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国語の教科書で愛され続けている工藤直子さんの名作『ふきのとう』。くすはら順子さんのあたたかな絵とともにはじめて絵本になりました。 『ふきのとう』は春のはじまりのお話です。 雪の下で、あたまを出そうとふんばっているふきのとう。 「よいしょ、よいしょ、そとがみたいな」 雪も、竹やぶも、春風がくるのをまっています。 空の上でお日さまがわらいました。そして、ねぼうしている春風をおこしました。 春風がやってきて、ふうっといきをはくとーー? ◆ ◆ ◆ 国語の教科書に掲載され続け、愛されている、工藤直子さんの名作『ふきのとう』。 くすはら順子さんのあたたかな絵とともに、はじめて絵本になりました。 言葉にできなくても、気持ちをたくさん感じているお子さんに。 子どもの成長を大切に思っている親御さんに。 見えないところで育つ心に、そっと寄り添う絵本です。 ◆読んだ方の感想◆ 子どもたちはこの詩が大好きです。 絵があることで、言葉の意味がいっそう豊かに伝わると思います。 (小学校の先生) 言葉がきれい。絵がかわいい。 子どもに読み聞かせをしながら、あたたかい気持ちになれる絵本です。 (保育園児の親御さん) 小学生だった娘が音読していた声を思い出しました。 この詩が絵本になってうれしいです。 (中学生の親御さん) 【目次】 【著者】 工藤直子 1935年生まれ。詩人・童話作家。『てつがくのライオン』(理論社)で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』(理論社)で産経児童出版文化賞を受賞。『こどものころにみた空は』『ともだちは緑のにおい』(以上、理論社)、『のはらうた』(童話屋)など、詩集、童話集、絵本多数。 くすはら順子 1960年生まれ。絵本画家。作品に、『じゅうにしのおはなし』(文・ゆきのゆみこ)、『はじめてのうみ』(文・山下明生)、『あっぷっぷ』(以上、ひさかたチャイルド)、『こざるのるすばん』(福音館書店)、『な・み・だ』(至光社)などがある。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この前の水曜日、チイばあちゃんはとらねことらたに、なかよしのともちゃんとようくんは、夏休みに海の家へ行ったことをつたえた。海を知らないとらたは、海を見たい、行ってみたいといいだした。とらたは画用紙をもってくると、チイばあちゃんに海と船の絵を描いてとお願いした。「海はふかく、遠くまでつづいていて、かぜはしおかぜ、とらたの好きなさかなもいるよ」と、チイばあちゃんは絵を描きながら教えてあげた。すると、となりにいたはずのとらたが見あたらない。ふと画用紙を見ると、そこには描いたはずのないとらねこの絵が描いてあった。チイばあちゃんが、絵のとらねこのひげをさわってみると、やわらかなしめったものがチイばあちゃんの手をつかんだ。しおかぜのにおいがして、チイばあちゃんが目をあけると、海にうかぶ船の上にたっていた。しかも、船の上にはとらたもいて、歌をうたっている。すると、むかいから白い船がやってきて……?
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この前の金曜日、チイばあちゃんはおしいれのすみにあった、クレヨンの箱を見つけた。チイばあちゃん、ひさしぶりに画用紙をだして、何をかこうかと考えた。そのとき、とらねことらたが窓からひらりととびこんできて、おなかがすいたとさわぎだした。チイばあちゃん、とらたに何が食べたいのか聞くと、ねこは魚が大好きで、魚はタイに決まっているといいだした。チイばあちゃんが、真っ赤なタイの絵をかくと、とらたはその絵をパクンと食べてしまった。そして、おなかいっぱいになったとらたは、窓から外へでていった。そのとらたの体が赤くなっているように見える。とらたを追いかけていったチイばあちゃん。りすに、赤いしまねこを見なかったかと聞くと、赤い犬なら見かけたといわれた。つぎに、フクロウにも赤いしまねこか、赤い犬を見なかったかと聞くと、赤い牛なら見たといわれて……? おばあちゃんとねこが繰り広げる、ちょっと不思議で愉快なお話。
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青い鳥文庫はじめての詩集です。教科書でも子どもたちにおなじみの詩人・谷川俊太郎さん。その膨大な作品のなかから、37編を選び、新作も収録します。子どもたちに、日々の生活なのなかで好きな作品を楽しんでもらえたらと思います。心が大きく成長する子どもたちに、つらい気持ちに寄り添ったり、大人の本音を明かしたり、社会への疑問を問いかけたり、世界平和を考えたりする詩を届けます。流れていく時間を止めようとせず大人の世界の扉を開けることをためらわないで、というメッセージを込めています。谷川俊太郎の世界観を表現する広瀬弦さんの絵も美しく、心が静かになります。