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  • 私の中の奇跡
    完結
    -
    コックのケイトは経済的な理由から、エリザベス様式の邸宅に住み込みで働くことになった。だがその館の主人は女性に辛辣なテレビ会社の社長、ジェイソン・ウォリック。その上、かつて仕事中に酔っ払いにからまれたケイトを誤解し、あざけりの言葉と共に彼女の唇を奪った男…!でも彼に惹かれる気持ちは抑えられなくて…。
  • 追憶は甘く切なく
    完結
    4.5
    会社を売却し、再出発をはかろうとロンドンから故郷へと帰ってきたヴェリティ。彼女の運転する車の前に少女が飛び出してきて病院へとつれて行くことに。その少女が、彼女を捨てたサイラスの娘だと知り、愕然とする。身分違いを理由に伯父にひきはなされた元恋人。永遠の愛を誓ったのに、彼女がNYへ行かされている間に、彼は他の女性と結婚して今は実業家として成功しているらしい。その彼が突然やってきて、冷たく言い放った。「僕の人生にかかわるな」。
  • 幻の恋の円舞曲【あとがき付き】〈愛を貫くプリンス Ⅲ〉
    完結
    4.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】敵対する王家の皇太子ディーンと恋に落ちた将軍家の令嬢アレックス。内戦によりひき裂かれるが、実は秘密裏に彼の子供を産んでいた。将軍や兄たちに裏切り者扱いされ、居場所を失ったアレックスは絶望する。しかも、ディーンにまで子供の存在を気づかれて、王宮へとつれさられてしまう。両家の争いも国民も、何もかもを忘れて彼の手をとることができれば…。幸せな未来なんてあり得ないとわかっていながらもアレックスは彼への恋心を止めることができず――!?
  • 記憶のなかの愛
    完結
    4.5
    グレースには記憶から消してしまいたい過去があった。18の時、結婚式直後に花婿のニックが置手紙だけを残して姿を消したのだ。彼女は残酷にも結婚式の翌日に捨てられたのだった。あれから10年。心の傷も癒えた今、グレースはニックの居場所をつきとめ、正式に離婚しようとする。だが、彼に会いに行く途中、嵐で事故を起こしてしまう。そして、病院で目覚めた彼女からは一切の記憶が失われていた!彼女のベッドのかたわらには、夫と名乗る男性の姿があったが…!?
  • 噂の伯爵〈ロイヤル・ウェディングI〉
    完結
    3.0
    地中海に浮かぶ美しい宝石、サン・リナルド公国。取材で訪れたライターのキャリーは絶景のテラス席で食事を楽しんでいた。ところが、ある有名人グループが強引に彼女の席を奪う。さらにその中にハンサムな男性がこちらの勘定をすませたと知りキャリーは激怒。彼がこの国の公位継承権を持つ伯爵とも知らず罵倒して…。
  • 砂漠は魔法に満ちて
    完結
    2.5
    あの人が私を探しだし、会いに来てくれた!オアシスのほとりでの再会にサマンサは有頂天になった。数か月前、アラブ3国の合同地形調査に参加するため、はるばるイギリスからやって来たサマンサは、ホテルの廊下で黒髪の大柄な男性と衝突し、はずみで熱い抱擁を交わした。以来、面影が心から離れなかった彼と今、ようやく…。だが、彼は厳しい表情を見せて立ち去ってしまう。それもそのはず、彼の名はビアハム、英明の誉れ高き砂漠の国ダーラーンの国王だった…!
  • アポロンの誘惑
    完結
    -
    家族想いのエズミは、妹が出会ったばかりのミュージシャンと結婚すると聞き、思い止まらせるためギリシアへと向かった。ところが彼女の前におもわぬ敵が現れた。妹の婚約者の叔父セオは二人の結婚に賛成で、エズミになにかと対立してくる。しかも業を煮やした彼はエズミの気をそらすため彼女を誘惑し始めて!?
  • 百万人にひとりのボス
    完結
    5.0
    コリーは一流企業の社長秘書。ボスのマックスはセクシーで並外れた魅力の持ち主だが、決して仕事に恋愛感情を持ち込まない主義。幼なじみとの恋に破れたばかりなのに新しい恋を、しかもあんな尊大な男性になんてありえない…。しかし突然、マックスと二人きりで日本に出張に行くことに。コリーはなぜか胸騒ぎを感じた。
  • 結婚と償いと
    完結
    3.0
    5年前、レイニーは憧れの人ガブと結婚したが、遺産狙いのためだと知り、家を出て母の元で暮らしていた。しかし母の死後、それは間違いだったと気づく。彼は貪欲な母から彼女を守ろうとしていたのだ。真実が明らかになった今、レイニーは謝罪のために彼のもとへ向かったが、彼から軽蔑に満ちた眼差しを向けられて…。
  • あなたしか愛せない
    完結
    -
    女優を目指すカースティは世界的劇作家である父親ネイサンの影響と束縛から逃れるため、芸名を使い、家を出ている。ある日、かつて彼女を誘拐した男が釈放されたと聞いたネイサンは有能なボディガード、ライアンに依頼。彼はカースティの初恋の男で、今も変わらず魅力的。再会した二人には、愛の火花が飛び散って…!?
  • 淑女と娼婦
    完結
    4.7
    19世紀のイギリス。教師をしているルシールのもとに、双子の姉の高級娼婦・スザンナが訪ねてきた。なんと旅行中、自分のふりをして亡き父の家で過ごせというのだ!家を相続するためだという。断りきれずお芝居を引き受けるルシールだが、彼女を娼婦だと信じきった領主・シールグレイブ伯爵に愛人になれと誘惑されて!?
  • 脅迫された花嫁
    完結
    3.7
    ファッションショーのモデルとして訪れたバルセロナで、19歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれる。だが、彼の裏切りにより初めての恋は無残にも打ち砕かれた。10年後、従妹の婚約パーティに出席したローズは目を疑う。従妹に紹介された婚約者の叔父は、ハビエルその人…!!過去の悪夢が再び蘇る。
  • シークに魅せられて
    完結
    5.0
    ロンドンのキャリアウーマン・ローズは、友人の結婚式で中東のマラバン王国の王子・ハリムと出会う。思いどおりにならない「生意気な女」に、ハリムはこれまでにない欲望を抱き、仕事を口実に彼女をマラバンへ連れてゆく。強引なハリムのアプローチに屈するまいとするローズだが、彼の危険な魅力には抗えず…!?
  • 週末だけの誘惑
    -
    レイチェルはこの四年間で変わり果ててしまった。やせすぎの体に地味な黒のスーツ。化粧気のない顔は老けて悲しげだ。たび重なる不運で男性不信に陥り、プライドすらもずたずただった。仕事で訪れた高級ホテルで、いつも消極的なレイチェルに、上司のジャスティンはこう提案する。「美容院に行ったらどうだい。髪も化粧もすべて変えてみればいい」数時間後、バーのダンスフロアで待っていた彼は、現れた美女に息をのんだ。「今、きみと踊るのは賢明ではないな」レイチェルは大胆にも上司の首に腕をからめ、きっぱりと言った。「黙って、ボス。ただ足を動かして」
  • 麗しのハウスキーパー
    完結
    4.0
    「まさかエラ…きみなのか?」予定より早めにトリスタンが出張から戻ると、そこには見知らぬ女性が。その美しさに目を奪われた彼ははっとする。女性は普段は地味なハウスキーパーのエラだったのだ!華麗に変身した彼女をディナーに誘い、一緒に時間を過ごすうち、トリスタンは彼女の魅力に気づかされる。さえない制服を脱いだエラは美しいだけでなく、気配りができて誠実だ。まさに完璧な妻じゃないか?身近な使用人が実は理想の女性だと気づいた彼は--!?
  • チョコレート・プリンセス〈愛を貫くプリンス Ⅰ〉
    完結
    4.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】マリサはモンテネヴァダ王国の片隅で途方に暮れていた。どうやら鞄を盗まれたときに頭を打ち、記憶を失ってしまったらしい。かすかに思い出せるのは甘いチョコレートの味だけ。そんな彼女に手をさしのべてくれたのは麗しき金髪の王子ニコ。そのやさしい微笑みに淡く胸をときめかせるが、しかし、スカートに縫いつけられていた暗号文のせいでスパイ容疑をかけられ、マリサは王宮に幽閉されてしまう! 私は本当は誰なの? そして、このお腹にいる赤ちゃんの父親は!?
  • 赤い薔薇は罪つくり
    完結
    4.2
    ケリーはお節介の親友がセッティングしたブラインドデートに出かけた。待ち合わせの場所はダンスクラブ。目印は赤い薔薇。30分も待たされ、やっと現れた男性は、まるで命を吹き込まれたギリシアの彫像のようにゴージャスだった。彼は赤い薔薇を手に「ミス・ケリー?」と声をかけた。まさかこんな素敵な男性が!驚くケリーをフェラーリに乗せて「CJと呼んでもかまわないかい?」と囁いた。えっ、いったいどういうこと!あなたは私のデート相手じゃないの!?
  • 赤いセンセーション
    完結
    3.0
    厳しく育てられた反動からついつい派手な服装ばかり選んでしまうアニー。本当は温かい家庭を夢見る普通の女の子なのに周囲からは「男を惑わす悪い女」だと思われてしまう。そんなアニーが休日訪れた上司の家には勤め先の社長で、上司の兄であるダニエルがいた。彼は以前、アニーが人違いで抱きつき情熱的なキスを交わした相手…。「君のようなふしだら女に弟をたぶらかしてほしくない!」アニーを誤解しているダニエルは弟を守ろうと、強引な手管で彼女に近づくが!?
  • 秘密の恋人
    完結
    4.0
    あの女は魔女だ…。ショーに立つモデルのエボニーを、アランは苦々しく見つめていた。次々と男の心を引きつけては捨てていく彼女。その罠に、後見人の自分までが落ちてしまった。周囲に秘密の関係になって、1年経つ。一方、エボニーはアランから去ろうとしていた。彼を愛しているが、体だけの関係はつらすぎる!
  • 花嫁と呼ばれる日
    完結
    2.0
    ウエイトレスのスカイは、恋人の邸宅で開かれたパーティの豪華さに圧倒された。彼は、イタリア名家の美しき御曹子ルチアーノ。身分違いの恋に周囲の視線は厳しかったけれど、彼の愛さえあれば、その試練も越えられるとスカイは信じていた。ある事件がきっかけで引き裂かれてしまった二人だが、五年後、突然現れたルチアーノにスカイの心は乱されて…!?
  • ゆがめられた年月
    完結
    -
    イタリアから来た御曹司カルロと初めて会った瞬間、令嬢ベネティアは確信した。この人こそ私の運命の男性!だが、ちょっとした誤解からその想いは無残に打ち砕かれた。そして6年後、父の葬儀で再会したカルロの言葉に耳を疑う。経営不振だった父の会社を救うために私と結婚するですって!?私をふしだらな女と軽蔑しているのに…。
  • 砂漠の国の秘め事
    完結
    4.7
    砂漠の王、シーク・マリクがアビーの家へやって来た。彼の国でアビーの弟が盗みを働き、その処遇を話すためだ。弟を案じ、アビーは父が退席したすきにシークに食ってかかるが、セクシーな彼に圧倒されて、気がつけばキスを許していた。このまま父が戻らなければ、どうなっていたかわからないほどの、熱く激しい抱擁…。彼はアビーにそっと、「このつづきは今夜、ホテルに来てくれ」とささやき、父には弟を許してほしければアビーを妻にさしだせと要求し、去っていくが--?
  • 魔法の瞬間
    完結
    3.0
    太陽あふれる南の国・スペインへと、生まれてはじめての海外旅行に旅立つ日、リサは運悪く車にはねられてしまった。病院まで付き添ってくれた車の持主の名はアンガス・ハミルトン。尊大な態度の彼は、こんな事故でもない限り出会うはずのない上流階級の人間だった。怪我が治ってもなお、1度しか会っていないアンガスの記憶が薄れないことに戸惑うリサの元に、彼からのクルーズの招待が届く。普段なら断る、その招待をリサは衝動的に受けてしまうのだが……!?
  • 二週間のダーリン
    完結
    5.0
    「お願い、2週間だけ夫婦のフリをして!」--アダムなら頼みをきいてくれるはず。だって彼は私のこと好きなんだもの。--そう思うビアンカに対して彼の答えは“No”!幼なじみの彼の初めての反乱に心が締め付けられるビアンカ。だけどイヤイヤながらも、アダムはついに夫婦のフリを引き受けてくれて--。
  • 拒まれたプリンセス〈奪われた王冠I〉
    完結
    4.0
    「私を自由にして。ほんの束の間、本当の自分になりたいの」。パーティーの夜が最後のチャンスだった。小国の王女であるアメリアは、もうじき許婚と政略結婚させられる。相手は大国の王子だが、身勝手で、常に周囲からちやほやされなくては我慢できないような性格だった。そんな男性のために、私は操を守ってきたわけじゃないわ…。アメリアはありったけの勇気をふりしぼって、幼い頃に淡い恋心を抱いたラッセル・キャリントン公爵の胸に飛びこんだ…!
  • 罪深きアリアドネ
    完結
    4.0
    人気女優リアンナは、親友キャリーの結婚式に参列するため、少女時代を過ごした街をひさしぶりに訪れた。しかし彼女を待っていたのは、敵意をむき出しにした親友のいとこディアス。彼は、リアンナがキャリーの結婚相手サイモンをたぶらかす浮気相手だと思い込み、サイモンには決して近づくなと警告してきたのだ。冷たく侮蔑に満ちた彼の態度に、リアンナは打ちのめされる。とんだ誤解よ!!私の心にいるのは、幼い頃からずっとあなただけなのに--!!!
  • シンデレラの契約
    完結
    5.0
    島国サッファンを訪れた、美容療法士・ノーラは尊大な皇太子・フィリップを目の前にし、凍りついた。彼は5年前、モデルとしてこの国に撮影に来ていたノーラを一方的にふしだらな女と決めつけ、唇を奪った男…!苦い思い出を蘇らせたノーラに、さらにフィリップは言い放つ。「君は僕の花嫁として、この国に呼ばれたのだ。」
  • 愛はかなわぬ夢に〈パーフェクト・ファミリー6〉
    完結
    -
    男性顔負けの勝気な性格と長身を持つ、キャリアウーマンのサム。ある日、同僚に「女らしくない」と揶揄された彼女は決心する。「運命の人を捜して、結婚するわ!」そんなサムの計画に批判的なのは、州知事である父の補佐・リーアム。お相手探しのためイギリスへ行こうとするサムに、なぜか情熱的なキスを仕掛けてきて!?
  • 歓びの代償
    完結
    -
    投資家探しのため、着飾ってセレブの社交場・競馬場を訪れた若き牧場主のコートニー。牧場育ちでお転婆な彼女は、本当はひらひらしたドレス姿でお金持ちに声をかけるなんて、したくなかったが仕方ない。彼女が亡き母から受け継いだ牧場の借金を返すためなのだから。そこで彼女は、投資に興味をもってくれた謎の男性ジャックと出会うが、まさか彼自身が牧場を見に来るとは思ってもみなかった。ひとつ屋根の下でハンサムな彼と何日も生活をともにするなんて…!
  • 忘られぬパリ
    完結
    2.0
    幼い頃のファーストキスの相手、そして人生で1番情熱的な日々を過ごした人--ミッチェル・カーヴァー。突然姿を消してしまい、何年も音信不通だった彼が、まさか私の上司として現れるなんて!!2年ぶりの再会に「また会えてよかった」と軽くほほ笑むミッチに、彼と過ごしたパリでの幸せな日々がよみがえり、ダーシーの胸はざわめいた。でも、突然私の前から姿を消したあなたに伝えられなかったこと--あなたの子供のことを、今さらどうやって話せばいいの!?
  • 失われた夏
    完結
    3.5
    経営しているホテルの財政が危うくなり、売却することにしたクローディア。しかし、目の前に現れた取引相手を見て、クローディアは呆然と立ち尽くす…!アダム…6年前、クローディアの心を奪い、手ひどく裏切った男。『私に“彼の子供”がいることが知れたら、どうなるの…!?』アダムを恐れる一方、彼の変わらぬ魅力に胸がしめつけられるクローディアは…!?
  • 涙から生まれた恋
    完結
    4.0
    シャーロットは空港で呆然と立ちつくしていた。挙式を明日に控え、婚約者から一方的に別れを告げられたのだ。人目もはばからず涙する彼女に、ダニエルと名乗る男性が声をかけてきた。彼は2週間の休暇でここオーストラリアへやって来たという米国人弁護士。やさしく慰めるふりをしながら、彼女を休暇中の恋人にしようとしているのだ。不誠実な男性とは2度とかかわりたくないわ!けれど彼女は夢にも思わなかった、まさか翌日、彼と結婚式を挙げることになるなんて!
  • 恋に落ちる一週間
    完結
    3.0
    スタイリストのアビーは、ファッション誌『フィネス』の仕事でサファイア島を訪れた。この仕事が成功すれば、業界のトップに立つのも夢ではない。アビーは心躍らせていた。ところが現場に現れたカメラマンは、なんと学生時代からの親友(!?)ジャド。ジャドは野生動物の写真家として世界中を旅していた。思い出したくもない彼との苦い体験…やっと心の整理ができて、それぞれの道を歩き始めたのに、なぜ今?アビーは胸がうずくのを感じてうろたえた!?
  • ある日突然結婚
    完結
    -
    名家の娘・クリスタ。上流階級とはいえ、父は莫大な借金を抱えている。ところが、その借金を肩代わりしようという男性が現れた!「ただし交換条件は、娘・クリスタとの結婚」ですって!?獲物を狙う野獣のような眼差しで非常識なプロポーズをする彼は、青年実業家ロス・ドナヒュー。ヨーロッパ中にホテルやレストランをもつ大金持ち。でも、お金の代わりの結婚、しかも、実は上流階級の権力を得たいという野望のための結婚だなんて……絶対許せない!!この結婚に愛はない。痛いほどそれを感じながら、甘くとろける口づけに、冷静な判断を失っていく…。契約結婚から始まった2人の愛の行方は?!
  • トスカーナの憂鬱
    完結
    4.0
    「姿を変えてもごまかされない。君には償いをしてもらう!」ウェールズの田舎町で暮らすミリーのもとに、突然現れた見知らぬイタリア人男性。彼は、一緒にイタリアへ来て、盗んだ金を返せと言う。--私を双子の姉ジリーと間違えているんだわ!ミリーと母に借金を押しつけ、イタリアに行ったまま行方知れずの姉。その後、母が病気で亡くなったことも知らせることができずにいるけれど、姉の代わりに、この美しい男性の罰を受けなければならないの?
  • 情熱のフーガ
    完結
    -
    ハンサムで情熱的な主ロマンに見初められ、シェリー酒造りの名門に嫁いだキャシー。しかしその結婚生活は悪夢のようなものだった。耐え切れず、イギリスに逃げ帰り1年。ロマンの金を横領した弟のため、キャシーは再び夫の暮らすスペインを訪れる。弟の罪の代償として、ロマンは彼女に3ヶ月の同居を求めるが…!?
  • プレイボーイの初恋
    完結
    -
    大晦日の夜、プレイボーイと名高い御曹子マイケルのもとに、貧しい身なりをした女性が訪ねて来た。「ごめんなさい。赤ん坊が生まれそうなんです…。」ベスと名乗る女性は青白い顔をしながら体を震わせている。親切心からマイケルはベスの分娩にまで立ち会うが、それが翌朝の新聞の一面を飾ってしまい!?
  • 貴族の花嫁
    完結
    5.0
    過去の辛い経験から、恋愛に対して臆病になっているキット。だが休暇で訪れた熱帯の島で、運命の出会いが待っていた。夜中の海で話しかけてきた見知らぬ男性と、なぜかたちまち打ち解け、惹かれあう二人は口づけを交わしたのだ。彼の正体がイギリスの名門貴族フィリップであるとは知らぬままに…。でも、運命は二人を引き裂いて…。
  • 嘆きのウエディングドレス
    完結
    3.0
    親友の結婚式に参列するためミラノを訪れたエリザベスは、花婿となるルチアーノの魅力に負けて、思わず彼にキスしてしまった。こんなの親友のビアンカに対する裏切りだわ…。後悔するエリザベスだったが、それはまだ大事件の序章にすぎなかった。挙式直前にエリザベスの兄が会社の金を横領して、花嫁のビアンカを連れ去ってしまったのだ。しかも、今度は花婿のルチアーノが「君の兄を刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」と脅迫まがいのプロポーズをしてきて!?
  • 突然の逃避行 夢の国アンブリア I
    3.0
    「あなたは、アンブリアのプリンスたちのことをなにか知っている?」その女性は思いつめた表情でデイヴィッドに尋ねた。意外な質問に、彼は息苦しさを覚え、聞き違いかとさえ思った。女性の名はエーメ。妹が残した赤ん坊の父親捜しに、テキサスからやってきたという。ロンドンで社交生活に明け暮れるデイヴィッドには、運輸会社の支社長とは別に、もう一つの隠された顔があった。それはアンブリアの王家に生まれたプリンス・ダリウスとしての顔。だが今はないこの王国の肩書は、限られた者しか知らないはずだった。驚くデイヴィッドに、エーメはさらに思いがけないことを告げた。赤ん坊の父親はプリンス・ダリウスだと、妹から聞かされたと。■10/20刊からレイ・モーガンの3部作〈夢の国アンブリア〉を3カ月連続でお贈りします。国を追われたプリンスたちが、それぞれの恋人とたどる祖国への旅路の結末を、どうぞお見逃しなく。
  • 妖婦を演じて
    完結
    4.0
    元人気モデルのリディアは、児童救済の慈善団体のために開いたファッションショーにかかわった。ところが、その収益金が消えた。お金を着服したのはリディアの母親だったのだ!けれどリディアは、警察の取り調べを受けてもその事実を認めようとしなかった。母を不幸にしたのは自分だという罪悪感にとらわれていたから。窮地に追い込まれたリディアに救済の手をさしのべたのは、大富豪クリスティアーノ。彼の目的は、リディアとベッドをともにすることだった!
  • 王子様は、ある日突然
    完結
    4.0
    美しい継母に、魅力がないと言われて育った大企業の社長令嬢オードリー。浮気した恋人に別れを告げた途端、財産目当てだった彼は彼女を激しく罵り始めた。喫茶店の中、深く傷つくオードリー…。だがその時、一人の男性が現れ、「彼女の新しい恋人だ」と名乗る。窮地を救うその姿はまるで白馬の王子様のようで-。
  • 心のシンフォニー〈ニローリ・ルールズVII〉
    完結
    3.0
    王位継承者の選定に苦慮するニローリ王国を訪れた、亡き皇太子の婚外子アダム。経営する映画会社が危機にさらされている今、王位につくことは会社を守る資金を手に入れる最後のチャンスだ。滞在中用意されたのは盲目の美しいピアノ教師の離れ。ともに暮らすうちアダムは、孤独のなかにあっても変わらない彼女の強さとひたむきさに惹かれ始める。しかし二ローリ王家には、君主の結婚に関する固い掟があって…!?正統なる王族ロマンス<二ローリ・ルールズ>第7弾!
  • カサノヴァの素顔
    完結
    5.0
    ミッシェルのもとに送られてきた結婚式の招待状。それは10年つきあっていたケヴィンからだった。なぜ!?いつもケンカして別れては、すぐに仲直りしていた私たちだったのに…。ショックを受けるミッシェルを慰めたのはお金持ちで有能でハンサムな、完璧すぎるタイラー。あまりにも完璧すぎる彼に反感を感じていたが、1番の友人でもあった。彼のやさしさにミッシェルはある計画を思いつく。それはタイラーと恋人のふりをして結婚式に出席することだった!
  • 運命の夜に
    完結
    4.0
    英国貴族マイルズは、1年前に仕事先のオーストラリアで出会った女性マディーが忘れられない。彼女を抱きたい…狂おしく思いは募り、ついにマイルズは婚約すら解消し、再び彼女の住む国へ向かった!一方その頃、マディーはたまらなく赤ちゃんが欲しくなっていた。でも、自由奔放に生きる彼女は結婚はいやだった。…精子提供者さえいればいいわ。優秀な頭脳と容姿、血統も重要ね。そして子供はひとりで育てていこう。マディーの決意は固まった。
  • 億万長者と無垢な家政婦
    完結
    3.0
    愛する人に裏切られて以来、家政婦のルイーザは恋愛を拒否して仕事に専念してきた。けれど、アルゼンチン出身の億万長者ラファエルに仕えるうち、恋心を抱いてしまう。彼が有名なプレイボーイにもかかわらず。ある夜、ルイーザは悲しみに耐えきれず、ひとりキッチンで泣いていた。帰宅してその姿を見たラファエルは、突然彼女の手首をつかみ、身体を壁に押しつけ荒々しく唇を奪った!ふたりは欲望のままに結ばれる。が、やがて思いがけない運命が待ち受けていた。
  • 微笑みの報酬
    完結
    -
    マリーはメアリー・ポピンズ顔負けの世話係(ナニー)。そんな彼女に舞い込んだ仕事は、32歳の放蕩息子・ニコスを教育し直すことだった!マリーは彼と深く関わるにつれ、彼の言動が愛を知らない少年時代に起因している事に気付く。そんな彼に愛の尊さを教えようとするマリーだが、彼があまりにもセクシーすぎて……。
  • プリンセスの約束〈世紀のウエディング:サン・ミッシェル王国編II〉
    完結
    4.0
    愛する祖国が隣国ラインラント王国に狙われている、と聞いたサン・ミッシェル王国の第2王女アリアンヌ。彼女はその首謀者を探すため、求婚者である隣国の皇太子エチエンヌの招待を受け彼の国を訪れた。“愚かな王女”を演じ情報を集めようとするが、まっすぐな瞳で優しく接してくれる彼の前では思うように演技ができなくて…。
  • 夜よ、永遠に
    完結
    -
    カメラマンのルークはあるパーティーで出会った女が忘れられなかった。魅惑的なグリーンの瞳に男心を惑わす体。セクシーに装った彼女は大胆にもルークを誘い、ふたりは一夜をともにする。しかし翌朝、彼女は名前すら告げずに姿を消した。それから1年半、ルークは偶然その正体を知った。レイチェル・マニング――彼女はモデルで、しかも既婚者だ! どうしてもレイチェルに会って、あの夜の真意を確かめたい! ルークは写真のモデルとして彼女を雇うことにしたが?
  • 危険すぎる契約
    完結
    4.0
    ミスティの経営するケータリング会社は倒産の危機に瀕していた。 そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、イタリア系大企業の重役レオーネ・アンドラッキ。しかし彼は支援の見返りとして、ミスティに恋人のふりをするように要求する。女性には不自由しないであろう彼がなぜ?ミスティが選ばれた裏には恐るべき計画があった…!!
  • 花婿はいらない〈ボスには秘密!V〉
    完結
    3.0
    最近、社長のケインの様子がおかしい。秘書のマギーは困惑していた。密かな憧れの人だったケイン。去年の夏、彼への淡い想いを断ち切るためにある重大な決心をしたのに、伝えるチャンスがなくて…。だが、ある日ケインにランチに誘われたマギーは「社内にケインの子供を妊娠した女性がいる」ことを告白されて!
  • 誘惑のモロッコ
    完結
    -
    乗馬学校を経営するベスは理想の馬を求めエジプトに買い付けに来ていた。競売場で彼女は理想の馬に出会うが、買える値段ではない。そんな時、ベスはモロッコの王族アザイアの城へ行くことになる。良い馬を手にしたいベスは、一流馬を育てるアザイアの元に留まるのだが、実は城への招待とはベッドへの誘いで…!
  • あの愛をもう一度
    完結
    3.5
    浮気現場を目撃した事がきっかけで、元F1レーサーの夫、ガイとの情熱的な結婚生活が終わったマーニー。4年後、二人の間にあるのは憎しみだけだった。だが、兄夫婦の窮地を救う為、マーニーは彼に融資を求めるはめになる。同居を条件に融資を承諾したガイ。裏切りは許せない、でも愛してる。募る思いはやがて…。
  • 偽りのプリンセス〈失われた王冠〉
    完結
    -
    大学院生のシャノンのアルバイト先に、突然アロビティア国の女官と伯爵が訪ねてきた。シャノンがイリアナ王女にそっくりなので替え玉役になってほしい、というのだ。多額の報酬と冒険心から行方不明の王女役をひき受けたシャノンだが、ほどなく舞踏会という試練が…。ナボタビアの皇太子マルコが結婚を前提にして会いにきたのだ。正体がばれたら大変。身の縮む思いのシャノンに向かって、マルコは「君が異性関係にだらしないという噂は本当か」と問いただしたのだ!?
  • 赤い髪の女神
    3.0
    赤毛の有能な秘書サラは、結婚サークル「候補者の会」を引退することにした。29歳の今まで、ふさわしい結婚相手に出会えず、ほかの人生を歩もうと決めたのだ。そんなサラの前に新しいボス、スティーブンが現れた。ハンサムな顔でエリートな彼は結婚相手に申し分ない。“新しい恋”を求めて、二人は互いにひかれ合っていく。
  • 一日だけの花嫁【あとがき付き】
    3.7
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】挙式したまさにその夜、モリーの夫ショルト・クリスタルディは、花嫁を置いてパンドラという女性のもとに駆けつけた。国際金融市場の頂点に立ち、社交界のスターでもある彼のスキャンダルは新聞にスクープされ、大騒動となる。まだ19歳だったモリーは憧れの男性に裏切られた失意のまま逃げ去り、ふたりの婚姻は解消された。4年後、ショルトと再会した彼女は荒れ狂う嵐の屋敷に閉じこめられ、彼と一夜をともにしてしまう。彼の心は依然、パンドラのものなのに…。
  • 冷たいハネムーン
    3.0
    マロリーは、結婚の約束までした恋人に騙され会社のお金をすべてもち逃げされた。だけど彼を忘れられず、多額の借金だけが残った。救いの手を差しのべてくれたのは、顧客のひとりトールだった。借金肩代わりの交換条件はトールとの結婚。仕方なく形だけの夫婦生活を送っていたある日、トールが突然スコットランド高地の古城を相続、そこに住むことになった。愛のない結婚生活に耐えかねたマロリーは、離婚を条件に彼にある提案をしたのだが…!!
  • 狙われたプリンセス 王家の恋 VI
    3.0
    王女ナディアの運命は動かしがたいものだった。タミール王国君主シーク・アーメドの長女として王室顧問で封建的な男性バトラス・ダビールと政略結婚をする。それが国の繁栄のためであり、王族の生き方なのだ。彼女にとって唯一の慰めは、芸術活動と孤児院への訪問だけだった。ある日ナディアは、イギリスの外交官ゲージ・ウェストンと思いがけず親しくなる。自由な考え方で女性を敬い、ナディアの孤独に深い理解を示す彼に婚約者がいる身でありながら彼女は惹かれずにはいられなかった。彼が実は国際的なスパイで、国家間の陰謀をあきらかにするため王女である彼女を罠にかけようとしているとも知らずに……。
  • 秘めた愛の行方
    1.0
    パーティの夜、フェイスは資産家の次男コールと熱い一夜を過ごした。しかし翌日、コールは突然彼女の前から姿を消してしまっていた。コールの子を身ごもったことに気づいたフェイスは途方にくれ彼の兄テッドとの結婚を決意するが…。9年後、テッドが交通事故で亡くなるとコールが再び彼女の前に姿を現して…!?
  • 孤独な富豪
    4.0
    イギリスに帰国する直前、ホリーは荷物のなかに自分が模写した細密画のオリジナルを発見した。とんでもない犯罪に巻きこまれた…信じていた男性にだまされたのだ!ローマ行きの列車に飛び乗ったものの、とっさに逃げこんだ1等車のコンパートメントには、鋭い目をした判事マッテオがいて、ホリーが警察に追われる身であることを即座に見抜いた。だがなぜか彼はホリーを警察には渡さず、自分の屋敷に連れ帰った。パスポートも取りあげられ、不安な日々が始まった!
  • いつわりの結婚式
    5.0
    「起きろ、ここを出るんだ」午前3時。内乱の起きているヨーロッパの小国ダルマティア。ジャーナリストのケイティはホテルで休みをとっていた。グレアム…あなたが何故ここに?突然、銃声、爆発音が響く。彼に助けられたのはもう何度目になるだろう。彼は何者なの?その上、偽の結婚式を挙げる事になるなんて!?
  • 魔法のハーブを求めて 恋人たちのレストラン
    -
    父親が経営するレストランの自慢メニューが危機に瀕している。娘のイザベラは、気が気でなかった。ソースに入れるバジルが、王家の城の庭だけに生える貴重なもので、いつもは父が忍び込んで摘んでいたが、病気で倒れてしまったのだ。バジル摘みは、店で働くイザベラの手にゆだねられた。城には王子のマックスが住んでいるが、こもりがちで謎めいた存在。村の娘をさらっては地下牢にとじこめているという噂もある。バジル採りに行って、もしも王子に見つかったら?イザベラはおびえながらも、月の夜になんとか庭に入り込んだ。だが、すぐに馬に乗った黒ずくめの男が彼女のほうに迫ってきた。あれが噂の王子なの? 大変、つかまったらどうしよう!
  • ボスに贈る宝物
    完結
    4.0
    「僕の子を産む母親を探してくれ」密かに想いを寄せるボスから唐突に難題を突き付けられた秘書のヘイリー。聞けば自分の跡を継ぎガルニエ建設の社長となる子供がどうしても必要なのだと言う。条件はふたつ。知性があって美しいこと。彼が結婚するなんて…ショックで早退してしまったヘイリーだが、ボスは早々に相手を見つけてしまったらしい。「条件どおりの女性がいたんだ。」いやよ、聞きたくないわ!しかし返ってきた言葉は意外なものだった。「君だ、ヘイリー」
  • 銀盤のプリンセス
    3.0
    「プリンセス」と呼ばれるほど人気のフィギュアスケート選手マリスはある夜、連続殺人犯に襲われる。間一髪で助かったが、犯人を目撃したため命を狙われることに。そんな彼女を守るため、敏腕刑事マッケイが立ちあがった。彼は警備のためマリスを自宅にかくまうが、守りたいという気持ちがやがて恋へと変わり…。
  • 二人の年月
    3.5
    ヘザーが7歳の時、里子として迎えられたカイル。両親の愛情が奪われることを恐れた彼女は憎しみを募らせ、17歳の夜、ある事件で彼を追い出してしまう。6年が経ち、病で倒れた父のために青年実業家として成功した彼の元を訪ねたヘザー。過去を悔いて本当の兄妹のような仲の良い関係を望む彼女にカイルの反応は・・・!?
  • 運命の夜に
    -
    一年前、仕事でオーストラリアを訪れたマイルズは、パーティーで出会ったマディーという女性の魅力にとりつかれてしまった。彼女を抱きたい……狂おしい思いはつのるばかりだった。そんな気持を振り切ろうと、彼は愛のない結婚さえしようとした。だがセクシーなマディーは魔性の女。どうしても忘れられない。ついにマイルズは婚約を解消し、再び彼女の住む国へ向かった。そのころ、マディーは親友キャロリンが産んだ赤ちゃんを見て母性本能を呼び覚まされ、たまらなく子供が欲しくなっていた。でも、自由奔放に生きる彼女は結婚はしたくなかった。結婚せずに子供を産む――それには適当な精子提供者がいればいい。もちろん優秀な頭脳と容貌と血統を持った男性が最高だ。そして子供は一人で育てていこう。マディーの決意は固まった。
  • 罪深き誘惑
    -
    ロンドン郊外の会社に勤めるリジー。4年前、彼女は憧れの男性フィリップとベッドをともにしたことから誰にも言えない秘密を抱えていた。そんなある日、音信不通だったフィリップが突然現れこう告げた。「君ともう一度ベッドをともにしたい」と。彼の熱い瞳の前ではリジーは逆らうことはできなかった…。
  • プリンスの宿命〈カラメールの夢物語III〉
    5.0
    長年の夢であるペンション経営のため、カラメール公国へ戻ってきたカリッサ。だが、そこに大公家の王子エデュアールが突然現れる。彼こそカリッサの、無惨に破れた初恋の相手だった。失恋の痛みも癒えぬ彼女に、エデュアールは驚くべき言葉を告げる。私がやっとの思いで購入した、ペンションの所有権は彼にある、ですって・・・!?
  • 恋を忘れたプリンス〈カラメールの夢物語II〉
    4.5
    一年前、カラメール公国の王子マティアスの警護をしていたジャシンタ。やがて二人は互いに惹かれあっていくが、“依頼人”との恋愛は禁物と思い、ジャシンタは城を去った。―想いを断ち切った今、事件に巻き込まれて昏睡状態になったマティアスを再び護衛することになる。動揺するジャシンタをよそに、マティアスは記憶喪失で―!?
  • プリンセスへの旅〈カラメールの夢物語I〉
    -
    ラジオ局の懸賞旅行に当選したサリナは南太平洋に浮かぶカラメール公国に招待される。胸を弾ませ到着した彼女を待っていたのは、カラメール公国のジョスカン王子だった―!“王族の方が私に何の用かしら・・・”不安を抱え事情を尋ねるサリナに、王子は衝撃の事実を告げる。「君はこの国の王女。今、僕たちには君が必要なんだ」。
  • 無邪気な愛人
    3.0
    ある大富豪の看護の仕事をしているボニー。彼から、かつてひどい仕打ちをして捨てた息子ディミトリとの仲をとりもってほしいと頼まれる。息子は今ではギリシア有数の実業家となって父親の会社を買収し、窮地に陥らせているらしい。実の父親に復讐なんて間違っているわ!同情した彼女は地中海の島に赴く。そこで出会った美しい男性と情熱的な恋に落ちるが、彼の正体こそ探しているディミトリで、ボニーのことを父親の愛人だと誤解していることなど知る由もなく…!?
  • 花嫁の反抗
    2.7
    ハンサムな大富豪ジェラードと夢のような結婚をしたリア。だが、夫の衝撃的な話を立ち聞きする。「愛する女性と結婚する男は愚かだ。僕がリアと結婚したのは彼女が無垢で、理想の花嫁に仕立てるのに申し分ないからだ」。愛の言葉がすべて嘘だったなんて!傷ついたリアは家を飛び出す。半年後、クルーズ船の甲板員として自活するリアの前に現れたのはジェラードの双子の弟ギャレス。見た目はそっくりでも性格は夫と正反対でやさしく愛あふれる彼に惹かれてしまうが…!?
  • 冷酷なプレイボーイ
    -
    夫を亡くしたあと、ひとりハウスクリーニング業を興したリサ。ある日怪我をした従業員の代わりに、ビーチに面した豪華なペントハウスへ向かうことになった。そこの住人は無愛想なジャック・キャシディー。なんと彼はリサも大ファンの有名小説家だった! それを聞いたジャックは初対面のリサに突然、明日の授賞パーティーへの同伴に誘ってきた。もう男性とはデートしない。そう誓ったリサは抵抗するが、彼の魅力には逆らえず、抑えられないときめきが広がるのを感じた。
  • 地中海をわたる風〈ニローリ・ルールズIV〉
    4.5
    イザベラは地中海の島国、ニローリ王国の王女。彼女の愛するニローリでは今、世界トップレベルのリゾート開発プロジェクトがもちあがっていた。実現すれば国は豊かになる。イザベラはどうしてもその交渉をまとめたかったが、プロジェクトの責任者ドメニクは、美しいだけのお姫様の話につきあうつもりはなかった。あきらめない彼女に彼はある提案をもちかけた。「1週間だけ、僕の故郷の島で過ごしてほしい」と。正統なる王族ロマンス<ニローリ・ルールズ>第4話。
  • 富豪の愛人/ダーリンをさがして
    4.5
    お金持ちのお嬢様として気ままに生きてきたミランダ。スキー旅行に出かけたが、吹雪で遭難してしまった。と、目の前に、明かりの灯った山小屋が。なかには超ハンサムで威圧的な男がいた。その男を山小屋の管理人と思いこみ、ミランダはわがままに振るまう。しかし男はあくまでも高圧的な態度をとる。考えてみれば彼女は、この狭い小屋に、見知らぬ男とふたり閉じ込められたも同然なのだ(「富豪の愛人」)。「ダーリンをさがして」も同時収録。
  • 情熱は嵐のあとで
    3.0
    母親が亡くなる直前、大富豪の祖父がいることをエマに告げた。そこで、不安を感じつつも素性を隠し、祖父に近づくことにしたエマ。そんな彼女を出迎えたのは、祖父を慕う男、コンラッドだった。エマは傲慢で危険な魅力を持つコンラッドにひと目で反感を抱く。しかし祖父の容態が悪化した時、彼はエマに意外な提案を・・・。
  • クリスマスは特別に
    -
    ★ひそかに思い続けた男性からのプロポーズはロマンチックな夢とはかけ離れて……。★マティーは学術書の翻訳の仕事に打ち込み、家に閉じこもりがちだが、控えめで穏やかな人柄は人の心を和ませる。それを知っているのは幼なじみのジェームズだ。父親の跡を継いでマティーの父と建設会社を共同経営する彼は社交界の花フィオナとの婚約でゴシップ欄をにぎわし、わずか二カ月後の破局で、またもやさんざん書き立てられた。ジェームズに同情を覚えていたマティーは、クリスマス休暇に押しかけるという彼を快く受け入れる。ジェームズは静かな数日を過ごしたのち、出発の朝、切り出した。「ぼくと結婚してくれないか」これは悪い冗談?それとも、フィオナへのあてつけ?少女のころからずっとジェームズを愛してきたとはいえ、こんなプロポーズをすなおに受け入れられるものですか!
  • 伯爵家の相続人
    4.0
    父を亡くし、傷心の旅でカナダからイギリスへきたジギー。大道芸で日銭を稼ぐ彼女の前に、ある日一人の男が現れる。彼は彼女の祖父に頼まれ、迎えに来たと言うのだ。魅力的だが、上流階級を匂わす尊大な態度をとる彼に、ジギーはいらだち、反発する。が、「君は伯爵家の相続人だ」と彼が信じられない事を言い・・・!
  • ウエディング・ナイト
    5.0
    フィオーナはシドニーの人気ウエディングコーディネーター。ある日、大富豪のキャスリンから息子の結婚式を演出してほしいと頼まれた。が、息子フィリップとは10年前に結婚していたフィオーナの元夫。なのにキャスリンは目の前のフィオーナが元嫁だと気づきもしないのだ。複雑な思いを抱えながらも仕事をひき受けたフィオーナだが、打ち合わせに現れたフィリップは彼女にすぐに気づき、冷たく言い放った。「なんのまねだ? そんな芝居はすぐにやめるんだ!」
  • 買われた妻
    4.7
    ロミーは、かつて自分を傷つけた大富豪シャビエルのオフィスに向かっていた。父の横領に対する告訴を取り下げてもらうためだ。憎くて仕方がないけど、彼に頼るしかないわ…。だが、再会した彼は懇願するロミーにある提案をもちかけた。助ける代わりに彼と結婚し、子供を産めというのだ! 私に後継ぎを得るための道具になれと言うの!? 抵抗するロミーに、彼は「代償もなしに援助すると思うのか?」と、嘲るような笑みを向ける。「やめて…」彼の瞳が暗く光った。
  • ボスに捧げた夜
    3.0
    財閥の御曹司として、父に代わり臨時のCEOを務めることになったヒュー。仕事よりも女性を愛する天性のプレイボーイの彼だったが、有能な秘書キャスリンにより遊びの時間はすべて削られ、いまや仕事漬けの日々だった。だが、最初こそ反発したものの、ヒューはキャスリンを恨むどころか、近頃彼女にどんどん惹きつけられていた。他の女性など目に入らないほどに。ある朝、顔にあざを作って泣きはらすキャスリンを見て、抑えてきたヒューの想いが一気に溢れだし!?
  • アンダルシアの誘惑
    -
    「母は、妊娠した自分を捨てた父をずっと愛していた」 ロージーは父に亡き母の想いを伝えるため、父の館で家政婦の職を得る。しかし父はあいにく不在。 そんな時、ロージーの前にセクシーな男性セバスチャンが現れた。彼女は彼の優しい態度に初めてのときめきを覚え、気がつけば彼に抱かれていた。 私も母と同じ運命をたどってしまうの・・・?
  • ハリケーンの夜
    3.6
    夫を交通事故で亡くし、会計士の仕事をして暮らしているハニーは、ある晩、退屈なパーティに出かけた。途中で帰ろうとした彼女の車に、一人の女の子が置き去りにされていた。ハニーが女の子のカバンについていたメモを頼りに父親に連絡をとったところ、彼はどうもテレビで活躍中の二枚目スターらしいのだが…。
  • 天使のついた嘘
    -
    ★男の前に突如、舞い降りた天使。彼女には隠された使命があった・・・・・・。★ヘイリーはおじけづきそうになる気持ちを必死に奮い立たせ、サム・ウイントンの屋敷の前に立っていた。果たしてこの計画がうまくいくのか、自信はまるでない。それでも彼に近づく絶好のチャンスに怯えてはいられなかった。著名な児童書作家であるサムは、新作の宣伝で各地を回る間の屋敷の留守番を探していた。ヘイリーはその職に応募し、とうとう面接までこぎつけたのだ。この仕事につきたい理由は別にある。亡き妹をもてあそび、裏切ったサムに対する復讐だ。ところが、門の向こうに現れた長身で黒髪の男性は、妹が言っていた野獣というより、中世の騎士のイメージに近かった。ヘイリーはなぜか急に、彼をだますことに迷いを覚えた。
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
    -
    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 罪なき愛人
    3.0
    7年前、恋をしていたジョージアは男に一夜の愛人のように扱われた。そして、男なら誰にでも身を投げる女だと軽蔑されたのだ。2度と過ちは繰り返すまいと決心した彼女に、ある日電話がかかってきた――ジョージアの身も心もひき裂いた憎い男、ジェイソンからだった。義父のハロルドが亡くなり、全財産が彼女に遺されたと告げるジェイソンの声には、ジョージアへの侮蔑がこもっていた。いいわ、思い知らせてみせるわ。彼女はジェイソンと対決する決心をした!
  • 公妃の憂鬱
    完結
    2.5
    公国の君主ダミアーノと公妃ソフィアは5ヶ月前から別居状態。幼い頃から想いを寄せていた相手と結婚したソフィアだったが、その心はもう限界・・・。夫には結婚当初から愛人の影がちらついているのだ。国民にも離婚を噂され、息子だけが心の支えの彼女にダミアーノは、噂封じの為に幸せな妻を演じろと命じて!?
  • レディーの涙
    完結
    -
    サン・リナルド公国を統治するモンテクレスピ家の末娘・カテリーナ。彼女は兄に恋人と別れさせられた辛い過去がある。兄が信頼を寄せる建築家・マシューに入れ知恵されたに違いない。そう確信したカテリーナは彼の本性を暴こうとする。しかし、彼の秀でた才能と危険な魅力を知るうちに次第にひかれてしまい・・・!?
  • 嫉妬
    完結
    5.0
    母の遠縁で幼馴染のトムといつの日か結婚することを夢見ていたローラ。でも、想いは伝えられず、“兄妹”から進展はなかった。そんなある日、父の不正が発覚して…!?病弱な母を気遣い、ローラは父のボス・ランドールの取引に乗ることに。横領の事実を水に流すのと引き換えに、彼はローラに結婚を申し込んだ――。
  • 冷たいプロポーズ
    3.0
    ★強要された結婚・・・・・・。ペイジは真実を知らぬまま彼を受け入れた。★アントニオはテレビ番組制作会社のヨーロッパ支局長。ある日、社長のコンラッドに呼ばれ、とんでもない話を切り出された。十七歳のころから家出を繰り返す娘のペイジを落ち着かせるために、結婚させたいというのだ。そして彼の選んだ相手が、アントニオだった。「娘と結婚すれば、私の地位は君に譲る。もし拒否すれば、君のライバルに同じ提案をする」アントニオはまるで脅迫だと憤ったが、ライバルに負けるのは耐えられず、結局申し出を受け入れた。地位を譲られたのち、離婚する手もあると自分に言い聞かせて。ペイジにとっても、その話は意外だった。十七歳のとき、冷たく拒絶されてからも、ずっと彼を忘れられずにはいたけれど。でも、今になっていったいどうして・・・・・・?再会は、どちらにとっても苦く、心ときめくものではなかった。
  • あなたの面影を
    完結
    -
    ダイアナはフラワースタイリストとして自立していたが、幼い頃父に虐待されて心に深い傷を負っていた。その時、いつもダイアナを助け守ってくれたのがキャメロンだった。だけど名家の御曹司の彼とは身分が違いすぎて、彼女の恋は叶うはずもなかった。キャメロンが町を出たあと、ダイアナは彼の面影を胸に生きていた。その彼が10年ぶりに帰ってきた!なぜ今になって? 再会はほろ苦かった。ダイアナのお腹には赤ちゃんがいたし、キャメロンはひどく酔っていて…!?
  • 終わりなきシナリオ
    4.3
    高校で1番のハンサム、ジョーイと秘密の恋に落ちた上院議員の娘ヘザー。しかし思いがけない妊娠により、ふたりの仲はバレ、両親によってひき裂かれてしまう。成長し、婚約者がいる身でありながらいつまでも胸の奥にくすぶる悲痛な初恋の思い出…。しかし、アカデミー賞授賞式をテレビで見ていたヘザーは驚愕する。ジョーイが世界一セクシーな映画スターとなって主演男優賞を受賞したからだ。しかも、壇上のコメントは――「ヘザー、君のことが忘れられない」
  • 償いの結婚式
    完結
    2.0
    複雑な家庭環境に育ち、誰の子供か断じていえない幼子をかかえるクリッシー。まさに困窮のどん底で、因縁の貴族・ブレイズと再会する。美人の姉に比べ不器量だった少女時代、クリッシーの心を深く傷つけたこの男。クリッシーは屈辱を覚えながらも、生活のためにブレイズの屋敷で家政婦として働くことになるが・・・。
  • 禁断の夢
    完結
    2.5
    ローラは父の訃報を聞き、10年ぶりに故郷ウェールズに帰る。そこで待っていたのは義兄オリヴァー、かつて禁断の恋に身を焦がした相手だった。「二度と同じ過ちを繰り返したくないのに…」。いまだに彼への愛は消えていないと気づいて悩むローラ。だが彼女は知らなかった。二人の破局と、父の死には義母ステラが関わっていたことを…!!
  • 禁じられた恋人
    完結
    3.0
    ニック・コールマン――貧民街で不良少年として育つものの、故スタンウェイ氏によってビジネスの才能を見出され、今では青年実業家兼プレイボーイとして名を馳せる――スタンウェイ氏の愛娘であるサラは、この後見人にずっと恋心を抱き続けてきた。しかしニックは少女時代から知っているサラを、一向に女性として見ようとはしない。彼を振り向かせたい一心でサラは、クリスマス・ランチに招いた男友達を恋人と偽り、熱烈なキスシーンをニックに見せつけるけれど…!?
  • 放蕩者の求婚
    2.0
    シーアは没落貴族の娘。幼い弟妹を5人も抱え、生活に困っていた彼女に救いの手を差し伸べてくれたのが、友人バーティ。裕福な彼は、結婚を申し込んでくれたのだ! だが、シーアはどうしても財産目当ての結婚を受け入れられず、なんと祭壇にバーティを置き去りにして逃げ出してしまった。すると、バーティのいとこで侯爵のジャックが訪ねてきて信じられない提案をしてきた。「金目当ての結婚は良心がとがめたのか? ならば金ならある、僕の愛人にならないか?」と。
  • 花嫁の胸騒ぎ
    -
    仕事の帰り道、ベサニーは寂しい峠道で霧にとらわれ、さらにタイヤがパンクして途方に暮れていた。そこに現れたのは、夢のように素敵な男性ジョエル――6年前、ベサニーがひと目見て恋におちた男性だった! 驚くと同時に、その紳士的な態度に彼女はますます心惹かれた。霧のためにホテルで一夜を過ごしたふたり。そしてロマンティックなムードのままベッドをともにし、夢心地で翌朝、目覚めたベサニー。しかし隣にいるべき運命の人の寝床はすでに冷えていた…。
  • いたずらな宿命
    完結
    3.0
    やり手実業家ダリアン・ワイルドマンが、実はシーク!? 本人も知らない秘密を偶然知ってしまった売れないモデルのララ。なりゆきから事の真偽を確かめることになった彼女は、彼の会社のイメージガールを選ぶオーディションに駆け込む。 そこで待っていたのは、自信と傲慢さに満ちた、紛れもなく王家の血を引く男性だった・・・!
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    4.0
    エリーズはくずれおちそうになるのを必死にこらえていた。散財と浮気を繰り返していた夫が、莫大な借金を残したまま突然死んでしまったのだ。霧雨の降る葬儀の列席者のなかに、ひときわ目立つ男性の姿があった。見覚えのないその男性--夫の雇主で大企業の経営者ヴィンチェンテは葬儀のあと、なぜかエリーズを食事に誘ってきた。危険な光を放つヴィンチェンテの瞳に不安を覚えつつもエリーズはその誘いを受けてしまう。彼の目的はいったいなんなのかしら?
  • 愛を試す一週間 億万長者に恋して
    2.0
    シドニーの高級宝石店に勤める美貌の販売員タラは、ホテル王のマックスに見そめられベッドをともにした。一年がたち、二人は関係を続けているものの、最近のタラは恋人というより愛人に近い。仕事で世界じゅうを飛び回るマックスはあまりシドニーに戻らず、たまに会ってもホテルのベッドで過ごすだけだ。彼は将来の約束も口にしない。二人の関係はこれからどうなるのかしら。胸に不安がめばえ始めたのと時を同じくして、タラは彼の子を身ごもっていることに気づいた。■セクシーで情熱的な作風が読者を魅了してやまないミランダ・リーの作品をお届けします。来日経験もある彼女が描く今回のヒロインは、母国語並みに日本語を操るという女性です。

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