【感想・ネタバレ】淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十四【電子書籍限定書き下ろしSS付き】のレビュー

あらすじ

【電子書籍限定書き下ろしSS】付き!
シリーズ累計100万部突破!(電子書籍含む)

世界を見据えた国造りへ!
絶好調の戦国サバイバル小説、最新刊!

書き下ろし外伝×2本、漫画:もとむらえり描き下ろし応援漫画も収録!

※イラスト内の地図はアジア図(国土地理院,https://kochizu.gsi.go.jp/items/263)を元に碧 風羽が作成。

電子書籍限定書き下ろしSS「会談」


【あらすじ】

1585年。朝堂院の再建が始まり、朝廷の復興が一段と進んだ年。
太平の世を見据えて国を豊かにするため、通貨作りや産業育成に東奔西走する日々。おかげで日本は空前の好景気に沸いていた。
一方で明は深刻な不景気のさなかにあり、民衆の不満は今にも爆発寸前。しかもその原因は朽木の政にあって……?
明と日本が争えば、西洋諸国からの介入は避けられない。
敵は極東の大帝国“明”か、太陽の沈まぬ国“スペイン”か、それとも……?
東アジアの安寧のため、基綱は複雑な舵取りを迫られる!
世界と対峙する戦国サバイバル、待望の最新刊!


著者について
●イスラーフィール/Israfil
千葉県在住。趣味は読書、ビデオ鑑賞です。
SF、歴史が好きで戦国時代を舞台にした小説を書きました。
プロット無しのストーリーテラーで小説の中で妄想を炸裂させています。
現在ダイエットと筋トレに励んでいます。

●碧 風羽/Foo Midori
SF、ファンタジーを中心にイラストレーターとして活動。漫画執筆、教本執筆も。
Twitter @foomidori
pixivID 635526

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ウェブで何度も読み返したストーリーですが、纏めて読めるのは嬉しいです。
上皇の大極殿再建現場への場面も院の視点で書かれていたり、龍造寺視点の孫四郎誅殺の真相とか、加筆部分も多くてお得な一冊です。

1
2023年05月04日

購入済み

朽木さんちは頭が良い

基綱の中の人(というのは変かもしれないけど)の頭の良さ、記憶力に脱帽です。たしか小説を書くために勉強したとあったはずだけど、どれだけ文献を読んで記憶しているのやら…。
御蔵・殖産奉行コンビもまた頭の回転がよい!幼い頃からの英才教育の賜物ですかね?武張ってばかりじゃなくてよかったね。

0
2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

朽木の天下統一に向けて、九州には大友氏と龍造寺氏が残っている。そんな状況の中で、琉球、明、朝鮮との関係が、通貨としての銅の流通の面で語られる。武力だけではなく、そういう商業的観点で問題とされるのが面白い。北野天神に対する恫喝もこれまた面白い。実際の東アジアの歴史とも響き合っている。まあ、朽木基綱はねえ、転生者にしても歴史のことを知りすぎ。学者だったの?

0
2024年12月30日

シリーズ作品レビュー

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