あらすじ
中国で発禁処分となった淫書をコミック化! 「あの女に負けるくらいなら死んだほうがマシ!!」 女の意地とプライドをかけた性戯の数々。
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瓶児との確執、本格化
登場時から金蓮とはウマが合わず、いざこざが絶えなかった一見か弱い第六夫人、瓶児。
しかし、徐々に現れていく瓶児のいやらしさ、何とも女性をモヤモヤさせる側面の描かれ方は秀逸。
群を抜いて嫌いなキャラクターではあるけれど、ここまで金瓶梅にのめり込ませてもらえたのは、瓶児のおかげと言ってもよいかもしれない。
とはいえ、瓶児の本領が発揮されるのは、まだまだ先の話。
心して、この先を読み進めてほしいです。
それにしても、旦那様の節操のなさは、どうにかならないものか……いや、ならないのだろう。
奥方それぞれの魅力
癖が強く決して善良ではない美人達、酷い事をしているのにそれぞれに魅力を感じてしまいますね。大奥様の貫禄と威厳もどんどん発揮されてきています。面白いです。
バトル
控えめで物分かりの良さそうな正妻の持つホンモノの怖さと権限がみどころ。
喧嘩してでも欲しい男と贅沢な暮らし。
自分で稼げないならこれは出世道。
おススメ
登場人物が多くてネタが尽きない物語です。金蓮は正義感の強い悪者で時にはツンデレでエロくて好感がもてる主人公です。原作の中国古典より楽しくアレンジされていると思われます。