最後だとわかっていたなら

最後だとわかっていたなら

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

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もし、明日が来ないとしたら、
わたしは今日、どんなにあなたを愛しているか伝えたい。

9.11同時テロの後、アメリカで朗読され、世界中が涙した感動の詩。

子供を、恋人を、兄弟を、親を…、
大切な人を想いながら、この詩を読んでください。

(本文より一部抜粋)
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら
わたしは今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

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最後だとわかっていたなら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    詩で満足いくまで感動させられて、残りはあとがきか。随分分厚いなぁ。と思っていた。

    残り、というのは大間違いだった。
    訳者・佐川氏にとっても、著者・マレック氏にとっても失礼なことかもしれないが、私にとってこの本は両氏の合作だ。

    マレック氏の美しい詩には、当然独立した物語と価値がある。しかし、佐川氏の個人的なエピソードが、この詩にいくつもの新しい意味と深みを与えていると感じた。

    詩でこれまで感極まったことは初めてで、世界が広がった気がした。
    もっと地元に帰ろうと思う。

    1
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    読み終えて娘を抱きしめた。
    大切な人に大好きだよと伝えなきゃと思った。
    娘たちは私の宝物。
    そして私は宝箱。
    宝物を抱きしめるために母はいるんだよ、いつでも蓋を開けて待っているからいつでも戻っておいでとずっと言ってきた。
    自分が宝物であることをこれから先もずっと覚えていてほしいな。

    1
    2024年09月05日

    Posted by ブクログ

    A tribute to a beloved child I lost,in hopes it would cause people to never be careless or too busy to let our loved ones know we love them.

    Norma Cornett Marek

    今は亡き、愛する我が子に捧ぐ-
    この詩を読まれるみなさんが、
    無関心や忙しさから愛する人にその愛を伝えることを忘れてしまわないように、
    この詩が、それを伝えるきっかけになるように、祈りつつ。
         ノーマ コーネット マレック

    この本を読んで、作者のこの言葉に全部込められてるなと思い、紹介しました。
    9.11同時多発テロのあと話題となり世界中が涙した感動の詩。
    私の大好きな学校司書さんの絵本コラムからの紹介。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    離れて暮らしている娘から、小学校の頃お母さんが買ってくれた本を探してるんだけど覚えてない?と連絡があった。どんな本かと尋ねると、薄い本で和訳で、絵か写真があって、朝はいってらっしゃいと言おうみたいな、と、とりとめない返信。もしかして、最後だと分かっていたなら、じゃないかなと尋ねたら、それだ、ありがとうと返ってきた。私はその本を娘に渡した記憶はなかった。私はまともな子育てが出来なかったといつも思う。こどもが優先の、こどものために動くことが楽しいと思える母じゃない自分に後ろめたい思いがあった。でも、私はこの本を娘に渡していたのか、そして、娘が今、その本を記憶の中から探してまた手に取ろうとしているのか、と思ったら、少しだけ報われた気がした。私はそんな母でもあったのだ。

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    大切な人が急に亡くなってしまう。
    その時の気持ちは経験のない人にはおそらく絶対にわからないだろう。
    でもそうなった時、きっとこの詩の翻訳者のように、もっとこうすれば良かったああすれば良かった、と後悔のループにはまってしまうのではないだろうか。
    その時の気持ちを想像するのは難しいけれど、出来る限り毎日、愛する人に愛してると伝えようと思います。

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    一穂ミチさんの『アフター・ユー』を読んで再読したくなりました。書棚に入れて何度も読み返したい本です。

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    作者はノーマさん。自身の長男が亡くなってしまったことの悲しみを詩にされる。
    それを読んだ佐川さんが大切な姉を亡くしてしまった時に重ね、心打たれて翻訳。

    そしたら奇しくもアメリカで起きた同時多発テロの頃で、その時の作業員さんが書き残した詩だと話題になって反響を呼んだそうな。

    人は大切な人が亡くなってしまった時、どれだけ尽くしたと思っても絶対に後悔する、もう絶対。
    だから、後悔しないよう、伝えたいことは伝えるべき、ということがかかれてますん。
    タイトルの「最後だとわかっていたなら」が何よりも物語っている気がしますん( ´・ω・`)

    事故や事件や災害や……何があるか分からないからこそ、明日やろうは後悔を産むよ、って、こんなに小さくて短い本なのに、思いの詰まった本でしたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    学生時代の国語の授業を除いたら、詩を読んだのって、これが初めてな気がする。

    全部が全部そうじゃないけど、本って著者が伝えたいメインメッセージにいろいろな内容を肉付けして、ボリュームをかさ増ししたものって印象だから、若干嫌煙しがちなところがあったんだけど、詩って著者の思いとか考えを著者が思う最適な言葉や文量で表現した言葉なわけだから、その点、詩集なら意外とストレスなく読めるのかもしれない。

    この本のメインメッセージの「思いは伝えた方が良い」ってことももちろんそうなんだけど、詩というジャンルそのものの良さにも気づかせてくれた一冊。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    講義でよくつかいましたね。

    震災でしったかたが多いかも…震災のための本ではない。

    今日は最後であり新たな未来にもなるのだ!

    楽しみ感謝することに気がつく名著。


    ぜひ〜

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    先日、幼い頃からよく知っていた方がお亡くなりになった。突然のことだったという。
    親睦が深かった両親にとってショックの程は大きく、自分も涙が止まらなかった。それよりも、ご家族の悲しみはいかばかりかを考えると胸が締め付けられる思いである。一緒に迎えてきた朝を永遠に失うことになるなんて。

    悲しみに暮れる中、本書のタイトルが不意によぎった。
    中学時代の教師が読み聞かせてくれた詩で、確か9.11のご遺族が書かれたんだっけな…残された人たちへの慰安というより戒めのような内容だった気がするけど、何故だか今はそっち寄りの言葉を聞いていたい。そんな思いで今一度読み直すことにした。

    「あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら わたしは もっとちゃんとカバーをかけて神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう」

    各ページの見開きには1節ずつ、受け止めるだけで精一杯な言葉が和英で記されている。受け止めていくのがしんどかったけど、両言語ともに全文書き写した。
    原語(英語)だと若干ニュアンスが違うのも今回初めて知った。例えばタイトルは”Tomorrow Never Comes”。直訳すれば「明日は二度と来ない」だが、読み進めるうちにそれが「大切な人と、また明日を迎えられるとは限らない」ということが分かってくる。
    まさに冒頭の話そのままだ。理屈で分かっていても現実として受け入れられない今の自分たちに、やはり必要な言葉だった。

    この詩に触れる時、多くの人が自分にとっての大切な存在を思い浮かべるだろう。その存在がまだ存命なら、「最後だとわかっていたなら」必死にするであろうことを今目一杯やり切って欲しい。
    そんな作者のメッセージが、最後の「そうすれば もし明日が来ないとしても あなたは今日を後悔しないだろうから」にギュッと込められていた。

    作者はノーマ・コーネット・マレック氏というアメリカ人女性。詩は亡くなった我が子を偲んで1989年に書かれたものだと、訳者あとがきで知る。それが9.11の後、チェーンメールで世界中に広まっていったという。
    あとがきにはマレック氏他、翻訳者の佐川氏が体験された大切な存在との別れが綴られている。佐川氏はお姉様を病気で亡くされたが、何もしていない自分からしてみれば必死に手を尽くされていた。「それでも後悔が残った」と言うのなら、これから誰かを失うたびに申し訳なさを抱えていかなきゃいけないのか。

    「愛する人を失った時、どんなに心を尽くしても自分の足りなさを嘆かずにはいられない。それはもしかしたら、その人を忘れないでいたいという心の表れなのかもしれない。自分のためよりも、むしろその人の魂のために」

    それに対して佐川氏は「どちらにせよ後悔する」と結論を出されている。
    大切な存在を失い「最後だとわかっていたなら…」と後悔することがあっても、その人を心に留めたまま生きていくこと。そういえば「思い出すことが一番の供養」と母も言っていたな。
    今いる大切な存在のためにも、まだまだやることは残されている。

    0
    2024年05月19日

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