あらすじ
秋季大会後、立花家に…事件発生です!
秋季東京都大会準決勝。
勝てば来春のセンバツ甲子園が
グッと近づく一戦で、
不運なサヨナラ負けを喫した
明青学園野球部。
負傷した投馬を
甲子園に連れて行くことが
絶望的になってしまった
そんな秋のある日、
立花家に思わぬ事件が発生し…
まさか、『タッチ』の続編が出るとは思っていませんでした…
正確には、タッチで主人公だった上杉達也を中心とした続編ではなく、タッチから26年後の明青学園野球部を舞台として、立花兄弟という新しいキャラクターを中心にストーリーが進んでいきます。
あだち充ワールド全開で、ラブコメと熱い野球ドラマが展開され、作品の所々にタッチで活躍したあのキャラクター達も登場。あだち充先生の人気野球マンガ、『H2』や『クロスゲーム』が好きだった方にも、是非読んで頂きたい作品です!MIXで描かれるタッチとの共通点を探しながら、タッチを読み返すのもオススメですよ。
物語は中学生編から始まり、最新巻では高校生編が描かれています。立花兄弟たちは甲子園に出場できるのか、恋愛模様はどう変化していくのか…。今後のMIXの展開から目が離せません!
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Posted by ブクログ
あだち充といえば「ひとつ屋根の下」である。
男女が同じ家で暮らし、互いに意識したりしなかったり。ラジオで誰かが「あだち充はキスまでの過程を描くマンガ家だ」的なことを言っていた。言い得て妙だと思う。その過程を、マンガの枠外というか行間で描くのがうまい。
第25巻では春夏が立花家に居候する。最大のイベントは、これだけだと言ってもいい。走一郎は30分早く起きるが、春夏は父親へ弁当を届けに出ている。もう一度寝る走一郎。春夏は走一郎のマグカップを間違えて使い、いかにも「ひとつ屋根の下」なのだが、二人きりでも話題は選手起用ばかり。しかも、揉めている。
投馬と音美が気を利かせて帰宅を遅らせても、春夏は友人・雨堂正太に会いに行く。二人が帰ると、走一郎は一人でカップラーメンを食べている。つかず離れずである。
それ以外では、亜里沙の恋愛話、原田の社長話、雨堂に似た小川の成長があり、雨堂本人は姿を見せず、喫茶南風の跡地にはもう何もない。シーズンオフなので試合もなく、せいぜいキャッチボールと練習風景で、コマ割が大きく、セリフが少ないため、一冊ごとの展開も少ない。本当にこれくらいしかないが、それがあだち充なのだ。
ひとまず大会がひと段落して、日常がゆっくり進んでいきます。走一郎と春夏の間に何があったか気になるけど、次巻で明かされることを願います。原田の記憶も、そろそろ戻ってほしいところです。