あらすじ
三段リーグ最終日の翌日。
『史上初・女性プロ棋士誕生!』の報に日本全土が沸き立つ中、雛鶴あいは関西国際空港を訪れていた。
親友の水越澪が海外へ旅立つのを見送るために……沈みがちになる気持ちを隠して明るく振る舞うあい。
意外な人物との再会をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出す。
「最後に一つだけお願いがあるんだ」
同じ頃、あいの師匠である八一は東京の病院にいた。満身創痍で眠り続けている銀子の傍らに……。
あい、澪、綾乃、シャル、そして天衣。五人の少女が集う最後の一日を描いた、約束の13巻!!
飛び方を覚えた雛鳥は今、大空へと羽ばたく――
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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どんな話でもしっかり熱い!
今作は昨今の状況の影響を受け、すでにメディア化されているもののノベライズ化を収録した内容を多く取り込んだ内容となっている。
何巻か前にも同じような構成の巻があったと思う。
私はこの作品の熱さが大好きで読み続けているのだが、今回のような他メディアで展開されているものを取り込んだ巻というのは萌え要素が強く私の好きな熱い展開というのがない印象であった。
しかし本巻は一味違って、終盤の海外に出てしまうJS研の澪とあいの対局はこの作品の中でも屈指の対局だったと思う。
内容は詳しく語らないがとにかく熱くて泣ける!
本当に小学生は最高だと思いました。
Posted by ブクログ
前半のコメディパートというか、いかにもラノベって感じのパートは読んでて苦しかった
いや、これラノベだから読むのやめろって話なんだけど
しかし、端的に言って、ここまでついてきてくれてる読者がこういうコメディを望んでいるとは思えないんですよね。全然面白くねーし
後半は面白かったですね
『あいちゃんは、ぜったい、逃げない』とか熱すぎて笑っちゃった
棋士の一番になりたいっていう気持ちが克明に描けていてすごいなあと
コメディパートはいらねえなと思ってるけど、秀埋先生は好きですね
引用されてた「強烈な努力」を調べて知ったが、そもそもこのキャラにモデルの実在囲碁棋士がいて、その人の言葉だったんですね
Posted by ブクログ
コロナの影響で番外的な感じでしたが、本編とも違うキャラクターの顔が見れてこちらも楽しんで読むことができました。澪ちゃんがいなくなったのは寂しいです…。JS研の子たちが改めて真剣にお互いを高めあってるのを見て、こんなに真剣になれる事も、同じ仲間も見つけられるのって本当に良いなと思いました。 次巻から終章との事で名残惜しいですが楽しみにしています!
13巻ではない。
この作品が大好きだ。
タイトル戦の熱さは少年漫画の戦闘シーンに匹敵するほどで、何度読んでも気持ちが滾る。
3段リーグも終わり心待ちにしていた13巻。
だからこそ本巻は駄作と言いたい。
正式にナンバリングされているのが詐欺としか思えない。付録されたドラマCD?だかの書き起こしに無理やり後付けした話にロリネタ下ネタが満載に散りばめられ、素人でも書けるような文章で読むのが辛かった。澪の海外行きで一巻まるまる取るのは誰得なんだろう。
とにかく本巻はりゅうおうのおしごではない。