mmtkさんのレビュー一覧

作者さん買いです。めずらしくファンタジー設定です。
一年分の記憶を失い、更に毎日記憶がリセットされる恋人(恋人になった記憶すらない)に、告白をし続ける日々。
切なくて涙が出ます。
支えつづけた300日を糧に、ちゃんと幸せを目指して進んでくれるのが、また嬉しくて泣けてきます。

Web版から同人誌を経て、待ちに待った書籍版の発売です。
MMORPGの世界にどっぷりはまって、中のキャラクターと恋人同士になったけど、世界線が違うから報われない。
そんな切なさを抱えながらも諦めないで前に前に進もうとする主人公が本当に逞しい。
1巻は壮大なストーリーのほぼ序章です。完結(出来れば番外編まで)書籍で読めるように切望します。

魔物襲来の時期が来ます。

転生当初からの目標であった、始まりの村への魔物の襲撃阻止の時期がとうとうやって来ました。
村を守りきれるのか、リアンは生き残れるのか。

後半は、だいぶ駆け足でストーリーが進みます。
あらすじで語るには長いので、村の襲撃の決着で章を区切って、『第2部』としてじっくり読んでみたいストーリーです。
全旅程であと5巻くらい行けそうですけど。
番外編とかでも良いので、旅の詳細やその後も読みたいですね。

3巻で少しだけ進展

当初から義兄ラブで爆走中でしたが、母の発言で別方向の思慕を自覚。
義兄との関係も魔力譲渡の為にちょっとだけ進展しました。
元の乙女ゲームのシナリオ枠はほぼ終了したので、これからどう関係が進むか期待しています。
BL ではありますが、ここまでほのぼのと進んできているので、このままのんびり心理描写だけで進んでくれても楽しめそうです。

前作が良かったので、期待しての作者さん買いです。
オメガバース世界ではありがちな設定ですが、丁寧に互いの人間関係を構築していく様子は好感が持てます。
イラストや表紙も作者本人が描いているので、イメージがとても良く伝わってきます。

元の姿に戻れるのか

前巻で魔王の色味になってしまったカインを、元の姿に戻すために周りが協力して動きます。
その後、新学年になり攻略対象者が全員揃ったところで、第１部終了。
まさかの『最終巻』の記載にビックリ!!!!!!!!!
これからの展開を楽しみにしていたので、第２部続刊もすごくすごくすごく期待しています。
カイン君にはディアーナちゃんの幸せを見届けた上で幸せになって欲しいので、それまでは刊行を待ち続けます!

原作のイメージ以上

原作は読了済みです
フィンの美しくたおやかな雰囲気や、旦那様の冷たく無愛想に見える態度など原作のイメージ以上に細やかに描かれていています
続きが楽しみです

悪い顔がイイ

原作読了済みです
コミック版は背景の作画や人物の心情の書き込みでもの足りなさを感じる箇所もありますが、主人公と共謀者の悪巧みの顔がイイ
大人の謀略に青少年+真面目な騎士団長がどう絡め取られていくのか、結末を知っていても楽しみです

作者さん買いです

ひねくれ者の公爵令息が、愛されないと解けない魔法をかけられて、悪態を吐くとタツという呪いを受ける
護衛を巻き込んで、ひねくれた根本原因からの脱却を目指す姿勢が微笑ましい
BL小説といっても、エッチなシーンは控え目です

継子?

転生&記憶喪失。
本人も世界観が分かってない中、兄にいいように転がされてる感じです。
「妹は後妻の継子」てセリフが不自然。「連れ子」の間違いですよね？

前作のファンです

「姫君の条件」のファンです。
へこたれない女性の描き方が上手ですね。
あまり作品を見かけない作者さんなので、新しいお話が読めるのがとても嬉しいです。

ストーリーは楽しい

背景の書き込みは繊細ですごいけれど、トーンや白抜きが多過ぎで見ていて目がチカチカして来る。
ストーリーやキャラのこれからの展開は楽しみです。

さらっと読むと分かりにくい

絵が可愛いのでサクサク読めますが、人間関係がやや説明不足で分かりにくいのと、時系列が飛び飛びなので流れが掴みにくい。
原作があるようなので、そっちで補完される情報なのかも。
ストーリーは楽しいので、次刊以降に期待します。

現代の取り替えっ子

昭和の時代には、産院で新生児の取り間違えが何度かあり、ドキュメンタリや映画にもなってますが、イマドキは受精卵レベルでの取り間違え。
生まれてからの年数だけでなく、お腹の中にで育てた思いと考えると、どう結論を出しても割りきれない感情が残りそう。
今後の展開が気になります。

ストーリーは良い

女の子の表情は可愛いけど、おじさんが書けてない。
動きが紙芝居のようで不自然。
ところどころ下書きのままのようなコマも見受けられる。
ストーリーは面白いので、今後の展開と画力アップに期待します。

誰が何を隠してるのか

前世の記憶が少しずつ蘇るなか、敵対関係や利害関係がだんだん複雑になって来る。
誰と誰が裏で繋がって、誰が嘘をついているのか、何を隠してるのか。
謎が深まるばかりの一巻です。

駆け引き上手

次々とクラスメイトが前世を思い出す中、前世世界での敵対関係がとうとう現実でけが人をだす騒ぎになってしまう。前世の身分にこだわりトラブルを起こした相手を説得するために主人公がハッタリをかますシーンは見物です。

前世と現実が絡み合う

続々とクラスメイトが前世を思い出して来ます。それに伴って、前世での身分差や敵対関係が現実の人間関係に軋轢を起こしてくる。
それでも、先生や前世と関係のない友人、学校行事が“現実“に引き戻してくれる。
先の方で判明する謎の伏線が多くちりばめてあって、読み返すと「ここのこの表現が！」と驚かされます。

続々と

いたずら書き(に見える文字)や校内放送をきっかけに、クラスメイトが続々と前世の記憶を取り戻してくる。
しかし、立場や身分の違いで現実世界で諍いになってしまう。
トラブルの中、王女を騙っていた女子が本当の身分を匂わせる。

前世の記憶

異世界でお姫様だった前世の記憶がある高校生男子と、同じ世界の記憶が蘇ってきたクラスメイト。
まだまだ本当に序盤ですが、勢いがあって続きが楽しみです。

リリアス封鎖、解決

謎の病気の原因も判明し、治療薬も完成。封鎖も解除されて、晴れて白雪達は王城へ戻ります。

ゼンは１日休暇を取り白雪と初のデート。

木々は城での勤務に期間制限があったことをミツヒデに告知。納得できないミツヒデと険悪な雰囲気に。
5年前に木々が城へ上がるエピソードも描かれます。

リリアス、封鎖

リリアスに謎の病が続発！イザナ王子の力を借りて、街を封鎖することに。
道中、白雪はイザナ王子の馬に乗せてもらう事になります。(しかも前に)
ゼンの馬にも乗った事は無いので、貴重なシーンです。
リリアスの仲間と力を合わせ、病の原因を解明。さらに治療薬にするため、原因の植物をキリト、オビと探しに行きます。
治療薬の素になる種は入手したものの、白雪も発病してしまいますが、きちんと結果を出した事をイザナ王子に認められます。

前巻と今回にちょこっと出てくるハキという女性は、この後重要な立場になる人です。

リリアス編、スタート！

出かけた先で会ったのは、オビの昔なじみだった。
仕事を一つ手伝いながら昔語り。ゼンに会ってからのオビの立ち位置がガラッと変化したのがわかります。

白雪とリュウに北のリリアスへの出張が命じられます。赴いた街では、故意か偶然か、イザナ王子と合流します。

海賊事件、解決

白雪が二重に拉致された海賊事件が、クラリネス一行の尽力で無事に解決。
海賊と対立していた山の獅子の頭領は、白雪と縁故の人物だと発覚。それでも白雪はクラリネスへ戻る。

クラリネスでは、王城開放のイベントを迎える。白雪は王子としてのゼンとの立場の距離を実感した。

催眠作用のある薬を誤って嗅いでしまったミツヒデが、真面目腐った側近に変化。その状態で白雪に投げかけた言葉が、ゼンとの繋がりを考えさせます。

タンバルンより白雪に、称号が授けられます。立会人のイザナ殿下の大笑いが見物です。

拉致につぐ拉致

タンバルンの王城から、付け狙われていた美少年にさらわれた白雪。そいつらのアジトに向かう途中、美少年と関わりのあった海賊にさらに拉致されてしまった。
白雪が姿を消したとの報告がゼンにも届き、王子と側近二人＋αでタンバルンへ急行する。
白雪を救出するため、ゼンとラジ王子が共同戦線で海賊を相手にするのは見物です。

白雪、タンバルンへ

白雪を狙う輩がいると、かつて白雪をさらおうとした巳早からもたらされる。
そんな最中、ラジ王子から白雪へ招待状が届きタンバルンへ赴く事になった。

第1話での登場からウィスタル城での振る舞いと、間抜け殿下っぷりが半端なかったラジ王子ですが、白雪の言葉で変わろうと努力を始める素直さが、「甘やかされて育っちゃったお坊ちゃんだったなぁ」と思わせます。

ゼンの少年時代

前巻から引き続き、鳥を保護するかの孝試。子爵の邪魔が入り、白雪が怪我をしますが、テストはクリアします。
この時の立会人の兵士は、この後もちょこっとですが重要な立ち位置で登場します。
怪我をきっかけに、ゼンは白雪への気持ちを表明。白雪もゼンへの恋心を自覚し、お互いの気持ちを確認します。
それを見ていたミツヒデは、ゼンと出会った6年前に思いをはせます。

ラジ王子再登場

イザナ殿下の招待で、隣国タンバルンのラジ王子がウィスタル城へやってくる。
相変わらずの浅知恵で軽々しい発言をしてしまい、白雪が難しい立ち位置においこまれてしまう。

もう一遍は、地方貴族とその領地で希少な鳥を操ってくらす少女との諍いの前編。

王宮勤めの生活のスタート

宮廷薬剤師の試験に合格。見習いとして薬室に勤め始める。
仕事で北の街に向かうが、近くの砦で謎の病が発生。孤軍奮闘で原因を探る。
その間に王城には第一王子が帰城。冷たくすら見える沈着さで、白雪を見定めようとする。

運命の出会いから

珍しい赤髪を理由に愛妾に請われた白雪が、隣国に逃げて出会った相手と新たな生き方を歩んでいく。
第1巻は、白雪が王宮薬剤師の試験を受けるまで。
登場する植物はフィクションですが、薬学に対する姿勢は素敵ですね。

人間と魔物の想いが交錯

寺院の罠を解いた為に、体力を使い果たしたブラッド。
生存するために、魔物としての本能が最優先されてしまう。

イシュカを守るために突き放そうとするが、ブラッドを助けたいイシュカは、自らを糧にさせようとする。

人間側のイシュカ、セルギ、魔物のブラッド、ネイ達、みんな自分の大切なものを守ろうとしているだけなのに、想いがかみあわないのがもどかしい。

ブラッドが罠にかかる

ブラッドの昔の仲間が、頭領としてのブラッドを取り戻そうと、罠にかけて契約をむすばせる。
契約を果たそうと、イシュカを僧侶に託し一人で森の中へ向かう。

相変わらずのイシュカの天然っぷりが微笑ましく、魔物達がブラッドを慕う気持ちが切なくなります。

ホロッときます

前巻からの続きで、かつての仲間が作った、ブラッドの偽物との戦いに決着がつきます。
後半は、湖の魔物とイシュカの交流。
人間が魔物を、魔物が人間を信じることができるか、の駆け引きになります。
最後、お互いの想いにホロッと来ます。番外編で救われた気になれます。

旅を続ける中での再会

旅を続けるブラッドとイシュカ。
ある町でイシュカの幼なじみと再会します。イシュカの連れが魔物であると気づいて、人間側に引き戻そうとします。
もう一編は、ブラッドとかつての仲間というか部下達との再会。
ブラッドが寺院の手で消滅したと思い込んでいた仲間は、とんでもないものを作っていました。
決着は、次巻へ。

世界観が柔ら気持ち良く読めます

氷の魔物であるブラッドと、人間である(あった？)イシュカの物語。
BLというより、異種族で価値観が根本的に異なる二人が心を通わせていく過程が、読んでいて心地好いです。

メインキャラでない人達の話し

ボクセキからは、メインで出てこない人物のストーリー。学校生活が垣間見えて、前世前世言ってても普通の高校生だなぁって感じ。
他は、上岡が前世の世界にいたら、な夢のお話しと、手嶋野の話し。
ボクセキ以外の短編も収録されていて、ちょっと箸休め的な気分で読めます。