石川博品のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ帯に「絶賛の声多数!」とあったので期待しすぎたかな…
出版物全てに言えるけど、帯で過剰評価し過ぎな作品は総じておもしろくないなぁ…。
思った通りに最後先生死んじゃうし。
思った通りすぎて泣けない。
死=感動 という「絶賛の声」ならなんて安い絶賛なのか。
私は作家じゃないからそうなのかと思うしかないけど、このラノベがすごい!にランクインしても売れない作家止まりなの?
イベントであれだけ同人誌が売れてても?
その辺のバランスに違和感。
あと表紙の女の子…若手天才作家の。女の子である必要あるかなぁ?
ロマンスを入れるなら女の子でもいいけど、ロマンスもないし、それなのに表紙にいる違和感。
表紙に -
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Posted by ブクログ
デビュー作の「耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳」はあまりの電波加減についていけなかったが、本書は強烈な灰汁が抜けてクセ程度にまろやかになっている。文体に溶け込むようにポップでリリックな爽やか甘酸っぱいアイドルもの。
国民的アイドルグループであるLEDをクソと言い、ライブで観客を殴りまくったりLEDをディスる歌を歌ったりとまだ強烈な灰汁があるが、ヒロイン下火の口少ない言葉と心の中での独り言とヒーローのナズマがうまく沖津区というアイドル地区を生み出している。
イラストに表れているようなポップでキュートなアイドルが仲間とトップアイドルを目指し、あとから思い返せば青春でしかない日々を過ごす。恋愛やアイ -
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Posted by ブクログ
ええーとなんだこれ…女装で後宮で野球……。
黙っているとかわゆい主人公がしゃべるとかなり男らしいところがなかなか良い。外に残してきた従兄の伐功(バルク)と共に復讐を志している…というのでいいねいいねえ、と思っていたら途中からなんかその辺わりとどうでもよくなっちゃってません?初志貫徹!
後宮だし美少女でさえあれば他人種でもいいんだなあ…と思っていたのもつかの間、人種とかそういう問題じゃなかった。超人・人外多過ぎじゃないですか?カオスだ…。いやまあ女装で後宮で野球って時点で分かってたけどカオスだ…。
ところで幢幡(マニ・ハイ)好きです。しかし花刺(フワーリ)も…大変気になる…。でも宦官長もわりと好 -
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人間と吸血鬼のラブコメだった。らぶらぶ。
「吸血鬼」というからにはなにやらファンタジックで超常的な展開が待ち受けているのか、と思いきやそんなことはなかった。
吸血鬼も普通に社会に生きてるので、人間と吸血鬼、というより「昼間部の人」と「夜間部の人」、くらいの距離感。もはや単なる恋愛要素の一つである。
人間と吸血鬼であるという違いがちょうどいい具合に相手への恋愛的幻想をはぐくみ、一旦好きになってしまえば後はもうどんなであろうと全部好き!っていうあれですね。
吸血鬼要素がゼロというわけではないけど、しかしすべては恋愛につながるのだ…。ええいリア充爆発しろ。
まあでも主人公がまともにかっこよかったし冴 -
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野球と喧嘩は後宮の花。
帝国に集められた美少女達は寵妃の座を目指して黒球を追う。
その帝国に美少女に扮して潜り込み、皇帝の命を狙う主人公。
チャンスをつかむことができるのか?
絶対に手を出さないタイトル名ですが、このラノで単管でトップ10入りしていたので気になって購入。
正直な感想として、ラノベで書くようなものじゃない。
練り込まれて設定だし、キャラの心情を上手く描けているとは思うが、ラノベとして読もうとしてるのに、ラノベっぽい要素は絵だけ。
文章も堅苦しいしね。
ホントにレーベルミスとしか言いようがない。
一般小説を好む人に感想を聞きたいかな。 -
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ネタバレ 購入済み
偶像の産物
個人的にはAKBは商法や事務所契約関連以外はアイドルとしてまっとうだと思うのですが、AKBやモーニング娘のようなアイドルを否定して、ラブライブのような学生アイドルこそが真のアイドルであると信じてやまない謎の宗教じみた人たちのお話。
主人公の共感覚?と思われる音楽を視覚する異常な能力は特に何も活かされず、それに悩む少年というだけの位置づけで、見た目が美しい歌を奏でる数多の異名を持つヒロイン下火に惚れて奔走する青春ストーリー。
そんなアイドル物で青春物ですが、女性同士のドロドロしたものは一切描かれていなく読んでいてストレスはない。
特に内容はなく、可愛い女の子たちがわちゃわちゃしてるだけなの -
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購入済み
本音で!
流石にこれは無い! 渡航先生の書いた俺ガイルが読みたいのに、アンソロジー?
何?塩に砂混ぜて販売みたいな狡いやり方してるの?8割類似品!2割だけ本物?この遣り口で、四冊分金取るの? -
これは完全な失敗
セリフ回し、文体は似せようという意思すら感じない。キャラ崩壊で展開も八幡の選択としてはあり得ない。
正直素人の二次作品レベルであり、なぜ正式に刊行しようと編集部がゴーサイン出したのかがわからない。
本来の作者によるこぼれ話やアフターストーリー的なものを期待したい。