あらすじ
激闘の末、シシ組からハルを救出したレゴシ。ハルと2匹で帰宅途中、終電を逃してしまい、ホテル泊を余儀なくされた。密室で、過去の罪を自白するレゴシだが…!?
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すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。
思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?
全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!
マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪
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レゴシとハルの何とも言えない複雑で微妙な関係
気持ちの点だけで言えば、恋人同士なのに。
個人的にはジュノさんとの方が上手くいく感じがするけど、
上手くいけば幸せかどうかは分からないよね。
ルイは死んではいないと思っていたけど、まさかの展開。
匿名
ふつうに
なんか、動物の世界とかではなく普通に人間同士の恋愛を見ている気持ちになった。人間世界ではよくある話も肉食動物とかの話が入るとまた違った展開になって面白い
Posted by ブクログ
ルイ先輩生きてたありがとう良かった肉食のボスとかまじかっこいいなルイ先輩がんばれ
ジュノちゃんかわいいかっこいい最高
701号室プロフ日常ありがとうかわいい
701号室のメンバーの説明(おまけ)がかわいい。ジャックがレゴシの膝に頭乗っけてるの可愛すぎてキュンとする。本編でもレゴシとの始まりが書かれててジャックのこともっと好きになっちゃったわー!
草食男子と肉食男子の目が合った時の対応のおまけページもあーなるほどってしっくりきて可愛かった。
Posted by ブクログ
レゴシもハルちゃんも、どうか幸せに生きてくれ…!俺たち付き合ってなかったのか、のレゴシがとてもかわいい。
ジュノちゃんもひたむきで、推せるんだけどな〜!
レゴシとハルのラブホテルから始まり、被食者の本能により夜は失敗に終わりますが…(笑)
この巻でレゴシとジャックの過去に触れたり、それぞれ肉食としてもその中の種でまた悩みがあったりするんだなぁと。
そしてルイ先輩どうなったんだろうと思っていたけどまさかの…!
それぞれの始まり
ルイがますますルイらしく…
舞台が出来てきたようで。
意気込む場面、村上春樹の「ノルウェーの森」に出てくる、先輩がナメクジを飲み込んだストーリーを思い出してしまった。
レゴシは扉をひとつ開けたなー。
新しい世界でまたまごつくところから始まったようで初々しい。
ハルもビッチとしての生き方から、1匹の青年の心と向き合い、「誰でもいい」、から「あなたじゃなきゃ」に変わる。
面白くて目が離せない展開になってきた模様。
Posted by ブクログ
巻末ではいよいよ本題に近づいてきているよう(タイトル回収にはまだまだかかるだろうけど)。
恋に関しては主人公のレゴシに頑張ってほしいけれど、キャラクターとしてはやはりルイ先輩を応援してしまう。物語全体はあくまで青春漫画で、ルイもアイデンティティに苦しんだりする若者なのだけれど、彼の話は妙に大袈裟で、妙にドラマチックで、芝居がかっている(演劇部長という肩書きもお誂え向きに)。多分、彼はこの漫画の「漫画らしさ」を担保してくれるキャラクターであって、読みながら偏愛したくなるのはそれが理由なのかもしれない。
Posted by ブクログ
ここで告白をするレゴシもすごいが、
ハルちゃんの「気づかないふりしてた」という言葉に驚く。
一緒にいるのが楽しかったからだと。
止まっていた時間を動かすという言葉から、まさか
食べられようと動いてしまう展開になるとは。
本能なら逃げ出す方になりそうなのに、この意外性がすごい。
外泊のことばかり指摘する寮母にはやはりモヤモヤする。
そこに割って入れるジュノはやっぱり肝が据わっている。
レゴシ先輩を幸せにできるんですかとハルに言ってしまうところもそうだ。主人公カップルの恋路を邪魔するポジションにありながら
嫌われキャラでは無いのは、こうやってこそこそせずぶつかっていく性格だからだろう。
自分を認めてくれたレゴシの存在がハルの中で大きくなっている。
ジュノのやり方は好きでは無いけれど、
レゴシもビースターも手に入れたい彼女らしいやり方だとは思う。
レゴシの様に暗い現実を恐らく目の当たりにした事のない彼女にとって
純粋に肉食獣の『弱い』立場を引き上げ、良い世の中にしたいと考えているのだろう。
1人で戦っても潰れてしまうといのも間違ってはいない。
想定とは変わってしまったが、きちんとハルに告白できて良かった。
ジャックたちがレゴシの無断外泊の件に触れないと決めた理由が、自分たちかレゴシが傷付くから、なのに笑ってしまった。
草食と一括りにする方が差別と言うビル、一理なくも無い。
ビルにはビルの信念があって、ルイというブレーキになるような存在がいたから
自由にそれを追えていたところがあるのだろう。
あいつがいなきゃ俺はただの悪者だという不安の吐露に、アオバはアオバで共感も安心もあったのではなかろうか。
ジャックとレゴシの小さい頃のエピソードが可愛い。
まだ見た目がころころした子犬にしかふたりとも見えない頃からの仲なのだな。
絶対ヘンな奴だからもっと話さないとわからない、
一緒に遊ぼうという発想になるジャックも
結構『ヘン』だ。とても可愛い。
レゴシが力を使わないように気を付けていて、
それが不快だと言っていたルイ先輩がまさかのシシ組入り。
予想外過ぎたが、学生生活に戻れる気がしないのは分かる気がする。
戻って来てくれたと思ったし戻って欲しかったとも思う。
獅子も鹿もシシだからシシ組なのはなるほどと唸る設定である。
レゴシとしてはジュノを振ったつもりも無いのは分かる。
ジュノの演説のお蔭で、近くにいっただけで草食から警戒されないのが嬉しいと喜ぶ肉食たちの気持ちも分かるし
だからこそ危険性が曖昧になる不安もある。
ジュノが単純に喜ぶ気持ちも分かるのだが、「今この場に草食はいない」のが全てだ。
Posted by ブクログ
びっくりな展開。
そうだったのか良かった、と思ったらすぐえーーー!全然良くないじゃん!!
ただでさえ怖い設定&展開が、ますます怖いことになってきた。
しっぽを足の間にはさむような気持ちで読んでる。
凄まじい24時間の後にそれを落ち着かせるための巻。ちゃんと進展もあり!
ルイが生きてシシ組の頭になった事、当たってた!ただしルイじゃなくて内部の発想という事は…ルイは下っ端に弄ばれる可能性は十分にある。痛い目を見るでしょうか。
あと、若いジャックとレゴシ可愛い!
レゴシ…なんでも素直に言えばいいってことではないよ。
そしてルイ先輩…学校に逃げ込目ないくらいヤバイやつらなの?それなのにボスに担ぎ上げられるっておかしいような。うーん、とりあえず逆転してくれることを期待!