あらすじ
『絶園のテンペスト』城平京 原作! 怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!! “怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!? 2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?
【こちらの2シリーズを収録!】
・岩永琴子と同じミステリ研に所属していた風間玲奈は、琴子がかつて挑んだ奇妙なダイイングメッセージについて語り出す。その聞き手は“桜川六花”で――過去編「死者の不確かな伝言」
・無実の罪で逮捕間近の男にはアリバイがあった。しかし、その証人が“雪女”だったため警察に主張できず……!? 新章「雪女のジレンマ」始動!!
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続きが気になる!
おひいさまが次の巻でどんな推理をするのかがとても気になる!
事件が解決したあとの昌幸と雪女がどんな生活を送るのかも早くみたい!
Posted by ブクログ
「死者の不確かな伝言」では六花さんが琴子の元同級生と出会います
六花さんは相変わらず好きになれませんね
九郎が琴子と仲良くしていることに面白くなそうに言い、九郎が琴子をぞんざいにしていることを嬉嬉として言う
性格 悪いなぁ
これだけなら ただの悪女なんですが、何故か
この話の人達からは好印象なのが 納得がいかないところです
そして 今回の本題は
元同級生の目線から 再び 高校生時代の琴子が!!
玲奈は琴子に対して 割と好意的ですよね
この話では琴子は周りから辛辣に言われているので
琴子にもちゃんと味方がいたのかと何となく安心します
高校生の琴子は同級生目線で語られることが多いので 実際に問題を解決したところが見れないのが惜しいところです
琴子は幽霊の浄霊とか出来るんですかね
「雪女のジレンマ」
最初に九郎と琴子は出てきましたが
今回はあくまでも主役は雪女と昌幸の話みたいです
そして今回も琴子は 九郎に着いてきてもらえなかったんですね
最初の方を見る限り大学での琴子の評判は今のところ 悪くないようですし、下手に隠してる方が変に思われそうなものですが・・・
雪女編
最初は岩永の高校時代、ミステリー研究部仲間?が六花と出会い、当時のエピソードを語る短編。ダイイングメッセージを題材にした話、ダイイングメッセージはミステリー好きからしても、証拠なり得るのか?と言う疑問があるテーマ。そして、このダイイングメッセージは本巻では途中までになる「雪女のジレンマ」でも取り扱われている。証拠と言い切れないダイイングメッセージと、アリバイの証人が証人とならない雪女という二重の不条理で容疑者が追い込まれる。
九郎先輩、ほぼ出番なし。
かねがね思っていたのだが、この作品はゲストキャラの女の子が可愛い。雪女に至っては過去最強レベルの可愛さであろう。