が趣味で、複数の俳句会にも所属する著者が、「白菜のいちまいの葉もいち行詩」──という独自の感性と思いが込められた一行スタイルのオリジナル詩集。
  • 心配性ババのつぶやき川柳&俳句
    -
    1巻990円 (税込)
    「なぜ立ったか必要あらば思い出す/昭和歌謡今ならジェンダー炎上す/欲しいのは平和です欲張りですか/雛納め木箱に母の癖字かな/夏近し胸もと白き訪問者」……花が咲いて散るように、人生も与えられた人生を生き抜けばいい──たくさんの悲しみや喜びを経験して前期高齢者になった今、たどり着いた境地を詠む川柳。時にはクスッと笑えて、時には考えさせられる一冊。
  • 八十歳 おひとりさまの或る日或る時
    -
    1巻990円 (税込)
    夫との死別を経てひとり暮らしとなった著者が、季節のうつろいや家族との距離、老いによる体力の衰えや孤独と向き合いながら、日々の小さな発見や生命を愛おしむ思いを俳句に詠み上げている。喜びも哀しみも託せる十七音の俳句は「自らをあやす術」であり、生きる力の支えでもある。90歳を迎え、10年前を振り返り老いと生を見つめる著者の言葉には、時間の重みと静かな覚悟がにじむ。
  • 短歌で詠むニッポン マーケティング目線の三十一文字
    -
    1巻990円 (税込)
    NHKアナウンサー、テレビ東京解説委員を経て、経済評論家として全国はもとより世界を飛び回る著者が、移住の地として選んだのが群馬県前橋市。都会に比べ自然豊かで物価も安く、交通アクセスもよいこの地で「ゆったりとした心」と共に湧いてきたのが「短歌欲」でした。この歌集を読むと、毎日、何気なく歩いている街並みが、違った景色になること、確実です。
  • 風の旅
    -
    1巻990円 (税込)
    四季を味わう句の数々──。「嬰児一歩また一歩二歩うまごやし/葉桜や鷺沢萠なぜ死んだ/子午線の秋の入日に溶けにけり/潮待ちの瀬戸の旭日冬座敷/自づから心に節目去年今年」(「風の旅」より)。四季の彩、心の機微など、すべては一期一会。十七文字で詠う自然の美と豊かな情緒。風情を感じる季語が鏤められた句集と在りし日を思う随筆記。

最近チェックした作品からのおすすめ