あらすじ
石のはまった右腕から電撃を放ち、町に棲まう怪異達を恐怖に陥れている奇怪な人形"電撃のピノッキオ"(琴子命名)。町の住人である老婆・多恵にはその人形に心当たりがあった‥‥騒動を解決するべく立ち上がったのはもちろんあの二人―――! 怪異バトル×伝奇ミステリ「電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを」完全収録!!
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アニメ2期バンザイ!
虚構推理 Season2 放送開始、おめでとう。
ですが、この巻に出て来た電撃のピノッキオ編は飛ばされた…
短編の内容は飛ばされるだろうと思ったけど、電撃のピノッキオを飛ばされるとは…
まあ、ものすごく好きなエピソードって訳でもないけど……
雪女には勝てなかったか………
Posted by ブクログ
「別に私は罪を負っても構いませんし この町にどんな被害が出ても構いはしません」
一見 非情にも聞こえるが 常に公正に人や妖達を裁こうと思ったら 非情にならないとやっていけないのかもしれない
人間の側にとっても 妖の側にとっても 公正で中立に立たなければいけないのであれば 琴子はどちらにも属すことが出来ず たとえ 親であろうと 常に周りと距離をとらなくてはならない
ある意味 琴子は神様であるが故 常に1人で戦ってきたのだろう
その点 九郎は琴子にとって これ以上ないくらいよい恋人だと思う
と思っていたら「ダミアン君を知っているか」で
九郎の株がやや下がった
いくら 鬱陶しくたって 恋人の誕生日を覚えず、挙句の果てに元カノの誕生日を言うのはいくらなんでも・・・
途中、子供をいじめていると勘違いしたとはいえ、
後ろから蹴飛ばしておいて 謝らないというのもいくらなんでも酷いと思う
今回の回で 九郎が琴子と肉体関係を持っているのは ほぼ確実だと思うのだけれど
「そりゃあ 先輩のおかげで未通女ではありませんが」と言ったり、
苦いものの例として「精・・・」と言いかけていた
(言い終わる前に九郎に蹴り飛ばされたが)
琴子が九郎と 肉体関係があるようなことを言う時
九郎は口を塞いだり 止めたりするだけで 否定したりはしていない
彼女だと言うと否定するのに それを否定しないのは何故なんだろうか?
悲しいキノピオのお話
・ピノキオのお話、何とも表現しづらいものはあるがとにかく読んだ後に一抹の寂しさを感じる様な気がする。
・しかし自分もあのおばあちゃんの様に老後は元気でありたいものです(その境遇が幸か不幸かはさて置いて)
・巻末の豆腐小僧、可愛い顔して怖い。理性がありながらおひいさまに逆らう妖怪も居るんだなとこの巻で確認