深い作品一覧
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4.2孤独で病んだ男たちのモノローグで全編構成された、救いを求めてあがく男たちの物語。鬼才・ルネッサンス吉田が送る衝撃の単行本第二弾。『甘えんじゃねえよ』電子版未収録作品と「あとがき」を完全収録。
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3.0「あそこは人間の住む場所じゃない!!」 派遣社員として働いていた職場の男性と同棲していた真樹は、その恋人に追い出され、行き場を失った。当座の住まいとして「安さ」だけに魅力を感じたシェアハウスに移り住む。しかし、シェアハウスとは名ばかりの、部屋はまるで「箱」、女性専用と言えど彼女たちのマナーの悪さで不安を募らせる真樹だった。読者が本当に体験した「最下層」の実態とは──? ※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.17』に収録されています。重複購入にご注意ください。
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1.7OL・瑠璃(るり)は、ひょんなことで某国の王子・カーレッドと知り合いデートをすることに。ちょっとハチャメチャだったけど、憧れのスーパーダーリンからのプロポーズ★…までは良かったけど、セレブな王子様はまさしく"王様"で、スパダリからは遠すぎた! そんな彼に"スパダリ"教育をして、今ではカーレッドは立派なスパダリとなった。日常でもスパダリを発揮するようになったカーレッドに、大満足の瑠璃。けれど、カーレッドは瑠璃の部屋に“あるもの”を見つけて、スパダリ教育は思わぬ方向に…!? 破天荒・スパダリ武者修行・ラブコメディシリーズ!(59P) (この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.36に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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4.0セフレとして付き合ってきた日花(ひばな)と京太だが、ついに互いの本心を打ち明けた。普通の恋人同士として愛し合う二人。そんな中、二人の友人・小野から婚約者の振りをするよう求められた日花。小野は現在の両親が連れ子同士で再婚したため、姉となってしまった青葉への想いを封印しているのだった。日花と京太よりも年季の入った恋をこじらせている小野と青葉。今回はそんな二人の出会いの物語です。(50P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.35に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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5.0エロ爺の魔の手から救ってくれたはずの彼が、こんなことをするなんて…!?妄想ふくらむ極上のエロティック・ワールドがここに! ※本電子書籍は「麗人uno! Vol.1 スーツ男子」に収録の「椿」と同内容です。
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3.0同じ時間・同じ電車に駆け込んで――閉まるドアに挟まれ興奮する。変態性癖を隠し持つ地味でマジメな営業マン・眞鍋彰(まなべ あきら)。いつものように迷惑乗車をした彰に、心配して声をかけてきた大学生・二葉(ふたば)。「おにーさん、ドアに挟まれた時スゲーイイ顔してるよ」秘密の趣味に気付かれ動揺する彰。ゴーインに途中下車&駅のトイレに連れ込まれ、慣れた手つきで彰の腫れ上がった♂を取り出し咥える二葉。「これで甘噛みして歯の表面で擦ると気持ちいいらしいけど…どう?」ギザギザに尖る二葉の鮫歯を見て、痛くされたい――欲望に逆らえず流されて…。
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3.0大体この国の人間は睡眠を軽視しすぎなんだよ! なかなか帰れないアラサーOLと眠らせたい睡魔さん(会社員)の“はたらく”物語! 今日も終電を逃したハードワーカー・羊子(ようこ)がトイレで睡魔に襲われて(ウトウトして)いると、背後にチラつく不審な影。振り返ると、そこにいたのはなんと睡魔! 「(俺が)見えるんだ あんた」と言う睡魔・ネロは、睡魔界のイチ会社員。人間をきちんと眠らせることで給料をもらっている彼は、今日から羊子の担当に。羊子とネロ、お互いの利益のため、<上質な眠り>を手に入れるための日々が始まった――!! 前作「なんてことないふつうの夜に」から抜け出して、慢性的お疲れモードな現代社会に贈る、新感覚睡眠コメディ! 分冊版その1
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3.4本●要求してくる迷惑客にはオナホで対応!? ドラッグストアの試供品で毎日の化粧を済ませる貧乏嬢! 店からのストレスでキャバ嬢全員が10円ハゲ持ちに!? ぶりっこキャラがイラつく痛すぎアラフォー嬢! ドM客のア●ルにハイヒールを突っ込んだせいでロッカーにウ●コ臭が!! etc. 風俗嬢たちから届いた仕事でのヤバイ思い出やエロハプニングを、お水4コマのマイスター・小谷梓が描く!!
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4.0なに不自由ない生活と引きかえに、浮気している夫のよき妻を演じる日々…。でも、もうウンザリ! そんな私に手を差し伸べてくれた男は…? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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2.0失恋の痛みを抱えたままお見合い結婚した私。やさしい夫を誰よりも愛していきたい…そう思っていた矢先、失恋相手とうりふたつな男性が現れて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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3.5私達、もう終わりなのかもしれない…。夫とすれ違う切ない毎日を送る中で出会ったのは、誰もが自分を解放できる秘密の楽園で…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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2.0謎めいたご主人様からの命令メールが私をスリリングなプレイに誘う……! 熱い視線に耐えられない! アナタの奴隷にして……! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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4.0私と二人で本当に幸せだった? 子供を欲しがっていた夫に不妊症のことを隠していた私。いつか話すつもりでいたのに突然の事故で彼を失って…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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3.3旅行会社に勤める美海は恋愛経験が浅く、幼なじみで外資系トレーダーの湊にいつもからかわれている。湊は誰もが認めるイケメンだが、美海にとってはただの幼なじみだった。いきなり「ラブホいかない?」と誘ったかと思うと、高価なアクセサリーをプレゼントされたり、デートと称してドライブに誘ってきたりとその変化に美海は困惑。そんな時、美海がストーカー被害に…。 (この作品は電子コミック誌comic Berry's Vol.6に収録されています。重複購入にご注意ください)
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3.0結婚して11年。ちょっとステキなパパとかわいい娘の3人家族。そんな平和な我が家に忍び寄る不穏な影…。うちのパパにかぎってまさか!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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4.0司法浪人のダンナ様を支えてはや3年…今年ダメだったら離婚!! と騒ぐ外野の声に少々困りぎみ…そんなに私って不幸に見えるの!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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3.0やりがいのある仕事に、理解ある優しい夫との幸せな毎日。 思いやる気持ちを忘れていた私に、残酷な夫の余命わずかという宣告が! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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5.0むかし街角で聞いた、鮮烈なピアノの音。それを奏でていた、元『天才・神童』であった少年は、今や女性問題にだらしない、只の『オトコ』になっていた…! 最近は「才能が枯れたピアニスト」と酷評される彼・結城リヒトのマネージャーになった咲良は、なんとかリヒトを立ち直らせようとするが、リヒトはのらりくらりとかわすだけ。挙句には「咲良さん処女でしょ?俺、上手いよ?」と言いだす始末。そんな彼がある日ふと見せた、ピアノを弾く時の表情はいつもの彼よりもずっと激しく、咲良は思わず…!? 不協和音はいつか美しい旋律になる?(70P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.24に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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4.2酔って帰ったOLの芽衣が翌朝目覚めると、なぜか隣で“イケメン眼鏡王子”と噂される同期の宮坂が寝ていた!芽衣に残る、甘い夜の記憶…。あれは夢だった、そう思おうとしたのに「昨日、芽衣を抱いたのは俺だから」という衝撃の宣告が!?昨夜の記憶があいまいな芽衣は、クールで恋愛に興味がなさそうな宮坂だけに、冗談だと思い込もうとする。しかしそれ以来、宮坂はあの手この手で距離を縮めてこようとして…。(この作品は電子コミック誌comic Berry's Vol.1及び「蜜色オフィス1巻」に収録されています。重複購入にご注意ください)
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5.0ロシアを代表する文豪の一人。プーシキンの示唆に富んだ含蓄のある短編5編。「その一発」射撃の達人シルヴィオ。相手が幸せの絶頂の時、決闘の相手は訪れる。果たしてその一発は撃てるのか。プーシキン自身も決闘による傷で亡くなっている。「吹雪」偶然の吹雪によって引き裂かれた恋人たち。やがて男は戦死。女は3年もの間、悲嘆にくれていた……。「葬儀屋」自分のことを卑下していた葬儀屋は過去自分が埋葬した亡者たちを呼び寄せてしまう。「駅長」勤勉実直な駅長はある日愛娘をさらわれてしまう。「百姓令嬢」利発でお転婆なリーザは美男子と評判のアレクセイを見たくてたまらない。しかし親同士は犬猿の仲。そこで村娘に変装して出かけるのだが……。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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1.7江戸・吉原。「おっ、見ねぇ、花魁道中だ」道行く人々が足を止める。“蛇”が言う。「お鶴、いいかよく見ておけ。これが吉原百万両の大傾城、蒼桐花魁だ」それが私と、生涯を賭して戦う事になる蒼桐花魁との初めての出会いだった。私は没落した武士の娘だった。父は農業を始めたが上手く行かず、もう質種も尽きて明日の食い扶持にも困っていた。まだ幼い弟妹の為に私にできる事は、自らの意志で人買いに買われる事だった。人買い“蛇”に、私は生娘のまま、男を悦ばす手管を教え込まれていく。「見ただろうあの蒼桐の見事な花魁道中。お前は今日からあれを目指せ。吉原一と謳われる蒼桐を超えてみせろ、お鶴」私が、あの人を超える花魁に…!?
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4.4「カメラの前でもお前は俺のことだけを考えてここを濡らしていればそれでいい」初恋も未経験、もちろん男性経験ゼロの女優・朋恵が“情熱的な恋に生きる女性”を演じるために選んだのは、恋人役・柴崎との恋人契約。「そのままちゃんと自分で開いてろよ」M字に足を開かされ、きれいな指で私を触る。「…ここか」容赦なく隅々まで弄り、何度も熱い○○を注ぎ込む。楽屋に響き渡る淫靡な声…。彼が触れるたび、私のカラダは淫らに作りかえられていく─…
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3.5波乱の51P!! 非モテな人生を送っていた雨宮花乃子・20歳だが、酒に酔った花乃子は、ゼミの准教授・一(にのまえ)と一夜の過ちを犯してしまった!! 「過ちついでに『恋愛』をしてみたい」と言われ何故か(?)付き合う事に。二次元脳VSド理系脳と、正反対な性格ゆえに衝突・ケンカしてばかりだが、一歩一歩自分達なりの関係を構築中。そんなある日、ゼミのバーベキュー親睦会というアウトドア・リア充イベ発生!さらにあの恐怖のゲームが…!! (この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.8に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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5.0江戸川乱歩が生み出した、かの名探偵、明智小五郎に関する評論で、第1回創元推理評論賞佳作入賞作。【作者の言葉】「明智小五郎の黄昏」は第1回創元推理評論賞で佳作となったもので、雑誌「創元推理」(1994年・秋号)に掲載されました。e-NOVELS上に転載されるにあたり、あらためて推敲しています。 e-NOVELS版『明智小五郎の黄昏』には、「『D坂の殺人事件』考」と「明智小五郎の黄昏」という2つのヴァージョンが収録されています。前者は後者の旧ヴァージョンです。なぜ2つのヴァージョンが存在するかというと、評論賞の選考会――選考委員は笠井潔さん、巽昌章さん、法月綸太郎さん、戸川安宣さんの四氏――の席で、濤岡寿子さんの応募作「都市への相貌」と私の「『D坂の殺人事件』考」の2本が残された段階で、さらに選考委員からの“注文”を受けて両者とも改稿し、再選考にかけられた経緯があったためです。改稿に伴って、タイトルも変更した新ヴァージョンが「明智小五郎の黄昏」です。 旧ヴァージョンには「明智犯人説という〈真理〉」と題した一章があり、現在ならば“後期クイーン的問題”として扱われるテーマにふれています。ここは全体の論旨を考慮してボツにした箇所ですが、後に「麻耶雄嵩論」(『本格ミステリの現在』所収)を書くにあたって、一部日の目を見ています。新ヴァージョンでは明智犯人説を検討する代わりに、乱歩の通俗長篇から明智小五郎像の変遷を辿っています。 評論賞で佳作をいただいた当時は、まだ原稿用紙の桝目をカリカリと埋めていたものです。そのため今回のe-NOVELS版制作にあたっては、小森健太朗さんにOCRで原稿を取り込んでもらう作業をしていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。
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2.0「あんたなんて生まなきゃ良かった!!」母にとって私は、夢を追いかけるただの女でした……。愛されない女の一生とは
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3.0あんたなんて母親じゃない…!男好きの母親を嫌って家を出たのに、結婚を機に復縁…それが間違いの始まりだった!?
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4.4一途で尽くす男・さっちんは、なぜか「しつこい」と彼女にフラれまくり…。そんなある日、イケメンモデルで親友のマブチ(♂)から、恋人に立候補される! 興味が湧いたさっちんは、早速「しつこいH」を試してみることに!?
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4.0「今は昔……」 有名な「今昔物語」は、どの話もこの書き出しではじまります。 「今となっては昔のことだが」といった意味あいなのでしょう。 でも私のささやかな「恋のうき世―新今昔物語―」は「今は昔」でなくて、「今も昔も」という感じで読んでいただけたらと思います。 (本文「はじめに」より) 平安から応仁の乱までを舞台に、男女の織り成す恋の綾を 直木賞作家、永井路子が描く珠玉の歴史短編集。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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3.7第22回吉川英治文学賞受賞作品。 比叡山延暦寺を創建、天台宗の開祖となった最澄。激動の時代の中、最澄は、長岡京の遷都に失敗した桓武天皇を支えながら、桓武の魂を救済することが、国家を救うと尽力する。仏教の本質を求め続けた最澄の生涯を、直木賞作家の永井路子が描く。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.0直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 平将門、楠正成、祟徳上皇など、中世および近世の武家社会における悪霊を、時代とともに、描いた連作評伝。悪霊を描きながらも、歴史上の人物の人間臭さ、本質に迫る。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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5.0直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! お嬢様大学に通う友田なつみは、自らの名前のルーツでもある吉野を訪ねる。 そこで知り合った会社社長の泉のことが気になりながらも、卒論、就職活動と慌ただしく日常が流れていく。 友人の死を乗り越えつつ、なんとか編集に携わる仕事を得るが、他方で大学のゼミで勉強した万葉集の額田王の生き方に魅かれていく……。 【目次】 優雅なる喪服 むらさき 夏の川辺 斜光 鍵 山茶花 白いコート 霧の夜 沈める寺 行く人なしに 街路樹 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.7直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 時の権力者、関白・藤原兼家の三男坊の藤原道長は、機転が利きカリスマ的な存在感を放つ長兄の道隆や野心家である次兄の道兼に比し、平凡でおっとり、出世も遅々としていたが、姉である詮子の助力を得ながらも、左大臣の娘・倫子と結婚する。以来、徐々にではあるものの、道長にも運が向いてきて、姉・詮子、妻・倫子などの支援を受けながら出世街道を上りつめていく……。表面的な華やかさに誤解されがちな人間・藤原道長の素顔を見事に浮かび上がらせた名作。 目 次 男 と は 首 よ り も 今 宵 来 る 人 深 泥 が 淵 風 の 精 影 絵 あ し の う ら 離 洛 帖 花と地獄の季節 後 宮 明 暗 腥 風 の 荒 野 「一声ノ山鳥」 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.5小学生?幼稚園児?小さな新人OLメメ子ちゃん。上司の岸田さんと二人きり、毎日がんばってお仕事してます!会社のかたすみ、小さなOL、けっこうしあわせ。悩んで学んで成長中!チビッコOL奮闘4コマ!
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4.3時は、貴族社会が形骸化し、王侯貴族たちが、やることをなくしてしまった、そんな時代―。ルー・ヴァイアは王太子ガルタのお伴として人跡未踏の地、デルゾントに向かっていた。一行の目的はデルゾントのどこかに眠るという〈王女の卵〉の探索。だが、気化狼に襲われ、いきなり主従ふたりっきりになってしまった彼らの前に、奇妙な少女が現れる。伝説の魔獣ガシューに育てられたというその少女アクアクは、〈卵〉のありかを知っているというが…。安田均氏他選考委員が驚嘆した期待の新人。第二回ファンタジア長編小説大賞準入選作。
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5.0西天国四大名家のひとつである冬ヶ守家の娘・氷魚。国内屈指の名家に生まれながら、白い髪に紅い目という異形のために実の母に疎まれ、母に溺愛されている双子の妹・香魚からも蔑まれて、まるで女中のように虐げられて暮らしている。唯一の心の慰めは、時おり母から褒美としてもらえる金平糖だけ。「お母様の言いつけを守ってよい子にしていれば、きっといつかは香魚のように愛してもらえるはず」と信じて、辛く切ない毎日を過ごしていた。そんな氷魚がある日突然、隣国・東天の国主に嫁ぐよう命じられ――!?龍の棲む世界で紡がれる、心ときめく和風ファンタジー!
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4.2それはとある路地裏にある、一軒のバー。その店の名も、バーテンダーの名も、「更(さら)」。美しい彼女が作る至福の一杯は、訪れた人の人生を変えるという… 手塚彩美は恋も仕事も順調で、同期の彼とは結婚秒読みということもあり、36年間の人生の中で一番幸せを感じていた。しかしある日、彼女を絶望の淵に突き落とす出来事が。 結婚するはずの彼が、後輩に寝取られていたのだ。しかも、その上……バーテンダー・更の作る”ホワイトレディ”が殺意で真っ黒になった彼女の人生を、変える。 「姉系プチコミック」で絶大なる人気を誇る、読む者の人生も変えたと話題のオムニバス!
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3.0期待の新星が描く、中華風破邪契約ストーリー!!! 巷で起きる奇怪な事件の数々を、一手に解決してきた新人獄史リエン。そんな彼がとある事件の被害者の少女シュンと出会った時、事態は大きく動き出して…? 期待の新星が描く、中華風破邪契約ストーリー!【第1話収録】
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3.0愛する組を解散に追いやった敵対組織・田羽良組に復讐を誓った極道・榊原真次(32)。田羽良組に近づくための潜入先に選んだのは──お花屋さんだった!?お試しバイトとして雇ってもらうも、極道節が抜けずクビの危機に陥ってしまう。ピンチを救ってくれたのは、榊原の花を愛する心だった!?「さみしい時、つらい時…そういう時に花は人の心を慰めてくれるんだ!」花を愛しすぎる店員としてSNSで大人気に!?気になる同僚とも急接近!?果たして榊原は、正体を隠したまま田羽良組に復讐することが出来るのか──!?
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4.1「妻を守るためなら何でもする」―そう決意した男の前に、過去への扉が開かれる…。2020年7月、慎一は苦悩していた。妻の理沙が日に日に暗く沈んでいくのだ。きっかけは、彼女の元に届いたDVDと手紙。だが、何が記されていたかも理由も分からず…。その時、偶然に娘と遊んだ“コックリさん”によって、すべてが動き出す。慎一と理沙にまつわる陰惨な過去が、時空を超えて今、目の前に迫ってきた!? 妻の為に自分ができることとは―…。運命に抗うタイムリープ・クライムサスペンス。
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3.3『蟲病』…それは、人間が虫のような醜い化け物に変化する病。人間の心が表面化するというこの病は、感染経路不明、治療法もなく、唯一の解決法は【駆除】。大正時代、華やかな帝都の片隅で、浮浪児たちは家族として肩を寄せ合い懸命に生きていた。リーダーは13歳の少女・小春。希望を捨てずに生きる彼らにも、蟲病の脅威が襲い掛かる。発熱した弟を連れ、助けを求めるも、浮浪児に町人は冷酷な駆除を迫る。からがらに逃げ延び帰宅すると、弟達はすでに蟲化していた。そしてその変化は小春自身にも―…。小春の前に現れたのは駆除人の大男・ザムザ。生きたままに捕らえられた小春は、弟達と生き延びることを目的にザムザに駆け引きを挑む。蟲病とは何か、ザムザの真の目的は―!?
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3.5水谷麻衣は、不妊治療に通う35歳OL。夫は、当初こそ不妊治療に協力的であったが、最近はあまり乗り気でない。毎日、そのことでケンカばかりしていた。ある日、麻衣は夫のノートパソコンがベットに開いたまま放置されていることに気が付いた。閉じようと画面を見た時、目に入ったのは”名前のないフォルダー”。不思議と目についたそれをクリックすると、中には女の子の写真が入っていた。そして、その写真に書き添えられた言葉は「あなたの娘が小学生になりました」。この写真から麻衣の苦悩が始まる。
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4.3その「一粒」「一滴」には熱い魂が宿っている!大手コンサルティング会社のバリキャリから一転、地元の秋田で個人コンサルを始めるも上手く行かない主人公・紅(べに)は、祖父のツテで今にも潰れそうな酒蔵の再建をすることになる。初めは日本酒に興味なんて無く、しかも酒蔵の杜氏である元同級生・コウジは経営の「け」の字も知らないようなポンコツぶり!こんなのなんの勝算もない…。そう思っていた紅だが、酒造りに向き合っていく中でだんだんとやる気に火が付き―。ついに、コウジの長年の「夢」である、とある製造困難な日本酒づくりに挑む決意を固めて再建に乗り出していく…!
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3.5数年に一度出現する幻の島「大扉島(だいひとう)」。15年前、島の謎を探るべく天野教授を含む調査隊が結成され島へと上陸。しかし数日後、島は調査隊を残したまま忽然と姿を消してしまう。懸命な捜索の甲斐なく隊は全滅したと思われたが…11年後、再び出現した島で教授の教え子である貴哉が救出された。これで島の謎が明かされると思われたが、唯一の生還者である貴哉は島での一切の記憶を失っていた。それから4年…未だ記憶の戻らぬ貴哉と、教授の娘で貴哉に想いを寄せる嶺衣は、それぞれが複雑な想いを抱えたまま日常を過ごしていた。そんなある日、貴哉の元に再び島が出現したとの報が入る…。秋葉JJ子が満を持して放つ渾身の力作!
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