あらすじ
宋義を斬り捨て、楚軍を掌握した項羽。目指す先は鉅鹿の地--。二十万以上の秦軍が鉅鹿城を囲み、反秦勢力を壊滅せんと目論む。対する項羽は、七万足らずの兵を率い進む。命を賭した戦いの行方は!?
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Posted by ブクログ
鉅鹿攻略へと向かう項羽。
項羽個人の勇猛さを勝利の根拠にして、戦いを挑み、そして勝つ。数字だけでは測れないものがあります。
その戦いの中初めての、そしておそらく、最後の項羽と窮奇の共闘。これは垓下につながってくるんでしょう。
もう一つ。この戦いに臨んだ項羽軍の覚悟を目にした韓信。これも「背水の陣」へとつながるんでしょう。
さぁ、項羽は着々と反秦の歩みを進めていきます。
劉邦は何をしてるのかな?
違和感
窮奇の使い過ぎに、ちょっと違和感。
今巻は、項羽の独壇場にして、強すぎる項羽をこれでもかとばかり描いてほしかった。
とりあえず次も多分読むので、星三つにしておきます。