【感想・ネタバレ】淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~十一【電子書籍限定書き下ろしSS付き】のレビュー

あらすじ

★電子書籍限定書き下ろしSS付き★
シリーズ累計50万部突破!(電子書籍含む)
『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社刊)単行本・ノベルズ部門第8位!
絶好調の戦国サバイバル小説、待望の最新刊!
書き下ろし外伝×2本+もとむらえり先生の描き下ろし応援漫画も収録!


【あらすじ】

1581年。朽木家の当主・基綱が息子・堅綱に家督を譲った年。基綱は家督のみならず東海道五ヶ国を息子に任せ、後継者教育もいよいよ本格化していく。
その一方、基綱は九州平定に向けて将軍・足利義昭の上洛の準備を進めていた。しかし、義昭が突如凶刃に倒れる。背後にいるのは一向宗か、それとも島津か――。九州を巡る情勢が混迷を深めてゆく中、四国でも騒乱の影が……?
さらに、関東では怜悧狡猾な徳川の策が堅綱に迫る!
弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!

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感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

時代の終わり

幕府が名実ともに滅亡したわけですが、ここにきて利用された顕如がかわいそうだなと思いました。心の底では反発する気持ちはなくならなかったかもしれないけど、一向衆を生かすために…と考えていただけに、哀しい幕引きだったと思いました。
そして生まれた双子はここから十数年後どうなるのか、お家騒動は避けられるのか、心配になります。うーん、どうにか無事におさまりますように…。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

足利義昭が島津の地で顕如に殺され、名実ともに足利幕府は終焉を迎える。朽木堅綱は甲斐の徳川家康と対峙し翻弄されるが、堅実なところも見せ確かな成長を感じさせる。そして、いよいよ九州征伐への機運は高まる。なんかねえ、書くことがなくなってきたが、とにかく歴史改変の壮大さが面白いのだよ。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

息子 堅綱の関東攻略。家康との戦い。
九州の将軍義昭死す。

外伝『伯父・甥』三淵藤英と細川忠興
外伝『真実』家康の心境は…。

巻末4コマ漫画、下野守がカステーラをもっきゅもっきゅ、好き。

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2021年11月30日

DD

購入済み

足利幕府崩壊と新秩序への助走

とうとう足利の世が終わり、天下統一とまではいかないまでも、当時の中心地であった畿内が一先ずの安定を見る
混乱を極めた時代の象徴ともいうべき足利幕府とその混乱の仇花として威勢を振るった一向教団が瓦解していく
三好日向守孫四郎長逸の目を通して主人公とは長きに亘り浅からぬ縁となる三好家の黄昏は隠れた見所である
太閤殿下と二人三脚で新し秩序構築へと歩を進める主人公と新秩序を次へと繋いでいくべき世代の成長が描かれるのも見落とせない

#アツい #深い #切ない

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2021年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

将軍義昭は当たり前だと思うが、
顕如が死んだのはちょっと悲しい。最後は何とか信徒を守ろうともがいていたのに。
出羽守と小山田左兵衛尉のやり取りがいい。
我ら良き主を得申した。嬉しいね

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2022年09月04日

シリーズ作品レビュー

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