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  • ★2008年販売トップ3★ハーレクイン・ロマンス ベストセラー3作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★毎月、数多くリリースされるハーレクイン・ロマンスから、2008年にもっとも売れたベストセラー3作品を一気読み。人気作家が大集合のお得なセットです! ●リン・グレアム『ひれ伏した億万長者』横領の罪で逮捕された父を助けたい一心で、告訴した会社を訪ねたグエンナ。経営者アンジェロから、告訴を取り下げるかわりに愛人になるよう求められる。●ヘレン・ビアンチン『縛られない関係』大富豪の敏腕弁護士ザックと交際しているリセイン。彼の子を身ごもったことに気づくが、同じ日、彼が別の女性と婚約したと報じる記事が新聞に載った。●ミランダ・リー『冷酷な求婚』誠実な男性と平穏な家庭を築くことを夢見る家政婦のエミリー。雇主である大富豪セバスチャンに恋していると気づき辞表を出すが、彼からある提案をされる。
  • ★究極の癒やし★ベティ・ニールズ短編3作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★心潤す優しい作風で人気のベティ・ニールズ、永久保存の3作品をセットでお得に!  ●『魅惑のドクター』看護師のジュリアは患者のつきそいでロンドンからスコットランドに赴いた。ところが到着した家で雪に閉ざされ、1泊することに。深夜、ふいに玄関先に現れたのは青い瞳の大柄な医師アイヴォだった。●『プロポーズは慎重に』セーラは家族でフランスを旅行した帰りに車の事故に遭う。怪我で入院した家族の担当医はリトリク。幸い無傷だったセーラが泊まるあてがないと知ると、リトリクは彼女を自宅に招待し……。●『ドクターにキスを』1組の男女がフィリーの住む牧師館にやってきた。先日、道に迷っているところを助けた二人だ。その男性ジェームズにフィリーはひそかに惹かれるが、彼は都会に住む名高い医師で、一緒にいるのは完璧なまでに美しい婚約者だった。
  • ★女王の風格★ダイアナ・パーマー人気短編5作セット
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    ★お得な20%OFF価格★ロマンス界を代表する人気作家ダイアナ・パーマーを5作まとめて一気読み! ●『運命を紡ぐ花嫁』鉄道王の娘エレンは財産目当ての求婚者たちにうんざり。困っているところを救ってくれたジョンに惹かれるが、彼の目的は……? ●『クリスマスプレゼントは私』18歳のとき、ドリーはコリガンに夢中になったが、結婚はしないという彼の言葉に傷つき彼のもとを去った。8年後、二人は再会する。●『トム・ウォーカー』憧れのボス、トムと一夜を過ごしたイリージアは、その後トムに冷たくあしらわれ、退職して帰郷する。数年後に再会したとき、彼女には秘密があった。●『指輪はイブの日に』トニーは友人がミリセントという悪女のせいで自殺したと聞く。弔問に現れたミリセントを罵倒し、怒りもあらわに詰め寄ると……。●『孤独が終わるとき』女手一つで息子を育てるマギーは人里離れた小さな牧場で休暇を過ごすことに。隣人の牧場主テイトは無愛想な男で……。
  • 償いは残酷に
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    秘書のローレルは今日も野暮ったい服に身を包み、来客のために紅茶を運びに行った。同僚は容姿端麗な客だと騒いでいるが、彼女は何の興味もない。だがそれもその客の顔を見るまでのことだった。男の名はオリヴァ・サヴィジ――15歳のローレルが義父にレイプされかけて裁判になったとき、まるで彼女がそそのかしたように書き立てたジャーナリスト。その記事のせいでローレルの人生は破滅した……。あの悪魔がいったいどうしてここにいるの
  • 残酷な遺産 上
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    遠いあの日の失恋が、美しきレディの運命を狂わせた。 ロマンス界の巨匠が圧倒的な筆力で紡ぐ、壮大な物語! おまえの取り柄はその美しさだけ――物心ついた頃から両親や兄にそう言われ続け、フィリパは操り人形のように生きてきた。そんな彼女が唯一心を寄せたのが、兄の友人ブレイク。だが18歳のあの日、残酷なまでにブレイクから拒絶され、抜け殻となったフィリパはまもなくして、両親の勧める相手と愛のない結婚をしたのだ。あれから16年……結婚後も妻に関心すら向けなかった冷たい夫が、会社経営を苦に自殺した。呆然とするフィリパに告げられたのは、死よりもつらい現実だった。P・ジョーダンの作家人生に残る傑作、堂々の前編。
  • 花を咲かせて
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    ルー・リヴシィ、25歳。花やハーブを育てながら、 飼い犬とふたりきりで田園地帯の古いコテージに住んでいる。 隠居した老婦人のような暮らしと思われても、かまわない。 恋人も夫もいらない、男性は苦しみのもとになるだけだから。 彼らが女性に言い寄る裏には、いつも何か、別の理由があるのよ。 5年前、若すぎた結婚に大失敗してすべてを失ってから、 ルーは、もう決して男性に心を開くまい、と決めていた。 隣に越してきたばかりのニール・サクストンも同じ。 「きみの土地を売ってくれ」いきなり強引に迫ってきたかと思うと、 ほかにも欲しいものがあるかのような目で、ルーをじっと見つめたのだ。
  • ギリシアの恋
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    この光あふれるギリシアの島で、もう一度、自分の人生を生きてみたい。■元看護婦のデメルサは、住み慣れたイギリスを離れ、太陽の光が降りそそぐギリシアの島にやってきた。ここのリゾートに新しくクリニックが開設されることになり、その責任者の職に応募したのだ。悲しい思い出にとらわれた生活から抜け出し、新しい土地で一からやり直そうと心に決めて。幸い、アパートメントの家主ニックは、町の病院に勤める医師で、困ったことがあれば相談にのってくれるという。オリーブ色の肌、彫りの深い顔立ち――エキゾチックな魅力をたたえたギリシア人だ。この六年間、死んだも同然だった心がときめくのを感じ、デメルサはかすかな希望を抱く。彼には美しい恋人がいるとも知らずに。
  • 恋するダイアリー
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    不運が重なってみじめな誕生日を過ごしたキティ。人生計画を練り直 し、“目標リスト”をつくることに。最近、近くに越してきたセクシ ーなテイトと親しくなりたいわ! 美しくなるためにさまざまな努力 を重ねるキティだったが、その願いとはうらはらに、テイトの前では 恥ずかしい失敗ばかり。しかも彼のそばには若い美女がいるのだった。
  • 天使の落とし物
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    ■この世にたったひとりの運命の相手の顔。それはどんな女性の胸にも刻まれている。■いつもと変わらない穏やかな朝を迎えたモリーのもとに、思いもかけない運命が、文字どおり落ちてきた。家のそばの崖で、気を失っている男性を見つけたのだ。彼は隣の農場で働いていたメキシコ人で、不法就労者の摘発の際、脚を撃たれて転落したらしい。モリーはその男性の顔になぜか強く心引かれ、保安官代理である弟にも連絡せず、連れ帰って手当てをした。その男性、アレハンドロ・ソーサは、きれぎれの意識のなかで、姪のホセフィーナを捜してほしいとモリーに頼んだ。農場から逃げる際に、はぐれてしまったのだという。彫りの深い顔に漆黒の髪がつややかにかかる彼を見つめながら、モリーはホセフィーナを捜す決心をする。
  • 偽りの仮面
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    出会った瞬間、マルコはエミリーに惹かれた――心ではなく、体で。愛は不要。ただ求める女性とベッドをともにするのが彼のルールだ。エミリーもそれを受け入れ、彼と暮らし始めた。三年たった今、エミリーは彼への思いを胸に秘め、マルコは……彼女が夢にも思わないほど大きな秘密を抱えていた。

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  • 薬指の契約
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    社長マシューに呼びだされたハリエットは、親友であり同僚でもあるベンとの関係について問いつめられた。どうやら彼女とベン、そしてベンの恋人との三角関係が、社内で噂になっているらしい。ハリエットは即座に否定するが、マシューはいっこうに納得しない。ついには、このままでは仕事にも影響が出ると言い、信じがたい解決策を提案する。

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  • プディングの中は・・・
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    腕のいい料理人のヘブンは、雇主の陰謀によって、彼の不倫相手だという醜聞を流され、仕事も信用もなくしてしまう。そこで、ヘブンは名前を偽り、出張料理人として、元雇主が主催するパーティで仕返しすることにする。だが、そこには心引かれていた元雇主の義理の弟、ジョンも来ていた。彼を復讐劇に巻き込むことになったヘブンは・・・。

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  • 幸せに続く道
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    ロンドンで教師をしているケイトは故郷に向かっていた。傍らにいる最愛の娘は目的地に着くのが待ちきれない様子だ。18歳のとき、私も娘のように旅の終わりを切望していた。愛する人に裏切られ、身ごもっていることを告げられぬまま、ひとりぼっちで故郷をあとにしたときのことだ。今回の帰郷は、そのとき以来こじれてしまった両親との関係を修復するためのもの。しかし、そこで待っていたのは年老いた両親だけでなく、娘と同じ黒髪を持つサイラスとの11年ぶりの再会だった。

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  • 隠された日々 上
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    母のリズが交通事故にあい危篤だという知らせを受け、セイジは少女時代を過ごしたコティングディーンへ戻ってきた。故郷への愛着と母への複雑な感情を断ち切って十五年になるが、自分は母に愛されていないという思いがいつも心の隅にあった。壁画家として成功した今でさえ……。生死の境で、母は自分の日記を読むようにと言った。母の意図をいぶかりながら、セイジはページをめくる。いったいどんな過去が日記に隠されているのだろう?

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  • 誘惑のパフューム
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    ナタリアはニローリ国王からの極秘の要請に呆然とした。今はハディヤ首長国のシークとなっているカディール・ザファーが実は自分の婚外子だと知った国王は彼を皇太子として迎えると同時にニローリの女性と結婚させて王位を譲ろうと画策した。その結婚相手にナタリアを選んだと国王は彼女に告げたのだ。祖国を愛する彼女こそ未来の王妃にふさわしい、と。愛なき結婚を承諾したナタリアは、経営するスパを売却するためヴェニスを訪れた。そこで見かけた長身の男性に心惹かれてしまったのは、どんな運命のめぐり合わせだったのだろうか。

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  • 危険な妹
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    ギリシアの島を旅行で訪れていたクロエは、運悪くパスポートを盗まれてしまう。ホテルの計らいでアテネ行きのヘリに乗り込み、安堵した矢先、降ろされたのは見知らぬ小島。そこで待っていたのは、レオン・ステファニデス――3年前、クロエの胸を引き裂いた夫だった。大富豪の夫は彼女を取り戻すためにすべてを仕組んだのだ!レオンは冷たい笑みを浮かべて言い放った。「ぼくの子を産むんだ。わざと流産した子の代わりにね」

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  • アレジオ公国の花嫁【あとがき付き】〈愛に惑う二人〉
    完結
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    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「私は最高の建築士の話を聞きたい。金髪美人など不要だ!」それは、最悪の出会いだった。大事な商談だというのに、取引き相手であるアレジオ公国の王族サウル・バレンティは、女だからという理由でジゼルを一方的に罵倒したのだ! そのくせ彼は、ジゼルが冷静にビジネスの手腕を示すと、挑発するかのように唇を重ねてきた。これまで仕事相手とキスしたことなどない。ジゼルはなんとか彼をやり過ごそうとするが、彼の発する男性 的なオーラはあまりにも強烈で…。
  • 一度のキスで…
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    雑誌社に勤めるスージーは上流階級のパーティでスクープを狙っていた。そのためには警備担当のエキスパート、ルーカス・ソームズの気をそらさなくてはいけない。でもどうやって? 恐る恐るルーカスに歩み寄り、濃いブルーの瞳に見返されたとき、すべての思考は吹き飛んだ。気がつくと爪先立ちになり、相手の唇に唇を強く重ねていたのだ。だが至福の時はあっけなく終わった。体が乱暴に押しのけられ、怒りと嫌悪に満ちた表情でルーカスが言った。「記事に負けず劣らず、やり口も汚いんだな」■ハーレクイン・ロマンスのベテラン作家ペニー・ジョーダンの新作です。運命の男性に嫌われたスージーは、意外なかたちで彼に再会します。

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  • 過去をなくした天使
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    婚約者を見送りに行った空港で、フェイスは厳しい表情を浮かべた見知らぬ男性に“ミリー”と呼びかけられる。人違いだと言っても彼はあきらめず、あまりのしつこさにフェイスは逃げるように立ち去った。だが数日後、彼が再び現れ、写真を突きつけて告げた。ぼくはきみを3年間、捜していたんだ」そこに写っていたのは半裸の彼女で……。

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  • 恋の代役
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    姪が年上の男性にもてあそばれていると姉から聞かされ、チェルシーは姪を救うため、ある計画を思いつく。世慣れた妖婦を装って相手の男──実業家スレードを誘惑し、姪との仲を引き裂こうというのだ。果たしてチェルシーの演技は功を奏し、いい雰囲気になった直後、彼女はスレードの欲望の手をかわしてその場から姿を消した。後日、思いもよらない場所で二人は再会する。しかもスレードはチェルシーを悪女と思い込み、“あのときの借りは返してもらう”とばかりに彼女に迫り……。

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  • 結婚も悪くない? ブライダルブーケ
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    家族を捨て愛人に走った父と、泣いてばかりの母。そんな両親の姿を見て育ったスターは、愛などこの世に存在しないのだと幼くして悟った。男性を軽蔑し、誰とも深くかかわるまいとしてきたある日、友人の結婚パーティで、恋愛観を語る鼻持ちならないゴージャスな男に出会う。“愛がなければセックスも虚しいだけ”だなんて、女をベッドに連れ込むための綺麗事だわ。その男カイルの本性をどうしても引きだしたくなり、スターは無謀にも彼に誘いをかけた。だが逆にキスで骨抜きにされたばかりか、彼の一言にプライドを粉々にされ……。

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  • 涙のレディ
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    名門伯爵家の次男――マックスは不遇の日々を送っていた。戦地で騎士道精神を発揮した末に名誉を失ったうえ、帰国後は世間から放蕩者と見なされるようになってしまったのだ。鬱屈した思いを胸に過ごしていたある日、いとこに会うため領地の邸宅を訪れたところ、間の悪いことに、独身の女性たちが多く集まるハウスパーティが開かれていた。マックスは彼女たちの評判を傷つけないように身を隠していたが、人気のない温室で見知らぬ令嬢と鉢合わせしてしまう。ところが悪趣味なドレスに身を包んだ彼女は逃げるどころか、苦悶の表情を浮かべて、とんでもないことを頼んできて……。■人気作家ジュリア・ジャスティスがリージェンシーの連作に挑戦します。“ランスレイの悪党”と呼ばれる名門一族の紳士たちのロマンスを描く第1弾は、マックスがヒーローを務めます。
  • ブライダルブーケ 結婚は幸せの鍵?
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    ブーケは花嫁の手を離れ、宙に舞った。次の瞬間、3人の女性が同時にブーケを手にしていた――決して結婚しないと誓った3人が。そのひとり、クレアは愛する人を亡くして2年たつが、結婚する気などまったくなかった。心の傷がうずき、誰かと親密になることも考えられないのだ。ところが義理の妹に頼み込まれ、クレアは義妹の夫の上司に部屋を貸すことになってしまう。そして現れたブラッドの顔を見たとたん、彼女は驚いて頬を赤く染めた。予想外に若くハンサムな彼はその日、公園でクレアの唇を奪い、心を掻き乱した男性だった。
  • 恋は炎のように
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    母親を亡くして以来、エマはいつも妹の尻ぬぐいをしてきた。だが、今度ばかりはエマにも手に負えない厄介事が舞いこんだ。敏腕実業家として知られるドレイクの車を、妹が壊したのだ。代償として、エマは彼の雑誌に出るよう求められ愕然とする。その男性誌は彼が最近傘下におさめた出版社のもので、女性のヌード写真も扱うほど扇情的なものだ。モデルでもない私があんな雑誌に出なければならないなんて。断れば妹を相手に訴訟を起こすと脅され、エマは力なくつぶやいた――承諾するしかありません、と。
  • 砂漠の花嫁
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    ベサニーは学生時代、留学中のダタール国王子ラズルと知り合った。エキゾチックで危険な魅力を漂わせるラズルに惹かれ、彼もまたベサニーのことを激しく求めるようになる。しかし2人の育った文化が違いすぎたため、ベサニーは彼を拒み、ラズルもやがて留学期間を終え、国へと戻っていった。あれから2年。ベサニーは仕事でアラブに派遣され、気がつくと、ダタール国の豪華絢爛たる宮殿へいざなわれていた。そして、この出張がラズルの用意した罠だったと知らされる。ラズルは怖いほど端整な顔に不敵な笑みを浮かべ、告げた。僕のハーレムで君に女の悦びを教えてやろう、と。
  • 穏やかな彼 前編
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    よれよれの服に冴えない眼鏡の仕事人間、ジョン・フィリップ。それが、ソフィのボスだ。時代の寵児と呼ばれる天才も、実のところ、身の回りのすべてを秘書の彼女に頼りきっていた。亡兄の子供たちを引き取った彼から便宜結婚を申し込まれたとき、ソフィはさほど驚きもせず、すぐに“イエス”と答えた。男性不信のソフィにとって、彼だけは信頼できる男友達だからだ。ところがある日、シャワーから出た彼と鉢合わせした瞬間、ソフィの胸に奇妙なざわめきが広がった。嘘でしょう? このセクシーで魅惑的な男性がジョンだなんて!
  • 誘惑という名の復讐
    値引きあり
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    ヴィヴィアンはタブロイド紙の記事を見て愕然とした。夫ルカの2年前の浮気報道がでっち上げだったというのだ。当時、プレイボーイで億万長者の彼との結婚生活に、自分の居場所を見失っていた彼女は、記事を真に受けて家を出た。でも、彼は潔白だった! 私が彼を信じられなかったばかりに――。いてもたってもいられず、ヴィヴィアンは過去の過ちを償うため、彼に会いに行った。だが久しぶりに再会した夫は、謝罪する彼女に軽蔑のまなざしを向けるだけだった!
  • 美しき侵入者【あとがき付き】
    完結
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    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「子供たちを守るために。やるしかないんだわ」その熱心さで若くして学校長に抜擢されたジョディ。彼女は覚悟を決め高級ホテルの一室に消えた。実は生徒たちの親の大半が勤める工場が買収され、閉鎖の危機に追い込まれていたのだ。買収先の社長は気鋭の実業家として有名なレオ・ジェファーソン。生き馬の目を抜く経済界で辣腕を振るう彼に、この窮状を訴えるには直接交渉するしかないとアドバイスされ、社長が宿泊するホテルの部屋に忍び込むことになったのだが…!?
  • 長い冬
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    カリブ海の島で旅行会社に勤めるオータムは、目の前に現れた男の姿を見るなり、顔面蒼白になった。ヨーク・レイン……世界的に有名な航空会社の社長で、19歳のときにオータムが結婚した相手だ。幼かったオータムは彼が属する派手な上流社会になじめず、結局、短い結婚生活は破綻し、ロンドンの家を飛びだした。いったいなぜヨークがここにいるの?戸惑うオータムに、ヨークは冷たく言い放った。急遽妻が必要になったから、4カ月の間だけ戻ってこい――そうすれば正式に離婚に応じよう、と。
  • 愛したのは私?
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    ルシールは、再婚を間近に控えた双子の姉に泣きつかれ、代わりに姉の元義父フィデリオを見舞うため異国を訪ねた。出迎えたのは、フィデリオの隣人だという富豪のホアキン。そこでルシールは、あろうことか姉が数年にわたり、年老いた元義父に金を無心していたと知らされる。ホアキンはルシールを姉と誤解したまま冷酷な視線を向け、金を全額返済すると誓うまでこの地に監禁する、と脅した。正体を明かせば彼は姉のもとへ行き、結婚は破談になるだろう――姉を助けるため、ルシールは囚われの身になるほかなかった。
  • プロポーズを夢見て
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    ブリタニアが看護師として働く病院に、高度な手術を行うためにオランダから外科医がやってきた。その外科医、ファン・ティーン教授を目にしたとたん、ブリタニアは直感した。この人と結婚する、と。なぜそんなふうに感じたのかはわからない。確かに医師としては優秀だが、彼のことはなにも知らないのだ。しかも、すぐにオランダへ帰ってしまう。だが、ブリタニアは自分の直感を信じ、オランダへ休暇に出かける同僚に同行することに決めた。きっとオランダで教授にまた会えるわ。これが運命なら。★本作でベティ・ニールズは、結婚に向けるヒロインの切ない思いを厳しいけれど温かい筆致で描いています。涙と笑いがふんだんに盛り込まれ、最後はヒロインに拍手を送りたくなることでしょう。★
  • 無口な求愛
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    華やかな社交界に憧れる男爵令嬢のアマンダは、高名な侯爵の親戚を屋敷に滞在させることになり、期待に胸をときめかせて客を待っていた。だがそこへ現れたのは、薄汚れたごろつきのような男。アマンダは思わず言葉を失うが、数日後、朝食の席ででくわした彼を見てさらに驚いた。そこには、ハンサムな顔立ちの颯爽とした紳士がいたのだ。彼――グレヴィルに魅力たっぷりの笑みを投げかけられ、アマンダの心臓は早鐘のように打ち始める。でも謎めいた彼に惹かれてはならない。私の夢見てきた社交界デビューはもう目の前なのだから。■理想の花婿、理想の結婚を思い描いて生きてきたアマンダ。ところがデビュー前の巡り合いが彼女の心を迷わせます。人気作家ジュリア・ジャスティスの約2年ぶりとなる、貴重な新作です。
  • 憎しみが情熱に変わるとき【あとがき付き】〈思いがけない秘密 Ⅱ〉
    完結
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    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】どうしてこんなことになってしまったの…? フローラは乱れたベッドの上で茫然とした。妹の遺児の養育権を世界的鉄鋼王アンヘロ・ファン・ザールと争っていたはずが、気がつくと嵐のような激しさで26年間守ってきた純潔を奪われてしまったのだ。これでは私を娼婦と罵る彼に、自ら身持ちが悪い女だと証明してしまったようなものだわ…。動揺する彼女に、彼の非情な言葉が追い打ちをかけた。「妊娠の可能性があるうちは、いつでも連絡してくれてかまわない」。
  • 運命の招待状
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    インフルエンザにかかって寝込んでいたベルは、ドアを開けて元夫を目にしたとたん、気を失った。大手投資顧問会社で働いていた彼女は、当時大学院生だったルークとたちまち恋に落ち、若くして結婚した。収入の差も社会的な地位の違いも愛の前では関係ないと信じて……。傷つけ合って離婚してから7年がたつ。どうして彼は今頃現れたの?
  • 裸足の花嫁
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    リリーは困難な状況に陥っていた。家族で経営する旅行会社が配当金を払っていないとして、出資者に訴えられそうになっているのだ。会社の代表である父に、もちろんそんな覚えはないのだが。やっかいなことに、出資者であるラウフ・カサビアンを父に引き合わせたのはリリー自身だった。彼と話をするため、リリーはイスタンブール行きを決意する。だが待ち合わせの場所で彼の姿を目にしたとき、リリーは思わず立ちすくんだ。ラウフ……かつて私を捨てた人。彼女の胸に、2年前の苦い思い出がよみがえった。■HQロマンスを代表する人気ベテラン作家といえばL・グレアム。セクシーなトルコ人メディア王との再会物語をお楽しみください。来月はHQロマンスから新刊が、それ以降もリプリントを織り交ぜ続々刊行される予定ですので、どうぞお見逃しなく!
  • 冷たい貴公子
    完結
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    身勝手な弟に泣きつかれ、通販カタログの撮影をひき受けたリリィ。すると撮影中、ひとりの男性がやって来た。背の高い黒髪の彼は、全身からいらだちと傲慢さをにじませ言い放った。「君が僕の甥をモデルに雇った責任者か?無知な若者を甘い言葉で誘い、やがて悪徳と堕落の世界へひきずりこむ。君のような人間には吐き気を催す」誰だか知らないけど、恐ろしい誤解だわ!あまりのショックにリリィがめまいを起こすと、彼は腕のなかに彼女を抱きとめて…。
  • 一目ぼれなんて
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    その朝、秘書のジェニスタは新しい社長を見た瞬間に凍りついた。厳めしい顔でこちらをにらみつけているのは、ゆうべパーティで誘いをかけてきたハンサムな男、ルーク。プレイボーイ然としたその傲慢な態度が許せなくて、ジェニスタがわざとすげなくあしらった相手だ。あんな最悪な出会いをした人のもとでこれから働くの?しかもさらに悪いことに、なぜかルークは彼女を上司の愛人だと勘違いしていて、誤解だという訴えにも耳を貸そうとしない。軽蔑しきった視線に晒され、ジェニスタは身を震わすしかなく……。
  • ブラックメイル
    完結
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    イギリスの高級スーパーマーケットに就職したリーは上司と一緒にフランスへワインの買い付けに出張した。しかし、交渉相手は、6年前リーが恋して誤解されたまま振られた男だった…。彼、ジルはその晩の夕食の席で、リーをフィアンセとして紹介した。リーには、ドリューというフィアンセがいるにもかかわらずに…。
  • 愛の審判
    完結
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    著名な弁護士である父と、その愛人だった母。複雑な出生から世間の好奇にさらされて育ったセリーナは、美しい容姿とは対照的な冷たさで男性を遠ざけてきた。自分を捨てた父の秘書として、素性を隠し働き始めたセリーナだが、父の甥ピアズはそんな彼女を不審に思う。彼を前にいつもの冷静さを保てないセリーナは!?
  • 若すぎた一夜
    完結
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    令嬢シルビーは過去に犯した過ちを忘れようと、ニューヨークで仕事に打ち込んできた。だが今度の仕事先は故郷イギリス。そこで待っていた男ランこそ、シルビーの「過ち」だった。親族の爵位を継ぎ、年月を経て一層魅力を増したラン。彼女を打ちのめした「あの夜の出来事」を忘れて、一緒に仕事などできるのだろうか?
  • 君を傷つけた理由
    完結
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    令嬢フランキーは、事業のために仕方なく、イタリアのサルディニアに帰ってきた。幼いころ過ごしたあの島で、唯一愛した夫サンティーノ・ヴィターレに裏切られたのだ。結婚生活は半年で終わった。だが5年後、仕事の交渉相手として現れたのはサンティーノだった!「二人の結婚は法的に解消されていない」ですって…?
  • 忘れない夏
    完結
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    親友スージーがジェンナのフラットを訪れた。兄サイモンを欺いて恋人と旅行に行くため、嘘をついて欲しいと頼みに来たのだ。9年前サイモンに子ども扱いされたジェンナは彼に仕返しするチャンスと思い、口裏を合わせることにする。その晩、早速サイモンから電話がかかる。ジェンナは彼をだまそうとするが…。
  • 二十九枚の銀貨
    完結
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    銀行の跡取りの重圧に耐え、働いてきたジェシカ。彼女は強盗に拉致された事件を契機に、一人田舎に移り住んだ。ある日彼女は郵便局で再び強盗に遭い、一人の男性に助けられる。彼の名はダニエル。彼は怪我を負った彼女を、かいがいしく世話してくれた。次第に二人は魅かれあう。が、彼の目的は別にあって…!
  • 一度のキスで…
    完結
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    雑誌の新人レポーター・スージーはパーティに潜入し、スクープを狙っていた。そのためには要人警護のエキスパートであるルークの気をそらさなくてはいけない。だが、瞳と瞳をかわしたその瞬間、スージーは彼に心を奪われ、思わず二人はキスをかわす--が次の瞬間、乱暴に押しのけ、ルークは言った。「最低タブロイド誌のレポーターは手口も俗悪だな」。
  • 愛のあやまち
    完結
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    ウィンは若い頃結婚に失敗し、息子チャーリーを引きとった。離婚して10年、再婚を考える相手も現れたところだ、なのに別れた夫ジェイムズが、この町に戻ってくるという…。もしかして息子を連れ戻すつもりかしら?不安な思いで帰宅したウィンが見たものは、居間でチャーリーとくつろぐジェイムズの姿だった!!
  • 青ざめた月
    完結
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    結婚目前のいとこのエマから頼まれ、パーティーで挑発的なドレスを着る事になったナターシャ。案の定、パーティーでは男性の執拗な視線に追われ、慎み深いナターシャはいたたまれない思いをする。エマの許婚の親戚・ルークにも経験豊かで遊び好きの女性と勘違いされ、月明かりの下、熱い口づけで追い詰められるが…!?
  • 恋のルール
    完結
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    華のあるいとこのナディアにコンプレックスをもつバネッサ。彼女の営む写真スタジオに、一人の男性が訪れる。彼はフットボールの元花形選手で、最近地元のマイナーチームのスポンサーとなったジェイ。バネッサをモデルのナディアだと誤解した彼は、「チームのPR写真のモデルに彼女を起用したい」と言い出し!?
  • 侯爵夫人と呼ばれて
    完結
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    ソフィーは質素な生活のなかで、奔放な姉ベリンダの遺児リディアをひき取って育てていた。ある日、姉の遺言により、姉の亡夫の兄アントニオ・ロチャ侯爵と3年ぶりに再会することになった。アントニオとソフィーは、かつてひと目で恋に落ちたのに、彼の突然の心変わりによってソフィーの心はずたずたにひき裂かれたのだった。いかにも侯爵然としたあの傲慢な彼に、また傷つけられるのはごめんだ!しかし彼女の抵抗もむなしく、運命は再びふたりの人生を結びつけた!
  • 愛は望郷のかなたに〈パーフェクト・ファミリー8〉
    完結
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    ハーブ療法家オナーはある日、過去を語ろうとしない謎めいた男性デイビッドに出会う。二人はいつしか惹かれあっていくが、オナーが名門クライトン家を訪ねた時、そこで彼にうり二つの男性ジョナサンを見かける。まさかデイビッドは問題を起こして長年失踪していた、悪魔のように貪欲だという一族の愛憎の元凶…!?
  • 愛は苦しみの奥に〈パーフェクト・ファミリー7〉
    完結
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    内気なケイティが大学生の頃から淡い想いを抱いていた男性ギャレスは、双子の姉ルイーズと結婚した。失恋の痛みに耐えるケイティは、あわや交通事故かという最悪な初対面で威圧的な男性セブ・クックと出会う。彼は「君が夢に描くようなヒーローなんていない。現実の男を受け入れるんだ」と熱いキスをしてきて…!?
  • 風をつかまえて 夢見る三姉妹 I
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    ベスはロデオのレースに出るため、評判のトレーナー、ジェドに訓練を受けている最中だ。しかし彼はベスをわがままで気まぐれな小娘だと軽蔑し、冷ややかな態度をとり続けている。なんとかしなくてはと思ったベスは、ふたりきりで車に乗っていたときに、ある行動に出た。「あなたに触れる練習をしたほうがよさそうね」シートベルトをはずし、運転中のジェドに体を押しつけたのだ。「何をやってるんだ! 自分の席に戻れ!」動揺するジェドを、ベスはさらにからかった。「あなたって優しくないのね」その瞬間ジェドは乱暴に車を止め……。
  • 涙の数だけ愛して シンデレラ・ガールズ II
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    ★どれだけ涙を流しても癒せない、彼女の心の傷が癒えるのは……。★親友二人とともにPR会社を経営するスザンナ。今回の仕事は、地元の小さな美術館のPRだ。その美術館に、資産家がコレクションを寄贈してくれることになった。ところが、それを遺言状に明記する前に資産家が亡くなり、大慌て。しかも遺産の相続人は、よりによって彼女の元の恋人、マークだった。八年前、溶接工のマークとスザンナは心から愛し合っていた。だが、家柄を誇りにしている両親に、身分違いだと交際を反対され、彼女は恋を貫きたい一心で、妊娠していると口走ってしまう。だが、マークは身に覚えのないことに驚き、スザンナの説明には耳を貸さずに、彼女のもとを去った。そんな彼を説得して、コレクションを寄贈させなくてはならないとは。彼女の必死な気持を知ってか、マークはとんでもないことを言いだした。君が僕とベッドをともにするたびに、一枚ずつ絵を寄贈しよう、と!
  • 街角のシンデレラ
    完結
    -
    行くあてなく街を歩いていたホリーは、億万長者のリオのリムジンに轢かれそうになる。リオは成り行きからホリーの面倒をみようと決意する。そして、婚約者に裏切られたばかりのリオはホリーに便宜上の結婚を申し込んで…!?
  • 愛はかなわぬ夢に〈パーフェクト・ファミリー6〉
    完結
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    男性顔負けの勝気な性格と長身を持つ、キャリアウーマンのサム。ある日、同僚に「女らしくない」と揶揄された彼女は決心する。「運命の人を捜して、結婚するわ!」そんなサムの計画に批判的なのは、州知事である父の補佐・リーアム。お相手探しのためイギリスへ行こうとするサムに、なぜか情熱的なキスを仕掛けてきて!?
  • 愛は惑いののちに〈パーフェクト・ファミリー4〉
    完結
    -
    名門クライトン家の令嬢ルイーズは、双子の妹の言葉に耳を疑った。大学時代、指導教官だったギャレスが、ルイーズが携わっている仕事の委員長として任命されたというのだ。3年前の夏、失恋で傷ついたルイーズは、なかば捨て鉢になって、ギャレスと一夜を共にした。そして今、運命に導かれた再会に胸がざわめいて…。
  • 砂塵に舞う花嫁〈砂漠の恋人〉
    完結
    -
    砂漠の国ズーラン。自然科学の研究のため訪れたカトリーナは、野外市場で一人の男性に目を奪われた。瞳は琥珀色に輝き、砂漠に生きる者の力強さが漂っている。武装した兵士に追われていた彼はカトリーナに近づき、恋人のふりをさせて場を切り抜けようと情熱的なキスをした。偽りの行為なのに、なぜこんなに胸が熱く高鳴るの…!?
  • 誘惑はオアシスで〈砂漠の恋人II〉
    完結
    -
    妹から幼い姪フラーの世話を頼まれたマリエラは、砂漠の国ズーランを訪れる。ここに、妹とフラーを捨てた男がいる…。ある手がかりからその男をシーク・ザビアだと推察したマリエラは、怒りを胸に彼がいる砂漠のオアシスへ向かう。しかし、彼は彼でマリエラを『従兄弟をたぶらかした悪女』と勘違いしていて…!?
  • 愛は運命のままに〈パーフェクト・ファミリー3〉
    完結
    -
    亡くなった叔父の財産処分をするため、へーズルウィッチにやってきたクリシー。厄介者だった叔父のせいで、町ではクリシーを偏見の眼差しで見る者も多くいた。そんな中、骨董品店で出会った店主ガイ・クックは優しく魅力的な人で、いつしか二人は惹かれあっていく。しかし、町をゆるがす強盗団のうわさが二人を引き裂き…!?
  • 愛は迷路のなかに〈パーフェクト・ファミリー2〉
    完結
    -
    弁護士のチューラは、プレイボーイと噂のソール・クライトンを紹介され、彼の魅力を認めながらも、反感を抱いた。ところが、彼がチューラの上司になることに!しかもソールに熱をあげている一族の娘を諦めさせるために、恋人のフリをすることになってしまう。屋敷で行われる仮面舞踏会にパートナーとして参加した二人は…!?
  • 残り香の誘惑
    完結
    -
    老舗香水メーカーの調香師サディは、有名な香水ミュールの調合法を知る唯一の女性。ある日、彼女の元に会社が合弁会社に売られるという報せが!ミュールの名声を失いたくない彼女は筆頭株主を説得するためオフィスへと向かう。が、そこにいたのは合弁会社の社長レオンだった。彼は彼女を見るなり「君のすべてがほしい」と言ってきて!?
  • 曇りなきエメラルド
    完結
    -
    100万ポンドで妻を演じろですって!?結婚式を目前にして婚約者に裏切られたジョディは、故郷から逃げるようにひとりイタリアへとやって来た。だが、涙で曇る視界と荒れた山道にハンドルをとられ、見知らぬ土地で事故を起こしてしまう。途方に暮れる彼女に救いの手を差しのべたのは、こんな場所には不似合いな高価なスポーツカーから降りてきた信じられないほどハンサムな男性。だが彼はジョディの窮地を見るや、ひどく尊大な態度で信じられない提案をしてきた!
  • 一夜のシンデレラ〈ハズバンド・ハンターII〉
    完結
    -
    父亡き後にかさんだ借金を清算するため、名付け親の遺産が必要なダーシー。が、相続条件には1年以内に結婚することが義務づけられている。思いつめた彼女は新聞の求人広告で仮の夫を見つけることに。これで問題は解決したはずだったが、現れた男性は3年前の情事の相手。しかもダーシーに復讐心を抱いていて--!?
  • 恐れに満ちた再会
    完結
    -
    5年前に死んだはずの夫が生きていた!?超名門の夫の家族になじめず、ベッドでも積極的になれなかったエデン。二人の結婚生活は元々破綻寸前だった。しかも夫の失踪後、エデンの浮気をでっちあげた記事がタブロイド紙に載ったのだ。再会を喜ぶ夫が、もしその事実を耳にしたら…。エデンの胸は恐怖で一杯だった。
  • 孤独なバージンロード
    完結
    -
    昼は書店員、夜は清掃人として懸命に働くエリーは、最上階の清掃中、話し声を耳にする。 彼女が立ち去ろうとした途端、目の前に長身の男性が現れた。この会社の社長であり、ギリシア人の大物実業家のディオだ。 「しばらく僕のそばにいてもらう」。 彼はうろたえるエリーを産業スパイと非難し、彼女を連れギリシアへ飛び立った!
  • 熱い罠
    完結
    -
    ジェシカはかつて、ギリシャの大富豪カルロと、お互いにひかれあっていた。しかし、彼の情熱を恐れた彼女は優しい婚約者を選ぶ。「ジェシカ…君を絶対に許さない。いつの日か…復讐してやる」6年後、未亡人となったジェシカはカルロの会社で働く父の横領の罪を知り、謝罪のためカルロのもとを訪ねるが!?
  • サザン・スキャンダル サヴァンナのためらい I
    -
    また、私を見ている。サヴァンナは野外に設けられたダンスフロアの向こう側に、ちらりと視線を走らせた。謎めいたハンサムな男性が椰子の木に寄りかかっている。二十代最後の冒険として、カリブ海に浮かぶ美しい島に一人で来ていた彼女は、気をつけなさいという警告の声を無視した。男性との本当に親密なひとときを一度ぐらいは経験してみたかったから。「踊ってくれませんか?」魅力的なほほえみに誘われるまま、その男性に自分の手を預ける。星空の下のダンス。高価なシャンパン。情熱のままに交わした熱い口づけ。夢のように完璧で、ロマンチックな夜だった。そして、どうしようもないほど彼に惹かれていった。だが、魔法の時間は瞬く間に過ぎ、サヴァンナは別れも告げずに島を出た。このとき忘れられない思いを抱いていたのは、彼女一人ではなかった。
  • 苦いレッスン
    完結
    -
    建設会社で社長秘書として働くニコラは、新しいボス、マシュウ・ハントを見て凍りついた。10代の頃、一度だけ、しかも彼に言わせると情熱的な夜をともにしたらしいのだが、慣れないお酒のせいかその間の記憶がなかったのだ。あの出来事以来、慎ましい人生を送ってきたのに、これから毎日彼と顔をあわせるなんて…!!
  • 青きフィヨルド
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    シェトランドのフェラ島にカトリオーナは兄のマグナスと暮らしていた。兄は地質学者として中東の油田で働いていたが、事故にあい後遺症に悩んでいた。なんとか元の兄に戻って欲しいカトリオーナだったが、お金を工面できずに悩んでいた。そんな時、島で油田の開発をするためにやって来たのが・・・。
  • 残り香の誘惑
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    サディは老舗香水メーカー、フランシーヌの調香師。曾祖父が創設した会社は、祖母の家系に受け継がれ、その有名な香水ミュールの調合法を知るのは今やサディのみだ。祖母が亡くなり、筆頭株主となったいとこのラウールは、世界的に有名な合弁企業への買収を持ちかける。ミュールは天然素材のみで作られ、年間の生産量は限られている。合理的な経営方針をとる大企業のもとでは、きっと名声を失うわ。サディは話し合いをするためにラウールのオフィスへと向かった。だが、オフィスに足を踏み入れたとたん、その場に凍りついた。目の前にいたのは、香水の見本市で会ったハンサムな男性――あのときサディを、香水同様に売り物か、と蔑んだ男だった。■南フランス、コートダジュールの小さな町を舞台に、有名な香水をめぐって繰り広げられるゴージャスな恋物語です。
  • 仕組まれた婚約劇
    -
    簡単に恋に落ちて結婚と離婚を繰り返す母親を見て育ったティリーは、結婚どころか恋愛だって慎重派。それなのに5回目の結婚式を控えた母は、何を思ってか結婚相手にティリーが熱愛&婚約中だと事実無根の嘘をついてしまったらしい。母を嘘つきにするわけにはいかない! とティリーはエスコート・サービスで婚約者を演じてくれる男性を注文した。やって来た男性サイラスは、ゴージャスでハンサム。偽の婚約者としては申しぶんないけど、彼に惹かれずにすむかしら!?
  • 償いは残酷に
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    大手会計事務所の秘書ローレルのもとを有名作家の“ジョナサン・グレイヴズ”が訪ねてきた。しかし、そこにいたのは6年前彼女を地獄に陥れた記者オリヴァだった。15歳の時、ローレルは義父にレイプされかけ、裁判で酷い目にあわされた。そんな時優しい言葉で近付いてきて、彼女を見世物にした男・・・彼の目的は一体!?
  • 誘惑のチェス・ゲーム〈非情な恋人III〉
    -
    君のすべてを手に入れるまで、このゲームから降ろしはしない――イタリア人実業家セルジョ・トレンテは、監視カメラに映った意外な姿に驚いた。オフィスに置かれたチェスの難問オブジェに夜ごと挑戦する謎の人物とは、なんとみすぼらしい制服を着た清掃員だったのだ。だがこんなにも美しい女性がただの清掃員のはずがない。ミステリアスな彼女に興味をひかれた彼はその女性を呼び出すと、これから毎日、深夜自分とチェスの試合をするよう詰め寄った!
  • 愛なき結婚
    完結
    -
    マイヤーズ事件のスクープでキーロン記者は一躍その名を新聞界に轟かせ、同時にべスは悲惨な人生に陥った。キーロンに利用されただけと知ったべスは世間の中傷にさらされ、その上キーロンの子を身籠っていたのだ。―3年後、ブライアニーと名前を変えて働くべスの前に、新任の上司としてキーロンが現れた・・・!!
  • 禁じられた告白
    値引きあり
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    ケイティーは双子の赤ちゃんと暮らすシングルマザー。仕事も家も失って途方に暮れてしまった彼女は、プライドを捨てて双子の父親に助けを求める決心をする。その双子の父親・大銀行の頭取にして大富豪のアレクサンドロスは、彼を愛して身も心もすべてを捧げたケイティーをもてあそび、あっという間に捨てた男性だ。1年半ぶりに再会した彼はケイティーの言葉を信じず、「DNA検査を受けてもらう。僕の子とわかれば、責任を取ろう」と冷ややかに言い放った!!
  • ハッサンの娘
    値引きあり
    -
    母親の再婚により、アラブの石油王の娘となったダニエル。義父はダニエルを溺愛し、自分のお気に入りの甥ジョルダンとの縁組を画策する。ジョルダンは、激しく情熱的なアラブの男性だった。ヨーロッパの男性とはあまりにもかけ離れた価値観を持つジョルダンに、激しく反発するダニエルだったが。
  • 涙で別れた過去
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    名門カルブリーニ家の当主ガブリエルは今は亡き分家の当主カルロの遺児である双子の息子たちの後見人となった。双子の母サーシャは、10年前ガブリエルを捨て、40以上も年上のホテル王カルロのもとへ走った忘れもしないかつての恋人。金目当ての結婚はあてがはずれ、カルロの残した借金で一家は破産寸前だ。裕福な暮らしから一転、無一文となった彼らの運命は、いまやガブリエルの手中にある。復讐の時は来た――僕のもとを去ったことを、死ぬほど後悔させてやる!
  • 偽りの仮面〈ニローリ・ルールズI〉
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    インテリアデザイナー・エミリーの恋人マルコは、ロンドン中で知らない者がいないやり手の実業家。パーティーで出会った瞬間、マルコに惹かれ、恋に落ちてしまったエミリーは、彼の「ベッドをともにするだけ、愛は不要」という残酷なルールを受け入れ、3年間一緒に暮らしてきた。ある日届いた1通の手紙が、マルコへの切ない想いを抱えたエミリーに衝撃の事実を告げた――彼がニローリ王国の皇太子ですって!! いったい何の冗談なの!?
  • 特別扱い
    完結
    -
    雑誌「トモロウ」の編集部に勤めるスザンナは、初めての恋愛で妻子ある男に騙され、心に傷を負っていた。 気分転換で参加したパーティーで、セクシーな男性が彼女に近づき耳元で囁いた。 「他人のもの(夫)を盗むのが好きなんだろ?」 なぜ彼が私の秘密を知っているの・・・!? 翌日「トモロウ」の新編集長が就任した。それは昨夜の失礼な男性、ハザードだった!!
  • 裏切られた夏
    完結
    -
    10年前、オリンピアはギリシアで恋に落ちた。相手は、祖父が決めた許婚・ニック。セクシーで優しく、そしてプレイボーイ。互いに惹かれあっていると感じていたが、あらぬ疑いからニックに"浮気女"と罵られ・・・破局。傷ついたオリンピアはギリシアを後にした。そして今、祖父の思惑で再び二人は婚約することになり!?
  • 砂漠の恋人 無邪気なかけひき I
    -
    ペトラは生まれて初めて訪れた母の祖国ズーランで悩んでいた。傲慢で欲深い祖父が、自分のビジネス・パートナーとペトラとの縁談を勝手に進めていることを知ってしまったのだ。かつて、ズーラン在任の外交官であったペトラの父と、遊牧民の血を引く母は祖父の反対を押し切って駆け落ちした。祖父は母を勘当しただけでは飽きたらず、今度はわたしをビジネスの道具として利用するつもりなんだわ!リゾートのビーチでかわされる女性たちの噂話を耳にして、ペトラは計画を思いつく。数時間後、彼女は圧倒的なオーラを放つ魅力的な男性に声をかけていた。■アラブの小国を舞台にエキゾチックな貴公子たちとのロマンスを描く『砂漠の恋人』。今月のヒロインは、祖父のずる賢い企みに反発して男性を誘惑しようとするペトラ。ところが、思わぬハプニングが……。
  • 甘い果実
    完結
    -
    1年半前の交通事故で愛する婚約者リックを亡くしてしまったサラ。兄のサムも同じ事故で車椅子生活を余儀なくされていた。事故後、ロンドンから田舎へと引越したサラたち。彼女はある朝散歩途中、隣人のジョナスに出会い、嫌悪に似た衝動を覚えた。だがその男は、サムが新しく恋した女性バネッサの義兄だったのだ!!
  • 罪深い肖像画
    完結
    -
    結婚歴のある名門モンテイロ家の当主、デュアルテと電撃結婚した使用人のエミリー。 彼女は身分の違いに戸惑いながらも、よき妻になろうと努力する。だが、彼はいまだに亡妻の肖像画を屋敷に飾り、どこか態度も冷たい。 ある日、誤解から不倫を疑われ耐えきれなくなったエミリーは、幼い息子と家を出てしまい・・・!?
  • 情熱は罪
    完結
    -
    カリブ海の船上で狂おしいほどの情熱に身をまかせ激しくもとめ結ばれたライザとローク。永遠につづくかに思えた幸福な時間…。だが悪魔のようなハリケーンが、ロークから愛の一夜の記憶を奪い去ってしまった!! 妊娠したライザを誤解し、せめたてるローク。――そして、悲しい別れから5年。息子と共に暮らすライザをロークが見つけだした! いまだに記憶の戻らないロークは、ロビーを実の子と認めないまま、ライザに「妻のフリ」をしてほしいという……。夫への愛しさを胸に秘め、偽りの妻を演じるライザ。はがゆい想いを感じながら、渦巻く情熱に翻弄される2人の愛は……?
  • 伯爵夫人の条件 華麗なる日々 II
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    ジュリアは親友の夫ニックにしつこく言い寄られ、困り果てていた。うぬぼれの強い彼は、ジュリアも自分を求めていると疑わない。そんな二人の様子を、美術財団会長のサイラスが見ていた。ジュリアの遠縁で、彼女の祖父の爵位と領地を受け継ぐ人物だが、ジュリアとは犬猿の仲だ。サイラスは彼女もニックに気があるのだろうと軽蔑をあらわにした。怒って否定する彼女に、そうでないなら証明してみせろと言う。どうやってと問うと、サイラスは信じられない提案をした。彼の恋人を演じてニックを追い払えばいい、と。★同じ寄宿学校出身の三人の女性たちが華やかなパーティを舞台に繰り広げるロマンスです。★
  • 心まで奪われて 華麗なる日々 I
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    社交界の人々のためにパーティを企画する会社で働くカーリーは、有望な顧客になりそうな男性リカルドに引きあわされた。彼はナポリのスラム街から億万長者にのしあがった企業家で、カーリーの働く会社にパーティを任せられるか、視察したいという。リカルドに会った瞬間、カーリーはその男性的魅力に衝撃を受けた。一方、リカルドはまったく違った目で彼女を見ていた。金のためなら簡単に体を許す、パーティ好きの貪欲な女だと。そして、今回の視察旅行でカーリーを誘惑しようと思っていた。そうとも知らず、彼女は男性に対して初めて覚える反応に戸惑いながら、リカルドとの危険な旅へと飛び立った。
  • しあわせな胸騒ぎ シェイクスピアに恋して I
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    テキサス・ライツ・ホテル――老朽化したこの建物は、エマリンにとっては何にも替えがたい存在だった。幼くして孤児となった彼女は、ホテル経営者の伯父に引き取られた。以来、この場所が彼女の遊び場であり、家であり、仕事場なのだ。だが年々ホテルの客足は遠のき、見かねた伯父は改築専門の技術者を雇うと言いだした。内心複雑な思いで、エマリンは技術者のライアンを迎え入れた。改築設計図にさっそく彼女が口を挟もうとすると、彼が言った。「古いものと新しいものの融合は、まさに挑戦しがいがある」彼の目に燃えあがる炎に、エマリンは全身を焦がされる気がした。★シェイクスピア作品をモチーフにした、珠玉の恋物語にどうぞご期待ください。★
  • 宮廷の黒い影
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    エリザベス女王の治世が始まって十年あまりがたった。だが貴族による反乱が起こるなど、国はいまだ混沌の中にあり、治安も決してよくない。貴族の娘キャサリンがならず者に襲われたのはロンドン市街の馬車道だった。護衛もつけずに宮廷へ向かっていたのだ。危機一髪のところで、彼女はニックという男性に救われる。彼には以前会ったことがある!キャサリンはそのときのニックの奇妙なまなざしが気になってしかたなかった……。★
  • 罪深い喜び
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    憧れのマーカスが、私にキスしている!ルーシーは信じられない思いだった。彼女を愚かな小娘と決めつけ、顔を合わせればお説教ばかりの彼に、熱く求められているなんて。パーティに出席していたルーシーは、倒産寸前の彼女の会社に投資したい人物がいると聞いて舞い上がり、シャンパンを飲みすぎて酔っぱらってしまった。そばにいたマーカスに、彼の家まで強引に連れていかれたのだ。本当は、彼も私を愛していたんだわ。だがキスが終わったときの彼の冷たい表情に、ルーシーは凍りついた。★〈華麗なる日々〉の最終話をお届けします。前二作で苦労のしどおしだったルーシーにも、とうとう幸せが訪れるのでしょうか。★
  • ブロートン・ハウス
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    イングランド、ウィルトシャー州の田園に立つ美しい館。その館を手に入れれば人生のすべてがうまくいくはずだと、3人の女性が考えていた。冷えきった結婚生活に疲れはて、たった一度の思い出だけを心の支えにして生きるファーン。家族や同僚との心のすれ違いに言いようのない孤独を噛みしめるエリナ。同じ喜びを共有できると信じていた恋人の苦悩に衝撃を受けるゾーイ。それぞれの愛のかたちが、今まさに試されようとしている!
  • 告白は最後に
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    気がつくとフィネラは病院にいた。友人と出かけたクラブで飲み物に睡眠薬を入れられたらしい。幸い大事には至らず、二日後、彼女は研修医の採用面接に出かけた。すると、面接官のマックスが唖然として言った。「僕は君に会ったことがあるよ!」彼は意識不明の彼女を病院に送りこんでくれた医師だった。こんなすてきな男性とロマンチックとはほど遠い出会いをするなんて。採用は無理だとあきらめたが、意外なことにフィネラは合格した。マックスのもとで働きはじめたものの、彼女の心の中では最初の出会いがいつまでも影を落として……。★アビゲイル・ゴードンの日本語版デビュー作をお届けいたします。彼女はイギリスではすでにメディカルもののロマンスで大活躍中の作家です。★
  • セクシーな脅迫 愛は落札ずみ
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    「私たちに必要なのはヒーローです」K・Jは主張した。社の創立記念に催す、独身男性オークションについての会議だった。ここはロマンス小説を売っている会社だ。だからチャリティーに協力しようというお金持ちばかりではなく、魅力的な男性、本物のヒーローにも参加してもらうべきだ。「たとえば、こんな人かしら?」差し出された本に載っていたのは、億万長者の冒険家アレック・マッケンジーの精悍な写真だった。その瞬間、K・Jの息が止まった。そして彼への参加交渉は、当然のようにK・Jに任された。誰にも言えない――彼が私の音信不通の夫だなんて!■“オークションから始まる物語”――運命のいたずらにより、オークションで落札した人と熱い恋に落ちてしまったら?オークション会場での思いがけない夫との再会。ヒロインはいったいどんな行動を取ったのでしょうか。ご堪能ください。
  • 秘めた愛
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    小学校教師のレベッカは夏の2カ月間だけという約束で、海外赴任中の従兄ロリーの双子を世話することになった――8年前まで毎年夏を過ごした、あの懐かしいエイスガース邸で。当時、レベッカはロリーの兄フレーザーにひそかに恋していた。だがあるとき、新婚だったロリーに愛人のふりをさせられ、その結果フレーザーから軽蔑されて邸に行けなくなったのだ!今、フレーザーはアメリカに長期出張中で留守だという。彼に会わずにすむなら、としぶしぶ館へ向かった彼女だったが、突然帰国したフレーザーが再び蔑みの視線を投げてきて……。
  • 落札されたヒーロー
    -
    ナタリーはホテルのきらびやかな舞踏会場に座っていた。独身男性オークションに、飼い犬を救ってくれた男性が出るからだ。子犬の救出劇がテレビで報じられせいで彼はすっかり有名になってしまい、連絡をとることもできない。もう一度ゆっくり話をしなければ。どうしても伝えたいことがある。貯金を全額はたいても、必ず競り落としてみせるわ。■オークションから始まる物語”――純真なヒロインが、思いがけずオークションで落札された男性と熱い恋に落ちてしまったら?

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  • ジェシカの愛情研究
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    ジェシカはため息をついて受話器を置いた。姉からの電話だ。姉はジェシカと夫の仲を疑っている。事実無根のこんなことで執筆を邪魔されるのはかなわない。ジェシカは好評の前二作に続いて三作目では、結婚生活には必ずしも愛は必要ではない、見合い結婚こそ理想だ、という持論を展開するつもりでいる。姉の疑いを除くには……ふと新聞の交際広告欄が目にとまった。そうだわ! こういう形で結婚に持ちこめれば、姉も心配しなくなるだろうし、私の持論を実証することもできる。ジェシカは早速、交際広告の原稿を書きはじめた。
  • もう一晩だけ、あなたと
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    慈善事業支援のためのサバイバルレースに参加したティリーは、初対面の男性キャンベルとペアを組むことになった。キャンベルは元海兵隊員というだけあって無口で無愛想。運動の苦手な彼女にも容赦なく崖を下らせ、急流を飛び越えさせた。弟たちにだまされて連れてこられたティリーは泣きそうだった。別れた恋人のことをいまだに引きずる姉を心配した弟たちは、出会いの場を作ろうとこんな策略を企てたけど、大失敗ね。だってせっかく出会ったすてきな男性は勝つことしか頭になくて、今夜、同じテントで私と寝る事実をなんとも思っていないもの。なのに彼のからかうような笑みを見て、ティリーの胸は高鳴り……。
  • 灼熱の再会
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    ●砂漠の花嫁●学生時代ベサニーは留学していたアラブの国の王子と知り合った。たがいに惹かれ、王子ラズルはついにベサニーを強く求めた。しかし文化が違いすぎてベサニーは拒否し、王子は去った。ベサニーの心に別れのつらさを残したまま……。それから二年後、ベサニーは驚くべき再会を果たすことになる。仕事でアラブに派遣され、着いてみたらダタール国の宮殿に連れていかれたのだ――王子ラズルのさしがねで。●闇のエンジェル●トップモデルのケルダは今、スキャンダルの渦中にある。そんなときに突然、母親がトマソと再婚したいと言いだした。母は十一年前トマソと結婚し、五年後に別れているのに、またよりをもどすなんて。ケルダは動揺を覚え、反発した。母の幸せを願わないわけではない。問題はトマソの息子アンジェロだ。彼との間には苦い思い出があり、二度と会いたくなかったのだ。
  • 仕組まれた婚約劇
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    銀行の投資部門を率いるキャリアウーマンのティリーにとって、母に引き起こされた件は悪夢としか思えなかった。ティリーの母は恋愛好きで、結婚と離婚を繰り返している。このたび五度目の結婚式をスペインの古城で挙げることになった母が、何を思ってか再婚相手に、娘のティリーは婚約中だと事実無根の発言を!恋人すらいないティリーは、困った立場に追い込まれた。仕方なくエスコート・サービスに婚約者役の男性を派遣してもらう。いよいよスペインに発つ当日、その男、サイラスが迎えに来た。俳優だという彼を見て、ティリーはこれまでにない胸の高鳴りに襲われる。サイラスが身分を偽り、別の目的を持っているとは夢にも思わず……。
  • 涙で別れた過去
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    サーシャとは四十歳以上年の離れた夫カルロが亡くなった。世界中にホテルを所有していたカルロだったが、経営に失敗し、遺されたのは、ホテルを担保に借りた数百万ドルの負債と、九歳になる双子の息子たちだった。そしてついに、数百万ドルを出資した個人投資家が、サーシャと息子たちの滞在しているサルデーニャ島に現れる。彼を見て、サーシャは驚愕した。その人物こそ、カルロの又従弟で、彼女の元恋人ガブリエルだった。十年前、愛を返してくれない彼に絶望し、サーシャはカルロに走った。ガブリエルは、そのときの仕返しをするつもりに違いない。★6月刊「真夏の千一夜」でハーレクイン・ロマンス2200号を飾り、絶好調のペニー・ジョーダンが筆をふるう熱い復讐の物語。今月のヒーローは愛を知らないイタリア人男性です。ご堪能ください。★
  • 真夏の千一夜 砂漠の恋人
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    亡き父から相続したコンドミニアムの名義を変更するため、グウィニスは砂漠の国ズーランにやってきた。父がどうやってこんなに豪華な物件を手に入れたかは謎だが、これなら高く売れるに違いない。グウィニスは、父が遺した若き恋人と赤ん坊のためにここを売却して、そのお金で彼女たちの生活を助けてあげたいと考えていた。手続きが終わるまでコンドミニアムに滞在しようと決め、迎えた初めての晩、グウィニスは違和感を覚えて目を覚ました。誰もいないはずの室内に、何かしら気配を感じるのだ。目を開けると、全裸の男性が鋭い目つきでこちらを見ていた。★ハーレクイン・ロマンスもおかげさまで2200号を迎えることができました。皆さまのご愛読に、心から感謝いたします。記念号を飾るのは、ペニー・ジョーダンが描くシークとの恋物語。夏の訪れが待ち遠しくなる、情熱的なロマンスです。★
  • 曇りなきエメラルド
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    ジョディは山道をレンタカーで走りながら、必死に涙をこらえていた。本当なら、今夜はロマンチックな新婚初夜になるはずだった。しかし婚約者を直前になって友人に奪われてしまったため、ひとり、ハネムーンに行く予定だったイタリアに来たのだ。神様にまで見放されたのか、深いわだちにはまって車のタイヤがパンクした。途方に暮れていると一台のフェラーリが止まり、中から男性が現れた。信じられないほどハンサムだが、ひどく尊大な態度だ。彼はロレンツォと名乗り、助けを求めるジョディに言い放った。「きみが僕の妻になり、ぼくを助けてくれるなら手を貸そう」★ペニー・ジョーダンがイタリアを舞台に激しい恋物語を描きます。★

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