【感想・ネタバレ】花よりも花の如く 5巻のレビュー

あらすじ

海外公演のため、韓国へ行くことになった憲人。日本文化があまり知れ渡っていない中、能の舞台に挑む憲人たちだがあまり歓迎されていないようで…!? 他、子方の海人くんが舞台の厳しさに直面し能を続けるか悩む「贈る言葉」も収録。

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子方の悩みや韓国公演や

子方(子役)でしていると、自分の家がちょっと変わっていて、伝統芸能を生業としていることに悩んだり、そういう時期もやはりあるようです。
ただ、選択はできるので、結局は好きで続けているようです。
今回は韓国での巡回公演のエピソードが印象的でした。アイルランドの作家さんの原作による新作能はNYで好評で、韓国では古典作品が好評だったようです。
アジアの方が近い、というのは作者の実感だったかも知れません。
小ネタのギャグも嫌いではないです。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

海くんが左右十郎の名を継ぐということを
大人である憲ちゃんと全く同じではないかもしれないが
意識し考えているところがすごいと思うし
それが伝統芸能の家に生まれるということなのだろう。
自分じゃ駄目なのでは、と自信がなくなるのは
能が嫌なのではなくて、寧ろ好きだからなのだろう。

憲ちゃん自身、舞台に立つことが当たり前だと思っていたところから、
お母さんに「舞台以外の道も考えていい」
と言われるシーンも印象的だ。
初めて舞台を続けるかやめるかという選択肢を手に入れることになる。
続けるということが、惰性ではなくて
自分で選んで続けることになる訳で、より一層重くもなるし
真摯に向かうことになるだろう。

韓国の話は、そもそも韓国の唱える歴史について
思うところがあるのでもやもやするところもあった。
招かれたから行っているのに石を投げられても、と思うし
「でも日本人が昔悪いことをしたから」と思うほど
歴史に無知でもないので。
ただNYの時に黄色人種として軽い差別をされたのと
対比になっている構図は良い。
『どうせ全員ベストを尽くす』という言葉が良かった。

確かに言われてみれば、種の保存にも関係ないのに
人間はなぜきれいなものに惹かれるのだろう。
『人間を美しいと思うのは人間だけだ』
という言葉もとてもきれいで印象的だった。

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2022年12月29日

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