あらすじ
能のシテ方(主役)修行中の憲人。ひとたび面をつけると、普段の自分と全く違う次元の役に変身!千変万化、時に鬼、時に老人や天女になって憲人が見つけるモノとは…!? 「土蜘蛛」「養老」「砧」にまつわる3作を収録した能アクターストーリー第2巻。
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松山や沖縄や
幼馴染の青年と宝物について描いた絵日記と紙飛行機が能楽堂の屋根に乗っていて、というのが意外な展開でした。上演作品とストーリーが交錯するのが上手いです。
松山まで移動する途中で火災の人命救助を優先し、翌朝に間に合うか?も寝台列車に乗っても乗り過ごしつつも瀬戸内海を船で移動したりで、大変な騒動でした。
記憶を失った女性を連れて沖縄まで行ったものの……これも上演作品に関連していました。
Posted by ブクログ
現代ならスマホの乗り換えアプリでいくらでも
自分でその場で調べられるだろうから
こんなことはないのだろうが
落ち着いて調べられる人が調べて電話で伝えて
それを待つだけではなく動けるだけ見切り発車で
動いておかなければいけないとか
この不便さがはらはらする。
火事になった家から子供を助ける。
確かにあまりにすごい理由での遅刻で
一瞬その場にマジか?という空気が流れたというのがリアルだし
楽ちゃんが「憲人さんらしいですね」と言ったのが
楽らしく憲人らしく。
人助けをした憲ちゃんが他の人にまた助けられ
お舞台に間に合うところがちょっと報われる感じで良い。
48年前にはいなかった人達、
48年後にはいないであろう人達。
伝統芸能の凄さはこういうところもひとつなのだろう。
歴史が続いていくという尊さを感じる。