【感想・ネタバレ】楊令伝 六 徂征の章のレビュー

あらすじ

南北の動乱が終息し、呉用は江南から救出された。金国では阿骨打が亡き後に呉乞買が即位し、国の体制を整えつつある。梁山泊は、制圧した地域を守りながら、来るべき宋禁軍との全面対決に向けて戦力を蓄えていた。候真は、黒騎兵を抜けて新たな任務に就く。一方、扈三娘は息子たちが消えたという報せを受けて洞宮山へ駆けつけるが、聞煥章の劣情渦巻く奸計に陥ってしまう。楊令伝、風雲の第六巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

楊令伝第6巻のポイントは、壮絶な方臘の乱が終息し、いよいよ梁山泊と宋禁軍との全面対決が近づいてくる時期のこと。

嵐の前の静けさの中で、扈三娘と聞煥章の因縁がここで甦ってくる。前記水滸伝のエピソードがここで活かされるとは驚きである。聞煥章にとって、この結末は望んで得たものではないか。

童貫が子午山の王進を訪ねるエピソードも印象深い。戦いの最前線にいる者と、山中でひそかに己を鍛え上げる者との静かな対決。迫力がありました。

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2012年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

扈三娘の件は胸が熱くなる。
豹子頭林冲の魂が生きている。

そして楊令が変わり始めた。
童貫も変わり始めた。
次の巻ではきっと大きく物語が動く気がする・・・。

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2011年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

南北の乱は収束し、いよいよ梁山泊軍と宋軍の戦いが始まる。

息子を攫われた扈三娘は聞煥章の奸計にはまり、
幽閉されたうえ陵辱される。

一方、かつて楊令に一蹴された岳飛は
童貫のもとで薫陶を受け、次第に頭角を現していく。

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2012年04月30日

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