あらすじ
青年能楽師・憲人の、恋と日常のストーリー。子供能も無事終わり、次の曲は「安達原」。そんな中、小学校の同窓会へと参加する憲人。昔埋めたタイムカプセルを掘り出そうとするが、見当たらず…!? 巻末には「花花能レポート」も収録。
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憲人くんが
相変わらずいい人っぷりを発揮しています。引きこもりの同級生へのアプローチ、さすが憲人くんです。いい人過ぎるのが、葉月さんとの仲をこじらせたりもしましたが、彼女との関係も大丈夫そうで安心しました。
Posted by ブクログ
同窓会でタイムカプセルを掘り出すにあたり問題発生。
星野くんも良いキャラをしている。
能の方でも忙しいはずなのに、つい問題に自分から関わってしまう憲人。
葉月さんと揉めないように事前に報告しようとするのは
随分成長したのでは。笑
魂柱という訳はたしかに凄いセンスだ。
望月さんにさらりと声をかけて、「話さなくていいよ」
と言えるところが恰好良い。
今回も涼太の元へ通うことになるわけで、
葉月さんは心配しているようだけれど
人に興味を持つのは役者としては良いことだと思う。
少しずつ心を開いてくれているし
お母さんも話してくれるようになっているのが
流石憲ちゃんといったところか。
隠しておきたいことでも知ってほしい、知りたいと思われたい ということは、確かにあると思う。
葉月さんが
言っても憲ちゃんは変わらないし、自分が変わった方が良いし
そういうところに自分も助けられたし、と
珍しくちょっと折れてくれて有り難いし、
そんな考え方をするところがキュートだなと思った。
星野くんがハンバーガーを涼太くんに差し入れようと考えるその発想が素敵だ。