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僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
あんな偉い人でも、なんだ自分と同じじゃないかということを感じとってほしい ――永田和宏「はじめに」より 細胞生物学者にして、歌人としても著名な永田和宏・京都産業大教授から、あこがれの対象を持っていない若い世代へおくるメッセージ。 各界を代表する人物の講演と、永田氏との対談を収録。 「あんなに偉い人でも自分と同じ失敗や挫折を経験してきたのかと、また将来への不安や焦りもあったのかと、その場で驚き、感じとってほしい。それはそのまま、自分の将来にひとつの可能性を開くことになるはずである。ひょっとしたら自分だってと思えるということは、それに向かって努力してみようかと思うことでもあろう。初めから圏外のものとして除外するのではなく、ひょっとしたらと思えることだけでも、その若さに可能性を付与することになるはずである」 ◆目次◆ 第1章 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長) 「失敗しても、夢中になれることを追いかけて」 【対談】環境を変える、自分が変わる 第2章 羽生善治(将棋棋士) 「挑戦する勇気」 【対談】“あいまいさ”から生まれるもの 第3章 是枝裕和(映画監督) 「映画を撮りながら考えたこと」 【対談】先入観が崩れるとき、世界を発見する 第4章 山極壽一(京都大学総長、霊長類学者) 「挫折から次のステップが開ける」 【対談】おもろいこと、やろうじゃないか -
幻のオリンピック~戦争とアスリートの知られざる闘い~
東京五輪中止! そのときアスリートたちは。 新型コロナで東京五輪は延期。今、アスリートたちは夢の舞台を信じ、黙々と練習に励んでいるが、かつての日本には、夢のみならず命までも奪われたアスリートたちがいた――。 1940年に開かれる予定だった“幻の東京五輪”。活躍が期待された選手たちは、戦争一色に染まる時代の中でスポーツの晴れ舞台から去り、戦地へと送られた。有名なアスリートたちは、国威発揚のために “宣伝効果”の高い激戦地に送り込まれ、多くの者が遠く離れた地で無念の死を遂げた。 いま再び、東京五輪が混乱する中、アスリートの尊厳を奪った戦争の事実を明らかにし、彼らの激動の人生を見つめる。 2019年8月18日に放送されたNHKスペシャル「戦争と“幻のオリンピック” アスリート 知られざる闘い」の書籍化。同番組は、北島康介や長谷部誠がガイド役となり“幻の東京五輪”で活躍が期待されたアスリートたちの無念の人生を辿り、話題となった。戦地に赴いたアスリートたちが家族に宛てた手紙や遺族の証言など、番組で放送できなかった重要資料も加え、個人のエピソードを軸に、戦争とスポーツの関係を改めて問う。 -
マンガではじめる! 子ども将棋
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★マンガで楽しく将棋をはじめよう!★★ 羽生善治×日本将棋連盟の最強タッグ!トップ棋士の子どもの頃のエピソードも満載! 将棋初心者の主人公が成長していくマンガストーリーで、初歩の初歩から、実戦で勝てるテクニックまで身につきます。 「マンガは面白く、解説はわかりやすく」これを実現するため、当社『マンガでたのしくわかる!」シリーズのマンガ家さんと、羽生善治さん、日本将棋連盟さん監修という出来る限りのスタッフを集結しました! トップ棋士の子どもの頃の秘話も満載で読み応え◎です。 【目次】 はじめに パート1 スタート編 パート2 駒編 パート3 基本ルール編 パート4 基本の攻防編 パート5 序盤~中盤編 パート6 詰め編 パート7 レベルアップ編 とくべつきかく トップ棋士の子どものころ <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha -
やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日
2020年の1年間で生み出されたデータ量は「59,000,000,000,000GB」。 これは、YouTubeの高画質動画57億年分にも相当する。 デジタルは、私たちの社会をさらに自由に、豊かにしてくれる――。 しかし、それが実にはかない願望であったことを、私たちはいま実感させられている。 SNSの広がりは「真実」と「フェイク」の境界をあいまいにし、私たちは「フェイク」に踊らされるようになった。 文脈を失い、断片化された情報は、それがデマであってもまるで真実であるかのように、「いいね」がつけられ、世界中に拡散されていく。 ビッグデータに蓄えられた検索履歴は、私たち以上に私たちのことを知り尽くしたデータ=「デジタルツイン」となり、私たちのプライバシーを丸裸になりつつある。 にもかかわらず、私たちは、デジタルの恩恵から逃れられないのだ。 フェイクが横行し、プライバシーが剥奪され、リアルはデジタルに侵食される――。不自由で非民主主義的な世界を、私たちはどう生きるべきか。 「フェイクによって何が奪われているのか」「便利さと引き換えにどのようにプライバシーを受け渡してしまっているのか」という2つの問題意識をもとに、2020年4月5日、12日に「NHKスペシャル デジタルVSリアル」というシリーズ番組を全2回で放送した。 この放送だけでは伝えきれなかった取材内容をふんだんに盛り込み、現代のデジタル世界を紐解いていくというのが、この本の狙いである。 -
42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」
マラソン歴代記録の上位百傑でケニア、エチオピア以外の国の選手はわずか6人しかいない(2012年7月)。話題の「つま先着地」と共に、心肺機能・血液・アキレス腱など科学的に、その強さにアプローチしていく。 -
老人漂流社会
2013年1月に放送されて大反響を呼んだ「NHKスペシャル」の書籍化。病院や介護施設をたらい回され「死に場所」を持てない男性、自宅を失った高齢者の「終の住処」と化した三畳一間の宿泊所、自分も周りも気づかずホームレスになってしまった認知症の高齢者など、超高齢社会に住む我々が目を背けてはならない現実を徹底取材。自分の居場所を自分で選べずに「漂流」してしまう現状に警鐘を鳴らしつつ、「奇跡の共同住宅」という希望の光も示すノンフィクション。【「はじめに」より】この本では、番組では伝えきれなかった「自らの老後を、自らで選ぶ」ということの難しさと大切さについて、詳しく伝えようと試みている。(中略)自らの老後と向き合うとき、どうすれば「自分らしい“終の住処”」を見つけ出せるのか、現実的な目線で老後の選択肢を提示したい、と思ったためだ――。 -
ロストフの14秒 日本vs.ベルギー 未来への教訓
サッカーW杯2018ロシア大会。ロストフ・アリーナで行われた決勝トーナメント1回戦に進出した日本代表は、屈指の強豪ベルギーと互角の勝負を繰り広げる。後半アディショナルタイム、最後のワンプレーで勝負に出た日本だったが……。 大反響を呼んだNHKスペシャル『ロストフの14秒~日本 vs.ベルギー 知られざる物語』(2018年12月放送)が、待望の書籍化! 長谷部・長友・吉田など、様々な選手の貴重な証言を得て、日本人の記憶に刻まれた「14秒」のドラマを完全再現する。