【感想・ネタバレ】チンギス紀 二 鳴動のレビュー

あらすじ

同じモンゴル族のタイチウト氏がテムジンを狙っていた。南の地で蕭源基と出会って『史記』に触れ、ボオルチュという従者を得たテムジンは、それを知りつつ父祖の地に戻る。そして、モンゴル族をひとつにまとめるために旗を掲げ、自らの存在を知らしめるために、ボオルチュに加えて、槍の達人ジェルメ、弟のカサルを連れて、4騎で草原を疾駆することを決意した。だがある日、テムジンたちの行く手を塞ごうとする20騎が現れる・・・・・・。一方、モンゴル族ジャンダラン氏の血気盛んなジャムカは、北方のメルキト族と対立していた。ジャムカはテムジンと同年齢で、同じくモンゴル族としての誇りを持っていた。ますます目が離せない展開が続く第二巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

モンゴル地区の人名に少しずつ慣れてきたが、タイチウト氏の長の一人のタルグダイにガラムガイという副官や、別にチルギダイとかいて、ときどきわからなくなったりする(笑)。北方さんの描き方は全てのキャラの生き方のそれぞれ焦点を当てる形なので、単なる英雄譚ではないところが三国志のときと同じでとても嬉しい。この巻では預言者の萌芽があるテムジンの弟は今後活躍するかと思ったけど、運命の輪は厳しく回転し、ちょっと意外だった。

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2025年04月07日

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