検索結果
-
-アナは、セブとの思い出すべてをリセットする旅に出た。運命的な出会い、バルコニーの熱い一夜、ジブラルタルでの結婚式……その夜知った彼の裏切り。アナの結婚生活は一週間で幕を閉じたが、苦しみは終わらなかった。思いがけず妊娠し、そして流産したのだ。たった一人ですべてを乗り越えた一年後、アナは離婚届をセブに送りつけ、アフリカへと旅立った。灼熱の太陽とサバンナが、アナをいきいきと甦らせる。夢中でシャッターを切るファインダーの中に一人の男の背中が映り、アナは微笑んだ。素敵な男性に反応するなんて、元気になった証拠ね。だが振り返った男の顔を見て、アナは愕然とした。セブ――!
-
3.0私と両親に血のつながりがないですって? そんなばかな……。クレオはあまりのショックで言葉を失った。セリーナと名乗る見知らぬ女性からいきなり声をかけられ、“私はあなたの叔母よ”と言われたところで信じられるはずもない。翌日、今度はエキゾティックな顔立ちの男性ドミニクが、クレオを訪ねてきた。「僕と一緒にサン・クレメンテ島へ来てくれないか?」危篤状態のクレオの祖父に、ひと目でも会ってほしいというのだ。さらにドミニクが語りだしたクレオの出生の秘密は、彼女の想像をはるかに超えた驚くべきものだった。■多くのファンを持つ人気作家、アン・メイザーの新作をお届けします! ある日突然、自分の出生の秘密を知らされたクレオは、謎の男性ドミニクに誘われるまま、カリブの島へ旅立つのですが……。
-
-イヴが祖母とともにひっそりと暮らす館に、奔放な生活を送る母キャシーが男性を伴ってやってきた。母は三十代と年齢を偽り、彼には娘の存在を秘密にしているらしい。男性の名はジェイク・ロメーロ。自ら所有するカリブ海の島に住む、世界的な実業家だ。ジェイクは、若さに似合わず地味なイヴに関心を抱いたようで、館に滞在中、何かと彼女にかまってくる。キャシーという恋人がいるのに、いったい何を考えているの?イヴはジェイクに対してそっけない態度をとりつづけた。そうしなければ、初めて感じる胸のときめきに屈してしまいそうだった。
-
-外務省勤めの夫が南米で悲劇的な死を遂げ、サラは四歳の息子ベンとともにイギリスに戻ってきた。やむなく亡き夫の実家に滞在することにしたものの、長くとどまる気はなかった。できるだけ早く仕事を見つけ、ベンと二人で生きていこう。亡き夫の弟アレックスがいる屋敷で暮らすことなどできない。ここは、五年前、あの過ちが起きてしまった場所……。断固として屋敷から出ていくと言い張るサラに、アレックスは無表情な顔で告げた。「この四年間、ベンはきみと暮らした。今度は父親と暮らす番だ」サラはぽかんと口を開けた。アレックスが秘密を知っていたとは!ここで彼と暮らすなんて、あまりにも危険すぎる。
-
-リスはアリスト王国の王女でありながら、ある事情から兄の命令でオーストラリアで自活することになった。実業家ジェイムズの秘書の職に就いたものの、電話の応対もできず、まともな書類一つ作れないリスに、ついにジェイムズの忍耐が限界を超えた。「王女という立場に甘えるな」苦言にかっとしたリスは、思わず彼をにらみつけた。たとえ怒っていても、ジェイムズはハンサムでセクシーだ。そして、刺すような鋭い目の奥には金色の輝きが見てとれる。リスは思わず身震いした。彼はわたしをほしがっているの?■〈ダイヤモンドの迷宮〉の第7話をお届けします。アリスト王国の王女リスは、実業家ジェイムズとの出会いを境に変貌を遂げて……。来月はついにシリーズ最終話です。どうぞご期待ください!
-
-浮気を繰り返した夫と離婚してからすでに九年、レイチェルはロマンス作家として順調な道を歩き始めている。娘と二人の暮らしも、まずまず平穏だ。そこへ、再婚してアメリカに渡った元夫が、夏休みに娘をフロリダに招待したいと言ってきた。上司ジョー・メンデスが同行してくれるのだという。父親に会わせるのはよいが、見知らぬ男性に娘を委ねるのは不安だ。ふいに訪ねてきたジョーを見て、彼女はさらに当惑した。若く魅力的なジョーに心を奪われてしまったのだ!年下の男性への、苦しい恋の始まりだった。
-
-スープ会社を経営するキャリーは、親友メルにつき合って、裕福な独身男性のオークションに参加した。落札額がそのまま慈善団体に寄付されると聞いても、キャリーにとってそれは単なる悪趣味で、実際まったく気乗りがしなかった――彼を見るまでは。とびきりゴージャスなブレイク・マッケイが放つ魅力は、一瞬にしてキャリーをとらえてしまったのだ。落札されたブレイクは強引に彼女の家に押しかけると、傲慢に振る舞うばかりか、とんでもない勝負を挑んできた。それはもはや、キャリーにとって引き返すことのできない賭だった。
-
-ローザは、ホラー作家ライアム・ジェイムスンに会うために、スコットランド沖に浮かぶ島に向かっていた。ライアムと行動をともにしているらしい妹からの連絡がとだえ、心配する母に請われて、はるばるロンドンから捜しに来たのだ。島に降り立って、心もとない思いにとらわれているとき、フェリーの中で知り合った美貌の男性が声をかけてきた。「ぼくが、ライアムの住むキルフォイル城まで連れていこう」名前も知らない男性についていく?ローザが躊躇すると、彼はルーサー・キリアンと名乗った。その名がライアムの小説の主人公であることにローザは気づかなかった。
-
3.0レイチェルとジャックの夫婦仲は、二年も前から冷えきっていた。もう夫と再び愛しあう日はこないのだろうか。そんなふうに思っていたある日、ひとりの女性が家を訪ねてきた。ジャックの会社に勤めるというその女性社員は、胸元を強調したセクシーな姿で、得意げに言い放った。「私、ジャックの子を身ごもったの。早く彼を自由にしてあげて」女性を決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。彼女の話は本当なの?確かにここ最近のジャックの様子は変だ。だとしたら私はどうしたらいいのだろう……愛する夫を失わないために。レイチェルは悩んだ末、ある計画を胸にひとり寝室へ向かった。
-
-ケイティがDJをするラジオ局の周辺で再開発が始まった。元恋人ジェスの会社がそれに一枚噛んでいると知り、彼女は憤る。彼は卒業式の日の夜、純潔を捧げようとした彼女を拒んだ男だ。しかも彼が壊そうとしているラジオ局の社屋は、ケイティの愛する祖母が生前に暮らした家だった。番組を通じて反対運動を始めた彼女の前に、ある日ジェスが現れる。十三年ぶりの再会にケイティは不安を覚えたが、抗議の言葉とは裏腹な彼の熱い視線に気づき、復讐を思いつく――彼にもあの夜の屈辱を味わわせてやるわ!無慈悲な悪女の仮面をつけ、彼女はジェスとの闘いに挑んだ。
-
3.5まだ二十歳のケイシーは年齢をごまかして働いている。ある日、同僚たちがオフィスの外に魅力的な男性を発見し、くじ引きで誰が彼をデートに誘うか決めることになった。当たりを引いたのは、恋愛経験のほとんどないケイシーだった。不安を覚えつつも思いきって男性のもとへ向かうが、その正体を知って、ケイシーはうろたえた――彼は、八歳のときの初恋の人、サムだったのだ!十歳も年下の自分など相手にされるわけがないとあきらめかけるが、サムはこちらが何者かに気づかないので、彼女は決意した。今宵一夜限りでもいい、大人のふりをして彼とすごそう、と。
-
4.0心臓病を手術で克服したシエナは、過保護な母と兄のもとを離れ念願のペルー旅行へ出発する前に、シドニーへ立ち寄った。そこで彼女は、休暇で滞在中だというセクシーな男性リースと出会った。ひと目見た瞬間に彼に強く惹かれたシエナは、これまでの彼女には考えられなかった大胆な行動に出る――よく知りもしない相手と愛を交わそうとしたのだ。ところが急にシエナは怖くなった。私の胸の醜い傷を見たら、リースはどう思うかしら?彼女は黙って彼の前から姿を消した。
-
-メアリ・ジェーンは親友の夫モーガンの奇妙な留守番電話メッセージに胸騒ぎを覚える。「実はきみに伝えなければならないことが……」そのあとすすり泣きのような音が聞こえ、急に切れてしまったのだ。大丈夫だと自分に言い聞かせるが気になって仕方ない。眠れないまま連絡を待っていると、憔悴しきったモーガンが真夜中に訪ねてくる。彼からの信じがたい知らせにふたりは抱きあって泣き崩れた。そしてメアリ・ジェーンは直感したのだった。この悲しみから救われる方法はひとつしかないことを。★本作は3月5日刊『オフィスの秘密』の関連作です。★
-
5.0大家族で幼いきょうだいの世話に追われて育ったトルーディは、ようやく自由を手に入れて、憧れのニューヨークに降り立った。目標は、誰にも縛られずに刺激的な独身生活を謳歌すること。ところが、そんな彼女を心配した親友はお目付役を連れてきて、新しい生活に慣れるまでの間、彼と行動をともにしろと言う。堅物のリンクが横にいたら、恋も冒険もできないじゃない!でもよく考えてみると、彼は洗練された都会の男性そのもの。しかも私と同じく、結婚を毛嫌いしているらしい。思いきり大胆な一夜を過ごすなら、理想的な相手だわ!
-
3.0別れた夫に父の遺産を奪われ、ジュリエットは窮地に立たされていた。思うように仕事も見つからず、電気代を払うのさえ苦しい状況だ。そんな折、幼なじみのケアリーと再会したジュリエットは、報酬と引き換えに、祖母を訪問する際に婚約者を演じてほしいと頼まれ、当面の生活費を稼ぐためにと承諾する。屋敷に着いた二人を出迎えたのは、ケアリーの従兄レイフ・マルケーゼ。どうやらケアリーとは犬猿の仲らしく、ジュリエットに向ける目も、氷のように冷たい。それでもジュリエットは、あまりに魅力的なレイフを前に、不安になるほどの胸の高鳴りを抑えられずにいた。
-
3.0五年前に別居して以来初めて、夫のデメトリが訪ねてきた。ゆえあって再婚するので、正式に離婚したいという。夫の浮気を許せずに家を出たジェーンだが、まだ彼を愛している。彼女はパニックに陥り、慰めようとした夫と愛を交わしてしまう。衝撃の再会から数週間後、妊娠が判明した。だが、再婚を考えている彼に言えるはずもない。悲嘆にくれているとき、デメトリから電話があった。「死に瀕した父が君に会いたがっている。ギリシアへ来てくれ」迷い抜いたすえにジェーンは承諾し、旅立った。いとしいデメトリと、彼の再婚相手が待つ島へ。
-
4.0仕事中毒のエマは、意地悪な同僚から、退屈で寂しい私生活を送っていると噂されて傷ついていた。努力で人は幸せになれるという父の教えを守ってきただけなのに。ある晩、同僚と行ったバーで、初恋の相手ジェイクと再会する。彼はエマの働くホテルの改装工事を請け負ったのだという。懐かしさと、同僚を見返してやりたい気持ちがあいまって、エマは思わず熱烈なキスをしてしまう。とたんに恥ずかしさを覚えた彼女は後悔し、彼に事情を話した。するとジェイクは、エマの堅物というイメージを崩すために、自分が彼女の手玉にとられる役を演じると言い出した!★1月刊「ボスとの悲恋」で鮮烈なデビューを飾ったナタリー・アンダーソン、待望の第二作目!お互いに成長した姿を見て喜ぶジェイクとエマ。しかし恋愛面ではなんの進歩もしていないエマが、名うてのプレイボーイと渡り合えるのでしょうか!?★
-
-二度目の結婚にも失敗し、失意のうちに帰国したオリビアは、空港の到着ロビーで立ちすくんだ。最初の夫、ジョエルが出迎えていたのだ。なぜ彼がここに?恐れていた再会に混乱しつつも、オリビアは十数年ぶりに見る彼から目を離せなかった。大人の魅力にあふれ、少年時代の面影はすっかり消えている。幼いがゆえに、貧しいがゆえに、傷ついた二人。今ならわかり合えるかもしれない。だが、二人の間には互いに決して許せない過去が横たわっていた。★若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人の愛をベテラン作家アン・メイザーが激しく切なく描き上げます。★
-
-エリカは地元の人気ミニコミ紙『ダラス通信』を発行している。彼女の書くレストラン評は店の集客に大きな影響を及ぼし、悩み相談欄宛には、彼女の機知に富んだ回答を求めて、読者からのメールがひっきりなしに送られてくる。仕事はすべて順調。しかし、エリカの心は満たされなかった。そんなとき、一人の男が彼女を訪ねてきた。ダスティン・ラムジー――高校時代の同級生であり、エリカの初めての相手だ。十年間音信不通だったのに、今さらなんの用?不審に思うエリカに、ダスティンは言った。「ビジネス契約を結びたい。だがその前にまず、服を脱いでくれ」★テキサスを舞台に繰り広げられる、大人の男女のホットな恋の駆け引きをお楽しみください。★
-
4.0クリスタとジャックは幼なじみ。同じ会社で再会してからというもの、一緒にランチをとりながら仲良く話すのが日課になっている。ある日彼に深刻な面持ちで相談を持ちかけられた。聞けば、ジャックが女性名で執筆した小説の刊行が決まり、打ち合わせのためにニューヨークへ来るよう招かれたため、クリスタに作家のふりをして、一緒に来てほしいというのだ。快諾したクリスタだったが、彼の原稿を読み進めるうち、不思議なおののきとともに不安を覚え始めた。こんなセクシーな物を書く人と、同じ部屋で過ごせるのかしら?
-
-リサの母は上司に弄ばれ、傷心のさなか交通事故で命を落とした。奇しくも、リサ自身も上司に利用されて傷心し、職場恋愛は二度としないと心に誓った。そして人生の再スタートを切ろうとロンドンへやってきた。ある夜、彼女が派遣社員として働く会社でパーティが開かれる。見知らぬ魅力的な男性に惹かれたリサは、彼を社外の人間と思い、熱烈な口づけを交わした。翌日になって、彼が海外勤務から戻ってきたばかりの敏腕社員、ローレイ・バクスターだったことが判明する。しかも彼からアシスタントに指名され、リサは色を失った。★新進気鋭の作家、ナタリー・アンダーソンの記念すべき第一作。天涯孤独のヒロインが、いけないとわかりつつも上司と恋に落ちてしまう切なさが見事に描かれています。★
-
-アマンダは社運を賭けたコンペに向かうため、最終便に駆け込んだ。そこで偶然にも隣席になったのはジャレド・ジェームズ――九年七カ月前、恋するあまり身を捧げようとしたアマンダを、容赦なく追い返した相手だ。罰として、忘れられないキスをして。彼女は祖父の前に突き出され、監獄のような女学院へ放り込まれた。みじめな青春時代を送るはめになったのは、彼のせいだわ!だがジャレドはアマンダの苛立ちを気にもとめず、今なら誘いに乗るよとささやき、欲望と軽蔑の目を向けてくる。アマンダは意思に反して高鳴る鼓動を抑え、冷淡に別れを告げた。だが翌日、命運を握るCEOとして現れたのはそのジャレドだった。■アマンダをわがままなお嬢様とみなして辛辣な態度をとるジャレド。彼女は屈辱を感じながらも仕事のために自分を抑えます。ところが二人が激しく衝突したとき、情熱に火がついて……。お待ちかね、ナタリー・アンダーソンの登場です!
-
3.0ライターのイザベルは、作家アニータの取材のためブラジルを訪れた。アニータの自宅に滞在することになり、到着早々ディナーに向かうが、義理の息子だという男性を紹介されて全身が凍りついた。アレジャンドロ。三年前ロンドンで出会ったけれど、夜をともにしたあと、彼は急用だと言ってブラジルに帰国した――必ず戻ってくるという言葉だけを残して。連絡を待ち続けていたのに、故国でほかの女性と結婚していたなんて!声を失う彼女に近づいてきたアレジャンドロと握手をかわし、その顔を見上げたイザベルは再び全身が硬直した。このうえなくハンサムな顔に、ふためと見られない傷跡があったのだ。■ベテラン作家アン・メイザーが描く、情熱的なブラジル人ヒーローとのラブストーリーです。さまざまなトラブルを経て再会した二人。この恋ははたして?
-
4.0ベラはひとり寂しく、バーのカウンターに座っていた。あしたは妹の結婚式。喜びに浮き足立った家族はみな、きょうがベラの誕生日だということを忘れてしまった。めずらしいことではない。女優志望のしがないウエイトレス。そんな彼女は堅物の家族から浮いていて、物笑いの種なのだ。ブライズメイドになるのに、エスコートのひとりもいない。メニューを見たままため息をつく彼女に、男が声をかけた。きわどい名前のついたカクテルを、ふたりのために注文している。家族とは違うワイルドな雰囲気の彼に、ベラは強く心を惹かれた。きょうはわたしの誕生日。さばけた都会の女を演じてみよう。■結婚式のエスコートも引き受けてくれた彼とめくるめく夜を過ごしたベラですが、夜も明けぬうちに彼は消えてしまい……。一筋縄ではいかないベラの恋の行方は? 女優への夢は? 冴えないヒロインが健気に奮闘し、美しく変身する物語です。
-
-名門校の教師アシュレイは新学期に向けて名簿を調べていた。ふと、思わぬ名前に目をとめた――フセイン・ゴーチエ。7歳。この世に、この年齢の、この名前の子が2人といるだろうか?一度も胸に抱くことなく引き離された我が子に間違いない。驚く彼女の前に、元恋人の大富豪アレインが現れ、息子を入学させる条件は、彼女が学校を去ることだと迫る。まだ私を苦しめたいの? 私は息子のそばにいたいのに……。アシュレイはたまらず申し出た――母親と打ち明けなくてもいい、息子の家庭教師になりたい、と。
-
-アレジャンドロ! イザベルは、出張先のディナーの席で、仕事相手に義理の息子を紹介されて凍りついた。 3年前、運命的に出会い、燃えるような一夜をともにした翌朝、「かならず戻ってくる」――そう言い残して姿を消した男性。 巨大企業を経営しているというアレジャンドロは、片足が不自由になり、すっかり気難しい人物に変貌していた。 いったいこの3年でアレジャンドロに何が起きたというの? しかも、彼が“秘密”を知っていたなんて! あの一夜で授かった、かわいい娘がいるということを。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-二十歳のレイチェルは、ロンドンへ出張に来ていた年上の富豪、アンドレ・サンチェスと熱い恋におち、結婚した――幸せの絶頂のあとに絶望が待っているとは夢にも思わず。異国での孤独な暮らし、仕事中毒の夫、流産。疲弊し帰国したレイチェルだったが、5年後、死の床にある父の会社を救うため、夫を訪ねる。そこで目にしたのは、夫の冷たい視線と、見知らぬ女性の姿。その瞬間、レイチェルは胸の痛みを覚えてどきりとした。まさか……嫉妬? 私は今もこの人を求めているの?
-
-【絶体絶命のヒロインたち】魅惑の年上富豪からのプロポーズ。でも、それは愛ゆえのものではなく…。 父と母を亡くし、天涯孤独となった18歳のレイチェルは、知人のつてで海辺のリゾートホテルに滞在することになった。浜辺で犬を散歩させていると、ジェイク・コートネイ――女性客たちの関心の的である、謎めいた滞在客が現れた。寂しげな佇まいに惹かれ、レイチェルは思わず声をかけていた。初めは年若い彼女を遠ざけようとしたジェイクだったが、互いの強い引力には抗えず、緊張感は日ごとに高まっていった。そんなある日、レイチェルは悪夢のようなプロポーズを受ける。「結婚してほしい。ただし……解消可能な“試験結婚”だが」 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-【運命の真実】真実を知った今、もう誰も傷つけたくないの…。 オリヴィアは祖母の葬儀のため、イギリスに向かっていた。二度と戻らない決意を胸に、故国を離れて10年。 あの日、18歳のオリヴィアに祖母が告げた言葉は残酷すぎた。人生でただひとり愛した人、マシューは腹違いの兄なのだ、と。何も知らない周りの人々にどれほど非難されても、オリヴィアにはマシューの愛を捨てるしか道はなかった。飛行機が空港に到着すると、意外な人物が待っていた。「オリヴィア」名前を呼んだのは、忘れもしないマシュー。地元の名家の娘と結婚したはずの彼が、いったいなぜ……? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-夫を亡くしたシャーロットは住み込みの仕事を得て、息子とふたり西インド諸島 にやって来た。けれど迎えに来た男性を見た瞬間、シャーロットは凍りついた。ローガン! 十数年前、一度だけ結ばれた人。愛しあった翌朝、何も言わずにいなくなり、二度と会うことは叶わなかった。それなのに…なぜあなたがここに?さらに驚くことにローガンは、仕事の雇い主は自分だと告げてきた。ああ、絶対に気づかれてはいけない。息子の父親が彼だということを――。
-
-小さなラジオ局のDJとして、充実した毎日を送るケイティ。ところが局の周辺で再開発が始まり、立ち退きを要求されてしまった。このラジオ局は祖父が遺してくれた歴史的建造物…絶対に要求は?めないわ。拒絶するケイティだが、建築会社の交渉人として現れた人物に驚愕した。ジェス…! 高校の時の恋人で、卒業式の日、バージンを捧げようとした彼女を拒んだ男。ケイティはますます反発するが、ジェスは「君のおしゃべりを止める方法を思い出したよ」と唇を奪ってきて!?
-
5.0ケイトは懐かしい故郷に11年ぶりに戻ってきた。18で望まぬ妊娠をし、「家の恥だ」とつき放されて以来両親とは疎遠だったが、あの時生まれた最愛の娘を会わせ、こじれた関係をそろそろ修復すべきと考えたのだった。だが、もうひとつの思わぬ再会にケイトの心はひどく乱される。それはかつての恋人サイラスだった。愛し愛されることに夢中で、幸せだったあの頃。まさか8歳年上の彼に家庭があるなんて思いもしなかった。――ケイトの心によぎるのは、恋しさか。憎しみか?
-
-修道院育ちのアレクサンドラは17歳で父を亡くしたあと、父の友人ジェイスンに引き取られる。話に聞いていただけでも素敵に思っていたジェイスンは、実際会ってみると包容力がある大人の男性で、ひと目で恋してしまう。だが、20もの年の差のせいか、まったく相手にされることはなかった。「僕は後見人だ。まだ君は若いから恋に恋しているだけ。本当の恋をすれば簡単に忘れるよ」ある晩、アレクサンドラは雷が怖いと嘘をつき、彼の寝室で一緒にいてほしいと懇願し…。
-
5.0ひとときの魔法が運んできたのは運命? それとも―― 束の間の自由を求め、アメリカにある憧れのテーマパークを訪れたアレックス。運悪くトラブルに見舞われたところを、ハンサムな男性ギャレットに助けられる。やさしい瞳に惹かれ、彼と夢のように楽しい時間を過ごしたアレックスは、気がつけば情熱的なキスを交わしていた。一方、彼女の顔に見覚えのあったギャレットは愕然とした。思い出した…彼女は、カドリア国の王女アレクシスじゃないか! まさか僕は、プリンセスとキスをしてしまったのか…!?
-
4.2セックスレスの夫婦には理由がある──!? 女であることを忘れた妻、愛をうまく伝えられない夫、浮気をした夫とそれを許せない妻……。それぞれの物語が導き出す、夫婦の幸せのかたちとは?
-
-【3またをかけられたバツイチ女とAV女優たちが、年下彼氏の争奪戦!痛快ノンストップ・ラブストーリー】恋の争奪戦はデッドヒート!!優しすぎる男を独占する方法をお教えします!3人の女と1人の男。その秘密は――杉浦杏子(すぎうらきょうこ)は、気性の激しいバツイチの3歳。でも今はレーシングカート仲間で4つ下の浮谷誠(うきやまこと)と恋愛中!ある日、誠がタクシー勤務中の事故で瀕死の状態に。駆けつけた病院には2人の「彼女」・瞳(ひとみ)とまりもがいた。意識の戻った誠を問い詰めると、「誰か一人を選ぶことは出来ない」と言い…。杏子たち3人は、事故で片足を失った誠のためにタクシー会社を興し、「たった一人の女になる」ために働き始めるが…?個性的な女達が繰り広げる痛快ノンストップ・ラブストーリー。
-
3.3レイチェルは5年ぶりに名ばかりの夫に会うため、カリブ海に来ていた。18歳のとき、彼女は年上の大富豪アンドレと愛しあい、結婚。けれど支配的な夫とはすれ違い、さらに流産のショックからずっとロンドンに里帰りしたままだったのだ。だが今、レイチェルの父の事業が傾き、父自身は病に倒れている。悩んだすえ、援助を求めるレイチェルに対し、アンドレは聞く耳は持たぬとばかり冷たく言い放った。「夫の弟と不貞をするような恥知らずの女の言うことなど」――と。
-
-それは簡単なミッションのはずだった。妹の結婚式のために花婿付添人の医者“ハリー”を空港まで迎えに行く、それだけ。なのにハリーを一目見てケイトの心は騒めいた。なんてセクシー…。彼が気だるげな英雄のように振る舞うせいで、ケイトも周囲の目も彼に釘付けになる。捕らわれる。いつもは恋愛に慎重なケイトが特別な出会いだと勘違いしまうほどに…。だが、一夜明けると問題が明らかになった。彼は“ハリー”ではなく双子の弟、ハリウッドで活躍するヒューだと知って!?
-
-
-
5.0私に1年だけの王妃になれですって…!? トリスカリ国王女に仕えるヘスターは、その兄、皇太子アレクからの提案に驚愕した。亡き父王から王位を継ぐため、彼は結婚する必要があるらしい。けれど、親戚にも爪はじきにされて育った地味な私が王妃だなんて…。彼は彼女が携わる慈善事業への多大な援助と、ベッドはともにしないことを約束し、ヘスターは悩んだ末、提案に応じる。けれど、破天荒ながら優しく、屈託のない魅力的なアレクに、彼女は次第に惹かれてしまい…。
-
-リアはバレエの公演会場で出会ったテオと惹かれあい、初めての情熱をかきたてられ純潔を捧げた。しかし、恋に臆病な彼女は逃げるようにその場を去ってしまう――まさか、その一夜で子供ができたとも知らずに。妊娠を伝えるため、彼がCEOを務める銀行に赴くが、追い返される。数日が経ったある日、彼女の前にテオが颯爽と現れ、解決方法として「結婚するんだ」と冷たく宣言する。愛のともなわない結婚をリアは渋々承諾した。あの夜、優しかった彼はもういない――…。
-
4.5穏やかで誠実な同僚教師のプロポーズに、カレンは応えられずにいた。彼――アレクシスに再び会いさえしなければ、私は予定調和の幸福に包まれていたはずなのに。7年前、初めてアレクシスと出会い、身分違いと知りながら、ひと目で恋に落ちた。地味であかぬけない私を、なぜか彼はデートに誘ってくれた。なのに…。無残な初恋の思い出は今も私を苦しめる。ところが再会した彼は、私のことを覚えてすらいなかった。それどころか、また誘惑の手を差しのべてきて…。
-
5.0わたしと結婚してほしいの──10年ぶりに再会した実業家のアレッサンドロに、偽装結婚してもらいたいと頼んだケイティ。養父が作った借金を援助する条件に親子ほど年が違う男のもとに嫁げと命じられた彼女は、養父の支配から逃れるためにアレッサンドロを頼ったのだ。驚くほど簡単に偽装結婚を了承した彼は、さっそくケイティを連れてラスベガスへと飛ぶが、ふたりが結婚するよりも先に、養父はケイティと年老いた男の婚約を発表してしまい──。
-
3.0親子ほども年の離れた亡きジョンとは純粋な友人関係でしかなかった。その彼からヴェネチアの館を含む莫大な遺産を贈られて驚いた二コラは、事情を探るためイタリアに向かう。旅の途中でドミニクという男性と恋に落ち、情熱的な一夜を過ごすが、翌朝何も告げず彼は姿を消してしまった。夫を失って以来、初めてのときめきだったのに、彼にとっては情事にすぎなかったのね。失意のままヴェネチアに着いた二コラを待っていたのは、巧妙に仕組まれたドミニクの罠だった!?
-
-ある夜、イゾベルが目を覚ますと隣に夫ジェイクの親友が裸で寄り添っていた。何が起きたの!? 目撃した夫は激怒し、家を飛び出していった。あれから11年、家は没落し、女手ひとつで娘を育てるイゾベルのもとにジェイクが訪ねてきた。成功して今や富豪となった彼は正式な離婚を申し出に来たのだった。再婚の報告を聞き、胸に嫉妬の痛みが走るイゾベルは身の潔白を訴えるが、あの夜の光景は今もふたりの間に横たわる。謎と憎悪、情熱と疑惑はからまりながら燃えて…。
-
-似ているわ……。セシリーは驚いた。列車で向かいに座った高級な毛皮のコートを着た女性は、身なりこそ違うけれど、目鼻立ちも、すみれ色の瞳も、明るい茶色の髪も、わたしと同じ。その時、轟音とともに列車が急ブレーキをかけ、激しく揺れた。病院で目を覚ました彼女は、記憶を失っていた。彼女の名前は“ジェシカ”といい、亡き父の遺産相続のため、町へ向かう途中の事故だったと、亡父の従弟ジェイムズは言った。彼の屋敷で静養することになるが、どこか腑に落ちない。それにジェイムズがわたしを訝しむような目で見るのは、なぜ? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0ロンドンの高級アパートメントで働くエティ。新オーナーの大富豪レオンと最悪な出会いを果たしクビを覚悟するも、自分の仕事ぶりは評価してくれていることを知る。そんななか、エティは掛け持ちしている仕事先で偶然レオンと会い、食事に誘われた。そして思いがけず優しい笑顔を見せる彼に心惹かれ、そのまま一夜をともにしてしまう。これは今夜限りの夢。彼は雲の上の人なのだから。だが1か月後、医師から妊娠を告げられ呆然とするエティに、レオンは婚約を申し出て…!?
-
-五年前、フランセスカは、やむにやまれぬ事情から第九代リンガード伯爵ウィリアム・クウェンティン――ウィルと別れた。その後、彼女は会社勤めを始め、今は自分のフラットで暮らしている。フランセスカは、この半年、正体不明のストーカーにつきまとわれていた。ある夜帰宅すると、フラットの浴室の窓が割られていたうえ、追い討ちをかけるように不気味な電話がかかってきた。彼女はパニックに陥り、安全な場所を求めてウィルの屋敷に車を走らせた。五年たっても彼は相変わらず魅力的だった。フランセスカは自分がまだウィルを愛していると気づいたが、彼には再婚話が持ち上がっていた。花嫁候補は資産家の美しい娘だ。フランセスカはウィルの幸せを願って自分の気持をひたすら押し隠し、何も告げずに彼の屋敷を立ち去ろうと決心する。
-
-■あの少年がこんな魅力的な男性になったなんて。ここに来たのを後悔することになりそう……。■ミーガンはカリブ海のサン・フェリペ島に向かう飛行機の中にいた。病み上がりのせいか顔は青白く、一抹の不安も感じている。だが、それが体調のせいばかりでないことはわかっていた。これから母の再婚相手の家族と十六年ぶりに再会するのだ。継父のライアン、その先妻の娘アニタ、そしてアニタの息子レミー。ミーガンが十五歳のとき両親は離婚し、母はサン・フェリペ島に住むライアンと再婚した。母はすでに亡いが、多感な少女時代にミーガンが受けた心の傷は深く、いまだに気持ちの整理がつかない。島の空港に降り立ったミーガンを、見知らぬ男性が出迎えた。それは、二十五歳になり、たくましく成長したレミーだった。男性的な彼の魅力に、ミーガンは圧倒された。
-
4.0■すてきな侯爵から誘いを受けたけれど、彼は友人の恋人らしい。■過労が原因で肺炎にかかり、一週間ほど入院していたグレースは、大学時代の友人ジュリアが声をかけてくれたのをさいわい、休養のため、イタリアのリゾート地を訪れた。彼女がジュリアのアパートメントでひとりくつろいでいると、魅力的なイタリア人男性がジュリアの荷物を届けに来た。あとで聞かされた話では、彼はマッテオ・ディ・ファルコ侯爵といい、ジュリアは、彼の子供を身ごもっていると自慢げに打ち明ける。妊娠を理由にマッテオに結婚を迫るつもりだと語る友人に、グレースは、危ない賭に出るつもりなのではないかと心配になった。ところが数日後、マッテオはグレースに誘いの電話をかけてきた。親密につきあっている女性がいながら、その友人に声をかけるとは。グレースは即座に断るが、マッテオは外出先でも近づいてきて……。
-
-観光客相手の画廊で店番をしていたテスは落ち着かなかった。店に似つかわしくない高級スーツ姿の男性が敵意のこもった目を向けてくるのだ。その彼――レイフが最初に口にした言葉は「息子を返してもらおうか」義妹に強引に頼まれ、数日前にイタリアに来たばかりのテスにはなんのことかわからない。どうやら自由奔放な義妹が、彼の16歳の息子を誘惑して、ふたりで逃避行したというのだ。狼狽するテスは、彼の目に敵意以外の光が浮かんだことには気づかなかった…。
-
4.5家族のため家政婦として働きづめのモリーは、仕事先の貴族の邸宅で、イタリアの富豪サルヴィオと出会う。元サッカー選手らしくたくましくハンサムなサルヴィオにときめくモリーだが、みすぼらしい自分が相手にされるはずもないと思いこんでいた。ところが彼の気まぐれなキスを受け、一夜の夢でかまわないと純潔を捧げてしまう。まさかその一度で妊娠し、正直に告げると、金目当ての女と彼にののしられることになるなんて、そのときは想像すらできなかったのだ…。
-
-慈善団体の職員アリシアは、過去の恥ずべき経験から、自分を戒めひたすらまじめに生きてきた。けれど同僚に誘われしぶしぶ行ったクラブでニコライと出会い、今までの生き方を忘れた。危険で美しい人――まるで狼のよう。彼にかかわったら、私はまた取り返しのつかない間違いを犯す気がする。なのに絡みあう視線を外すことができない。たくましい腕に抱き締められたとたん、体のなかから激しい欲求がわき上がった。ニコライとのキスは、濃密な夜と破滅の味がした。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!夫の唐突な死の知らせを受け、オリヴィアは夫の甥で部下であるクリスチャンの腕のなかに倒れ込んだ。すぐに意識を取り戻したが、たくましい腕が彼女を放そうとしない。衝動に流され、ふたりは過ちを犯してしまう。それから数か月後、オリヴィアは義理の息子ルイスが事故に遭ったことを知らされる。すぐに様子をみに行きたいが、行けばクリスチャンとの再会が待っている。それだけは避けたかった。オリヴィアは彼に知られてはならない重大な秘密を抱えていたのだ!
-
-母の葬儀の日、ジョアンが幼い頃別れた父の従兄弟が現れた。母と離婚後、故郷ギリシアに戻ったきり音信不通だった父に、ジョアンが母の死を知らせたのだ。ディミトリ・カストロと名のる黒髪に黒い瞳の謎めいた男性は、最後の祈りを終えて帰途につくジョアンを呼びとめた。聞けば父は病に冒され、余命いくばくもないと言う。ジョアンはディミトリとともに初めてギリシアの地を踏むが、出迎えた父の美しい後妻アンドレアは、何か物言いたげな鋭く光る目でジョアンを見た。
-
-ベスは双子の妹の頼みに愕然とした。妹は実業家マーコスの秘書をしているが、社員と不倫のあげく妊娠したうえ、出産が終わるまで自分の身代わりになってほしいというのだ。聞けばマーコスは、社内恋愛すら許さないワンマンな社長のようだ。ベスは断りきれず、緊張しながら出勤した。そして初めてマーコスと対面して息をのんだ――女性を一瞬で虜にする、野性味あふれるセクシーな男性。奥手なベスは彼の誘惑に抗えず、秘密を抱えたまま恋に落ちてしまい…。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
-数年ぶりの帰郷で、オリビアは元夫ジョエルの迎えに驚いた。幼い頃から慕っていた彼と、大恋愛をして結婚したのは18歳のとき。だが流産を中絶と疑われ、オリビアは家を飛び出したのだった。離婚後、社会的にも成功したジョエルにもう少年の面影はなく、男性的な魅力と自信に溢れる彼は、目を奪うほどすてきだった。今もまだ、彼を愛している――それは疑いようもなかった。二人は失った時間を取り戻すかのように再び燃え上がったが、ジョエルのひと言が、オリビアの胸を切り裂いた。「君が中絶したことは、許す。だからやり直そう」あなたの子を何より欲しかったのは私なのに、なぜ信じてくれないの? ■若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人。なぜジョエルは頑ななまでにオリビアが中絶したと信じたのか? 激しすぎる愛ゆえに、ときに人は過ちを犯す――ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、アン・メイザーの筆が冴えわたります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0グレイシーは風邪をひいた庭師の友人に代わり、豪華な邸宅の庭で薔薇に水をやっていた。そこへ屋敷の主ラファエルが現れ不法侵入を咎められてしまう。ハンサムな男性に見とれたのも束の間、彼は庭師をクビにしない代わりに今夜開かれるパーティーに同行するようにとグレイシーに命じてきた。あっという間に用意された白いドレスをまとい、夢のようなキスを交わすうち、情熱に溺れたグレイシーは気づけば薔薇園で純潔を捧げていた。これは彼の戯れでしかないのに――。
-
-病弱な幼い息子ジョナサンに転地療養が必要と医師に告げられ、ダイアンはうなだれた。私にそんなお金なんてないわ。いいえ、1つだけ残された希望はあるけれど……。ダイアンは意を決して、3年ぶりにプロヴァンスを訪れた。当時と変わらない美しい風景の中に、変わり果てた彼が現れた。本当にマノエルなの? 熱く輝いていた瞳は、今や氷のようだ。「なぜ会いに来た? 目的は金か?」嘲るように彼が言った。あなたの息子のためだとは口が裂けても言うつもりはない。富豪の彼に知れたら最後、奪われてしまうとわかっているから。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-裕福な家の子息エリックを慕っていた家政婦の娘ソフィア。だが、彼が全寮制の名門校へ入学するために旅立ってからは一度も会うことなく、15年が過ぎた。そして今、彼が築きあげた不動産帝国の面接にソフィアは訪れた。女手ひとつで幼い双子を育てるためにも、この仕事にどうしてもつきたい。見事、採用されたソフィアは喜び、かつての思い出が脳裏によみがえった。エリックにされた初めてのキス。あれは彼にとってはただの戯れ。忘れなくては――。
-
-イヴが祖母とともにひっそりと暮らす郊外の館に、ロンドンで奔放な生活を送る母が男性を伴ってやってきた。母は30代と年齢を偽り、彼には娘の存在を秘密にしているらしい。そのハンサムな男性の名は、ジェイク・ロメーロ。若くして大成した、世界的な実業家だという。ジェイクは、若さに似合わず地味なイヴに関心を抱いたようで、館に滞在中、何かと彼女に優しい言葉をかけてくれる。母という恋人がいるのに、いったいどういうつもりなのかしら?イヴはジェイクに対してそっけない態度をとりつづけた――そうしなければ、初めて感じる胸のときめきに屈してしまいそうで。 ■ハーレクイン・ロマンスの黎明期から黄金期にその名を馳せた伝説的な作家、アン・メイザー。母の恋人に惹かれてしまったことに恐れをなすイヴですが、当のジェイクにとってイヴの母は恋人でもなんでもなく、誤解は複雑に絡み合います。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-レイチェルが切り盛りする小さなカフェにある日、上質の身なりをした紳士が突然現れ、店内がざわめいた。誰もが知る実業界の大物、ガブリエル・ウェブ――会うのは初めてだが、長身で強烈なラテンの魅力を放つ彼は、レイチェルの元恋人の父親だった。こんな場違いなところに、ガブリエルのような人がどうして?もしも息子と似ているとしたら、彼も冷徹な価値観の持ち主だろう。絶対に関わりたくないと思ったレイチェルの耳に、ガブリエルが囁いた。「とうとう君に会えてよかったよ」肉感的なぬくもりのある声……。若く見えるけれど白髪交じりで17歳も年上の彼に、いえ、それより、ひどい言葉で私を傷つけた男の父親に胸を高鳴らせるなんて……。 ■特別企画〈胸打つ名告白〉をお贈りします。本作は、多くの作家に敬愛される名作家アン・メイザーが描いた年の差ロマンス。友人に“貧民街”と揶揄されるレイチェルの店に突如姿を現したダンディな大富豪の狙いは、いったいなんなのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
3.0ジュディは幼い娘を伴い、ロンドンの屋敷へ帰ってきていた。二度とここへは戻ってこないつもりでいたのに。誰よりも深く愛したロバートにつけられた傷が疼くから。彼との別離に、傷ついた彼女を絶望の淵から引き上げ、生きる意味を与えてくれたのは、夫――ロバートの兄だった。だが夫亡きいま、ロバートのいる婚家に戻るより術はなかった。「ジュディ」声音の低さに、苦いものがありありとこもる。振り返らなくてもわかる。忘れもしない声。自分の娘を、兄の子だと思い込んでいる、かつての恋人……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.5ジョアンナは離婚について話しあうため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。別居して1年。彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、再会するなり思いがけず胸が高鳴り、ジョアンナは自分を叱りつけた。彼の魅力に流されてはダメ。これまで傷つけられてばかりだったのよ。冷静に話を進めようとするジョアンナだが、離婚を認めないマットの熱情にのまれ、気がつけば彼とベッドをともにしていた。翌朝逃げるように去ったが、やがてさらなる動揺が彼女を襲う!!
-
3.0レイチェルと大富豪の夫ジャックの仲は冷えきっていた。度重なる流産を怖れ悲しみ、別の寝室を使うようになって2年。仕事人間のジャックも家の外で過ごす時間が長くなる一方だった。また彼と愛しあえる日はもう、きっとこないんだわ……。そんなある日、かつて夫の会社に勤めていた女性が現れ、自分はジャックの愛人だと豪語しつつ、得意げに言い放った。「彼の子を身ごもったの。早く離婚して、父親になるチャンスをあげて」決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。愛する夫を失わないために、いったいどうすれば……?悩んだ末、2年ぶりの緊張に包まれつつ、寝室で夫の帰りを待った。 ■ハーレクイン作家たちが憧れる作家、アン・メイザーによる、一気読み間違いなしの名作をお届けします。二人の間に割って入ろうとする女性の存在が、ヒロインの心に影を落とし……。切ないほどにすれ違ってしまう夫婦の、愛の再生物語をぜひお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0ひったくりにあってケガを負い、病院のベッドで目覚めたとき、モリーは記憶を失っていた。息をのむほど魅力的な男性が、心配そうに見守っている。彼は夫ピエトロと名乗り、モリーのお腹には彼の子供が宿っているという。記憶が戻らないまま彼のペントハウスで何不自由ない生活を送りながら、モリーは違和感を募らせた。本当に夫婦だというのなら、どうしてピエトロは寝室を分けるのかしら。その理由を知ったとき、モリーはピエトロの残酷な仕打ちに言葉を失った…。
-
-父にむりやり結婚相手を決められそうになったジュリエットは、容姿の似た親友になりすまし、ひそかに遠く海外へ家出した。そこで、車椅子に乗った少女の話し相手の職を得る。いざ仕事先を訪れると、なんとそこはポルトガル貴族の邸宅で、彼女を迎えた美しいグレーの瞳の男性にひと目で惹きつけられた。その男性こそ、フェリペ・デ・カストロ公爵、少女の伯父だった。だが彼は怪訝な表情を浮かべ、誰かが勝手に求人を出したと言う。ジュリエットは傲慢な公爵に魅力を感じている自分が恐ろしかったが、少女の放った忠告がさらなる追い打ちをかけた。「前任者が首になったのは、伯父に熱をあげたからよ」 ■アン・メイザーは、多くの作家が“憧れの存在”として賞賛するスター作家です。ヒーローの強烈なカリスマ性に、否応なく惹かれていく若きヒロイン……。圧倒的なドラマで読ませます! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
-
-
4.0アナは臆病な自分を変えようと、1年前から別居中の夫セブに離婚届を送りつけ、アフリカへと旅に出た。夢みた結婚はたった1週間で終わりを告げた。非情なセブの裏切りによって。そのあとに味わったあの絶望的な出来事を彼に話すつもりはない。すべての悲しみを乗り越えてアナは強くなれるはずだった。セブがアフリカの地まで追いかけてこなければ。雄大な自然の開放感がわずかに残る未練と欲望を刺激し、アナの決心は官能的な夫の前で脆くも崩れ去ろうとしていた。
-
-事業が当たり、今や最も才能あふれる経営者と期待されているアメリア。ところが世間の評判とは裏腹に彼女には悩みがあった。それはアルバイトの医学生ウィルが気になって仕方ないということ。面接の時から惹かれていたのに…デートに誘いたい人を雇ってしまうなんて。しかもウィルは別の女性に贈るバレンタインプレゼントの相談を、ボスであるアメリアに持ちかけてきた! つらい気持ちを隠し、彼を手助けするアメリア。それが彼の仕掛けたゲームだとは知らずに。
-
-兄の店でウエイトレスをしているレイラは、さびれた田舎町に似つかわしくない客に眉をひそめた。イギリス屈指の建築家ドレイク・アシュトン。再開発のため故郷に帰ってきたという彼は、彼女がもっとも遠ざけたいタイプだった。ロンドンの秘書時代に彼のような有能でハンサムな男性に騙され、一文無しになってしまったことがあるからだ。熱い誘いにレイラの脳裏で警報が鳴り響く。もう傷つくのは嫌…。だが気がつけば、彼のディナーの誘いにイエスと答えていた…。
-
-遠い異国オーストラリアで、生活費を稼がなくてはならなくなったアリスト国の王女リスは、実業家ジェイムズの秘書として勤めることになった。しかし王女として育ったリスに秘書の仕事は大変で、最初からミスを連発し、雇い主のジェイムズを呆れさせてしまう。彼は今まで会ったこともないような不屈で自信あふれる男性で、思わずリスは見とれてしまうが――いいえ、私は自分の力を証明して祖国に帰らないと。彼の瞳にうつるロマンスの熱と少しの陰が気になっても…。
-
5.017歳のカレンは、プレイボーイの御曹司アレクシスに片恋をした。その恋は、人生を危うく狂わせるところで、何年もの間、彼への関心が亡霊のようにつきまとい、カレンを苦しめていた。だが、いまのカレンは仕事に打ち込み、優しい婚約者もいる。恋愛感情こそないが、このままいけば彼と結婚するだろう……。だがある雪の夜、カレンの安寧は突如として終わりを告げる。倦怠の暮らしから、スキー場へ逃れてきたアレクシスに、カレンはめぐり逢ってしまったのだ。瞬く間に過去の痛みが蘇り、これっぽっちも覚えてくれていないのに、彼から目が離せない。
-
-彼女を弄んで捨てたはずのリードが、なぜここに――?まだ16歳だったヘレンは、20も年上の男性と恋に落ち、たった一夜の過ちで妊娠した。だが、彼は忽然と姿を消し……、遊ばれたと遂に悟らざるを得ず、ヘレンは娘を独りで産んだのだ。未だ心の傷が癒えないヘレンは、一人の若い男性と知り合い、ある日、バミューダにあるという彼の実家へ招待を受ける。広大な邸宅に驚くヘレンは、金融界の大物の父親を紹介されると、声にならぬ悲鳴をあげた。それはあの、リードだった。忘れもしない。しかし、リードはヘレンを覚えていなかった。
-
-
-
-二十歳のレイチェルは、ロンドンへ出張に来ていた年上の大富豪、アンドレ・サンチェスと熱い恋におち、結婚した。サンチェス家はバハマ諸島のあちこちに別荘やホテルを所有する名家。だが若い彼女は仕事中毒の夫との虚しい生活に疲弊し、流産したショックもあいまって、心の傷を癒やそうと帰国した――。それから5年、父は死の床にあり、事業は傾いていた。レイチェルは悩んだすえ、夫の援助を求め、バハマへ戻る。そこで目にしたのは、名ばかりの夫の冷たい視線と、見知らぬ女性の姿。その瞬間、レイチェルは胸の痛みを覚えた。まさか……嫉妬? 私はまだこの人を求めているの? ■1979年に刊行されたハーレクイン・ロマンス初期の話題作をリバイバル刊行します。うぶなヒロインと、大人の魅力たっぷりの年上の億万長者との恋をご堪能ください。傲岸不遜で情熱的なラテンヒーローの魅力がたっぷり詰まった逸作です
-
5.0
-
-トマス・ギャロ! “元夫”との再会にザラの心は震えた。彼女にとって大富豪のトマスは恩人であり、憧れの存在だった。両親亡きあと、おじに使用人同然にこき使われて成長したザラを、トマスは偽装結婚を申しでて救いだし、解放してくれたのだ。あの夜のキスを今でも思い出す。あれから2年。時の流れと関係なく彼は私に気づいていないようだ。トマスが事故の後遺症に苦しんでいると聞き、居ても立ってもいられず屋敷を訪ねたが…まさか、記憶を失ってしまったの?
-
-カリブ海の小島に身を隠したオリヴィアのもとに、亡き夫の会社を継いだクリスチャンから電話が入った。夫のところにいた息子が、事故で大怪我をしたのだという。足場を失ったかのように、オリヴィアはその場にくずおれた。すぐにでも飛んでいきたかったが、クリスチャンに居場所を突き止められたショックが大きすぎる。彼の子を身ごもっているのを知られたらどうしよう?幻滅していた夫が死んだ夜に、犯した過ちを繕う術はもうない。オリヴィアは誰にも告げず、ひとり出産しようとしていた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.0ギリシアの実業家で、大富豪のミコノスはマーサの愛する夫だが、二人はしばらく別居している。娘が生まれたとき、夫は、マーサが不貞を働いたと罵った。マーサの知人男性を名指しして、あの男の子どもだろう、と。あまりの言いがかりに、マーサは赤ん坊と家を飛び出した。夫が誤解を悔いて迎えに来てくれるのを待ったが、5年もの月日が流れ、ついに夫が現れたとき、マーサの期待は残酷にも打ち砕かれた。夫は娘を自分の子だと認めた一方で、ベビーシッターを雇い、娘をマーサから引き離そうとしたのだ。いや、それとも、マーサを娘から引き離し、妻を再び自分だけのものにするためか……。■ロマンスの大御所A・メイザーが70年代に執筆した、古典の雰囲気漂う夫婦元さやの物語です。富も愛も惜しみなく注いでくれていた夫は、なぜ突然あらぬ誤解をしてしまったのでしょう。ラスト、思わず絶句するような秘密と愛憎劇が明かされます。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!重要な会議に向かう途中、転んでしまったイモージェン。しかも、着替えに提供された部屋を間違え、美しい男性が裸同然で身支度しているところに飛びこんでしまう。転んだせいで破れた服…私、誘惑しに来たと思われていたらどうしよう!? 突然のことにどぎまぎしつつも、会議室に急いだイモージェンは息をのんだ。なぜなら、ライアン・テイラーと名乗る新しいボスこそが、先ほど出会った彼だったから。これから同じ職場に彼がいるなんて、どうしたらいいの?
-
2.0やむにやまれぬ事情から別れたウィルこと、リンガード伯爵が住む屋敷へ、フランセスカは車を走らせていた。半年前から、正体不明の不気味なストーカーにつきまとわれて、怯えを感じた彼女が頼れる先は、元夫のウィルしかなかったのだ。5年ぶりに見る皮肉めいた彼の表情は、相変わらず魅力的で、胸に封印していた恋心をたやすく揺さぶり起こす。だが、恋愛絡みの相談と誤解され、突き放されたうえに、ウィルには既に再婚話まで持ちあがっているという。彼の幸せを祈り、フランセスカは気持ちを押し隠して去るが……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。