【感想・ネタバレ】龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(23)のレビュー

あらすじ

『修羅の門』『修羅の刻』『海皇紀』‥稀代のストーリーテラー川原正敏最新作は、紀元前中国が舞台。
秦末の動乱期に覇を争った項羽、そして劉邦の生きざまを描き出す歴史絵巻。
主役には天才軍師・張良を据え、偉丈夫達の興亡を紡ぎだす!
睨み合う漢城と楚城ーー!!天下の行方は!?
進まぬ攻城に焦れた項羽は次々と苛烈な手を繰り出し
劉邦に最大の危機をもたらす‥!!

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Posted by ブクログ

ついに最終決戦へと舵を切る「龍帥の翼」。
己の身を削りに削って、狂気を纏い続けた張良の戦いもいよいよ最後となります。

張良を支えている気力が切れるであろう垓下の後、彼はどうなってしまうのだろうか。燃え尽きてしまうのは決定だろうけども、悲しさしかないのかなぁ。
黄石と窮奇二人に看取られてという最期だろうけども、彼の心になにが残るのか、です。

いろいろ思うところはあれど、今はこの先の怒涛の展開を待つばかり。
思えば「龍帥の翼」はずっと期待感でした。ここまで、読まされてきてしまいましたね。

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2022年08月22日

購入済み

十の罪

劉邦が項羽に対峙して堂々と十の罪を述べるところが見せ場。
項羽が「心を折る」と言っているが、この用法は80年代以前には無かったはず。
漢字一個の相違にも気を遣っているかのような本作なので違和感が残る。

0
2022年08月23日

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