【感想・ネタバレ】楊令伝 五 猩紅の章のレビュー

あらすじ

推戴した皇帝が暗殺され、聞煥章の燕国建国の野望は半ばにして潰えた。燕軍は瓦解し、北の戦線は終熄する。梁山泊軍は、楊令の作戦によって河水沿いの地域を一気に制圧した。一方、江南では宋軍による方臘信徒の殺戮が凄惨を極めている。しかし度人の声はなお熄まず、呉用は決死の覚悟で勝利のための秘策を練る。方臘自らが前線に立ち、ついに童貫軍との最後の決戦が始まった。楊令伝、狂瀾の第五巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

激動の第5巻が終わった。これでまだ5巻とは思えないほどの壮大さと濃密さ。方臘vs童貫は手に汗握るものがあった。軍人と宗教家。昔から組み合わせはしばしば起こるが、宗教はある種人間を辞めている存在でもある為、鎮圧や反乱には難しさがある。人間の形をした何か。しかし、軍人は兵士を殺す事が生業で、誰でも殺す訳ではない。何十万人の人を殺し続けると言うのは、並大抵の事ではない事を実感した。

ここからは、話は梁山泊の方ももっと動き始める。どうなっていくのか楽しみだ。

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 北と南の叛乱が終わった。どちらも官軍が勝った。官軍が勝ったのに、官軍は勝っていない。
 梁山泊の戦いがようやく次巻から始まるのかな・・・。楊令と童貫の置かれている状況が変わりすぎているし、そもそも宋対梁山泊という構図すら小さくなってきているし・・・。これからどうなっていくのか楽しみだ。

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2011年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

楊令伝第5巻のポイントは、死闘を続けていた童貫と方臘との戦いに終止符が打たれたところ。宗教戦のなんと壮絶なことか。その一方で、楊令率いる梁山泊軍は河水沿いの地域を一気に制圧。当初の呉用の目論見どおりの展開となるのであるが、まさかここまで呉用が方臘に魅了されるとは。大いなる飛躍と再び巡ってくる挫折に呉用の今後が大いに気になります。

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2012年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの頭でっかち呉用が最前線で壮絶に戦います。
もう懐かしいとか言ってられない。
戦いの物語が続いていきます。

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2011年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

北の燕建国、南の方臘の乱。
宋軍がふたつの戦に懸かっている間に
梁山泊軍は河水沿いの地域を一気に制圧する。
燕国は帝が暗殺されて終焉を迎え、
方臘軍は何十万もの信徒が殺戮されて
いよいよ最後の決戦に挑む。
 
梁山泊の影が薄い第五巻…

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2012年04月29日

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