あらすじ
ついに物語は最終章へ----!
篠原千絵の描く大河ロマン、最新巻!
我が子・メフメト皇子の暗殺計画を大宰相・イブラヒムが指示したことを知ったヒュッレム。
スレイマンの後継を巡る二人の対立は水面下でますます激しくなっていく。
そんな折、スレイマンの母が突然死去。
後宮の権勢は、一気にヒュッレムへと傾いていく。
一方、スレイマンはペルシア遠征の地からギュルバハルの子・ムスタファ皇子をマニサへ、ヒュッレムの子・メフメト皇子をアマスヤへ
治事として着任させる命を下すが…!?
感情タグBEST3
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最終的にスレイマンを選びながらも完全にヒュッレムを切り捨てることができないイブラヒムと、母として我が子のためにイブラヒムを切る決意をしたヒュッレムの覚悟の違いがいよいよ明確になってきました。
読者としてはヒュッレム寄りの立場で見ちゃうので、イブラヒムに対して「やることやっといて何その態度!」と思っちゃうこともしばしばでしたが、史実とはいえ二人の結末を思うとやるせないです。
権謀術数渦巻く世界
かつて愛し合った2人なのに寵姫ヒュッレムと大宰相の闘いがエスカレートして行く18巻はドキドキしますね…
息子を守り、後宮の安寧を目指し、ヒュッレムは書簡を握り潰したり偽造させたりと手段を選ばず大宰相追い落としを仕掛けているが…果たしてスレイマン陛下はその罠に落ちてくれるのか⁉️
今後の展開が気になります。。。