【感想・ネタバレ】イムリ 16巻のレビュー

あらすじ

その身に宿した破壊的な「印」、イムリの純粋な血により最強となった「命令彩輪」。「覚醒者」ミューバを止められるものは、もう誰もいない…。ダ・ヴィンチ“今月のプラチナ本"選出、文化庁メディア芸術祭入賞…圧倒的なストーリーテリングで絶賛の呼びつづけるファンタジー・サーガ、第16巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ミューバの怒りがデュガロに向かうのはわかるが
なぜラルドをこんなに目に合わせるのだろう。
デュルクとの決定的な決裂の為の展開なのだろうか。

お別れなんて納得できないのに
お見送りだけで済ませられる訳はないが
イマクが戻ってこないとなると
ヴィテジのことも心配になってくる。
機転を利かせたつもりでも、促迫されたら意味がない。
トパロもどうなるのか。
運命を担うのがデュルクだけでなく、
イマクもまたその道へ踏み出すのかと思うと
怖いが期待もしてしまう。

なんでも無意味に恋愛要素を入れられると興醒めするが、
アンゾとニコが仲を深めていく様子はとても温かく素敵な光景だ。
誓いをして幸せそうでほっとしたし、
ニコがデュルクに反論したり、内心で不満を持っていたりするのを
アンゾが嗜めてくれるのも安心要素のひとつだったのに
ここから全てが綻びはしないか不安だ。

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2024年10月21日

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