検索結果

  • 天使がくれたチャンス
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ザビエル王国のルーシー王女は嘆いていた。なぜ彼は、私を奪いに来てくれないの? 電話もメールも試みたけれど、彼からはなんの音沙汰もない。愛していると言ってくれたのは嘘だったの? 一方、セスは怒っていた。なぜ彼女は僕を捨てて故郷へ帰った? いくら国王に呼び戻されたとはいえ、そのまま連絡を絶ってしまうとはひどすぎる。身分違いと、周囲の思惑によってひき離されたふたりの愛。けれど思いがけない形でやり直すチャンスが訪れて…!?
  • 愛のダイナマイト
    完結
    4.0
    「君が必要なら、僕は世界中どこからでも駆けつける」。別の道を進もうとしたジェインに、夫のダンは言った。魅力的な夫の影だった時から2年…。今やジェインはドラゴン・レディと呼ばれ、自立した女性として働いている。だが、仕事の為、彼を呼ばざるを得ない状況に!ふっきった筈なのに、彼の声に胸の鼓動は高まり…!!
  • 幸せへのパスポート
    完結
    2.0
    結婚の約束をしたはずの男性が音信不通になり、彼を捜しにイギリスからイタリアへやってきたジェイム。だが、やっと見つけた彼は別の女性と熱烈なキスを交わしていた!裏切りを目の当たりにしてフラフラになったジェイムは、なんと車にはねられてしまう。気がつくと、セクシーな見知らぬ男性の胸の中にいて…!?
  • 二階の恋人
    完結
    -
    「やあ、また会ったね」玄関にバザールで出会った魅力的な男性が立っていた。クリスティーンは少し前、彼に声をかけられ「私に関心があるなら、探し出しなさい」と言っていたのだ。まさか本当に来るなんて…。彼は二階が貸し部屋ということを知り、住みたいと言い出した。セクシーな彼との刺激的な生活が始まる!!
  • 運命の潮
    完結
    4.0
    「シドニー1のプレイボーイを誘惑しろですって!?」その危険な男-“ニック”に妻を奪われたという従兄弟の頼みで、カイラは一肌脱ぐことに。ニックを骨抜きにして妻をとり戻す計画だ。だがパーティの夜、カイラは身も心も焦がす運命の相手と出会ってしまう。まさかそれが、“ニック”だったなんて!
  • シークのいざなう夜に
    完結
    4.0
    政情不安が囁かれるジンバブエに住む姉夫婦と落ち合うため、ザンジバルを目指してひとり旅をしていたエミリー。しかし、クルーとして働けばただでヨットに乗せてくれるという、フランス人商人の甘い誘いにのったのがすべての間違いのもとだった。なんと彼は麻薬の密売人で、その正体が露見するなり、自分を捕らえたシークにエミリーを差しだしたのだ!いくら自らの潔白を主張しても、シークは彼女を売春婦だと誤解したまま。豪華な宮殿で囚われの身となったエミリーは!?
  • 買われた結婚
    完結
    3.5
    有能なキャリアウーマンのサニーは、本社会議に出席するためラスベガスを訪れた。婚約者のデリクも一緒だったが、ギャンブルにのめりこむ彼に失望し、サニーは思わず指輪をつき返してしまう。その時だった、本社の最高経営責任者ブライス・テンプラーが声をかけてきたのは。大富豪でプレイボーイ、マスコミをも騒がす彼に、ディナーに誘われるなんて!?夢のようなもてなしとキスを受け、サニーはブライスに心を許してしまうが、そのすべては仕組まれた罠だった…!
  • 恋のスタンバイ
    完結
    4.5
    いったい…これはどういうことなの!?-フライトを終え、空港に戻った客室乗務員(フライトアテンダント)のティファニーはボーゼン…。なんと彼女と機長(パイロット)のベンが“婚約”したという噂が空港中に広まっていたのだ!ハンサムで有能なパイロットのベンだけど、いつもティファニーを厳しい目でにらむ苦手な上司。―あんな冷徹で傲慢な人と結婚だなんて!冗談じゃないわ…!-慌てて噂を打ち消そうとするティファニーだが…。「だめだ、しばらくはこの婚約を成立させる」。-なぜ!?彼は私が嫌いなはずなのに…-
  • ハロー、マイ・ラヴ
    完結
    4.3
    「そこで何をしているの!」。女性の金切り声で目を覚ましたホイットニーは、隣で寝ている裸の男性に仰天した。悪夢の始まりは、同僚に誘われて参加したパーティーだった。騒々しさから逃げるように忍び込んだ寝室で、いつの間にか眠り込んでしまったのだ。誤解を招いて戸惑う彼女に、当事者であるスローンはとんでもない提案をもちかけ…!?
  • 運命のリフレイン
    完結
    1.0
    セリーナはひと月前、逃げるようにシドニーを離れ、姉のもとへ転がり込んだ。美容師の仕事も、誰もが羨む相手との婚約もすべて断ち切った。「僕と結婚できてありがたがるべき」そんな言葉を友人の建築家ニックに話しているのを耳にしてしまったのだ。やっと平穏な日々を過ごす彼女の前にそのニックが現れて…!?
  • 危険なバカンス
    完結
    -
    バカンス先のマルタ島で物思いに沈むアルドナ。そんな彼女に興味を持って声をかけた青年実業家ゼブは、美しく控えめなアルドナに激しくひかれていく。しかし、アルドナは父の不正経理を知った男に脅され、不正のもみ消しを条件に、「愛人」としてバカンス旅行につれてこられていたのだ。「あの厳格な父が不正を犯していた!?」それだけでもアルドナにはたいへん驚きだったのに、まるで娼婦のように扱われることになるなんて…。しかも、それは決して誰にもいえないことだった。<誤解されたまま抱かれるのはイヤ!>愛するゼブに真実を告げられない痛みがアルドナを苦しめる。「いっそ何もかも打ち明けてしまいたい!」だが、何も言えないでいるアルドナの様子を誤解したゼブは、激しい怒りをぶつける。男性から向けられた初めての激しい怒り。しかし、その怒りは真実の愛だった。
  • 秘書のとまどい
    完結
    5.0
    田舎町で退屈な毎日を過ごしていた箱入り娘エリンに、思わぬ幸運が舞い込んだ。ロンドンに住む親友に呼び出され、仕事の手伝いを頼まれたのだ。しかもロンドンでエリンは、すぐにハンサムな会社社長ジョシュにデートに誘われる。これこそ夢にまでみた都会の生活!と喜ぶエリンだったが、それもつかの間、彼女は彼とかかわってはいけない衝撃的事実を知る。泣く泣く約束を断るが、気まずい関係になった彼のもとで秘書として働くことになり…!?
  • ゲームの結末
    完結
    4.0
    21歳になったら、父の会社の役員にしてもらえるはずだったのに、父はそのポストに別の人間をつけるという。ヴェリティはショックを受け、怒りに燃えた。“絶対に役員のポストを奪い返してみせる!”けれどその男ホルト・ジェファーソンは、ライバルとしてはあまりにも手強く、あまりにも魅力的だった……!!
  • 情熱のマスカレード
    完結
    2.0
    有名な大物実業家の愛人の娘として生まれ、自立心が強く、なにより「本物の愛」の存在を信じないバーナデット。けれど24歳の誕生日を迎えた夜、若き大富豪との予期せぬ再会が、その揺るぎない思いを変えることになる!誰の力も必要としないバーナデットの心を溶かし愛を奪おうと巧みな言葉を仕掛けるダントン。毎年断り続けてきた、父の家で行われる創業記念パーティー。彼の挑発をうけて参加した仮面舞踏会で誘惑的なゲームに挑むバーナデットだったが…。仕事も恋もゲームのように楽しむダントン。彼の所有する島のリゾート開発をめぐって、南の楽園で1ヶ月間ともに過ごすことになったバーナデットの愛と運命の行方は!?
  • 暴君はおことわり
    完結
    -
    無実の罪で告発をされた教師・エリザベスは、一流弁護士・プライスに希望を託した。-プライス・ドメニコ…私の教え子の父親だけれど、常に黒い噂がつきまとう人物だわ…-不安を感じながらも、プライスを訪ねたエリザベス。「お目にかかれて光栄です、ケント先生!」意外にも握手で迎えてくれたプライスに、心ざわめくエリザベスだが…。事情を話したとたん、なぜか彼はエリザベスを冷たく拒絶する!-冷たい瞳…!どうして!?あのほほえみは、あたたかい手は、演技だったの…?-
  • 黒髪の誘惑
    完結
    -
    「彼は危険すぎるわ…」。ケイティは、仮面舞踏会で海賊に扮した男性にダンスを誘われた。彼とステップを刻むたび、彼女の体に官能的な感覚が広がる。それは忘れられないかつての恋人、カーヴァーに抱かれているかのようだった。数日後、偶然にも仕事でカヴァーに再会すると、彼からは海賊と同じ香りがして!?
  • 愛の残照
    3.0
    長く病を患ったせいで、養育資格を問われたキャリーは、最愛の一人息子を福祉事務所に取られてしまう。途方に暮れるキャリーの脳裏に浮かんだのは、ドミニク・サベジ。8年前、当時19歳だったキャリーが心から愛した人だ。とはいえ、ドミニクにとっては二人の関係は遊びでしかなく、泣きながら彼のもとを去って以来、一度も会っていない。富と権力を持つあの人なら、この窮地を救ってくれるかも……。藁にもすがる思いで、キャリーはドミニクのもとへ向かった。彼には絶対に知られたくない、ある秘密を抱えながら。
  • 記憶のなかの愛
    完結
    4.5
    グレースには記憶から消してしまいたい過去があった。18の時、結婚式直後に花婿のニックが置手紙だけを残して姿を消したのだ。彼女は残酷にも結婚式の翌日に捨てられたのだった。あれから10年。心の傷も癒えた今、グレースはニックの居場所をつきとめ、正式に離婚しようとする。だが、彼に会いに行く途中、嵐で事故を起こしてしまう。そして、病院で目覚めた彼女からは一切の記憶が失われていた!彼女のベッドのかたわらには、夫と名乗る男性の姿があったが…!?
  • あなたと過ごす夜
    完結
    -
    ニコールは母親と共同で経営するダンススクールの講師。巨額の債務を背負い、金策も尽きた夜、クインと再会した。彼はかつて恋人のニコールを捨ててお金を選び、いまや巨万の富を手にしていた。もう1度君が欲しい…という彼の誘いに「今度は私が利用する番よ」ニコールは借金のすべてをクインに肩代わりをさせ、その代わり26回一緒に夜を過ごす約束をした。だけど心は渡さない。だが、ニコールには絶対クインに知られてはならない秘密があって…!?
  • ピラミッドの魔術
    完結
    -
    臨時秘書として、憧れのエジプトにやってきたジョス。しかし、やり手の役員と評判のセイン・アディソンは大の女性秘書嫌い。前の秘書に言い寄られ、こりごりしているらしい。傲慢で人づかいが荒いセインに反発するジョスだが、いつしか彼の魅力にひかれていくように。この想いに気づかれたら何もかも失ってしまうのに…!
  • 親密な契約
    完結
    -
    「息子は欲しいが妻はいらない。子供だけ産んで離婚してくれる女性はいないものか-」大企業の敏腕部長ノアが、ふと口にしたこのセリフ。聞いていたのはキャリアウーマンのエレクサだった。結婚をうるさく迫る母にノイローゼ寸前だった彼女は、面識もないノアに連絡をとり、無謀にも結婚の契約を交わす!?
  • 復讐は甘美すぎて
    完結
    3.0
    「無理よ!この仕事は受けられないわ!」出張パフォーマンス会社経営者兼シンガーのバービーのもとへ舞い込んできた依頼…。それは9年前、バービーを傷つけた初恋の人、ニックの誕生パーティーで歌うというものだった!-もう、あんな思いだけはしたくない!-ところが、そんなバービーに、親友スーがとんでもないアドバイス!「別人のふりをして彼を誘惑してから、こっぴどく捨ててやるのよ!」-そんなこと、うまくいくのかしら…!?-バービーの「甘美な復讐」が幕を開けた……!
  • 愛される計画
    完結
    -
    「リズ、あなたは結婚に向けた装いをすべきよ」。数年つきあった恋人にふられたリズを慰めようと、3人の姉妹たちが次々とおせっかいを始めた!姉たちは、リズが個人秘書をしている裕福な上司のコールに狙いを定め、彼をふりむかせる計画でいつもは地味なリズを大変身させたのだ。その狙いどおり、出社した彼女をみつめるコールの視線はこれまで見たことがないほど熱いものだった。どうしよう、心乱される。職場で個人秘書と上司の一線を越えるべきではないのに…!?
  • 砂漠のばら
    -
    ローズは、石油の国ラス・アルハジャールで王室の馬の面倒を見ている獣医の兄ティムのもとを訪れていた。ある日、友人から招待を受け、兄と一緒に車で出かける途中、突然暗闇から乗り手のいない馬が現れた。ティムは急ブレーキを踏んで車を停止させ、馬を捜しに行った。厩舎に連絡しようと携帯電話を持って車から出たローズは、近づいてきた人影に口を手でふさがれ抱き上げられた。男は全身黒ずくめで、顔にも黒い頭巾をかぶり目しか見えない。彼女はその目を見て直感した。ハッサン王子だ。この国に来る飛行機の中で見たあの灰色の瞳は、忘れようがない。なぜ彼が私を誘拐するの?ローズは恐怖に震えながら、必死に頭を働かせようとした。
  • 花嫁と呼ばれる日
    完結
    2.0
    ウエイトレスのスカイは、恋人の邸宅で開かれたパーティの豪華さに圧倒された。彼は、イタリア名家の美しき御曹子ルチアーノ。身分違いの恋に周囲の視線は厳しかったけれど、彼の愛さえあれば、その試練も越えられるとスカイは信じていた。ある事件がきっかけで引き裂かれてしまった二人だが、五年後、突然現れたルチアーノにスカイの心は乱されて…!?
  • シークの愛人/結婚はビジネス?
    完結
    -
    社長令嬢ヘイリーは、仕事で訪れた中東で不運にも戦争に巻き込まれた。そんな彼女を救い出したのは砂漠の王国アナイザのプリンス、シーク・ゼイン。だが彼はヘイリーを自らの宮殿に閉じ込めた!彼の「要求」とは…?(「シークの愛人」)お金持ちギライの令嬢アヴィーナが、ハンサムな大企業の社長に誘われて…。(「結婚はビジネス?」も同時収録)
  • ボスには内緒
    完結
    4.0
    信頼していたボスからセクハラを受け、秘書の職を失ったタリン。その時は夢にも思わなかった。まさか涙ぐんで駆け込んだエレベーターで乗り合わせた男性が、次のボスになるなんて…。彼--大企業の社長であるジェイクは、臨時採用であることと仕事に恋愛を持ち込まないことを約束し、タリンを秘書として雇ってくれたのだ。ハードだが秘書としてトップレベルの仕事をこなす充実した毎日、けれど唐突にタリンは気づいてしまった。なんてこと、私は彼を愛し始めてる…!
  • 黒髪の誘惑
    -
    ケイティは友達に誘われて仮面舞踏会に出席した。海賊に扮したワイルドな男性にダンスを申し込まれ、カルメンの仮装で大胆になっていたせいか、バルコニーで彼と燃えるような情事を経験してしまう。なぜかケイティはそのとき、忘れられないかつての恋人、カーヴァー・デインに抱かれているような幻想にとらわれた。数日後、仕事で訪れたある会社で、ケイティは偶然にも十年ぶりにカーヴァーと再会した。そして彼の香りが、舞踏会で出会った男性と同じことに驚いた。まさか……カーヴァーがあの海賊だったの?ケイティの胸に疑問と不安が渦巻いた。
  • 誘惑者
    完結
    5.0
    社長秘書のカスリンは、社長の甥レックスと婚約中。だがカスリンは、彼が他の女性とベッドにいる所を目撃してしまう。ショックを受け、婚約破棄を告げるカスリン。直後、彼が事故に遭ったとの知らせが!見舞いをしない彼女の元に、彼の兄ネイトが来て、彼女を罵った。そのネイトが新社長に就任するなんて--。
  • 週末だけの花嫁
    完結
    3.3
    幼い頃からずっと憧れていたドルーと初めて結ばれたティア。ところが彼はティアを一夜の情事の相手としか思っていなかった。それで事が済まなかったのは、その一夜で彼女が妊娠してしまったから。世間体のためふたりは結婚するが、意地の張り合いから新婚生活は禁欲の日々となる。しかし一緒に過ごせば当然触れあう機会も増え、ふたりの理性は崩れそうになる。でも、ドルーは素直に欲望に従うわけには行かなかった。なぜなら彼には結婚に大きなトラウマがあるのだから!
  • 誘惑のハネムーン〈キング三兄弟の結婚III〉
    完結
    3.0
    歴史研究家ニコールが受けた依頼。それは、偉大なる挑戦に彩られたキング一族の歴史を本にまとめること。威厳あふれる依頼主イザベラ・キングの勧めで、果樹農園に向かった彼女を待っていたのは、恐ろしいほどの魅力に満ちた男性マット・キング。彼は疑いを込めたまなざしで言った。「君はお祖母様が選んだ、僕の花嫁候補だ。僕はその企みに乗るつもりはない」と…!?
  • 花嫁に真珠を〈キング三兄弟の結婚II〉
    完結
    -
    「今日の面接、決めてみせるわ!」目指すは、豪華客船のシェフ。気合を入れて面接に訪れたハンナを待っていたのは、名家の気品を感じさせるオーナー、トニー・キング。力強く純粋な彼に一目で心を奪われてしまったハンナ。過去の辛い経験から、恋はしないと決めていた彼女だけど、採用されて彼とともに働くうちに淡い恋心は募っていって…!?
  • 仕組まれたウエディング〈キング三兄弟の結婚I〉
    完結
    5.0
    名門キング一族の屋敷で、結婚式の専属歌手オーディションを受けたジーナ。あがり症で緊張してしまった彼女を、御曹司アレックスは穏やかに励ましてくれて…。彼のおかげで、実力を発揮できたジーナは、海の色をした瞳を持つアレックスの包み込むような優しさに、身分違いとわかりつつ、惹かれてしまう…。しかし、彼には美貌の恋人がいて…!?
  • 身代わりのシンデレラ
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「君を迎えに来たんだ、イザベラ。祖父が会いたがっている。」突然目の前に現れたゴージャスなイタリア人ダンテの言葉に、ジェニーはパニックに陥った。どうしよう!? 本当は私、イザベラじゃなくてジェニーなのに――!! 実は、ジェニーは仕事を得るため罪と知りながら、交通事故で亡くなった親友イザベラの名前を借りていたのだ。真実を知ったダンテは冷たく言い放った。「刑務所へ入りたくなければ、イザベラとしてイタリアに来たまえ!」彼は強引にジェニーを連れ出して…!?
  • 運命の指輪
    完結
    4.0
    サビーナは、婚約者と旅行に出ている親友ナタリーのフラットに間借りしていた。そこへ、ナタリーの婚約者ロッドのいとこでヨークと名乗るすばらしくハンサムな男性が現れ、ロッドがナタリーに贈った婚約指輪を返せと主張した。それは本来ヨークの祖母のもので、ヨークの結婚相手に渡るべきだったのに、ロッドが盗んだと言うのだ。指輪を預かっていたサビーナは成り行き上、ヨークの婚約者のふりをして指輪をはめ、死の床にある彼の祖母と対面することになったが…?
  • 奪われた祝福の夜
    完結
    -
    シャーロットは実家へと車を走らせていた。結婚式を間近に控えているのに、家族はいまだシャーロットの婚約者を認めようとしない。彼が財産目当てだというのだ。今日こそ両親と兄を説得しなければならない。ところが家に着くと、兄の友人ダミアンを紹介される。ダミアンは億万長者の代表とも言えるようなゴージャスで自信にあふれた男性だった。婚約者とはまさに正反対。そしてなぜか謎めいた熱いまなざしで見つめるダミアンに、反発を覚えると同時に不安に襲われた。
  • 再会のクリスマスから
    完結
    4.0
    ロウィーナは夫フィルの勤務先を訪れていた。フィルの浮気相手エイドリアーナと対決するために。エイドリアーナは夫の同僚だった。とにかく彼女と話をしてみよう。悲愴な決意のもと、会社に足を踏み入れるなり、もっとも会いたくない人物に出会ってしまった。キア--夫の会社の社長であり、過去に彼女を捨てた男。11年前、キアは彼女の兄とともに事故にあい、兄は亡くなり、キアは生き残った。それだけでなく、なんと彼はフィルが浮気していることを知っていた!
  • ブラインド・デート
    完結
    -
    仕切り越しの質疑応答によって、人気歌手ジョンとのデート権が得られるTV企画、“ブラインド・デート”が始まろうとしていた。熱狂するライバルの出場者をよそに、女子大生ペギーが欲しいのは残念賞の豪華景品!悪印象を与えるべく鋭く切り返す彼女だったが、なぜか興味を持った彼に選ばれてしまい--!?
  • 愛を拒むひと
    完結
    -
    結婚を間近に控えたマギー。けれど婚約者ダンの愛を信じきれずにいた。そんなときマギーの勤める広告会社の新社長イアン・ドレイクと出会い、彼こそ自分を理解してくれる男性であることに気づかされる。イアンへの愛に身を任せようとするマギー。しかしイアンはなぜか彼女をかたくなに拒むのだった……。
  • デイジー・メイ
    完結
    -
    ジューディは一人前の造園コンサルタントになるのが夢。しかし愛くるしい容姿のせいで仕事がこない。今回も有名なマルコム・スチュアートが設計した屋敷に芝を届けるだけ。いつかこんな庭の造園をしてみたい。夢想する彼女の前に魅力的な男が現れる。名前すら知らない彼に口説かれてプールへの誘いをOKするが!?
  • 愛のゲーム
    完結
    -
    尊大な父、気位の高い母、美しく残酷な姉をもつリネット。家族の中で孤立している彼女は、叔母の遺産のフラットを手に入れ、家を出ることを決意する。自分で描く未来に心躍るリネット。ところが、フラットの隣人ピーターとの思いがけない出会いが待っていた。”変わり者”と噂される彼は一体どんな人なのだろう?
  • ダーリンと呼ばないで
    完結
    -
    5年同棲していた彼に捨てられたエイミーは、会社に行くのがつらかった。やり手社長のジェイクは最強のプレイボーイ。個人秘書になって以来、彼との間に特別な何かを感じていた。防御壁が崩れた今、注意しなければ…!もし彼の手にかかって捨てられたら、職場までも失ってしまう。でも、彼の魅力の前になすすべはなく…。
  • キスまでの距離
    完結
    4.0
    ロンドンで働くテイは、女友達と贅沢なアパートに住んでいた。でも友達が何も告げずに出ていき、家賃を払うため急遽ルームメイトを募集することに。やって来たのはハンサムだけれど無愛想な男性、マグナスだった。応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活が始まるが、彼は画家という以外自分のことは何ひとつ明かさないくせに、テイのデート相手を詮索して冷ややかなまなざしを向けてくる。どうやら、リッチな御曹司ばかりを狙っていると思われているようで…!?
  • 公園のベンチで
    完結
    3.5
    未婚の母スーザンは3歳の娘を連れ、シドニーに来た。よく行く公園でできた友人デイブ。格好はボロでも、彼と彼の犬は母子にとって心安らぐ存在だ。就職したスーザンは勤め先の弁護士から求愛される。魅かれつつも戸惑う彼女にデイブは言った。「今夜君を上流社会のパーティに連れて行く」彼は何を考えているの…?
  • 恋の訪れ
    完結
    -
    ピップはシングルマザーである姉の娘。レインにとって可愛いその姪が、自分の父親を探してほしいと頼みこんできた。やがてレインは、姉の昔の恋人で、資産家のジャックを突き止める。社交欄をにぎわす、かなりのプレイボーイらしい。電話をしても手紙を書いてもナシのつぶて。待ち伏せ作戦でやっとつかまえるが、「身に覚えがない」と一蹴される。だけど姪にそっくりの瞳…確信を深めたレインに、ジャックは「確かな証拠はあるのかい」とDNA鑑定をせまってきた…!?
  • ひとときだけの恋人
    完結
    -
    イーサン・カートライト--自身も巨万の富を手に入れた有名投資アドバイザー。甘い美貌に恵まれ数多の美女に囲まれる彼の名は連日マスコミを賑わせている…。広告代理店で働くデイジーは、各界のセレブが集うパーティーでイーサンの姿を目にした。世間的には憧れの対象なんだろうけれど、借金に苦しむ私にはむしろ腹立たしい存在でしかないわ。だが彼女の視線を誤解したイーサンは、デイジーの上司をわざと怒らせ職を失わせた上、期間限定の愛人になるよう迫ってきて!?
  • 恋の奇跡は火曜日に
    完結
    2.8
    「君は罪人だ。償うには僕と食事をしなければならない。」オフィスでコーヒーをかけてしまったキャリーは、この会社のトップに君臨するファーン・メイトランドから強引に誘われる。“ハンサムな猛獣”と噂される彼。危険だと直感したキャリーは誘いを断るが、拒絶されたことがない彼は驚き…。――まさか、どうして!? キャリーの自宅の前に現れた彼の車。追い返そうとするが、もう彼の瞳に逆らえない。それに自分がときめいていることにも気づいてしまっていた。
  • 華麗なる変身
    完結
    4.3
    11年前、パーティで出会ったアラブの首長タレク。彼は、セーラの父が調教する馬の持ち主でもある。彼との思い出を胸に、家族の世話をするセーラだったが、父が突然解雇されてしまう。父を救いたいセーラに、タレクの出した条件は「1年間タレクの旅に同行する」。それは彼の人質となることを意味しており…。
  • 誰でもない人
    完結
    -
    「僕はもう君を幸せにはできない…。」そう手紙を残して去っていった恋人ルークを4年たった今でも深く愛しつづけるジュネヴラ。ある日、ジュネヴラは新しい仕事相手のクリスチャン・ネモという男性と会った。だがジュネヴラの前に現れた彼はなぜかルークそっくりなひと!!名前も姿も違うけど、クリスチャン・ネモはルークだわ!そう信じて疑わないジュネヴラは、彼の正体を確かめようと一夜を共にするのだが…。最愛の人によく似た魅力的な男性。揺れ動くジュネヴラの運命の人はルーク?クリスチャン・ネモ?それとも…?熱い思いを呼び覚ますあなたはいったい誰なの!?
  • 緋色のシンデレラ
    完結
    -
    ツアーガイド中、クーデターに巻き込まれたショーンテールは、地元の有力者マルティネス一族のルイスに助けを求めた。彼はかつて、彼女の愛を踏みにじり、もてあそんだ男。けれど今、ツアー客の安全を確保するには、彼の助けを借りるよりほか道はない。プライドをなげうちルイスに面会を求めたショーンテール。 けれど非情にも、彼が口にしたのは信じられない取引きの言葉だった! 『助ける代わりに君を買おう。2年前と同じように、その手で僕を楽しませてくれ』―。
  • 三人のメリークリスマス
    完結
    4.3
    「君が大人になるまで待つよ。 4年後にまた会おう」そう言い残したまま、メリーの恋人・ニックは事故で記憶を失くしてしまった。 二人の間にできた娘を抱え、彼の実家を訪ねたメリー。しかし、ニックの姉から彼に会うことを拒絶された上、娘を養子として引き取らせてほしいと諭される。ニックと娘のためにメリーは泣く泣く身を引くが、13年後、「実の母親に会いたい」という娘が、何も知らないニックと共にメリーの元を訪ねて来る・・・! メリーが夢にまで見た"家族三人のクリスマス"。実現する日が、ようやく訪れたというのだろうか・・・?
  • 幸せの蜜の味
    完結
    -
    父に憎まれ、追放されるように故郷を飛び出したリー。彼女は6年後、父の葬儀のために屋敷に戻った。父が亡くなった今であれば、母や姉たちとわかりあえるかもしれない。だが、期待は見事に裏切られた。一族の冷たい態度は変わらないどころか、むしろ悪化していた。いたたまれない雰囲気の中、唯一、父の築いた企業帝国の若き後継者、リチャードだけが声をかけてきた。6年経ってもまぶしいほどの美しさは変わらない。その彼が、突然言った。「君と結婚したい」と。
  • 奥様、お手を
    -
    会社を経営しながら、息子を育てているシングルマザーのアシュリー。ある日、彼女のもとに美しい英国紳士が現れる。「奥様とご子息をお迎えにあがりました」ハリーと名乗るその男性は、イギリスの名門一族の執事。その一族唯一の後継者が、アシュリーの息子だというのだ!さらにアシュリーを説得できるまで、彼は執事として彼女に仕えると言い出して!?
  • ミラー・イメージ
    -
    双子の姉カースティーの私生児を引き取って暮らすカレン。その姉が、取材先の中東で事故死したという。しかも、同行していたジャーナリストで恋人のハルに子供の存在を打ち明けて…。結婚も子供も望まず、姉を傷つけたハル。だが、彼は子供を引き取りたいという。しかも拒絶するカレンに、結婚しようと詰め寄り…!?
  • マグノリアの木の下で
    -
    共に施設で育った親友マーリーの結婚式の朝。恋人からの別離を告げる電話がエデンを打ちのめした。祝福の席を汚すまいと必死にこらえたエデンだが、付き添い人を務めるうちとうとう涙が頬を伝った。そっとハンカチを手渡してくれたのは、新郎の付き添い人ルーク。危険な匂いを漂わせる彼は一夜の慰めとなり…!?
  • 週末は夢のように
    5.0
    仕事へ向かう途中で、アンジーは目の前の看板広告を見て唖然とした。そこに写る巨大な顔写真は紛れもなく自分なのだ!しかも“恋人募集!セクシーエンジェル”と書いてある。いったいなぜ?動揺しつつもそのまま商談の場へと向かったが、相手の不動産王ヒューゴ・ブライトは「ところでアンジーというのは“エンジェル”の短縮形かな?」と聞いた。広告を見たのね!頬を染めた彼女にさらに彼は追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか?僕のエンジェル」
  • 復讐は愛のはじまり
    4.0
    苦労してキーリーを育ててくれた最愛の母が再婚した。相手は、母がハウスキーパーをしていた屋敷の主。思いがけないシンデレラ・ストーリーにキーリーは喜ぶが、幸せに輝いているはずの母の顔が浮かない。聞くと、再婚相手の息子が“財産めあてに父を誘惑した”と母を責め、小切手を持たせて追い出そうとしたというのだ!キーリーは憤慨した。許せないわ、そのタラントという息子――。オフィスに乗り込んだ彼女を迎えたのは、長身のハンサムな男だった。「きみがあの禿鷹の娘か? 母親が言うとおりの美人じゃないか」傲慢な笑みを浮かべ、無遠慮に彼女の体をながめまわす。気づくと、キーリーの手が音をたててタラントの頬を打っていた。■ハーレクイン・イマージュは、おかげさまで2200号を迎えました。記念号として、ジェシカ・スティールによる1984年の未邦訳作品をお届けします。作家からのメッセージと併せてお楽しみください。
  • 愛の使者のために
    4.0
    友人の出産祝いで産婦人科医院を訪れたジャックは、そこで思いがけず、かつての恋人ニーナと鉢合わせした。8カ月前、ジャックの子供嫌いが原因で二人は諍いになり、口論の末、ニーナは彼のもとを去っていったのだ。忘れられずにいた最愛の人を前にしてジャックは呆然とするが、一方のニーナは何も言わず、怯えた様子で彼の脇を過ぎていく。なぜニーナがこんな場所に? しかも、入院患者の服を着て。まさか……ある可能性が頭をよぎり、彼はニーナを追いかけた。一度は失ってしまった大切なものを、その手に取り戻すため。

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  • 愛を知った悲しみ
    3.5
    ばら園を経営するアイビーは、画家である母の個展会場で、一人の男性に目が釘づけになった。ジョーダン・パウエル――大富豪で最も価値ある独身と言われる男。優雅な物腰とセクシーな体にはうっとりとなるけれど、つき合う女性に飽きるたびに私の農園に別れの花束を注文し、その数が尋常でないことは私だけが知っている。だが嫌悪の気持ちを抱きながらも、抗うことなどできず、アイビーは気がつくと彼と情熱の夜をともにしていた。翌朝、連絡先も告げずにベッドを抜け出したことが思いがけぬ事態を招くとは想像もせずに。■セクシーで起伏に富んだストーリーで大人気の作家が、一夜の情事から始まる運命の恋を描きます。
  • 不機嫌な秘書
    完結
    -
    出会いからして最悪!両親の会社を買収したカーター・ハミルトンは予想どおりの冷血漢。思いがけずハミルトン社の役員になった私・アシュリンにイヤミばかり。なのに彼の秘書の代役をするはめになるなんて!--得意の語学力を発揮してほかの役員たちに必要とされるようになっても、カーターだけはずっと怒ってばかり…。だけど時おり見せる笑顔が、なんて素敵なの!いやなヤツってわかっているのに止められないこのときめきを……愛と呼ぶのかしら!?
  • ファンタジー
    -
    イブ・チャイルドはオーストラリアの人気モデル。売り出してくれた写真家との婚約も決まり、順風満帆に見えたはずの人生は、婚約者の思わぬ裏切りで、儚くくずれさる。――私はまるで彼の操り人形のよう……。イブは悲しみを胸に抱えたまま、高波にさらわれて海の中へと沈んでしまう!だが、波に流された彼女を、たくましい腕がつかむ。「死にたいなら、よそでやってくれ!」。救ってくれたのは荒々しく野性的な魅力あふれる男性だった。孤島で過ごす彼と二人きりのファンタジーのような日々が、イブの心に劇的な変化を生みだしていく!
  • ロマンス計画進行中
    -
    深夜、ソフィーは一人で隣の家の裏庭に忍び込み、うずくまった。純白のウエディングドレスを着て、手には結婚式の招待状やハネムーンのパンフレットをまとめた箱を抱えて。そして箱の中身を次々燃やしていく。実現しなかった夢を忘れるために。今日、元婚約者から真新しい婚約披露パーティの招待状が届いた。結婚をためらう私から、彼はすぐに別の相手に乗りかえたらしい。でも彼には、かつてこの家に住んでいたブランドほど魅力は感じなかった。5歳年上のブランドは、不器用な女の子だった私を守ってくれたヒーロー。なのに彼は家を出て、もういない。今なら大人の私を見てもらえるのに。「スイートピーだろう?」誰かが不意に庭に出てきて、声をかけた。ソフィーは振り向いた。懐かしい愛称で彼女を呼ぶブランドの姿を求めて。■ウイットに富んだ明るい作風で、多くの読者の支持を得る作家、C・コールター。ヒーローの助けで、つまずきながらも少しずつ自立していくヒロインの姿が、さわやかな感動を誘います。
  • 幸せの蜜の味
    -
    父の葬儀に出席するため、リーは六年ぶりにシドニーに帰ってきた。一大企業帝国を支配していた父は、家の中でも権力をふるっていた。五人姉妹の末っ子で、しかも異父妹のリーは父の一番の犠牲者だった。その父が亡くなった今、残った家族と新しい関係を築けるかもしれない。だが、リーの期待は、家族の冷ややかな態度に裏切られた。そんな中、ただ一人、意外な人物がやさしく声をかけてきた。父の企業帝国の後継者、リチャードだ。彼は唐突に言った。「君と結婚したいんだ」リチャードの説明によれば、彼が完全な後継者となるためには、五人姉妹の一人と結婚し、男子をもうけなければならないという。でも、四人の美しい姉を差しおいて、なぜ私と?いいえ、理由なんてどうでもいい。リーは思いきって心を決めた。彼と結婚しよう。それが冷たい家族への何よりの復讐になるはずよ!
  • アイリスの花は揺れて
    -
    カトリンは見慣れない部屋で目を覚ました。頭は割れるように痛み、体中がずきずきする。そうだ。ゆうべ私のフラットで火事があったんだわ。ここは病院?カトリンは診察に来た背の高い医師を見て、目を疑った。アッシュ! 十年前、初めての恋に舞い上がる私を騙し、裏切った男。当時十八歳だった私はペンブルックシャーに住んでいた。そこに休暇で訪れたアッシュと恋に落ち、二人は激しい情熱で結ばれた。幼かった私は、この愛が永遠に続くものと思っていた。だがある日、彼はいつもの待ち合わせ場所に現れず、それきり姿を消したのだ。彼が既婚者だったという事実を私が知ったのは、そのあとだった……。二度と会うことはないと思っていた彼が今、目の前にいる。彼は私に気づくだろうか。気づいたらなんと言うだろう?そのとき、アッシュの目がカトリンの目と合った。アッシュは息をのみ、その場に凍りついた……。
  • シークに囚われて
    -
    アラブの王国カタマ。リアは、兄の紹介を受けて王国の王女サミーラの養育係をしていた。だが、その王女と隣国のシーク・シャリフの婚礼前夜、突然リアは国王の前に呼び出される。なんと、リアの兄が王女を略奪したというのだ。兄の共犯とみなされたリアは国外に追放。それどころか、シーク・シャリフに“屈辱の代償”として、捕らえられてしまい――!!
  • 花嫁は大地に輝く キング三兄弟の受難 I
    4.0
    ★もう男なんてうんざり。私のことは放っておいて。★ほかの女性との結婚を決めたうえに、愛人関係を迫るような男を愛していたなんて。恋人だった上司に裏切られたミランダは、過去を断ち切り新しい人生を築くため、奥地での仕事に飛びついた。だが目的地でミランダを待ち受けていたのは、雇い主の長男ネイサンとの運命的な出会いだった。もう恋愛はたくさん。たとえネイサンみたいに魅力的な人が相手でも・・・・・・。そんなミランダの気持などお構いなしに、ネイサンはことあるごとに彼女を誘惑しようとする。そればかりか、彼はミランダをお金で自由になる人間だと思っていた。
  • 偽りの代償
    2.5
    失恋の傷を癒しに別荘へ出かけたヴァーニーは仰天した。なんと寝室のベッドに男性が寝ている! 彼の正体は、実業界の若き獅子レオン・ボーモント。ヴァーニーの兄ジョンの雇主だ。最近、不倫疑惑でマスコミに追いかけられていた彼は、兄の勧めでここに身をひそめていたらしい。ヴァーニーは、自分はジョンの妹だと名乗るが、レオンはそれをまるで信じず、家政婦か何かだと思いこんでいる。ヴァーニーは彼に勘違いされたまま、なぜか彼の世話をすることに!?
  • 過去への扉
    -
    母親の過去を探すレブルは、意を決して館の呼び鈴を鳴らした。だが現れたのは長身のハンサムな男性ヒュー。しかもレブルを新しい乳母と誤解していた。一旦、誤解を解いたものの、孤児セレストの意固地な姿に自分を重ね、彼女のために館へ留まることにしたレブル。義父娘を関係修復しようと彼と親しく接するうちに!?
  • ひそやかな情熱
    -
    広大な土地で自然に囲まれて暮らす生活に憧れ、プルーは旅費をため、イギリスからオーストラリア奥地にやって来た。数カ月間、牧場のコックとして働いたが、妹の結婚式が予定より早まり、帰国しなければならなくなった。そんな折、牧場の隣人ナットがロンドンまで行ける子守を探していると聞き、一カ月だけの約束で、その仕事を引き受ける。ナットは、車の事故でこの世を去った弟夫婦の双子の赤ん坊を引き取りに行くという。男性一人で赤ん坊の世話ができるかと心配している弟の妻の両親を安心させるため、プルーはナットの婚約者のふりをしてもいいと提案した。ところが、それがとんでもない事態を引き起こすことに……。
  • 花嫁は大株主
    -
    私ほど幸せな花嫁はいないわ。メレディスは鏡に映った自分の花嫁姿に微笑みかけた・・・。パーティーで黒髪の紳士ライアンにひと目惚れしたのち交際。早く結婚したいとプロポーズされ、これから人生最高の時を迎えるのだ。・・・だが挙式直後、彼女は愕然とする。彼の狙いは大株主の権利。この結婚に愛がなかったなんて!!
  • 花嫁のためらい
    3.0
    小さな牧場で男まさりに育ったコリーは、十代のころ、隣に住む名家の長男ニックに恋をした。しかし淡い恋心はあっけなく打ちくだかれた。ニックは、コリーが彼の弟と親しくしているのを快く思わず、その関係が幼なじみの域をこえていると思いこみ、住む世界をわきまえるようコリーに言い渡したのだ。以来6年、隣人ながらほとんど顔も合わさない日々が続いたが、ある日、コリーがいつものように花壇に水をやっていると、険しい表情を浮かべたニックが近づいてきて……。
  • 恋する秘書
    -
    ある金曜の夕方、終業間際のサラのもとに、“ひそかなファンより”というメッセージつきの美しい白薔薇が届けられた。いったい誰が送ってくれたのだろう?ふと目を上げると、ボスのマットが見つめている。贈り主は彼なんだわ! サラは有頂天になった。一年前に彼のもとで働き始めて以来、彼女はずっとセクシーなボスに夢中だったのだ。ついに思いが通じたのね。だが、それは単なる勘違いにすぎなかった。■ハーレクイン・イマージュより刊行された『ナニーの恋人宣言』も好評のスーザン・メイアー。イマージュらしい優しい作風で人気の作家が、ボスに憧れる秘書の華麗な変身を描きます。
  • 赤い旋風
    -
    半年前にシドニーに戻ってから、何度も求人広告に応募しているのに、ソフィは未だに面接までこぎつけられない。 やけになってヘアー・コンテストに出場し、燃えるよな赤毛になった処へ、弁護士事務所から面接の知らせが!? チャンスに喜ぶソフィを待っていたのは、切れ者とうわさの若手弁護士ジェイソンだった!!
  • デートの法則
    4.0
    結婚願望ゼロのジャズリンは法律事務所で働く弁護士秘書。彼女は恋愛の面倒なゴタゴタを避けるため「同じ男性とのデートは3回まで」というルールを自らに課している。それなのに、うっかりルールを破って4度目のデートをしてしまった相手からしつこく結婚を迫られて大迷惑。ルールは何があっても守らなくっちゃ!! と決心を新たにするも、父を訪ねてきた男性ホールデンの圧倒的な魅力にジャズリンはトキメキを抑えられなくて……!?
  • ルール破りの恋
    4.5
    「あのスキャンダラスな歌姫、シャンテルの娘なら君も相当だろ?」上司から侮辱に満ちたセクハラを経験したアンは、新しい職場ではスタイルのいい身体を地味なスーツに包み、仕事に集中していた。なのになぜ? 新しい上司マシューも母のことを知った途端、露骨に熱く私を見つめてくる。セクシーでハンサムで頭のいいマシュー。あなたのこと好きだったけど、やっぱりあなたもただの男なの?「君を渇望しない男はいない」そう言うけれど求めているのはカラダだけ!?
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
    -
    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 秘書と結婚?
    -
    念願の一流企業に秘書として採用され、やる気満々の秘書・チェズニー。しかも、ボスのジョエルは有能でハンサムな最高の上司! ――恋や結婚よりも大切なのはキャリアアップよ!ジュエルのどんな命令でもこなしてみせるわ!―― そんなチェズニーは、ある日とんでもないことに巻き込まれてしまう。 なんとジョエルが言い寄ってくる女性をふりきるため、とっさにチェズニーとの婚約宣言! 二人のうわさはあっという間に会社中に広まってしまう。 ――どういうつもりなの、ジョエル!?―― 大慌てのチェズニーだけど、なぜか心はざわめいて!?
  • ナニーの恋人宣言
    -
    家事代行会社に勤めるエリーは、休暇中の経営者から留守を任され、張り切っていた。ところが初日から、いきなり問題が起こった。世界的なホテルチェーンの代表であるマックから、住み込みの養育係(ナニー)兼メイドの派遣を依頼されたのだ。ナニーの派遣は業務にないが、顧客の彼を逃すわけにはいかない。エリーはみずからその仕事を引き受けることにした。だが、美術館のように美しいマックの屋敷には不可解なことばかり。妻の姿がなく、マックは肝心の子供たちの世話を任せようとしない。この屋敷では、いったい何が起こっているの……?やがてエリーは、子供たちの母親について驚くべきことを聞かされる。 ハネムーン中の友人から会社の留守を預かり、意気込むエリー。前作「ミリオネアの償い」(I-2166)にも登場した、“マジック”こと、エリーのにぎやかな恋の顛末をどうぞお楽しみください。
  • 不機嫌な秘書
    2.7
    ★ああ、いやな上司なのに惹かれてしまう。なぜこんな役目を引き受けてしまったの?★わたしがハミルトン社の役員に?アシュリンは信じられなかった。父は長年かかって築き上げた会社を大企業ハミルトン社に売却し、その見返りとして、娘のために役員の席を確保したという。ビジネスのことは何もわからないのに!尻込みするアシュリンを、父親は一家のプライドを保つためだと励ました。しぶしぶ出かけた初めての役員会で、アシュリンは顔から火が出るようなへまをしてしまう。しかも、若くハンサムな会長カーター・ハミルトンは、鼻持ちならない男性優位主義者で、彼女に厳しく当たるのだった。反発を感じるアシュリンに、ある日突然カーターから電話があった。有能な秘書がけがのために数週間会社を休むことになったので、できるだけ早く出社して助けてほしいというのだ。
  • マイアミ・ラプソディー
    -
    ★ふたりで過ごす夢のような南国の夜。思わずあなたの言葉を信じてしまいそう。★ミッシェルは母親からの電話に大きなショックを受けていた。母は滞在先のリゾートホテルで出会ったすてきな男性に頼まれ、彼のプロジェクトに投資するつもりだという。冗談じゃないわ!会ったばかりの男性に資金援助するなんて。未亡人となった母にバカンスをすすめたのはミッシェルだったが、まさか詐欺師に引っかかるとは予想もしていなかった。あわててホテルに駆けつけたミッシェルは、問題の男性ラッキー、そして自称”ラッキーの甥”ジョナサンを紹介された。しなやかな長身、浅黒く美しい顔、大胆なまなざし。いつもそういう男性を王子様だと思い込み、泣かされてきた彼女は本能的に彼を警戒し、詐欺の仲間だと決めつける。とにかくジョナサンの態度はどこか不自然だった。ミッシェルにつらく当たったり、突然誘惑してみたり。彼の本心はいったいどこにあるのだろう。
  • 心があなたを忘れても 我が一族アネタキス I
    4.8
    彼の子供がおなかにいる――その事実を知ったマーリーは、一人物思いにふけっていた。子供の父親クリュザンダーはゴージャスなギリシア人実業家で、ふたりはいま、一つ屋根の下に暮らしている。妊娠を打ち明けたら、クリュザンダーはどんな反応をするだろう?彼がふたりの関係をどう考えているのか確かめようと、マーリーはさっそく、仕事から戻ったクリュザンダーに問いかけた。「ぼくらの間に関係なんてものはないよ。きみは“愛人”だ」返ってきた辛辣すぎるその言葉に、マーリーは凍りついた。だが運命は、さらなる悲劇を彼女に用意していた。■期待の新人作家マヤ・バンクスが、ギリシアの三兄弟を描く〈我が一族アネタキス〉。一話目は長男クリュザンダーの登場です。愛人が会社の機密情報をライバルに渡していたと知り、激怒して彼女を家から叩きだしたのですが……。
  • 野性の女
    完結
    -
    愛する祖母の土地を救うため単身、マンハッタンの大企業に乗り込んだ牧場主レベッカ。刺激のない毎日に退屈していた社長スレイドはレベッカの燃えるような瞳に新鮮な美しさを見いだす。彼女の訴えを聞き入れた上、「好きになった」と口説くが牧場に情熱のすべてを捧げるレベッカに、彼の言葉は響かない。しかし、「欲しいものは必ず手に入れる」という彼は当主として跡継ぎを産む必要のある彼女にある魅惑的な提案を持ちかけるが―!?
  • 夢がかなう日
    完結
    -
    Xmasには毎年家族が集まり、私をけなす。シェフのダニーは憂鬱な気分でいた。だが友人の代理で家政婦としてキャメロンと出会い、ダニーは閃く。顔立ち・名声・富・・・全てが完璧な彼に恋人のフリをしてもらえれば!パーティの無料シェフを条件に取引を持ちかけたダニーだったが、 一方で急速に彼に惹かれ始めて・・・・・・。
  • 最後のおおいなる情熱
    完結
    -
    7年前、突然姿を消したサディがアンの前に戻ってきた。この7年の間、他の男性とつきあったが、彼の事が忘れられなかったのだ。サディは劇作家として成功をおさめ、様々な美女たちとの関係が噂になっていた。再び出会った二人は、狂おしい程の愛で結ばれる。しかしサディの悲しい過去が二人の関係を脅かして。
  • 友達にさよなら
    -
    ソフィが勤める病院に、脳腫瘍の摘出手術を請われてオランダ人医師レイク・ファン・ターク・テル・ヴェイスマ教授が招かれた。世の中はなんて狭いのかしら!石畳に靴のヒールがはさまって途方にくれているところを助けてくれた男性が彼だったのだ。ソフィは再会を嬉しく思ったが、教授は突然彼女のフラットを訪ねてきた。「君をドライブに誘いたいんだ。ひょんな出会いだったが、僕たちは友達になれると思ってね」いったいどういうこと? しかしソフィはわけもわからないまま教授の申し出を受けていた。
  • 六人目の花嫁
    4.0
    親友の結婚式でブライズメイドを務めたタミーは、パートナーとして組んだ花婿の付添人フレッチャーに魅了された。彼は天才的頭脳で事業を成功に導き、巨万の富を築いた億万長者。しかも親友が言うには、傲慢なプレイボーイだという。実際、タミーに向けられた彼のまなざしはとても情熱的で、思わずその暗黙の誘いに応えたくなるほどだった。けれど、彼が求めているのが一夜限りの関係なのは明らかだ。その唇から愛の告白や約束の言葉がこぼれることはないだろう。だからタミーは愚かな夢は捨て、きっぱりと彼をはねつけた。まさか二人目の親友の結婚式にも彼が現れるとは思いもせずに。■親友同士の六人の女性は、仲間の誰かが結婚するときはブライズメイドを務めるという固い約束を結んでいました。そしてタミー自身の恋模様は……? ハーレクインを代表する作家エマ・ダーシーの作品は現在ハーレクイン文庫からも刊行されています。
  • 花嫁のあやまち
    -
    継母に遺産すべてを奪われ、家も追い出されてしまうコリーは、生活するため亡き父の友人、サイラスの会社で秘書の面接をすることになった。しかしサイラスは、君にピッタリの仕事があると言う。「僕のお嫁さんにならないか?」それは甘い結婚生活とは程遠く、会社を継ぐための書類上の結婚だった。1度は断るがあとがないコリー。―――わかりました。あなたと結婚します。別々の家に住んで、新聞で彼のことを知る。そんな奇妙な結婚生活が始まった!?
  • ブラックジャックの誘惑
    3.0
    サリーの養父レオナルド・マグワイヤが亡くなり、悲しみにくれるサリーの前に、レオナルドの実子ジャックが現れた。レオナルドに捨てられた彼は実業家として成功し、他人の夢を壊す冷酷で残忍な男――通称ブラックジャックとして、恐れられる存在となっていたのだ。ジャックは父の負債を肩代わりし、サリーの愛する家族と屋敷を救済する契約を提案してきた。彼の目的はいったい何? 不安に震えるサリーに、彼は代償としてサリー自身を要求してきて――!?
  • 気まぐれな姉
    完結
    4.0
    突然レギーにかかってきた1本の妙な電話。 ”あなたが今週末までに来なければこちらから行く”。 思い当たる節のないレギーが姉を問いただすと、 彼女の名前を語り、ある人の婚約者役を引き受けたと言う。 すっぽかされて激怒する男性・セベロの許を姉の代わりに訪れたレギーは、強引でセクシーな彼に動揺して・・・!?
  • シャンペン・マジック
    完結
    -
    最初の出会いから、レオとテリーは強く惹かれ合っていた。レストランを経営するテリーは、レオが店に来て3度目の夜彼と結ばれた。ハンサムでセクシーな彼。何の約束もできないと言うが構わない。彼といると最高の喜びを味わえる。・・・バツイチ同士の気ままな関係の筈だった。ところがテリーの妊娠で事態は急転し・・・!?
  • 君なくて
    2.5
    声楽家志望のキャスリーンは、事故で脚を負傷し、なかば夢を諦めていた。ところがある日、彼女の音楽の師シスター・シシリーはオーディションを受けに彼女を連れだした。キャスリーンの専門はクラシックなのに、オーディションの審査には、あろうことか、いまをときめくミュージカル作曲家モーガン・ルエリン本人が現れた。キャスリーンは精一杯歌った。だが、恐ろしいほど男性的で威圧的なモーガンは冷たく言い放ったのだ。――君がスターになるのは無理だ、と。
  • ミリオネアの償い
    -
    一人で起業した家事代行会社がようやく軌道に乗り始め、リズはその朝、張り切って最初の顧客の家を訪れた。しかし、そこにいたのは腰にタオルを巻いただけの男性。なのに、リズが驚いたのは彼のそんな姿ではなかった。その男性こそ、リズが三年前に別れた夫、ケインだったのだ。二人は六年前に結婚したが、直後に起きた不幸な事故のせいで、彼は心を閉ざすようになり、リズは孤独に耐えかねて家を出た……。再会した今、リズは改めてケインへの思いを意識した。ひょっとしたら、彼とやり直せるかもしれない。でも、ケインともう一度向き合うためには、リズは彼にどうしても打ち明けなければならないことがあった。
  • キスの魔術
    完結
    -
    OLのジェムは休暇を利用して、ロンドンに住むモデルの姉の元へやって来た。華やかで男の噂が絶えない姉とは対照的に、ジェムは素朴で奥手な女性だ。ある日留守番をしていたジェムの前に姉の恋人の叔父、カーンが現れる。彼は姉の良くない噂を聞いて2人を別れさせる為にやって来たのだった。姉と誤解をされたまま散々侮辱され、反抗するジェム。が、それが余計に彼の怒りを買い無理矢理キスされてしまう。――これ…が、キスなの…?これまでしてきたキスとは全く違う、初めての感覚…。その時からジェムの運命は大きく変わりはじめた!
  • はかない結婚 年上と恋に落ち
    4.0
    父親を破産の危機から救おうと、リディは大企業の社長ジョナ・マリオットのオフィスに乗りこんだ。父親が貸したままになっている金を取り戻すためだ。どんなふうにあしらわれるか心配で、ひどく緊張したが、ジョナは思いのほか簡単に小切手を渡してくれた。ところが、ほどなく彼の借金はすでに返済されていたことが判明し、リディは窮地に立たされた。どうやってこんな大金を返せばいいの?すると、ジョナは借金の返済方法は自分が考えると言いだした。その笑顔は謎めいていて、リディはたちまち不安に駆られた。■“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。現在ハーレクイン・ディザイアからは、年上のヒーローとの恋物語「フィアンセの秘め事」が好評発売中です。どうぞお見逃しなく。
  • 恋のスタンバイ
    -
    客室乗務員のティファニー・ニコルズは恋人と別れたばかり。結婚まで考えていたのに、彼が求めていたのは体だけだったのだ。しかし、つねに彼女の幸せを願っているおばとの電話で、恋人と別れたとはどうしても言いだせず、つい、近々結婚することになった、と口走ってしまう。おばは大喜びし、相手の名前をしつこく訊いてきた。さっき意地悪く叱られた、有能だが厳しいパイロットが頭に浮かぶ。ティファニーは思わず言った。「ベン・マックスウェル機長よ」数日後、はからずもそのことが機長本人の耳に入ってしまい……。
  • 初恋は永遠に 旅立ちの大地 I
    -
    富豪の夫との愛のない結婚生活に悩むララのもとに、十代のときに愛し合った相手リックが突然訪ねてきた。今や世界的な写真提供ビジネスで成功しているリックは、ララと夫の写った写真を偶然見かけたという。そこに明らかな虐待のしるしを見てとり、初恋の女性ララのために駆けつけてきたのだった。リックの助けを借りて、ララは夫の監視の厳しい家から逃げ出し、そのままセスナ機で奥地に飛ぶ。そこはリックにとって、苦い思い出のある土地だった。執拗な夫の追跡から逃れられるのかしら? ララの心は震えた。
  • 秘書のとまどい
    4.0
    ★よりによって私が彼の秘書に……?運命って、なんて意地悪なの。★秘書のエリンは、小さな村での代わり映えのしない毎日に退屈し、都会に出て変化に満ちた生活を経験したいと願っていた。ある日、幸運にもその夢がかなうことになる。ロンドンに住む親友に仕事を手伝ってほしいと頼まれたのだ。胸躍る都会での暮らしを始めて一カ月たったころ、エリンの前に親友の知人としてジョシュア・ソールズベリーが現れる。ロンドン中の女性の憧れの的という、非の打ち所のない男性だ。ジョシュから食事に誘われ、エリンの心はときめいた。だが、ほどなく彼女は二人の思わぬ因縁を知って自分に言い聞かせた。ジョシュと関わり合ってはいけない。どうしても!
  • 鏡の中の迷宮
    完結
    -
    ――まるで別の世界に入り込んでしまったみたい――養父母を偲んで訪れたフランスの高級ホテルでクリスティは従業員の不可解な態度にとまどう。何よりも、初めて会った美しい男性・アルマンの刺すような視線は何!?まるで、強い憎しみをぶつけるような…。「きみは僕を裏切ったんだ!」愛の終わりを刻もうとする突然の激しいキス。――この唇を…私…知ってる!初めて会った男性なのになぜ――!?
  • ばら屋敷
    完結
    -
    かけ落ちで結ばれた両親をもつアランドラ。だが、その両親も亡くなってしまった。涙にくれる彼女は母の部屋で、父方の祖父から母にあてた1通の手紙を見つける。母を侮辱するその内容に、アランドラは怒りを隠せなかった。祖父にその手紙を返そうと、祖父の住むローズエーカー屋敷に向かうアランドラだったが…。
  • フィアンセがいるのに
    -
    三カ月ほど前、悲劇は起こった。ライサンの幼なじみノエルの両親が、飛行機事故で亡くなったのだ。たった一人残されたノエルの悲しみようは、見るにしのびなかった。どうにかして慰めようとしたライサンだが、まさかノエルが急に二人の結婚話を進めるとは思ってみなかった。自分でもよくわからないうちに、ノエルと婚約していた。家族ぐるみで昔から親しくしてきたので、ライサンの家族は大喜びだ。彼女はどうにも落ち着かず、思い立って休暇を取った。そしてたった一度、父の仕事の関係で会ったことのある男性、ダンテ・ビベロスの住む遠い国へと、一人旅立った。ノエルのことは本当に大好きなのに、いったいわたしは何をしようとしているの?

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