【感想・ネタバレ】チンギス紀 六 断金のレビュー

あらすじ

完顔襄が率いる金国の大軍四万がタタル族討伐のために動き出した。父イェスゲイをタタル族に暗殺されたモンゴル族のテムジンは、金国の要請に応じて三千騎の出兵を決意する。ケレイト王国のトオリル・カンもまた金国の側に立ち、一万五千騎の陣容を整えた。一方、盟友のジャムカは、金国とタタル族の双方を草原の民の敵とみなし、要請に応じない。草原の部族で金国と連合したのは、テムジンとトオリル・カンのみだった。ウルジャ河付近でタタル族と戦闘中の金軍に加わったテムジンは、メグジン・セウルトが率いるタタル族の大軍に突撃する――。モンゴルの草原に大きな流れが生じ、それがテムジンとジャムカの運命を変えていく分水嶺となる第六巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ジャムカとテムジンは、お互いの生きるべき道が違うことを悟り、友のまま、対立に向かっていくことになる、。対立せざるを得ない決定的な事件も起き、物語は次巻の大規模な戦争へ。いろんな登場人物が短いエピソードごとに次々と変わって、もどかしいけど丁寧に描かれている。タイトルは、三国志の断金の交わりであるが、感慨深い。

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2025年05月13日

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