冷たいプロポーズ

ミランダ・リー / 山本瑠美子

★強要された結婚・・・・・・。ペイジは真実を知らぬまま彼を受け入れた。★アントニオはテレビ番組制作会社のヨーロッパ支局長。ある日、社長のコンラッドに呼ばれ、とんでもない話を切り出された。十七歳のころから家出を繰り返す娘のペイジを落ち着かせるために、結婚させたいというのだ。そして彼の選んだ相手が、アントニオだった。「娘と結婚すれば、私の地位は君に譲る。もし拒否すれば、君のライバルに同じ提案をする」アントニオはまるで脅迫だと憤ったが、ライバルに負けるのは耐えられず、結局申し出を受け入れた。地位を譲られたのち、離婚する手もあると自分に言い聞かせて。ペイジにとっても、その話は意外だった。十七歳のとき、冷たく拒絶されてからも、ずっと彼を忘れられずにはいたけれど。でも、今になっていったいどうして・・・・・・？再会は、どちらにとっても苦く、心ときめくものではなかった。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン・イマージュ
• ページ数: 160ページ
• 電子版発売日: 2011年06月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

テレビ番組制作会社ヨーロッパ支局長のアントニオは、ある日、社長のコンラッドに呼ばれ、思いもよらない話をされた。１７歳の頃から家出を繰り返すコンラッドの娘ペイジを落ち着かせるために選んだ結婚相手がアントニオをだというだった。しかもペイジと結婚すれば今のコンラッドの地位をアントニオに譲り、拒否すれば彼のライバルに同じ提案をすると。アントニオはまるで脅迫まがいの主張に憤りを感じたが、ライバルに負けるのは耐えられず、結局申し出を受け入れることにした。ペイジにとってもその話は意外だった。１７歳の時、アントニオに拒絶されてもずっと彼を忘れることができない存在だったが、あまりも突然の話しに戸惑いを覚えた。

ヒロインのヒーローへの思いの反動がいろいろな行動につなっがってたのね～。
（I-1338）