【感想・ネタバレ】朧夜ノ桜 居眠り磐音(二十四)決定版のレビュー

あらすじ

磐音とおこん祝言の日に……刺客あらわる!

安永七年正月。
白梅の香り漂う新年早々、尚武館佐々木道場に朱塗りの大薙刀を引っ提げた道場破りが現れる。
道場の後継者となった佐々木磐音は難なくこれを撃退するが、襲い来る手練の刺客は後を絶たない。

真相を探る磐音は、彼らを背後で操る黒幕の手による、道場潰しと自身を抹殺せんとする謀略であることを知る。
おこんとの祝言が間近に迫るなか、磐音はある一計を案じるのだが……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
おこんがまだ、町人の時期であり、磐音と同行で闘争が起こった際に一緒に啖呵を切るところが面白く痛快。

また、磐音が縫箔職人のおそめをたしなめた時に、技と技の間の繋ぎこそ、重要といったことが印象的。

田沼との争闘が本格化し、田沼方が5人の刺客を送り込む新たなシリーズが始まった。楽しみ。

あらすじ
桂川家の祝言が催された。おこんもいよいよ速水家に養女として入った。

一方、尚武館道場では、三味線の鶴吉からの情報により、演習相良の田沼家にて、五人の腕利きの武芸者が雇われ、磐音の暗殺を企てているとの情報が入った。

一人目の久米某を磐音は道場にて打ち破る。磐音は読売を使って、田沼の策略を世に知らしめることで、相手方を牽制した。

二人目の琉球古武術の松村按針と田沼の剣術指南の伊藤が吉原から出てきたところに待ち伏せ、足に怪我を負いつつも退ける。

読売の成果もあって、残り3人の刺客は遠州相良に引き返したことを確認し、磐音とおこんの祝言が無事に行われた。祝言の夜にタイ舎流の河内が、現れ、尋常の勝負となり、打ち破る。

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2023年08月14日

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