加藤さんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
やり直し……?
やり直しというか復讐譚。ヤり直しかもしれない。
敵側にクズしかいないので特に可哀想とかは思わないが、主人公も大概クズなので見ていてスカッともしない。
というか、「一周目で痛めつけてきた奴らに復讐する!」というのは、今世では痛めつけられていないわけなので、理屈があまりよく分からない。 -
ネタバレ 購入済み
設定に無理がある
人気MMO RPGで「不遇職」とされる糸使いだがPvP一位の主人公が、ログアウトできなくなったゲーム世界で復讐を企むストーリー。
まず、ソーシャルゲームですら攻略ページがごろごろ出てくるこの時代に、人気MMO RPGでPvP一位になったキャラの職業の解析などが進まないのはあり得ない。
ゲームが過疎化しているか、強いがPvPには興味がないとするか、せめてPvPで一位を獲った瞬間にログアウトできなくなった、とするべきだったと思う。
(主人公はサーバで唯一の糸使いという設定のため、ゲームの運営は一人のプレイヤーのためだけに糸使いという職業へのアイテムなどをアップデートし続けていることになるため、それでも無理があるのだが……)
また、主人公以外の人々もログアウトできなくなっており、死んでもセーブポイントからやり直したりできないため、ゲーム世界での死=現実でも死ぬと考えられている。
にもかかわらず、主人公が人を殺すことへの抵抗がなさすぎる。
主人公は現代日本の社会人という設定なので(よりによって看護師である)、この人権意識のなさはリアリティが皆無と言わざるを得ない。
そのうえプレイヤーキャラクターをあっさり殺しておきながら、NPCについては「望まぬ結婚を強いられそうになっている」というだけで見返りもなく助けようとする有様で、主人公の倫理観が意味不明になっている。
また、復讐する相手として、主人公のことを笑った(が、その後謝罪し、壊されたアイテムの補償も申し出た)ノヴァスを対象に入れているのに、あきらかに悪意でもって冤罪を仕掛けてきたピエニカのことは一切出てこないのも、復讐譚としてすら一貫性を欠いている。
それらと比べれば些細なことではあるが、物語冒頭ではぐれた親友(同性)を探すそぶりもなく、異性キャラばかり増やしてハーレム展開を繰り広げるのはたいへん印象が悪い。
フィクションであるからリアルである必要はないが、最低限のリアリティは欲しい。
コミカライズ担当は頑張っていると思うので星2つ。 -
ネタバレ 購入済み
救いの無い世界
作者は意図していないのだと思うが、世界観があまりに救いが無い。
生まれつき能力の伸び代が決まっており主人公はそれをステータスとして閲覧できる。
つまり自分が、例えば絵描きになりたいと考えても、生まれつきの才能が無ければ大成することは無い。
もっともこの世界に職業選択の自由があるかは微妙なので、それほどの問題はないのかもしれないが、現代人の感覚からすると残酷に思える。
また、主人公が奴隷とされる民族の人間を取り立てたことが美談のように語られるが、相手に才能が無ければ拾われることはなかったわけで、もう主人公は全然善人でも何でもない。ないのだが、作中で主人公のスキルを知っている人がいないため、善人として話が進むのに非常にモヤモヤする。
主人公は転生者なので、「生まれつきの才能で全てが決まること」の残酷さに気づいてもいいと思うのだが、まったく言及が無いということは作者自身が気づいていないのだろう。
唯一良い点は婚約者が決まっていて安直なハーレム展開にはならなそうなところ。 -
購入済み
不愉快
広告に流れてきたので読みました。
ただのハーレム物ですが、主人公の属性を「web作家」にしたのはそこそこ新奇性があると思います。
しかし、内容が思いつかなかったのか、具体的にどんな小説を書いているのかの描写に乏しいです(「泣ける」「面白い」などしかない)。まあそんなに売れる小説が書けるならば作中作ではなくそちらを書きますからこれは仕方がないでしょう。
しかしその穴埋めとしてか、「短期間で〇文字書ける」「過去に書いた小説を全て覚えている」「小学生のときに大ヒット間違いなしの話を書いた」などと現実味のない設定が入っています。
まあ、ファンタジーものでいう「最強」設定のようなものなのでしょうが、小説がただの「モテ要素」として使われており、小説が好きな自分としては不愉快です。
出てくる女性も性格がほとんど同じ(異口同音に主人公の小説を褒めたたえるばかり)で楽しめませんでした。