【感想・ネタバレ】天は赤い河のほとり 1のレビュー

あらすじ

みごと高校入試に合格した夕梨(ゆうり)は、ずっと好きだった氷室君とファーストキスまでして、嬉しいことばかり。でもそんなある日、彼女の目の前でコップの中の水が勝手にわきあがるという奇妙な出来事が!!さらに、水槽の中から手が出てきたり風呂の中に引き込まれそうになったりと、おかしな事は続く。初めは錯覚だと思っていたのだが、しだいに怖くなっていく夕梨。そしてある日、氷室君とのデートの途中で、夕梨は水たまりから出てきた手に捕まって、水の中に消えてしまう。やっとの思いで水から逃れた夕梨だが、辺りにはさっきまでとは全く別の風景が広がっていた。なんとそこは古代ヒッタイト帝国で…!?

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大河ロマン

1995年2月、日本に住む鈴木夕梨(すずきゆうり)は中学の友人の氷室とキスをした。
夜は高校受験合格のお祝いを家族としていたが、その日から水に対する違和感と危機感を感じるようになっていた。
誰かの手によって水たまりに引き込まれた夕梨は気づいたら言葉も通じない見知らぬ土地にいた。
訳も分からず逃げているとどう考えても現代の日本ではないことに気づく。
よくわからないうちに兵士に追われていた夕梨を助けたのはヒッタイト帝国の第三皇子カイル・ムルシリだった。
カイルの口づけによって言葉がわかるようになった夕梨は自分が生贄としてここに連れてこられたこと、連れてきたのがヒッタイト帝国の皇妃ナキアによる陰謀だったことを知る。
ナキアによって命の危機にさらされたとき、再び夕梨を助けたのはカイルだった。
彼は生贄には純潔が条件であることと、夕梨の純潔を散らしたことを明かし、彼女を自分の側室に迎え入れることを宣言した。
夕梨が日本へ帰るその日まで皇妃から身をまもるためにカイルはユーリを側に置きながら彼女にヒッタイトのことを教え始めた。

昔読んだ時よりもユーリが幼稚に感じたけど、よく考えたら15歳があんな目にあってそれでも腹をくくっているのだからすごい。

#胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

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2021年05月04日

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天は1

場所も時も越える、めちゃくちゃスゴいスケールで♪めちゃめちゃおもしろい展開に釘付け~♪だけど、これ読むと、お風呂とか、水がちょっと怖くなりますね~。

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2021年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古代ヒッタイトにタイムスリップした中学生ユーリ。エンタメとして歴史ものとして恋愛ものとして、どれをとっても最高でした。ふりかえると当時の少コミって名作が多かったのかも。

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2017年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全28巻の感想です。(28巻のレビューと同じです)
評判はよく耳にしていたので、今回面白い歴史漫画が読みたいと思い思い切って全巻一気買いしました。
主人公は15歳の女子中学生。彼女が古代ヒッタイトにタイムスリップすることから物語は始まります。とはいえ、主題は現代社会と隔絶された主人公が元の世界に帰ろうと奮闘努力するあれこれではなく、彼女の古代での恋と成長の物語という歴史ファンタジーです。骨太の歴史マンガをお望みの向きには趣が違うでしょうが、物語中に歴史的な事実がうまく絡めてあったりして作者うまいなと思いました。エジプト王妃ネフェルティティの彫像のくだりはその最たるものではないでしょうか。
主人公が「特別美人でもなく、見た目も性格もボーイッシュ、なのに全方位からモテモテ」という一昔前の少女マンガテンプレートなのと最近の絵柄じゃないのがOKなら、テンポよくいろんな出来事が起こるのであっという間の28巻です。
終盤で主人公たちの敵対勢力の描写に紙面が割かれますが、個人的にはここが一番魅力がありました。最初から最後まで主人公たちに理不尽に仇なす憎々しい敵役たちなのですが、この人たちの人生にその切なさに涙しました。脇役ゆえに多くは語られないので、その語られない部分への想像の余地があるのもなんとも言えぬ余韻があって良かったです。他の脇役たちも魅力的な人物が揃っていて、それも全編飽きることなく読ませてくれる要因だったように思います。
物語はきれいに大団円を迎え、読後感も良かったです。
自分が少女のころにこのマンガを読んでいたら、おそらく1も2もなく主人公に感情移入して敵の心情を推し量ることなど無かっただろうと思うと、若い頃にも読んでみたかった気もしました。

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2015年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代に住む女子高生が古代ヒッタイト帝国にタイムスリップ、その時代の美青年と恋に落ちる、その波瀾万丈の人生を描く歴史ファンタジー巨編。
少女漫画なので恋愛が主軸であることは間違いないのですが、政治や軍略にかなり力を注いで描かれているので男性でも面白く読めるのではないでしょうか。

キャラクターはそれぞれ魅力的。
主人公のユーリは守られるだけ・出しゃばるだけの女ではなく、頭が良く強い女性で、女の目から見てもかっこ良いのが良いですね。
男と同じ物が見れる、王の女だとラムセスも言っていましたがどこか骨太でそこがステキ。昨今の少女漫画の主人公にはなかなかいないタイプではないかと。

そして男性キャラも皆イケメンで良いです良いです。
主人公の男でありヒッタイト皇帝のカイルとそのライバルとして描かれるエジプトの将軍ラムセスに人気は割れそうですが(そしてカイルのが人気はありそうですが)(主人公の男ゆえ…)、個人的にはラムセス押しで。

色黒の男前でオッドアイだなんて惚れるしか無いじゃない…

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2012年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【内容】
 普通の女子中学生だったユーリが古代ヒッタイトへタイムトリップ。皇子カイルと共にアナトリア平定を目指す。


【感想】
 このマンガを読むまでヒッタイト帝国そのものを知らなかった私ですが、どっぷりハマりました。いつかヒッタイト遺跡を見にトルコに行きたい。
 全28巻と少々長いですが、飽きることなく一気に読めます。ユーリとカイル、ラムセスの三角関係はもちろん、サブの恋愛模様もばっちり楽しめます。敵ではありますが、ナキア皇太后とウルヒの切ない恋も泣けます。人って触れ合う事が無くても愛し合えるんですね。

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2011年04月06日

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すっきりしました。

掲載紙を購読していたのですが、途中でぱったり購入をやめてしまった為に、その後どうなったのかずっと気になっており、クーポンを使用しながら全巻購入しました。
やっぱり戦うヒロインは良いですね。

ヒロインの夕梨は現代っ子なので、どうしても考え(読み)が甘かったりするのですが、周りが全力でサポート。
初めは味方が少なかったけれど、少しずつ信奉者が増えていき、民衆の支持を得ていく……お約束といえばそれまでなのですが。
改めて読むと、相手役のカイルが落ちるの早すぎですよね(苦笑)。
あと、何気にモテてます(笑)。カイル含め4人?でも、男に媚びてる訳ではないので、そんなに嫌味さは感じませんでした。

終り方は少しあっさりしすぎてる気がします。もう少し盛り上がりは欲しかった。その直前まで緊迫感があっただけに、結婚してからの姿も本編に少しいれて貰えたら良かったかなと。
最終巻には、その後の3本の読み切りが収録されています。
やっぱり、主役2人の死後(つまり、彼らの二世・三世)の話をされるのは、読んでいて辛いですね。

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2016年08月07日

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古代へタイムスリップする女子高生のお話しです。恋愛だけでなく古代で活躍する姿がかっこ良く素敵なマンガでした。

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2019年11月26日

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