あらすじ
★電子書籍限定書き下ろしSS付き★
3ヶ月連続刊行第2弾!
コミカライズも好評連載中!
絶好調の転生大名が足利の治世へ終止符を打つ戦国サバイバル第5章!
書き下ろし外伝×2本、漫画:もとむらえり先生書き下ろし4コマ漫画も収録!
【あらすじ】
1571年。征夷大将軍を巡る戦いは足利義昭を擁する基綱たち、朽木家の勝利に終わったかに見えた。だが、これは天下を決める統一戦の始まりに過ぎなかった!
将軍交代を狙う三好家が摂津に攻め入るばかりか、西の覇者・毛利家が策を打つ。加えて、恩を売った義昭は相変わらず反基綱を貫いている。
自領の安寧だけを願ってきただけの基綱だが、天下統一の筆頭候補として権威を示す時がきた。
帝直々の「天下静謐の任」を提げ、京を手中に収めろ!
時代は永禄から元亀へ。戦国サバイバルは将軍家への決別を果たし、新たな時代へ駆け上がる!
外伝×2本収録に加えて、漫画:もとむらえり先生書き下ろしの4コマ漫画も収録!
著者について
●イスラーフィール
千葉県在住。趣味は読書、ビデオ鑑賞です。
SF、歴史が好きで戦国時代を舞台にした小説を書きました。
プロット無しのストーリーテラーです。
先の事は考えずに突っ走っていますが最近では日々勉強不足を感じています。
でも走り続けますよ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
加筆マシマシでお得感有ります。
公家とか朝廷の場面が増えて、ネットでの戦の影にこんなエピソードがあったんだ、楽しい~って感じです。
外伝Ⅸ『政変』お気に入りの近衛殿下登場も大幅増量、南蛮鎧で帝の元に駆けつける。その後三好を追い払った基綱が足利義昭の面目を…。
外伝Ⅹ『天下を狙う男』勧修寺晴豊視点
すぐに続きが読みたくなる
お値引きされていたので、がんばって大人買いをしました。読み応えのある内容の濃さだというのに、あっという間に5巻まで読んでしまいました。
作者さんも仰っていますが、これからの不穏な気配がそこかしこと散らばっているのを読んでいて感じます。歴史ものか〜。長いなあ…とためらっている方にもぜひ読んでいただきたいシリーズです。
Posted by ブクログ
信長がお濃へ愚痴を言うけど、ちょっと気の毒。自分なら朽木と同じことができた。さらにその上を行って、全ての権威を否定して一番上に立ち、海外まで雄飛したと。その点、朽木基綱は、権威というものを大事にし、というか上手く利用しようとする。信長だったら、天皇まで否定したかもしれない。朽木基綱は朝廷、帝とかなり親密である。今回も、朝廷を手厚く援助して、いくつもの朝勅を引き出し、義昭を虚仮にする。心の内では、権威など有難がっていないし、神も仏も信じない。当時の人らしくないわな。しかし、家族や親族、配下たち、領民たちには非常に優しい。
義昭を餌にして、四国の三好を摂津、山城まで攻めてこさせて、ほいきた長さんという感じで、四国に追い落とし、その後、和睦を結んで、義昭の将軍就任を認めさせる。丹後や丹波を攻め、支配下に入れる。こうなると、本願寺、毛利との衝突は避けることができなくなってくる。琉球との関りで、島津とも事を構える。天下統一までには、いくつもの難関がありそうである。
読み応え十分
加筆や外伝などで主人公に関わる公家達の心情などが分かりやすくなったので、原作を読んでいましたが十分に読み応えを感じました。ただし挿し絵イラストには、少し不満がありますがね(^_^;)。