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  • スター作家傑作選~ガラスの靴で円舞を~
    5.0
    ハーレクイン・ロマンスを黎明期から支えた偉大なレジェンド作家が描いた、豪華なシンデレラ物語を集めました! イタリア侯爵、プレイボーイ社長、美貌の億万長者――ちょっと傲慢だけれど魅力的なヒーローが、ガラスの靴をなくしたヒロインを追いかけます。 『侯爵家からの招待』 母の介護をして過労で倒れたグレースは、大学時代の友人ジュリアに誘われ、イタリアで休養することに。侯爵のマッテオと出逢い、魅了された直後、ジュリアから彼の子を身ごもっていると自慢げに打ち明けられる。数日後、マッテオはグレースに誘いをかけてきた。即座に断るグレースだったが、彼は外出先でも近づいてきて……。 『別れの薔薇でなく』 社長のラングは高慢で移り気なプレイボーイ。恋人を次々に替え、別れの印の赤い薔薇を手配するのは、秘書のニコラの役目だ。それだけでもうんざりなのに、よりによって今度は、私の妹に目をつけるなんて! 妹は夫ある身。なんとか引き離そうと奮闘するも、二人のキスを目撃してしまい、ついにニコラは退職を決意したが……。 『富豪のプロポーズ』 昼はカフェ、夜はホテルで働くケイシーが仕事を終えて帰宅すると、億万長者ザンダーが待っていた。彼は元夫の浮気相手の夫。以前にも会ったことがあるけれど、自信に満ちたハンサムな彼が私になんの用かしら? いぶかる彼女に告げられたのは、なんと便宜結婚の申し出。「結婚してほしい」と聞くや、ケイシーは気を失った―― *『侯爵家からの招待』『別れの薔薇でなく』は既に配信されている作品と同内容となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 水の都の孤独な花嫁
    完結
    5.0
    スカイエはダイヤの結婚指輪をはずした。イタリア人富豪のマッテオに熱烈に求愛され結婚したものの、ふたりの日々は長くは続かなかった。マッテオは最初から妻を愛してはいなかったからだ。その証拠に彼はすんなり離婚に応じた。やっぱり彼は私を愛してはいない…でも一番の秘密は守れたわ。安心した直後、スカイエは気を失い病院に運びこまれた。意識が戻った時、マッテオは「君は妊娠を知りながら離婚を切り出したのか」と彼女をなじると離婚の書類を破り捨てて…!?
  • 失われた愛を探して
    完結
    5.0
    女優のジュリアが忽然と銀幕から姿を消して10年。その消息は完全にとだえていた。クインはテレビ局の上司に命じられ、彼女がいるというカリブ海の島へ出演交渉に来た。島へ降り立ったクインの前に、偶然ジュリアが現れた。あの日から忘れたことはない――彼がまだ10代だった頃、ジュリアに恋をして深い関係になった。しかし、彼女は理由も言わず突然姿を消した。その彼女が息子だという子どもと一緒に今目の前に…「失踪したのは、他の男と結婚するためよ」と彼女は言った。
  • めぐり逢い
    5.0
    17歳のカレンは、プレイボーイの御曹司アレクシスに片恋をした。その恋は、人生を危うく狂わせるところで、何年もの間、彼への関心が亡霊のようにつきまとい、カレンを苦しめていた。だが、いまのカレンは仕事に打ち込み、優しい婚約者もいる。恋愛感情こそないが、このままいけば彼と結婚するだろう……。だがある雪の夜、カレンの安寧は突如として終わりを告げる。倦怠の暮らしから、スキー場へ逃れてきたアレクシスに、カレンはめぐり逢ってしまったのだ。瞬く間に過去の痛みが蘇り、これっぽっちも覚えてくれていないのに、彼から目が離せない。
  • 幻を見ていた夏
    完結
    5.0
    母が幼い頃、自分を捨てた理由を知るためにバミューダ島を訪れたハイメイ。大学の職も捨て、偽りの名で島に住む母親カテリアナの秘書の面接を受けた。しかし、その屋敷は、彼女と若く精悍な義息ドミニクとの愛の住み家だった!! 母親の面影を探してたどりついたはずなのにこんなことって…。なんとか彼女の秘書として試用期間を設けられたものの、必要以上に接してくるドミニク。カテリアナのような美貌もない、地味な私をどうして彼は強引に誘ってくるの――…!?
  • 熱い目覚め
    完結
    5.0
    テーラーメイドのスーツを着こなし、運転手つきの高級車でパトリックは田舎町にある小さな店を訪れた。目的は、姉の夫の不倫相手イゾベルを調べることだ。ところが店の扉を開けると、そこにいたのは鈴蘭とばらの香りがする不倫とは真逆のタイプの女性だった。しかし、あんなだぶだぶの服を着たさえない女と義兄は浮気するのだろうか? それとも、しとやかな顔の裏に希代の悪女の素顔を隠しているのか? パトリックは彼女のことばかり考えてしまうようになり――!?
  • 熱い目覚め【ハーレクインSP文庫版】
    5.0
    国際的企業グループの経営者パトリックは、高級車を降りると、こぢんまりとした工芸品店に足を踏み入れた。カウンターに佇むのは、いかにも無垢で清楚然とした女性。ここを訪ねたのは“話をつけてきて”と姉に泣きつかれたからだ。姉は、この女性イゾベルこそが夫の浮気相手だと確信している。だが、聞いていたようなふしだらな女には到底見えない……。イゾベルの上品で控えめな微笑を見ながら、天使なのか悪女なのか決めかね、パトリックは葛藤していた。美しき彼女の虜にすでになってしまったと自分では気づかぬまま。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ベスと億万長者
    完結
    5.0
    恋から遠ざかっていたベスを心配した親友が、大富豪の若手実業家トッドとのデートをオークションで競り落としてきた。夫を亡くし子供と暮らす平凡な私が、ヒューストンきってのプレイボーイとデート!? 当日、リムジンで迎えに来た彼は、やさしくエスコートしてくれたが、きらびやかな別世界に気おくれしたベスは不釣り合いな自分を恥じ、その場から逃げだしてしまう。そんなベスのもとに彼がふたたび現れ、恋のレッスンをすると言いだして――。
  • 愛、ふたたび【ハーレクインSP文庫版】
    5.0
    パーティで思いがけない人物を見かけ、アビーはひどく狼狽した。中東の国の王子ラシードが、いったいなぜここにいるのだろう。3年前、彼と運命的な出会いを果たし、アビーはすぐに結婚した。しかし幸せは束の間だった。周囲から彼に愛人がいると聞かされ、アビーは深く傷ついて宮殿を去ったのだった。二度と会いたくない。彼女はこっそりパーティを抜け出した。ところが外へ出たとたん、暗がりで行く手をさえぎった者がいる。アビーを射すくめる鋭い瞳。獲物を狙う砂漠の鷹のような……。ラシード。私を裏切っておいて、今さらなんの用があるの? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シークレット★LOVE
    完結
    5.0
    子育てに追われる日々のなか、高校時代のクラスメイト・南美子からイキナリ結婚報告を受け取った万里奈。しかも、相手は自分の元カレ・森脇クンだった。「祝福してくれるよねっ?」と誘われたパーティに参加した万里奈は、ますますカッコよくなっていた彼と再会する。そして、ケータイ番号をとりかわした、まさにその夜、家族団らんの最中に森脇クンから電話が…。「今日は楽しかった…。また会えるといいね」―それからというもの、なにかにつけてダンナと森脇クンを比べるようになってしまう。未練なんてコレっぽっちもないハズなのに…。『危険だ――っ!!』万里奈の幸せな家庭はどうなってしまうの!?
  • 裏切られた情熱
    完結
    5.0
    ギリシアの島に娘とともに降り立ったヘレンは、迎えに現れた人物を見て息をのんだ。ミロス・ステファニデス! 17歳だった私を誘惑して捨てたひと。子供ができても、彼に知らせることはできなかった。なぜなら彼には妻がいたから――。今、ここへ来たのは、母と離婚してギリシア人女性と再婚した父と和解するためで、ミロスに会うつもりなどなかったのに。以前と変わらぬ、彼の強い視線に射貫かれて、ヘレンは身裡が熱くなるようなめまいを覚えたが…。
  • 不実な恋人
    完結
    5.0
    かつてつきあっていたジャックとライザ。ふたりは幸せな時間を過ごすが、妊娠に気づいたライザは戸惑う。「情熱と友情。僕が与えられるのはそれだけだ」そう、彼は子供ができるのを極端に嫌がっていたのだ。愛するジャックの子…ライザはひとり育てると決心し、何も言わずジャックのもとを去る。だがその3年後、ふたりは再会してしまう。ジャックは、ライザへ以前と変わらぬ魅力をふりまき熱いアプローチを仕掛けてくる。このままでは子供のことがばれてしまうわ…!?
  • 週末は夢のように
    5.0
    仕事へ向かう途中で、アンジーは目の前の看板広告を見て唖然とした。そこに写る巨大な顔写真は紛れもなく自分なのだ!しかも“恋人募集!セクシーエンジェル”と書いてある。いったいなぜ?動揺しつつもそのまま商談の場へと向かったが、相手の不動産王ヒューゴ・ブライトは「ところでアンジーというのは“エンジェル”の短縮形かな?」と聞いた。広告を見たのね!頬を染めた彼女にさらに彼は追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか?僕のエンジェル」
  • 背徳のキス
    完結
    4.8
    「愛人のふりをしてほしい」愛すべき友人である大富豪の老カストロに頼まれ、ジョアンナは年寄りをたぶらかす悪女を演じるためギリシアへやって来た。案の定、67歳の当主が連れてきた若き恋人にカストロ邸は大騒ぎだった。だがそこには運命の出会いが待っていた。老カストロの息子デメトリオス。敵意と嫉妬のいりまじる彼の瞳に射抜かれるたび、ジョアンナの、身も心も震えた。だが父の愛人と息子という立場で、ふたりが結ばれるはずもなくて…。
  • 冬の白いバラ
    完結
    4.5
    もう二度とここに戻るつもりはなかったのに…。幼い娘をつれ6年ぶりにロンドンへ戻ったジュディ。空港に迎えに来たのはロバート…かつて結婚を誓うが周囲の反対によりすれ違い、別れた人。「まさか僕の婚約者が兄と恋仲になっていたとはね」彼との別離に傷ついたジュディは彼の亡き兄に助けられ、外国に移住したのだった。再会したロバートの冷たい言葉にもジュディは耐えるしかなかった。あなたは何も知らない。あの頃の私の絶望も下した決断も…今の私の気持ちも。
  • めぐり逢い
    完結
    4.5
    穏やかで誠実な同僚教師のプロポーズに、カレンは応えられずにいた。彼――アレクシスに再び会いさえしなければ、私は予定調和の幸福に包まれていたはずなのに。7年前、初めてアレクシスと出会い、身分違いと知りながら、ひと目で恋に落ちた。地味であかぬけない私を、なぜか彼はデートに誘ってくれた。なのに…。無残な初恋の思い出は今も私を苦しめる。ところが再会した彼は、私のことを覚えてすらいなかった。それどころか、また誘惑の手を差しのべてきて…。
  • もう一度キスして
    完結
    4.5
    母の葬儀の日、ジョアンの前に突然現れた謎めいた男性。ディミトリ・カストロは、ジョアンが幼い頃に生き別れた父の従弟だった。父は病に冒され余命幾ばくもなく、ひと目だけでもジョアンに会いたいと切望しているという。悩みながらもディミトリに誘われ、ジョアンは初めてギリシアの地を踏み、父と涙の再会を果たす。そんななか、婚約者がいる身でありながら、次第にディミトリに心惹かれていくジョアン。しかし彼が、父の美しい後妻と抱きあう姿を見てしまい…。
  • 嘘と秘密と一夜の奇跡
    完結
    4.5
    ジョアンナは離婚について話しあうため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。別居して1年。彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、再会するなり思いがけず胸が高鳴り、ジョアンナは自分を叱りつけた。彼の魅力に流されてはダメ。これまで傷つけられてばかりだったのよ。冷静に話を進めようとするジョアンナだが、離婚を認めないマットの熱情にのまれ、気がつけば彼とベッドをともにしていた。翌朝逃げるように去ったが、やがてさらなる動揺が彼女を襲う!!
  • 相続された妻
    完結
    4.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】25も年が離れた夫が亡くなった。周囲は財産目当ての結婚だったと噂したが、シャノンは穏やかながらも夫を心から愛していたのだ。しかし妻に対して死の間際に出た夫の言葉は「できたらジェイスと再婚してくれ」だった。シャノンが会社を相続した今、ジェイスは彼女の共同経営者だ。自信に満ち、男らしい容貌の彼に惹かれないわけはなかったが、シャノンは誠実だった夫の愛を裏切ることはしたくなかった。だが……。大きな愛がふたりを包むトゥルーラブロマンス。
  • クレタ島の恋人
    完結
    4.5
    オフィスのドアを開けたアレックスは我が目を疑った。黒い髪、堂々とした風貌…確かにニック・サントスが目の前にいる。9年前クレタ島で過ごした日々と残酷な別れがよみがえり、アレックスの胸をしめつけた。でも彼は故郷のギリシアで一族の帝国を動かしているはず。なぜシドニーの不動産会社なんかにいるのだろう。その答えはすぐにわかった。亡き社長の後任として来たのだという。でも彼のもとで働くなんて無理よ。だって、知られてはならない秘密があるのだから。
  • 秘密を宿したウエイトレス
    完結
    4.3
    私が妊娠しているなんて…あの夢は現実だったの!? 熱にうなされていた1週間、レイチェルは深いエメラルドのような瞳の男性と愛しあう夢をみた。ところが目が覚めたとき、レイチェルは本当に妊娠していた! おぼろげな記憶をたどるうち甦ったのはあるパーティーで出会った男性…リード・ジェイムズ。ニューヨーク中の女性が結婚したがる実業家とウエイトレスの私が一夜をすごしたなんて! 妊娠を告げるため、リードのオフィスを訪ねるレイチェルだが彼は冷たくて…?
  • あなたを愛せたら
    完結
    4.3
    2年前、夫のベンと家事手伝いの若い娘との浮気現場を目撃してしまったレイチェル。でもベンは責められるようなことは何もないと言い、家を出ていってしまう。以来別居をつづけてきたが、最近レイチェルは交際中の別の男性から、一緒に住もうと誘われた。もう、彼を忘れてもいい頃かもしれない…。幼い娘のためにも再婚を意識したレイチェルは、正式に離婚したいとベンに切り出すが、予想に反して彼は冷たくそれを拒否して!?
  • トスカーナの誓い【分冊】 1巻
    無料あり
    4.0
    アロマテラピストのシエナは人生で最悪の年を過ごしていた。職場はつぶれ、恋人には裏切られ、母親は病に苦しんでる。そのうえ、借家の立ちのきまで迫られていた。すべてを解決する方法は亡き父親の遺した莫大な遺産を相続すること。それにはひとつ条件がある。彼女が「幸せな結婚」をしていることだ――知りあったばかりのキアに彼の会社を救う資金を報酬に、花婿役を頼んだシエナだが、彼は意外な契約を望んだ。それは期間限定の「本当の結婚生活」で!?

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  • 放蕩王の無情な妃選び
    完結
    4.0
    ニューオーリンズの観光客向けレストランで働くショーナ。場違いな高級スーツを身にまとい護衛つきで現れたのは5年前、一夜の恋に落ちバージンを捧げた相手マラクだ! ショーナは彼との子供を育てながら、彼が迎えに来ることを夢みていたが、まさかこんな形で再会するなんて…。彼はプロポーズにはほど遠い傲慢な言葉で結婚を迫った。「僕は正式に王位に就いた。君と僕の子は未来の王となる」温かい家庭を作ることを夢みていたのに、彼の望みは世継ぎだけなの──!?
  • 両片想いの契約結婚
    完結
    4.0
    「名目だけの妻が欲しい。そのかわり君には完璧な生活を保障しよう」成り上がりの億万長者ジェイクに請われ、契約結婚に応じた貴族令嬢ヘレン。父が財産を使い果たした末に事故死し、一文無しとなった彼女には他に選ぶ道はなかった。それから3年…寝室をともにしないまま、ヘレンは彼の望む完璧な妻を演じてきた。ところがこの頃、ジェイクを見るたび切なく胸が痛むのを感じて…。彼は優美な調度品のようなお飾りの妻が欲しいだけ。私を愛することなどありえないのに…。
  • 侯爵家からの招待
    4.0
    ■すてきな侯爵から誘いを受けたけれど、彼は友人の恋人らしい。■過労が原因で肺炎にかかり、一週間ほど入院していたグレースは、大学時代の友人ジュリアが声をかけてくれたのをさいわい、休養のため、イタリアのリゾート地を訪れた。彼女がジュリアのアパートメントでひとりくつろいでいると、魅力的なイタリア人男性がジュリアの荷物を届けに来た。あとで聞かされた話では、彼はマッテオ・ディ・ファルコ侯爵といい、ジュリアは、彼の子供を身ごもっていると自慢げに打ち明ける。妊娠を理由にマッテオに結婚を迫るつもりだと語る友人に、グレースは、危ない賭に出るつもりなのではないかと心配になった。ところが数日後、マッテオはグレースに誘いの電話をかけてきた。親密につきあっている女性がいながら、その友人に声をかけるとは。グレースは即座に断るが、マッテオは外出先でも近づいてきて……。
  • シチリア富豪との二十年愛
    完結
    4.0
    ホテルで研修するため、シチリアの小さな村からローマにやって来たオーロラ。ホテルのオーナーである大富豪ニコは同じ村で生まれ育った4つ年上の男性で、オーロラの憧れの人だった。初恋を捧げてもバージンを差しだしても、思いは拒絶されつづけてきたけれど。再会したニコの変わらない魅力にオーロラの心は揺れた。彼の瞳に私への欲望を感じるのは気のせい? 思いを返してくれる人ではないとわかっているのに、オーロラは彼とふたたびベッドをともにしてしまい…。
  • 傲慢なボスに片想い
    完結
    4.0
    ずっと憧れていた彼にこんなことを言わなければならないなんて! 秘書のバージニアはボスのマルコスに、父の借金を返すため給料の前借りと支援を頼みこんだのだ。ああ、消えてしまいたい。それにきっと断られるわ。ところがなんとマルコスは恋人役を演じることを見返りに受け入れてくれた。そのうえ愛しあうかのように抱き寄せられ、彼女の胸はときめいた。だが出張先に美しい女性が現れ、すべてを悟った。彼は恋人に嫉妬させるために私をつれて来たのね――…。
  • 始まりはウエディング
    完結
    4.0
    母の経営する会社の創立パーティーで、ハニーは幼なじみからしつこく結婚を迫られていた。子供の頃親同士が決めた約束なんて無効よ。どうしてわかってくれないの? 困りはてるハニーの前に、ベン・クレアモントという男性が現れた。彼は颯爽とハニーを助けてくれ、幼なじみとの問題を解決するとんでもない方法を提案してきた。「僕が君の結婚相手に立候補するよ。そうすればもうあの男に悩まされることはない」さらに彼の正体は母の会社と合併する大企業のCEOで!?
  • 嘘と秘密と一夜の奇跡
    4.0
    傲慢な夫は去っていった──最初で最後の贈り物を私に残して。 別居して1年近く、ジョアンナは離婚について話し合うため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。彼への愛情などもう残っていないと思っていたのに、再会するなり、思いがけず胸の高鳴りを覚えたジョアンナは、自分を叱りつけた。騙されてはだめ。彼の酷い仕打ちを忘れたの?二人の話し合いはしだいに熱を帯び、抑圧された情熱が炎となった。翌朝、マットのベッドで目覚めたジョアンナは動揺して逃げだすが、やがてさらなる動揺が彼女を襲う──妊娠していたのだ。だが、時すでに遅し。マットは新天地へと旅立ち、連絡も途絶え……。 ■大御所作家アン・メイザーが描く、ほろ苦い大人のロマンスをお楽しみください。夫と妻の絆を試すかのごとく次々と襲いかかる難問、複雑な男女の機微。ベテランの筆が冴える情感豊かな物語です。
  • 愛人には幼すぎて
    4.0
    利用されても、さげすまれても会いたい。初めて知った愛が、こんなに苦しいなんて。 リリーはスペイン人富豪のレイフを見た瞬間から、15歳近くも上の、大人の男性の危険な魅力に心を奪われた。最近、有名な豪邸に越してきた彼は大変なお金持ちらしいが、よくない噂の絶えない人物でもあった。そうとわかっていても、リリーはレイフの誘いを拒めなかった。そして彼に身をまかせ、人生最高の幸せと愛を知った。でも、いったいなぜレイフは私に興味を持ったの?ベッドでひとり目を覚ましたとき、リリーは残酷な答えを知る。彼女のことは遊びとばかりに、彼は前妻に会いに行っていたのだ!■周囲からの警告も気にせず、自分を信じて年上のレイフに身を捧げたリリー。けれど、レイフはそんな純粋な気持ちをあざわらうように、彼女をベッドに残して姿を消します。愛人にされたと知り、まじめなリリーは傷つきますが、彼を嫌いになるには遅すぎて……。
  • 侯爵家からの招待
    完結
    4.0
    過労で体を壊したグレースはしばらく療養させてもらうため、イタリアで暮らす友人の家を訪れた。そこで出会ったのが、ハンサムな侯爵マッテオ。思わず見惚れるほど魅力的な男性で、友人は得意げに、 実は彼の子供を妊娠しているのだとグレースに打ち明けた。しかし数日後、なぜかマッテオはグレースに誘いをかけてくる。 親密な恋人がいながら、私に声をかけてくるなんて! 憤慨してすぐさま誘いをはねつけたが、 彼の熱烈なアプローチはとどまることがなく――?
  • 誘惑の代償【ハーレクインSP文庫版】
    4.0
    母と姉が男性に裏切られて不幸の一途をたどったため、ベス・ヘイリーは男を毛嫌いしていた。とはいえ、子供だけはどうしても欲しい――思い悩んだベスは、あるパーティに紛れて誰かを誘惑するという大胆な計画を立て、大人の雰囲気を漂わせたアレックスなる人物に近づく。妊娠するためだけの一夜は意外なまでに燃えあがるが、ベスは素性を隠したまま、寝ている彼を残して姿を消した。まさかアレックスが、ギリシアに名を馳せる財閥の跡取りで、その権力を使って自分の行方を捜し回るとは夢にも思わずに。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 期限つきの婚約者
    完結
    4.0
    叔父からスコットランドの農場と屋敷を相続し、新しい生活を始めたエマの前に離婚した元夫が現れた。映画プロデューサーである彼は、エマの土地を撮影に使いたいと言う。さらに復縁まで迫られ、エマはとっさに隣人フレイザーの名前を口にし「新しい恋人ができたの」と嘘をついてしまう。撮影の間だけ彼に恋人のふりをしてもらうはずだったが、村中にフレイザーとエマが婚約したと噂が!? 野性的でハンサムなフレイザーに惹かれるエマだが彼には言えない秘密があり…。
  • 哀愁のプロヴァンス【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    4.0
    病弱な幼い息子ジョナサンには転地療養が必要だと医者に勧められ、ダイアンはうなだれた。私にそんなお金なんてないわ。いいえ、1つだけ残された希望はあるけれど……。ダイアンは意を決して、3年ぶりにプロヴァンスを訪れた。当時と変わらない美しい風景の中に、変わり果てた彼が現れた。本当にマノエルなの? 熱く輝いていた瞳は、今や氷のようだ「なぜ僕に会いに来た? 目的は金か?」嘲るように彼が言った。富豪の彼に金の無心をする者は、ダイアンだけではないのだろう。だが、あなたの息子のためだとは口が裂けても言うつもりはない。彼に知られたら最後、奪われてしまうとわかっているのだから。 ■ハーレクイン・ロマンス創刊1979年から順次、その年の選りすぐりの1冊をお届けする〈ロマンス・タイムマシン〉。あの懐かしい作品が、あの時代の思い出とともに鮮やかによみがえります! *本書は、ハーレクイン・クラシックから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • はるかなる恋人
    4.0
    17歳のタムシンは沈んだ気持ちでロンドンの空港に降り立った。母が再婚相手と新婚旅行に出かけたいというので、長年会っていない父親の家で夏休みを過ごすしかなくなったのだ。ところがタムシンを出迎えたのは、父親の友人だと名乗る背の高い男性、ハウェル・ベネディクト。故郷のウェールズで開業医をしているパパには、久しぶりに会う娘を出迎える時間さえないなんて……。悲しい思いをかかえながら父親の家に向かう途中、タムシンは悔しいほど大人の態度を示すハウェルに心を奪われた。ほどなく彼から屈辱的な仕打ちを受けることになるとも知らずに。
  • せつない誘惑
    完結
    4.0
    オリビアは有名女優のダイアンから、伝記を書いてほしいと依頼を受けた。伝記作家としては一生に1度の大チャンスだが、簡単には受けられない理由があった。ダイアンは5年前、オリビアから夫のリチャードを奪いとった張本人なのだ。今になってなぜ私を指名するの!? 当惑しつつも仕事に向かったオリビアは、ダイアンの新しい恋人でホテル経営者の大富豪ジョーと出会う。ひと目で彼に惹かれてしまったオリビアだが、彼から思いがけぬ蔑みの言葉を投げつけられて…。
  • 屈辱の楽園で
    4.0
    こんな残酷な仕打ちがあるかしら?かつて心から愛した人の娘を世話するなんて。 会社の金を横領した兄に助けを乞われ、看護師のエマは、兄の会社の社長であるデイモンを訪ねた。じつは彼女にはデイモンから求婚された過去があった。身分違いの恋だと周囲から諭され、結局、泣く泣く身を引いたのだ。「君の兄さんを救ってほしい? では、代償として──」デイモンの要求は非情だった。住み込みの看護師として、6歳になる盲目の愛娘の世話をしろというのだ。彼はエマと別れた直後に結婚し、妻亡きあとは娘と暮らしていた。今もまだ、彼への思いを絶てずにいるのに、なぜこんな仕打ちを?それでもエマは兄のため、デイモンの要求に応えるしかなかった。 ■1969年に書かれた、アン・メイザーの希少な未邦訳旧作をお届けします。ページをめくるごとにひたひたと迫りくる、この緊迫感! 大御所ならではの、怒濤のロマンスをお楽しみください。
  • ウエディング・ウォーズ
    完結
    4.0
    全1巻660円 (税込)
    「みんなに祝福されて愛しいあなたのもとに嫁ぎたい…」大好きなクラブの先輩・真一郎にプロポーズしたら、あっさり「いいよ」と返事をもらい幸せ絶頂の万里奈。このままトントン拍子に…のハズが、初対面のお義母様が、陰で文句タラタラなのを聞いてしまった!「あれじゃ私の若い頃の方がずっとキレイだったわ」なんて、ジョーダンじゃないわ!! それからというもの、式場にしてもウエディング・ドレスにしても、ましてや婚約指輪でさえ、お義母様が口を出す始末、まさか、新婚旅行にもついてきたらどうしよう…。そんな状況なのに真一郎は何も言ってくれない。やっぱり、自分からプロポーズしたから? 一方的な恋だったのかしら…でも…彼が大好きだから、絶対負けない!
  • 恋するキャロライン
    4.0
    秘書養成学校を出たキャロラインは、ロンドンの中心部にある会社で働き始めたばかり。ある日、彼女は目覚まし時計が鳴らなかったせいで遅刻し、会社に到着するや扉の閉まりかけたエレベーターに駆けこんだ。中にいたのは、ダークスーツを身にまとった黒髪の大柄な男性。初対面なのに気さくな態度の彼に、キャロラインは心を奪われた。それから1週間後、キャロラインは例の男性と再び出会い、とんでもない迷惑をかけてしまったあとで彼が誰かに気づいた。この人は社長のミスター・アダム・スタインベックだわ!キャロラインは赤面して謝罪したが、さらに醜態を演じてしまう。■アン・メイザーが1965年に発表し、輝かしい作家への第一歩を踏み出したデビュー作を初邦訳でお届けいたします。年月が経っても色あせることのないみずみずしいロマンスをご堪能ください。
  • 愛、ふたたび
    4.0
    パーティで思いがけない人物を見かけ、アビーはひどく狼狽した。中東の国の王子ラシードが、いったいなぜここにいるのだろう。3年前、彼と運命的な出会いを果たし、アビーはすぐに結婚した。しかし幸せは束の間だった。周囲から彼に愛人がいると聞かされ、アビーは深く傷ついて宮殿を去ったのだった。二度と会いたくない。彼女はこっそりパーティを抜け出した。ところが外へ出たとたん、暗がりで行く手をさえぎった者がいる。アビーを射すくめる鋭い瞳。獲物を狙う砂漠の鷹のような……。ラシード。私を裏切っておいて、今更なんの用があるというの?
  • ヴェネチアの憂鬱
    完結
    4.0
    「きれいになったね、アナマリア」。ワイナリー経営者のヴィットリオは、爵位継承のため故郷に戻り、結婚する必要があった。花嫁候補は同郷のアナマリア。ワイン造りに精通する彼女は多少飾り気はないが、むしろすぐに落とせるだろう。一方、一層魅力を増したヴィットリオの再会のあいさつにアナマリアの心は弾んだ。たとえそれがみえすいた社交辞令でも。そのうえ、私と結婚したいですって? 私がうってつけだからってひどい男! 私はとっくにあなたに恋しているのに…。
  • 誘惑の代償
    4.0
    母と姉が男性に裏切られて不幸の一途をたどったため、ベス・ヘイリーは男を毛嫌いしていた。とはいえ、子供だけはどうしても欲しい――思い悩んだベスは、あるパーティに紛れて誰かを誘惑するという大胆な計画を立て、大人の雰囲気を漂わせたアレックスなる人物に近づく。妊娠するためだけの一夜は意外なまでに燃えあがるが、ベスは素性を隠したまま、寝ている彼を残して姿を消した。まさかアレックスが、ギリシアに名を馳せる財閥の跡取りで、その権力を使って自分の行方を捜し回るとは夢にも思わずに。
  • 永遠の一夜
    完結
    4.0
    夫の唐突な死の知らせを受け、オリヴィアは夫の甥で部下であるクリスチャンの腕のなかに倒れ込んだ。すぐに意識を取り戻したが、たくましい腕が彼女を放そうとしない。衝動に流され、ふたりは過ちを犯してしまう。それから数か月後、オリヴィアは義理の息子ルイスが事故に遭ったことを知らされる。すぐに様子をみに行きたいが、行けばクリスチャンとの再会が待っている。それだけは避けたかった。オリヴィアは彼に知られてはならない重大な秘密を抱えていたのだ!
  • プリンスを愛した夏【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】2年前の夏、プリンス・カジミーロと4日間だけ恋人同士として夢のような時を過ごしたメリッサ。そして今、パーティー・プランナーとして働く彼女は、地中海の王国ザフィリンソスへカジミーロ主催のパーティーをコーディネートするために赴いた。懐かしい彼の姿を見て、彼女の心は揺れた。「あなたと私の間には1歳になる息子がいるので」と、知らせるべきでは? だが、謁見がかなったとき、彼女の耳に聞こえたのは、血も涙もない、驚くほど冷酷な言葉だった!?
  • 恋する探偵
    完結
    4.0
    ケイトの探偵事務所に、ある日怪しげな男がやって来た。失踪した妻を探してほしいと言う。破格のギャラに、ケイトは言われるまま名門厩舎を潜入捜査することに。疑わしいのは主人のアレックス・ケラーマンだ。彼自身の妻も以前に不審死を遂げている。ケイトは彼をひと目見た瞬間、その威圧的な瞳に息を呑んだ。しかしすぐ我に返り、自分を戒めた。いくらあの眼差しがセクシーだからって、惹かれては駄目。もしかしたら彼はふたりの女性を殺したかもしれないのに!
  • 拒絶された億万長者
    完結
    4.0
    雑誌記者イザベルは、高名な作家アニータからインタヴュアーに指名されブラジルを訪れる。アニータに彼女の娘婿として紹介された男性をひと目見て凍りついた。3年前にロンドンで出会い、情熱的な一夜を過ごしたあと、突然姿を消したアレジャンドロ。彼からの連絡を待ち続けていたのに他の女性と結婚していたなんて!見れば彼の顔には醜い傷跡が刻まれていた。動揺するイザベル。この再会は偶然ではない。彼の目的に思い至ったとき、イザベルは恐怖におののいた!
  • 今夜だけあなたと
    完結
    4.0
    「私、ジャックの子供ができたの。早く彼と別れてちょうだい」夫ジャックの愛人の言葉に、レイチェルは目の前が真っ白になった。夫婦関係はずっと以前から冷えきっていたが、夫を愛する心に変わりはない。2度の流産がふたりの生活に影を落としてしまったのだ。このまま夫を愛人に渡しはしない。彼の愛をとり戻すのよ!香をたきしめた寝室で、セクシーなガウンをまとい、夫を待ち受けるレイチェル。妻の変貌にとまどいながらも、ジャックはその誘いに応えるが…?
  • 悪魔がひそむ城
    完結
    4.0
    ローザは有名作家ライアム・ジェイムスンに会うためスコットランド沖に浮かぶ島へ向かった。連絡の途絶えた妹がライアムのもとにいるらしく、はるばるロンドンから捜しに来たのだ。島に降り立ったローザがひとり心もとない思いにとらわれていると、フェリーで知り合った美しい男性が声をかけてきた。「僕がライアムの住むキルフォイル城まで連れて行こう」彼はルーサー・キリアンと名乗るが、しかしその名がライアムの小説の主人公だとローザは知らなかった…。
  • 星空と豪華客船の夜に【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】内気で地味な自分を変える旅に出よう! 一大決心をして、南太平洋を巡る豪華クルーズに参加したラナ。だけど、結局いつもと同じ紺のスーツ姿で船に乗りこんだ彼女はタラップで転びそうになる。「危ない!」まぶしいほど白い制服を着て、海よりも青い目をした乗務員ザックに助けられ、ラナが真っ赤になると彼はからかうような笑みを浮かべた。どうかしてるわ、私。でも彼にときめいたのは「女性は皆ピラニアみたいだ」と言うのを聞いてしまうまでだった…!
  • 裏切られた情熱
    4.0
    ギリシアの島に娘とともに降り立ったヘレンは、迎えに現れた人物を見て息をのんだ。ミロス・ステファニデス!十七歳だったわたしを誘惑した男。身ごもっても、彼に知らせることはできなかった。妻のいる身だと、偶然知ってしまったから。ここに来たのは、母を捨てギリシア女性と再婚した父と和解するためで、ミロスに会うつもりなどなかったのに。昔よりいっそう男らしさを増した彼を見て胸を高鳴らせてしまう自分に、ヘレンは言い聞かせた。不実な男に、娘の出生の秘密を知られるわけにはいかないのよ。
  • 偽りの結婚
    完結
    3.8
    著名人である婚約者の浮気現場を目撃したアマンダ。失意のあまり橋から身を投げようとした彼女を助けたのは、婚約者の異母兄で実業家のマロリーだった。いつも冷静で近寄りがたい彼は、アマンダにそっと寄り添い支えてくれた。彼の意外なやさしさに、アマンダの気持ちは激しく揺さぶられる。やがて執念深い元婚約者が彼女とマロリーの仲を中傷する噂を流すと、彼が思いがけない提案をしてきた。それは、噂を静めるために“見せかけの婚約”を演じようというもので!?
  • やさしい略奪者
    完結
    3.8
    ペリカン島の人気リゾート、キトリックホテル。支配人として働くインディアは、オーナーの義理の娘だ。ところが、義父の死によってホテルの相続人に指名されたのは、8年前勘当同然で島を出ていった実の息子ネイサンだった!!8年ぶりに彼が帰ってくる…。ネイサンは野性的な魅力にあふれた男に成長していた……。
  • プリンセスの恋愛レッスン
    完結
    3.7
    サンフィリペ公国のプリンセス・レベッカは、思い悩んでいた。結婚をせかす父と、ロイヤル・ウエディングを期待する国民。真実の愛に巡りあうまで結婚なんてしたくないのに…。そんな彼女の前に、男は現れた。ローガン・ブキャナン。やり手の実業家らしい彼は、レベッカの窮状を知ると恋人同士のふりを提案してきた。あくまで互いのためのビジネスとして。けれど契約にすぎないはずなのに、彼にキスされた瞬間、全身を駆けぬけた甘美な感覚に動揺を隠せなくて…!?
  • めざめ
    3.7
    パリの教養学校を卒業しイギリスに帰国したオリヴィアは、親代わりの義兄リチャードと会えるのを楽しみにしていた。再会のキスをしたとき、思わず胸がときめき、彼女は戸惑う。ハンサムなうえ聡明な彼は昔から女性を魅了してやまないけれど、だからといって私までがこんな気持ちになるのは変だわ!オリヴィアはめざめかけた禁断の想いを封じこめ、今こそ自分は仕事を見つけて自立すべきだと考えた。ところが、それを知ったリチャードは猛然と怒りに燃えて、僕からは決して離れられないことを覚えておけと言い放った――。
  • 氷の結婚
    完結
    3.6
    母を亡くし傷心するリサに、不仲な義兄がなぜか有名な実業家のアレックスを紹介してくれた。それは雷に打たれたような衝撃の出会いで、一瞬で恋に落ちたリサは彼との結婚を決めた。夢のような新婚生活はリサの身も心も満たしてくれたが、それも長くは続かなかった。リサは亡き母からひき継いだ会社を彼が潰そうとする企てを偶然、聞いてしまったのだ。やさしい言葉に騙されて、その裏にある罠にまったく気づかず、愛に溺れてしまうなんて――。
  • もう一度恋して
    完結
    3.5
    夫のアンドレアスが不倫したとの噂がたち、彼のことを信じきれなかったドミニクは傷心を抱き実家へ逃げ帰った。1年後、弱い自分と向かいあった彼女は勇気を出し、やり直しを申し出るため彼のもとへと向かった。ところが、そこには彼が不倫をしたと噂になった相手の女性がいた。しかも、その女性の腕には小さな赤ん坊が!? まさかアンドレアスの子なのかしら…。もう一度彼の腕に抱かれるためにやって来た私が愛される日は、もう二度と来ないというの──。
  • サンレモ、運命の街
    完結
    3.5
    こんなところで出会ってしまうなんて! イタリアの街サンレモを訪れたカサンドラは、現れた男性に愕然とした。大富豪カルロ・バレンティ。姉の元恋人で妊娠を知るなり姉を捨てた男。彼女の死後、なぜか子供の親権を求めてきたカルロから、カサンドラは姪をつれて逃げ続けてきたのだ。彼はふたりを自分の屋敷につれて行くと、姉について残酷な事実を突きつけてきた。そんなことはでたらめだわ! 怒りを募らせるカサンドラだが、カルロは強引に唇を奪ってきて――!?
  • 億万長者と囚われの君
    3.5
    なぜ、白馬の王子のようにふるまうの?わたしを軽蔑しているはずなのに……。 グレースは元恋人にだまされ、両親の家まで抵当に取られたが、どうにかお金を返してもらおうと、きっぱり縁を切れずにいた。ある日、強引に誘われ街で噂の豪邸に連れてこられる。元恋人の旧友だというその屋敷の主――ジャック・コナリーは思いがけず魅力的な男性で、グレースはひと目で彼に惹かれた。だが、彼女は呆れかえった。金の無心が訪問の目的だったのだ。きっと私も、お金目当ての女だと蔑まれているんだわ。しかし後日、彼女のオフィスにジャックがとつぜん現れる。彼はグレースの仕事のピンチを救うと、なんと唇を奪ってきた!■ハーレクイン・ロマンスは、みなさまのご愛読で3200号を迎えることができました。華々しく記念号を飾るのは、1979年の創刊時からHQを支える超大物作家アン・メイザーです! 巻頭には、作者から日本の読者へ向けたメッセージも収録。
  • メディチ家の薔薇は白く
    3.5
    壮麗な館に住むイタリア貴族の末裔たち。 その愛の嵐に巻き込まれ……! ヴェネチアの北にある小さな村、カステルファルコーネ。村の中心に立つ壮大な館に滞在するスザンヌは、激しく後悔していた。知り合って間もない友人の誘いを軽く受け入れたばかりに、高貴な家系の陰で渦巻く複雑な愛憎関係に巻き込まれてしまった。一族の皆が何かしらの事情を抱えているようだ。特に友人の従兄マッツァーロに紹介されたときの驚きといったら!マッツァーロは館の当主でもあり、伯爵の称号を持つ。事故がもとで体と顔に傷を負い、杖にすがって歩く身だった。暗く陰る彼の瞳に、スザンヌは一瞬で心を奪われた。自身を絶望の淵に突き落とす恋の前ぶれだとは、予想だにしなかった。■イタリア人伯爵への叶わぬ恋をテーマにした伝説的作家アン・メイザーの佳作です。由緒ある館を舞台に繰り広げられる複雑な人間ドラマ、さらにお互いを狂おしく求めながらも一線を越えられない大人の切ないラブストーリーをお楽しみください!
  • トスカーナの誓い【あとがき付き】
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アロマテラピストのシエナは人生で最悪の年を過ごしていた。職場はつぶれ、恋人には裏切られ、母親は病に苦しんでる。そのうえ、借家の立ちのきまで迫られていた。すべてを解決する方法は亡き父親の遺した莫大な遺産を相続すること。それにはひとつ条件がある。彼女が「幸せな結婚」をしていることだ――知りあったばかりのキアに彼の会社を救う資金を報酬に、花婿役を頼んだシエナだが、彼は意外な契約を望んだ。それは期間限定の「本当の結婚生活」で!?
  • 悲しみの出会う島
    完結
    3.5
    孤児だったことを知らずに育ったイアンテは、それまで育ててくれた両親への混乱する気持ちを落ち着かせるため、ひとりギリシアの孤島へ旅に出た。そこで出会ったのは1枚の写真と、ハンサムな男性、リュサンドロス。カメラマンの彼は魅力的だけど、どこか悲しい影を瞳に宿していた。どうしてそんな目をするの?もっと彼のことが知りたい…。ふたりは楽しい時間を過ごすが、ある日突然、豪華な船が彼を迎えに来た。あなたはいったい何者なの!?
  • 億万長者は女嫌い
    3.5
    画家を志すケイティは幸運にもある資産家の高級住宅の留守を預かることになった。だが、友人と楽しく荷物を運んでいる最中に、ハンサムな男性に静かにしろと注意される。そう言えば隣人は神経質な億万長者だと忠告されてたけど…彼が? まさか。億万長者は悠々自適な老人と決まっているわ。その日の午後、庭のスケッチをしていたケイティは、ライラックの枝を取ろうとして木によじ登り、隣家の庭に落ちてしまう。しかも、落ちた場所はさっきの男性の腕のなか…!
  • 傷心の花嫁
    完結
    3.3
    レイチェルは5年ぶりに名ばかりの夫に会うため、カリブ海に来ていた。18歳のとき、彼女は年上の大富豪アンドレと愛しあい、結婚。けれど支配的な夫とはすれ違い、さらに流産のショックからずっとロンドンに里帰りしたままだったのだ。だが今、レイチェルの父の事業が傾き、父自身は病に倒れている。悩んだすえ、援助を求めるレイチェルに対し、アンドレは聞く耳は持たぬとばかり冷たく言い放った。「夫の弟と不貞をするような恥知らずの女の言うことなど」――と。
  • 屈辱の楽園で
    完結
    3.3
    会社の金を横領した兄を助けるため、兄の会社社長、デイモンを訪ねた看護師のエマ。じつはエマには、7年前デイモンに求婚されたが、身分違いの恋だと泣く泣く身をひいた過去があった。彼は兄を助ける代償として、エラに残酷な要求を突きつけてきた――住み込みの看護師として盲目の愛娘の世話をしろというのだ。冷たく非情な態度のデイモンにエマは打ちのめされる。これは罰なのね…あなたの愛を踏みにじった私への…私はまだこんなにもあなたを愛しているのに!!
  • 恋と屈辱の地中海【あとがき付き】〈【スピンオフ】華麗なるバルフォア家〉
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪の娘として何不自由なく暮らすカットは、父から勧められた地中海クルーズの旅に出かけようと豪華な船に乗りこんだ。ところが彼女を待っていたのは、従業員用の小さな船室と、乗組員の食事の世話や掃除という労働。しかも船のオーナーは、慈善舞踏会の夜に出会い、彼女を軽蔑とともに拒絶した男性――実業家で元闘牛士のカルロスだった! そのうえこの旅は、娘の自立を願う父のさしがねだという。カルロスにこき使われ、再び屈辱を味わわされるなんて……。
  • 想いをルビーに寄せて【あとがき付き】
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】離婚したばかりのジュリエットは生活に困っていた。そんな時、幼なじみのケアリーから自分の婚約者のふりをしてくれたら高額の報酬を出すと言われて思わずひき受けてしまう。そしてケアリーと一緒に訪れたトレゲリンの屋敷で、彼女はラファエルという青年と出会う。彼はジュリエットを見て、何やら疑いをもったようだった。屋敷の女主人のエリノアは彼女を歓迎してくれて、婚約のお祝いとして素敵なルビーの指輪を彼女に贈る。だが、その指輪を見てラファエルは…!?
  • 今夜だけあなたと【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    「私、ジャックの子供ができたの。早く彼と別れてちょうだい」夫ジャックの愛人の言葉に、レイチェルは目の前が真っ白になった。夫婦関係はずっと以前から冷えきっていたが、夫を愛する心に変わりはない。2度の流産がふたりの生活に影を落としてしまったのだ。このまま夫を愛人に渡しはしない。彼の愛をとり戻すのよ! 香をたきしめた寝室で、セクシーなガウンをまとい、夫を待ち受けるレイチェル。妻の変貌にとまどいながらも、ジャックはその誘いに応えるが…?

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  • 大人の恋を教えて【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    大企業の秘書課で働きはじめた17歳のキャロラインは遅刻したある日、駆けこんだ会社のエレベーターで高級スーツに身を包んだ男性に出会う。気さくで魅力的な年上の彼にキャロラインはたちまち心を奪われた。ところが後日、彼の正体を知って仰天した。アダム・スタインベック…我が社の社長だわ! 態度を改めようとする彼女に、アダムは「君らしくしてほしい」と優しく頬を撫でてきた。彼に夢中になっていくキャロライン。けれどふたりの仲が社内中の噂となって…?

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  • カリブの海に抱かれて【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    ここに君の味方は誰もいない。守ってやれるのは僕だけなんだ――両親の死後、悲しむクレオの前に突然、本当の親族だというスペインの大富豪が現れた。彼の名はドミニク・モントヤ。生まれついての支配者のように美しく尊大な彼は、『主人を誘惑したふしだらな使用人の娘』であるクレオを一族に迎え入れる気になったのだと言う。戸惑いの声を押さえつけられ強引にカリブの邸宅に連れ去られたクレオ。そこで彼女を待っていたのは名家に秘められた残酷な愛の物語だった!

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  • 冬の白いバラ【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    ジュディは幼い娘を伴い、ロンドンの屋敷へ帰ってきていた。二度とここへは戻ってこないつもりでいたのに。誰よりも深く愛したロバートにつけられた傷が疼くから。彼との別離に、傷ついた彼女を絶望の淵から引き上げ、生きる意味を与えてくれたのは、夫――ロバートの兄だった。だが夫亡きいま、ロバートのいる婚家に戻るより術はなかった。「ジュディ」声音の低さに、苦いものがありありとこもる。振り返らなくてもわかる。忘れもしない声。自分の娘を、兄の子だと思い込んでいる、かつての恋人……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 今夜だけあなたと【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    3.0
    レイチェルと大富豪の夫ジャックの仲は冷えきっていた。度重なる流産を怖れ悲しみ、別の寝室を使うようになって2年。仕事人間のジャックも家の外で過ごす時間が長くなる一方だった。また彼と愛しあえる日はもう、きっとこないんだわ……。そんなある日、かつて夫の会社に勤めていた女性が現れ、自分はジャックの愛人だと豪語しつつ、得意げに言い放った。「彼の子を身ごもったの。早く離婚して、父親になるチャンスをあげて」決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。愛する夫を失わないために、いったいどうすれば……?悩んだ末、2年ぶりの緊張に包まれつつ、寝室で夫の帰りを待った。 ■ハーレクイン作家たちが憧れる作家、アン・メイザーによる、一気読み間違いなしの名作をお届けします。二人の間に割って入ろうとする女性の存在が、ヒロインの心に影を落とし……。切ないほどにすれ違ってしまう夫婦の、愛の再生物語をぜひお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • キスの呪縛
    完結
    3.0
    亡き伯母の屋敷を訪ねたセアドーラが偶然再会したのは7年もの間、彼女の心を捕らえて放さない町の荒くれ者デイモン。17歳だったあの日、いい子の私を疎むデイモンは冷やかしでキスをした。成熟した大人の彼に与えられた初めての官能は、唇に刻印のように焼きつき、今も消し去れずにいる――。セアドーラは伯母の遺言状を機会に、再びかかわることになったデイモンへの不毛な想いを清算しようと考えた。しかし危険な魅力を増した彼に、心と体はさらに翻弄されてしまう!!
  • 愛した記憶
    3.0
    イギリス北部の美しい湖のほとりに立つ、優雅な屋敷。苦い思い出だけが残るかつての住まいに戻ってきたことをレイチェルは激しく後悔していた――いくら葬儀のためとはいえ。10年前、レイチェルはある出来事を機に、心から愛した富豪の夫マシューと別の人生を歩むことにした。その後、マシューはレイチェルのいとこ、バーバラを後妻に迎え、今、そのバーバラが病でこの世を去ったのだ。親戚らしく彼に悔やみを告げたら、すぐにロンドンへ帰ろう……封印した悲しみが、ふたたび胸にあふれだす前に。
  • 愛の狩人
    完結
    3.0
    クリスティは別居中の夫ジェイスンに会うため5年ぶりに故郷テキサスに向かった。ニューヨークで人気モデルとなった今、関係を清算するためだ。ある出来事から妻の資格をなくし逃げるように去ったというのに、彼はなぜか離婚を拒みつづけている――。休憩で寄った店で思いがけずジェイスンと再会し、クリスティの胸は目的とは裏腹に高鳴った。変わらない微笑みと年上の色気…。愛しあった過去を懐かしみ心奪われるも、彼はクリスティを妻だと気づいていない様子で?
  • シトロンの香る島
    3.0
    ギリシアの実業家で、大富豪のミコノスはマーサの愛する夫だが、二人はしばらく別居している。娘が生まれたとき、夫は、マーサが不貞を働いたと罵った。マーサの知人男性を名指しして、あの男の子どもだろう、と。あまりの言いがかりに、マーサは赤ん坊と家を飛び出した。夫が誤解を悔いて迎えに来てくれるのを待ったが、5年もの月日が流れ、ついに夫が現れたとき、マーサの期待は残酷にも打ち砕かれた。夫は娘を自分の子だと認めた一方で、ベビーシッターを雇い、娘をマーサから引き離そうとしたのだ。いや、それとも、マーサを娘から引き離し、妻を再び自分だけのものにするためか……。■ロマンスの大御所A・メイザーが70年代に執筆した、古典の雰囲気漂う夫婦元さやの物語です。富も愛も惜しみなく注いでくれていた夫は、なぜ突然あらぬ誤解をしてしまったのでしょう。ラスト、思わず絶句するような秘密と愛憎劇が明かされます。
  • 恋がよみがえる島で【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    3.0
    父の死後、ペイジは妹とふたり、叔母の家で貧しい暮らしに耐えていた。ある日、再会したのは、ギリシア海運王ニコラス・ペトロニデス――4年前、18歳だったペイジがひと目で虜になり、純潔を捧げた男性。夢の日々を過ごし、その後悲嘆のどん底に突き落とされるとも知らず。彼は資金難の父の事業に投資するふりをして近づいてきただけだったのだ。あんな仕打ちをした彼が、なぜ今になって現れたのだろう?「友人の娘の家庭教師としてギリシアに来てほしい」ニコラスの言葉にとまどうペイジだったが、折悪しく妹の非行が叔母の逆鱗に触れて家を追い出され、やむなく仕事を引き受けることに。二度と彼に心を奪われてはいけない。ペイジは固く胸に誓うが……。 ■ベスト・ブック・オブ2001と題して、この年に最も話題を呼んだ傑作をお贈りします。多くのベストセラー作家が憧れる、ロマンス小説の世界では伝説的な存在のアン・メイザー。年上のギリシア人大富豪との愛憎相半ばする再会の物語をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • めざめ【ハーレクインSP文庫版】
    3.0
    パリの教養学校を卒業しイギリスに帰国したオリヴィアは、親代わりの義兄リチャードと会えるのを楽しみにしていた。再会のキスをしたとき、思わず胸がときめき、彼女は戸惑う。ハンサムなうえ聡明な彼は昔から女性を魅了してやまないけれど、だからといって私までがこんな気持ちになるのは変だわ!オリヴィアはめざめかけた禁断の想いを封じこめ、今こそ自分は仕事を見つけて自立すべきだと考えた。ところが、それを知ったリチャードは猛然と怒りに燃えて、僕からは決して離れられないことを覚えておけと言い放った―― *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 青い傷心
    3.0
    憧れが愛に変わるとき、彼女は17歳になっていた。 ロバートに会える。ソフィーの胸は高鳴った。寄宿学校を卒業した彼女は、列車で故郷へ向かっていた。彼女が4歳のときに父が再婚し、ソフィーには2人の義兄ができた。どちらの兄も優しかったが、とくに長兄のロバートは特別な存在だ。忘れもしない。一昨年、クリスマス休暇で実家へ帰ったとき、ふいに彼にキスをされた。それは初めて味わう大人の口づけだった。ロバートはすぐに身を引いて謝ると、翌朝早く家を出ていった。あれ以来、顔を合わせていない。ところが久しぶりに再会した彼は、まるで別人のように冷淡でよそよそしく、ソフィーは深く傷ついた。さらに、人づてにロバートが婚約したと聞かされて……。 ■大御所アン・メイザーの、1976年刊行の未邦訳旧作をお届けします。甘酸っぱい初恋が、思わぬ展開から三角関係に……!?ロマンス小説のエッセンスが詰まった、味わい深い1作です。
  • プリンスの理想の花嫁探し
    完結
    3.0
    ダニエルは、幼い頃からアダムに夢中だった。けれど、彼はヨーロッパの公国サンフィリペのプリンス、私は公室お抱え運転手の娘…。身分違いの恋は実るはずもなく、最近では公位継承者でもある彼の花嫁探しさえ始まった。そんなある日、父の代理でアダムのデートの送迎を務めたダニエルは、彼の生真面目さについつい苦言を呈してしまう。すると、アダムは思いもよらない提案をしてきた。「君に恋愛指南を頼みたい」と。彼への想いを秘めた私が花嫁探しを手伝うなんて!
  • プリンスの罪な誘惑
    完結
    3.0
    サンフィリペ公国のアダム王子の花嫁候補としてその地を訪れた令嬢アレクシア。だが公務で忙しいアダムに代わり、弟のレイフが出迎えに現れた。彼はやさしく高貴なアダムと違い、プレイボーイの放蕩プリンス。4年前の仮面舞踏会での記憶がよみがえる。仮面の王子と踊り、キスを交わした夜。てっきりアダムだと思った相手が仮面を外すと、レイフだったのだ! あれ以来、彼は私の天敵。予期せぬ再会に動揺するけど、彼は反応を面白がるように誘惑の眼差しを向け…。
  • シルヴィの休日
    3.0
    シルヴィの姉は夫と息子を残してギリシアの家を飛び出し、いまロンドンで、夢だった女優業にのめり込んでいる。その勝手な振るまいにシルヴィは不快感を隠せずにいたが、ある日突然、姉にどうしてもと頼まれ、休暇を使って甥の面倒を見に行くことになった。だがアテネの空港で待ち受けていたのは、義兄の兄アンドレアス。姉が来ていないと知ると、アンドレアスはシルヴィを痛烈に責め、彼女はそこで初めて、義兄が重い病に伏していると聞かされる。半ば強引に屋敷へ連れていかれたシルヴィは、アンドレアスの敵意を一身に受けるはめになり……。
  • 情熱の系譜
    完結
    3.0
    父が亡くなり、天涯孤独となったヘレン。住み込みのナニーとして働き始めるが、実際にはひどい下働きとしてこき使われていた。ある時雇い主の一家とともにカリブ海を訪れたヘレンは、空港で困っていたところを見知らぬ男性に救われる。お礼をしようと話しかけたが、彼の名を聞いて凍りつく。まさか! 彼は幼い頃に自分を捨て、家を出た母の再婚相手では? この若くすてきな男性が母の愛人だなんて。嫌悪から逃げようとするが、彼はヘレンに興味を示して…。
  • 永遠の約束
    完結
    3.0
    イマドキ珍しくお見合いで出会った彼は、テレビ局に勤めるギョーカイ人!しかも、チョーイケメンの匠さん。正式にお付き合いすることになった矢先、「指輪、好きなの選んでいいから」と、女優陣御用達の高級ジュエリー店でエスコートもしてくれる優しい男性だった。理沙は、自分のどこが気に入られたのか不審に思いながらも、天にも昇る結婚準備に舞い上がっていた。ところがある日、差し入れを届けに匠の職場を訪れると、美女がやたらベタベタ彼に絡みついている場面にバッタリ!やっぱり、私は場違いな人間…彼にはふさわしくないのかな?と不安になるが――。
  • 明かされた秘密
    3.0
    オリヴィアは祖母の葬儀に参列するためイギリスに向かっていた。二度と戻らない決意を胸に、故国を離れて10年。生まれ育ったロワー・マイチェットに帰れば、きっと傷跡が疼く。18だったオリヴィアにとって、祖母の明かした秘密は残酷すぎた。人生でただひとり愛した人、マシューは腹違いの兄なのだと――。何も知らない周りの人々は、散々に彼女を非難したが、オリヴィアには、マシューの愛を捨てるしか道はなかった。飛行機はヒースロー空港に到着し、意外な人物が彼女を出迎えた。「オリヴィア」名前を呼んだのは、忘れもしないマシュー。地元の名家の娘と結婚したはずの彼が、いったいなぜ……?■愛した人は兄だった……! A・メイザーによる、あの伝説の衝撃作が 蘇ります。何も知らないマシュー。今もたまらなくオリヴィアの心を 惹きつける、唯一の人。彼に「まだ君に夢中だ。君を抱きたい」と抱き すくめられ、オリヴィアの心は千々に乱れるのですが……。
  • 戸惑いの恋
    完結
    3.0
    足の悪い娘を抱え、カフェを経営するレイチェルを訪ねてきた人物。それは、経済界の大物で元BFの父親ガブリエル・ウェブだった。彼の目的が分からず困惑するレイチェルを余所に、店に通い続けるガブリエル。その慈しむような優しい眼差しに包まれ、レイチェルの心は、日増しにガブリエルへと傾いていくが……。
  • 楽園の秘め事
    3.0
    ある日突然レイチェルは、父親からカリブ海の島へ行くように頼まれた。家を飛び出した母親を捜してほしいというのだ。やむなく仕事の休暇を取って常夏の島を訪れたレイチェルは、宿泊先のホテルで危険な魅力を漂わせた男性マットに出会った。純真無垢なレイチェルは彼に抗いようもなく惹かれてしまう。彼は島の大地主にしてホテルのオーナーでもあるブロディ家の長男で、母が会いに来たはずの相手だ。いったいこの男性は母とどういう関係なのだろうか?レイチェルの疑念は深まるばかりで……。■行方不明の母親を捜してカリブ海の美しい島を訪れたヒロインを待ち受けていた衝撃の事実とは?
  • 過去はささやく
    3.0
    悪いのは私。イヴはずっと自分に言い聞かせてきた。母に捨てられたのも、義父に襲われたのも、すべて自分が悪いのだ。その日も牧師に無理やり唇を奪われ抵抗すると「君が悪い」となじられた。何も望まず、教師としてひっそりと生きたいだけなのに。傷ついて逃げ帰ったイヴに、ただひとり「君は悪くない」と慰めてくれた人がいた。ジェイク。イヴは心から救われた。でも、彼にすがってはいけない。彼はあの女の恋人だから。若さと美に囚われ周囲を不幸にするあの女の…。
  • カリブの海に抱かれて
    3.0
    私と両親に血のつながりがないですって? そんなばかな……。クレオはあまりのショックで言葉を失った。セリーナと名乗る見知らぬ女性からいきなり声をかけられ、“私はあなたの叔母よ”と言われたところで信じられるはずもない。翌日、今度はエキゾティックな顔立ちの男性ドミニクが、クレオを訪ねてきた。「僕と一緒にサン・クレメンテ島へ来てくれないか?」危篤状態のクレオの祖父に、ひと目でも会ってほしいというのだ。さらにドミニクが語りだしたクレオの出生の秘密は、彼女の想像をはるかに超えた驚くべきものだった。■多くのファンを持つ人気作家、アン・メイザーの新作をお届けします! ある日突然、自分の出生の秘密を知らされたクレオは、謎の男性ドミニクに誘われるまま、カリブの島へ旅立つのですが……。
  • 今夜だけあなたと
    3.0
    レイチェルとジャックの夫婦仲は、二年も前から冷えきっていた。もう夫と再び愛しあう日はこないのだろうか。そんなふうに思っていたある日、ひとりの女性が家を訪ねてきた。ジャックの会社に勤めるというその女性社員は、胸元を強調したセクシーな姿で、得意げに言い放った。「私、ジャックの子を身ごもったの。早く彼を自由にしてあげて」女性を決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。彼女の話は本当なの?確かにここ最近のジャックの様子は変だ。だとしたら私はどうしたらいいのだろう……愛する夫を失わないために。レイチェルは悩んだ末、ある計画を胸にひとり寝室へ向かった。
  • 想いをルビーに寄せて
    3.0
    別れた夫に父の遺産を奪われ、ジュリエットは窮地に立たされていた。思うように仕事も見つからず、電気代を払うのさえ苦しい状況だ。そんな折、幼なじみのケアリーと再会したジュリエットは、報酬と引き換えに、祖母を訪問する際に婚約者を演じてほしいと頼まれ、当面の生活費を稼ぐためにと承諾する。屋敷に着いた二人を出迎えたのは、ケアリーの従兄レイフ・マルケーゼ。どうやらケアリーとは犬猿の仲らしく、ジュリエットに向ける目も、氷のように冷たい。それでもジュリエットは、あまりに魅力的なレイフを前に、不安になるほどの胸の高鳴りを抑えられずにいた。
  • 再会にご用心
    3.0
    五年前に別居して以来初めて、夫のデメトリが訪ねてきた。ゆえあって再婚するので、正式に離婚したいという。夫の浮気を許せずに家を出たジェーンだが、まだ彼を愛している。彼女はパニックに陥り、慰めようとした夫と愛を交わしてしまう。衝撃の再会から数週間後、妊娠が判明した。だが、再婚を考えている彼に言えるはずもない。悲嘆にくれているとき、デメトリから電話があった。「死に瀕した父が君に会いたがっている。ギリシアへ来てくれ」迷い抜いたすえにジェーンは承諾し、旅立った。いとしいデメトリと、彼の再婚相手が待つ島へ。
  • 拒絶された億万長者
    3.0
    ライターのイザベルは、作家アニータの取材のためブラジルを訪れた。アニータの自宅に滞在することになり、到着早々ディナーに向かうが、義理の息子だという男性を紹介されて全身が凍りついた。アレジャンドロ。三年前ロンドンで出会ったけれど、夜をともにしたあと、彼は急用だと言ってブラジルに帰国した――必ず戻ってくるという言葉だけを残して。連絡を待ち続けていたのに、故国でほかの女性と結婚していたなんて!声を失う彼女に近づいてきたアレジャンドロと握手をかわし、その顔を見上げたイザベルは再び全身が硬直した。このうえなくハンサムな顔に、ふためと見られない傷跡があったのだ。■ベテラン作家アン・メイザーが描く、情熱的なブラジル人ヒーローとのラブストーリーです。さまざまなトラブルを経て再会した二人。この恋ははたして?
  • 青ざめた蘭
    2.5
    私は彼の元秘書兼愛人。もう二度と会うまいと思っていたのに。 ジェイソンに協力してもらうしかない。ローラは心を決めた。大事な妹が、妊娠したのに恋人に捨てられ、自殺しようとしたのだ。それだけでもショックだというのに、姿を消したその恋人が、よりによってジェイソンの義理の弟だったなんて。ジェイソン──3年前、彼はローラの最愛の人であり上司だった。だが、彼はローラを手酷く裏切った。本命の恋人がほかにいたのだ。ローラの胸に苦い痛みがよみがえった。彼の前から立ち去るとき、もう二度と会うまいと思っていた。私がふたたび目の前に現れたら、ジェイソンはどうするだろう?彼の暮らす街へと向かうローラの心は千々に乱れていた。■アン・メイザーの1985年刊行未邦訳旧作をお贈りします。ドロドロとした愛憎のはてにローラが見いだすのは……? 当時はその激しさゆえに邦訳を見送られた衝撃作をご堪能ください。
  • 禁断の夢
    完結
    2.5
    ローラは父の訃報を聞き、10年ぶりに故郷ウェールズに帰る。そこで待っていたのは義兄オリヴァー、かつて禁断の恋に身を焦がした相手だった。「二度と同じ過ちを繰り返したくないのに…」。いまだに彼への愛は消えていないと気づいて悩むローラ。だが彼女は知らなかった。二人の破局と、父の死には義母ステラが関わっていたことを…!!
  • ギリシアの魔法
    2.5
    ギリシアの大富豪ディミトリと結婚したオリヴィアは永遠に愛が続くと信じていた。しかし幸せな時間はたった6か月で終わる。オリヴィアはディミトリの愛人の存在と、その愛人との間に子供までいることを知ってしまったのだ。他の女性と彼を共有することなんて耐えられない! 彼のもとから姿を消して3年、正式に離婚して自由になるため再びギリシアへ向かったオリヴィア。そこには変わらず魅力的な彼が待っていた。もう、あなたへの愛なんて消えたはずなのに…!
  • つらい別れ【ハーレクイン文庫版】
    2.0
    やむにやまれぬ事情から別れたウィルこと、リンガード伯爵が住む屋敷へ、フランセスカは車を走らせていた。半年前から、正体不明の不気味なストーカーにつきまとわれて、怯えを感じた彼女が頼れる先は、元夫のウィルしかなかったのだ。5年ぶりに見る皮肉めいた彼の表情は、相変わらず魅力的で、胸に封印していた恋心をたやすく揺さぶり起こす。だが、恋愛絡みの相談と誤解され、突き放されたうえに、ウィルには既に再婚話まで持ちあがっているという。彼の幸せを祈り、フランセスカは気持ちを押し隠して去るが……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 冬の白いバラ
    2.0
    ジュディは5歳の娘を伴い、6年ぶりにロンドンへ戻ってきた。もう二度とここへは戻ってこないと思っていた。かつて愛し、結婚まで誓ったロバートとの破局を思い出すから。身も心もずたずたになった彼女を絶望の淵から引き上げ、結婚を申し込んでくれたのは、ロバートの兄マイケルだった。夫亡き今、ジュディは裕福な義実家に戻るよりすべがなかった。当時から苦手だった義母が迎えに来ているはずだが――「ジュディ」男の低い声が名前を呼ぶ。ジュディは凍りついた。振り返らなくてもわかる。忘れもしないこの声は、ロバート。娘エマの父親はマイケルだと思い込んでいる、かつての恋人……。 ■ロマンス界の重鎮アン・メイザーの旧作は、今読んでもまったく古さを感じさせないドラマティックなストーリーが魅力。言ってしまえば、昼ドラも真っ青のドロドロ・ズブズブの愛憎劇です。軽いロマンスではものたりないわ、という方はお見逃しなく。
  • 楽園の秘め事
    完結
    2.0
    ママが若い男と駆け落ちですって!?レイチェルは信じられない気持ちでカリブ海の小島を訪れた。島の大半を有しホテルや農園の経営者でもあるマシュー・ブロディ――まさかママの恋人がこんなにセクシーで逞しい男性だっただなんて…。偽名を使い彼との接触を果たしたレイチェルだが、マシューに触れられるたび胸の奥が疼く自分に気づかされる。彼の甘い誘いに流されてしまいたい…。ついにレイチェルは、母親の恋人と知りながら、マシューに身も心も捧げてしまい…!?
  • 愛なき情熱
    2.0
    オリヴァーとトムは、魅力的な容姿以外にはなんの共通点もない兄弟だ。しかもオリヴァーには妻をトムに奪われた過去がある。それなのにトムはいまだに金の無心にやって来る。オリヴァーは怒りをつのらせ弟の経営する園芸センターを偵察に行った。そこで思いがけず好みのタイプの女性グレースと遭遇する。実に魅力的だが、どうやら弟の恋人らしい。再び同じ女を兄弟で争う醜態をさらしたくはない。しかしグレースは彼の自制心を簡単に奪ってしまうほどセクシーで…。

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