あらすじ
ようやく反乱分子の掃討を終え、国内を掌握したかに見えた女帝シャミーユ。しかしアルデラ教徒に不穏な動きがあることを知り、その真相を探るべく、信頼厚いマシューとサザルーフに、ある任務を命じるのだった。 一方、捕虜としてカトヴァーナ帝国北域辺境で開拓労働に従事させられているエルルファイ少将やグレーキらキオカ海軍兵士たちも、決起のときを静かに待っていた。 そして長い眠りから醒めたパトレンシーナは、ハロの顔を巧みに使いながら、いよいよ暗躍を始める……。 再びカトヴァーナ帝国に大きな騒乱が起きようとしていた。その中で、物言わぬイクタは果たして――!? 劇的な歴史のうねりから目が離せない!!
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Posted by ブクログ
この巻は読むのがしんどかった。
半分以上、いや8〜9割読んだとこでは星1つにしようかと思ってたけど、最後の1割で星5にしました。
ヤトリがああなって、シャミーユがああなって、マシュートルウェイはあんな感じで、今度はハロがこんなことになってと、、、ほぼ気分の上がらない話が続きます。
それでもバダの「父親には自分で望んでなった」の対象にヤトリも入ってることには本気で泣けた。
やっぱ主人公が動き出して、周りのキャラクターと連携してっていう展開がいいです。
そういう意味では本当に、次巻に期待。
つまらなくはないけど
展開がゴチャゴチャしていて非常に判り辛い。
主人公が不在なせいか、視点がコロコロ変わり登場人物たちの状況説明的なものが多く、文章はギッシリなのに内容が薄いです。