石川博品のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
俺ガイルアンソロジーの1冊目。
雪乃に焦点を当てたお話が6作品載っている。
どのお話もキャラに違和感がなくてさすがプロだなあと思った。
いやまあ、俺ガイルのキャラはどれも明確に個性があるので書きやすそうではあるけれど。
個人的には2話目の将棋における八幡の悪辣さが如何にもと思ったし、航先生の雪乃のお父さんの話には涙が禁じえない^^
個人的に一番印象的だったのは、5話目の社会人になった雪乃の職場の話。どこか知ってるようなキャラがお約束だけど、雪乃の考え方や行動がなんとも本編からの成長と懐かしさを覚えて良かった。
まあ、その世界線では八幡との仲はアレみたいだけど。
次のアンソロジーも楽しみ。 -
Posted by ブクログ
正確には星3.5くらい、だが楽しく読めた。意外に感じるほど真っ当なラブコメだった。
ただ少々タイトル詐欺と言えなくもない。作中でも主人公は「キング・オブ・クズ」だの「暗くてクサくて画的にキツイ3K生物」だの散々な言われようだ。しかし選択肢を間違いフラグ立てに失敗すると直前のセーブまで強制巻き戻しという反則ワザがあるにせよ、フラグどころか重要イベントすら発生させられないダメ男では決してない。少なくとも学園ナンバーワン美少女なヒロイン等から好意を抱かれる程度には基本スペックは結構高かったりする。
その辺りは上手く処理してあって「なんだよただのリア充(予備軍)じゃねーか」と鼻に付くことはない。なんだかんだ言っても主人公は前向きなやつだし彼に任務を依頼する未来人のカマタリさんも可愛い。その二人のコントめいたやり取りは読みすすめる推進力にもなっているし。いくら基本スペックが高くとも誰かを好きになりその気持ちを相手に伝えるためには時に自分を変える努力は必要だよね、と。
…なんだ、要は『ドラえもん』ではないか。
余談だがずっと「カタマリさん」だと思ってました、ごめん。 -
Posted by ブクログ
ヴァンパイアと人間が共存する世界での、ヴァンパイアと人間の恋物語。
この作品のひとつめの特長は、異文化の表現だと思います。
ヴァンパイアの生活文化。それは人間と大差が無いようで、やっぱり新しい発見に満ち溢れています。
この『日常的に見えて、どこか非日常的な世界』が、舞台全体の魅力に繋がっているように感じます。
ふたつめの特長は、それぞれの視点から描かれる思春期の葛藤とすれ違いです。
寝ても覚めても相手の事を考え、ちょっとした事で一喜一憂し、悶々とする。
そんな甘酸っぱく、小っ恥ずかしい思春期ゆえの葛藤が、この作品では如実に再現されております。
『思春期の恋』を再び感じたい方へと是非ともお勧めしたい作品です(^_^) -
無料版購入済み
うーん
タイトルからして、青春ラブコメ系かと思って1巻だけ読んでみたら、全然違った。
ジャンルが全く違うのはいいけれど、ちょっと話が…。
まず冒頭の病院シーン、女性(ヒロイン?)との掛け合いがうざい。
シューマイ味のシュークリームとか、冒頭からそんなどうでもよいネタで争うか?
その後の回想シーンも違和感満載。
何がどうなっているかの描写もあいまいだし、自衛隊の動きや本人の思考も理解不能。
不明の病気が流行し、地域ごと避難しているとはいえ、「犬の餌」を取るためにいきなり隣家に入るか?
まだ少し離れれば商店もあるだろうに、保存食を持ち出すか?
自衛隊、おそらく主人公を探していたんだろうけど、だったら最初の段階で放置して家に帰すか?
いろいろ違和感が多すぎ、作者の強引な展開に無理やり付き合わされている感。
絵はまあまあきれいだが、描写がわかりづらい。
あと、キャラの左右の目が近すぎ。
という事で、これは評価できない。
スケール間だけはありそうなので、かろうじて平均点。 -
Posted by ブクログ
タイトルと表紙カバーに描かれた女の子に惹かれて読んでみた。
夏でも気温が上がらず、9月に雪が降り始める。そして、大雪。この「冬」が、いつ終わるかは誰にもわからない。これまでとは違う「冬」が訪れたことにより、人々の生活に様々な影響が出始める。なぜ「冬」が続くのかは、作中では明らかにされていない。新型コロナウイルスのパンデミック下での状況にも似た描写も出てくる。
終わらない「冬」のなか、神奈川に住む高校生の幸久と美波はデートを重ねていく。。「冬」にそむく、あるいは抗うのは、二人の「雪かき」。そして青春の謳歌か。そう「春」という字が入っている。 -
ネタバレ 購入済み
物足りない感じ
この二人、出会いのシーンもあるけど、最初付き合ってる状態から物語が始まって、家は近いしデートもする。なのに全く二人の関係性に変化が感じられない。
本当に物語的にデートを繰り返し、一緒にいてキスをするだけ。展開的にも後半まで淡々と進むんだけど、二人の関係もずっと淡々としてる。
そして後半だけ急に二人の心が燃える。あ、あの火事に遭遇するのってそういうことか?
物語の中盤くらいで、この後半の行動に繋がるくらい、お互いの心の近さ的なのを感じられればよかったんだけど、序盤から後半まで起伏がなかったなぁ、、、