脳がヒリつく脱獄サスペンス!少年ジャンプに現れた異色作かつ超良作!
舞台は明るく和やかな孤児院、勉強にお手伝いにと幸せな日々を過ごす少年少女……しかしこの孤児院にはあまりにも凄惨な秘密があったのです。里親に引き取られ孤児院を去ったはずの子供達は、実は「出荷」されていた……「異形のモノ」の、「食事」として……!
ここまでで既に「え!?」となってしまうインパクト。主人公達はこの秘密を知って脱出を計画する訳ですが、そこからの展開はもう目が離せません!それぞれ知恵、知識、運動神経の高い少年少女達が立ち回りますが、それ以上に異形のモノの手先である孤児院の院長ママは周到で抜け目なく強か。計画がバレないよう情報を集め、腹を探り合い、虎視眈々と脱出の機会を伺う緊張感はプリズンでブレイクな海外ドラマを思わせるクオリティです。
1話1話がハラハラしっ放し、続きが気になって仕方ない脱獄劇……もう全力でオススメです!
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匿名
鬼たちを倒したくない
エマが掲げる鬼たちを倒したくないとノーマンの鬼たちを倒すがどのようにぶつかっていくのかが気になった!自分はエマのほうに1票かなー
きな臭い展開
ノーマンは一人でいろいろ背負って暴走気味だし、エマとレイは7つの扉の先で異次元体験中だしで、次がどうなるかまったく読めない。
Posted by ブクログ
この巻の内容知ってから表紙裏の絵を見ると怖すぎる。
ただただ黒い部分に対して恐怖しかない。
夜と昼の世界に行ってからどうなるんだろう??
約ネバ
ノーマンがちょっと怖い、、今までのノーマンじゃないみたいに感じるけど、それもエマやレイやみんなの為にやらなきゃいけないという使命感から来てるんだなと思った
次の展開が楽しみすぎる!
前進の15巻
ノーマンとぶつかり合うエマ、そして七つの壁探しへ。
ムジカの存在、鬼たちの社会に君臨するものたちの登場ーー
もう後に戻れないのは全員同じ。鬼を含めて全てを救うか、鬼を殲滅して人間を救うかーーやられるか。うーんどちらの気持ちもわかるけど、やっぱり生き残るためにはノーマンの考え方に賛同してしまいそう。エマたちの道に光がありますように。
急にファンタジー感が強くなった終盤!どうなることやら。
Posted by ブクログ
まずもう、絵がうま過ぎる。
ギーラン卿と盟約を交わし、鬼同士を戦わせる作戦を取るノーマンの漁夫の利作戦。
王を殺さず、その血を使って、「人を喰わなくてもいい鬼」を増やした上で人間の世界に渡るエマの作戦。
「鬼」を「鬼という種族」として見るか、それぞれの個として見るか。
エマは良くも悪くも、相手を「集団」として見る「偏見」がないから、綺麗事や夢物語を語るキャラなんだよなぁ。でもエマの知らないところで、ノーマンは取り返しがつかないくらい超非人道的(鬼道的?)行為に及んでいるし、それを正当化したくなるほどの鬼の悪行を知ってるから…
このすれ違いが辛い。
ノーマンは賢すぎて、背負すぎだよ、おろせ。
Posted by ブクログ
ノーマンの計画とエマの理想がすれ違っていく展開がせっかく再会できた子どもたちを決別させていくのかと思うとやるせない。
ここで子どもらしく大きく喧嘩して方針を決定すればいいのに頭いいから表面上ではすり合わせて同時進行して同じ方向を目指しているのにきっと結果は反対の方向に向かっていくんだよなあ〜
〝神様になんかならなくていい〟すごくジーンときたセリフ。読者であるわたしもノーマンならなんとかしてくれそう、ってノーマンを神聖視しているところがあったからその一言を本人に言えるエマは流石。そしてノーマンその言葉しっかりうけとめてぇええ。
不穏な空気満々で気になる一方です…
Posted by ブクログ
鬼を絶滅させようとするノーマンと「殺すのはやだ」「絶滅は反対!」のエマ。
やっぱりエマは優しい☺
入口は分かっても出口がわからないのに
鬼の絶滅を避ける方法を探しに、レイと一緒に七つの壁と約束を結び直しに冒険へ。
無事に戻って来て欲しい
ノーマンを
救ってあげたいエマとレイがとうとう7つの壁に入る
ここもまたアニメではしっかり端折られていたけれど良い場面
入口はあれど、出口がないという壁の中
死亡フラグしかたっていないようにも思うけれど、ここからの展開が気になるところ
そしてノーマンの作戦実行に間に合うのか…!?
Posted by ブクログ
人を食わなくても人型の鬼でいられる鬼の設定がよくできています。そして、その存在が邪魔なために根絶やしにしようとした鬼たち。
現実の世界でもこういう人間がいるなぁと思います。彼らは自分たちだけに富が集まるように細工をして、格差が広がるのを望みます。
その方が世界を統制しやすいからです。
だから、これは現実の物語だと思います。
エマとレイが負けないでほしい。
Posted by ブクログ
ノーマンの計画vsエマの理想、タイムアタック。
「成功じゃない」って言い切るよなあ。
ノーマン、あまりに多くを背負ってしまった。
青臭い理想論で突き進めるエマの主人公ぶりよ。
こんな主人公に無茶するノーマンまで加わって、レイも面倒見がいい。
ギルダもいつもこの役割、彼女も苦労が絶えない。
Posted by ブクログ
話が一段落して、つまんなくなったと感じていたが、我慢して読んでいたら、また動き出した。
ミネルヴァことノーマンは鬼で権力の座から追い落されたギーラン家と組むことで、現在の世界を支配している王家・五摂家を滅ぼそうと画策。
一方、平和主義者エマは、そんなノーマンに疑問を抱く。
二人の主張の接点となりそうなのが、人を食べずともその形質を維持できる”邪血の少女”のエピソード。それは彼女たちが以前会ったソンジュとムジカのことだった。鬼はその血を飲むだけで、その体質を受け継ぐことができる。
ノーマンが鬼の仲間打ち計画を実行させる前に、ソンジュ達を見つけ出すことをエマは決意。7つの壁を越えて鬼たちの世界へと出発。一方、ノーマンは鬼への復讐を改めて誓う。
鬼の世界の女王レグラヴァリマ、そして五摂家たちの新キャラが出現。近年農園を襲う賊の退治に乗り出す。ノーマン達はそこを狙って、計画決行を決意。
7つの壁を越えたエマとレイがたどり着いたのはなんと彼らが脱出したはずのグレイス・フィールド。しかしそれはどうも幻影らしい。あやかしの世界に翻弄される二人。
Posted by ブクログ
ノーマンの計画、エマの想い。
どちらも譲らないし、譲れない。
レイはあんなに尖っていたのに、脱走を機に良い意味でトゲも抜けたというか…しみじみ。
エマを支えてくれていて、頼もしい。
ムジカの謎がそういうものであったとは。
まだこれからも激しい闘いが待っているのかと思うと怖い。
願わくば、ハッピーエンドがいいな…。