【感想・ネタバレ】相棒 season3 下のレビュー

説明いらずの国民的人気ドラマ「相棒」のTVシリーズをノベライズ。
ファンにはおなじみ、輿水泰弘さん、櫻井武晴さん、砂本量さんらの脚本をもとに、
デビュー作『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、
数々の作品がミステリランキングに輝く碇卯人先生が筆を執っています。

全12話を9話に再構成するなど、ドラマ版とは差があるものの、
作中の脳内再生率は抜群。
右京さんの「〜ですねえ」といった語尾や、
小説なのになぜか表情がはっきりと想像できてしまう亀山くんに
ついついニヤリとしてしまいます。

初代相棒の亀山(寺脇康文)はもちろん、ドラマ通りの流れで2代目の神戸尊(及川光博) 、3代目の甲斐享(成宮寛貴)、そして4代目の冠城亘(反町隆史)と、歴代相棒も大活躍。
また、鑑識の米沢やイヤミの多い伊丹、上層部のお偉いお歴々などもバッチリ登場しています。

もう一度復習したいという方、
未履修なのでこの機会にという方、
ドラマとは違う角度で世界観を味わいたい方、つまりはみなさんにオススメです。

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う~~ん

まだ、映像的に、覚えてる。相棒が、亀山薫だった頃は、見ていたからね。リアルタイムだったか、再放送だったか覚えてないけれど….….
鹿手袋、そんな人も出てきたな。冴えない禿げ上がったおじさんで、薫ちゃんの方が、ずっとずっと素敵で、美和子さんの気持ちが、全く分からなかったな。

0
2022年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
時効の陰にかくれた被害者遺族の怒りと哀しみを描き、「相棒」全話のなかで最も評価の高い「ありふれた殺人」。死んだ浅倉禄郎がまたまた登場し、ファンを喜ばせた「大統領の陰謀」。尼寺を舞台にホラー調で始まり、次第にトランスジェンダーをめぐる深刻なテーマに発展する大作「異形の寺」など10編を収録。社会派ミステリとしてリアリティを追求する「相棒」の真骨頂を堪能できるシリーズ第6弾!

【感想】

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2017年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特命係の紆余曲折という意味では
やっぱりseason3がいちばん楽しめるんだろうと思う。
ふたりの異動やらなにやらは上巻で決着がついたと思われるので
残るは美和子さんの去就だけなんだけど。

右京さんの天才ぶりが違う方面で発揮されていた、ということで
個人的に出色だったと思うのは『殺しのピアノ』だった。
ペダルの踏み込み具合とか、ほんのちょっとの音程の誤差に気付くとか。
あーやっぱり羨ましい。絶対音感欲しかった。
とはいえ、耳鳴りのキーまで当てられちゃたまったもんじゃないよな、と
ちょっとだけ犯人に同情してしまったのであった(爆)。

何はともあれ、season3上下巻に共通して読みどころだと言えるのは
薫ちゃんの狼狽えっぷりだった(笑)。
なんだかんだ言って美和子さんのこと大好きなんだな。

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2012年12月30日

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