ヴァンパイア・サマータイム

ヴァンパイア・サマータイム

ラノベ
660円 (税込)

3pt

人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。山森頼雅は両親が営むコンビニを手伝う高校生。夕方を迎えると毎日、自分と同じ蓮大付属に通う少女が紅茶を買っていく。それを冷蔵庫の奥から確認するのが彼の日課になっていた。そんなある日、その少女、冴原綾萌と出会い、吸血鬼も自分たちと同じ、いわゆる普通の高校生なのだと知る。普通に出会い、普通に惹かれ合う二人だが、夜の中で寄せ合う想いが彼らを悩ませていく……。夏の夜を焦がすラブストーリー。

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ヴァンパイア・サマータイム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人間が昼に、ヴァンパイアが夜に生きる世界。基本、人間とヴァンパイアが交わらない世界で、同じ学校の昼夜の生徒の二人が、事件の解決を通じて仲を育むラブコメ。
    ヴァンパイアがコウモリを飼っているなど、かなり特殊な世界観を背景に、特殊な環境にあり、二人の間に種族という障害が有っても、なお惹かれる二人が描かれており、本作特有の面白さがあり良かった。

    0
    2023年04月24日

    Posted by ブクログ

    こんなラノベを待っていた!! ここまで真摯に青春を描いた作品に巡り合ったのは久しぶりだ。

    本作は吸血鬼の少女と人間の少年の普通の恋物語である。
    今までにも吸血鬼を描いた物語は数多くあるが、大抵の作品では最終的に戦闘シーンが入る。
    だがこの作品にバトルはない。

    名作に贅肉はいらないのだ。

    あるのは青春の甘酸っぱさだけ。
    ヒロインは安易なデレ方をしない。メールをしても大丈夫だろうかという不安。自意識過剰だとは思われないか。
    相手は自分の事を好きなのか。いや、その前に自分は本当に相手の事を好きなのか。
    手を繋ぎたい。二人で出かけたい。キスもしたい。
    でも、昼と夜が分かつ、近くて遠い二人の距離はもどかしい。
    吸血鬼の存在する現実ではない世界で、徹底的にリアルな高校生の物語。

    果たして現在、何人のラノベ作家がこれほどまで真っ直ぐな青春の物語を紡げるのか。
    いわゆるラノベの読者層に一般受けする作品ではないかもしれない。
    でもたまにはこういう作品があっても良い。
    安易な萌えやアクションに逃げなかった作者に最大級の賛辞を送りたい。

    また文章も読みやすくて、非常に好感が持てる。時折挟まれるギャグも面白い。「スッキリ!」の下りは爆笑してしまった。高校生の生活を良く捉えた素晴らしい流れだと思う。

    実は作者の存在は受賞作の時点から知っていた。しかし受賞作のタイトル「耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳」から色物作家だ勝手に思い込んでいた自分に深く反省。
    少し新鮮で、愚直に青春。素晴らしい作品でした。

    0
    2013年08月22日

    Posted by ブクログ

    高校生の主に恋愛ものだが
    高校は学校部活交友で出来ているから当然でもある
    「青春もの」でなく「高校生もの」らしい高校生もの
    前作『カマタリさん』とはまた違って「ライトノベル度」用い方が特徴的で
    すごく普通に高校生の恋愛ものとして読めるところが面白いが
    すごく普通の高校生が恋愛するお話に読めてしまうものでもあり
    余計な心配をしてしまう

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    ヴァンパイアと人間が共存する世界での、ヴァンパイアと人間の恋物語。

    この作品のひとつめの特長は、異文化の表現だと思います。
    ヴァンパイアの生活文化。それは人間と大差が無いようで、やっぱり新しい発見に満ち溢れています。
    この『日常的に見えて、どこか非日常的な世界』が、舞台全体の魅力に繋がっているように感じます。

    ふたつめの特長は、それぞれの視点から描かれる思春期の葛藤とすれ違いです。
    寝ても覚めても相手の事を考え、ちょっとした事で一喜一憂し、悶々とする。
    そんな甘酸っぱく、小っ恥ずかしい思春期ゆえの葛藤が、この作品では如実に再現されております。

    『思春期の恋』を再び感じたい方へと是非ともお勧めしたい作品です(^_^)

    0
    2013年09月08日

    Posted by ブクログ

    人間と吸血鬼の関係がほぼ対等だったり、朝は人間、夜は吸血鬼の時間に分けられていたり、でもどちらの言葉でも、自分たちの活動時間は「朝」であり「昼」であり、など、色々目の付け所が面白い作品でした。

    0
    2013年08月04日

    Posted by ブクログ

    人間と吸血鬼のラブコメだった。らぶらぶ。
    「吸血鬼」というからにはなにやらファンタジックで超常的な展開が待ち受けているのか、と思いきやそんなことはなかった。
    吸血鬼も普通に社会に生きてるので、人間と吸血鬼、というより「昼間部の人」と「夜間部の人」、くらいの距離感。もはや単なる恋愛要素の一つである。
    人間と吸血鬼であるという違いがちょうどいい具合に相手への恋愛的幻想をはぐくみ、一旦好きになってしまえば後はもうどんなであろうと全部好き!っていうあれですね。
    吸血鬼要素がゼロというわけではないけど、しかしすべては恋愛につながるのだ…。ええいリア充爆発しろ。
    まあでも主人公がまともにかっこよかったし冴原さんもかわいかったので、ニヤニヤしながら楽しく読んだ。うん、面白かった。

    0
    2015年10月18日

    Posted by ブクログ

    恋愛物の見所って色々あるけど、その中の一つが「付き合うまでのどきどき」というのがあると思う。
    用が無いのにメールしようか悩んだり。夏休みに入ってそれまでのように会えなくなって凹んだり。
    このもどかしさね!たまらんわ!
    とっとと告れよ、みたいなw
    でも、そんな時間は誰しもが経験したことがあるでしょう。
    だからこそ二人のことを素直に応援したくなるのかもしれない。

    人間と吸血鬼の恋愛を描いた、綺麗な作品です。
    作者の癖はあるものの、恋愛のドキドキ感や冴原のキャラクターもあり、最後まで楽しんで読むことができました。
    お勧めです。

    0
    2013年08月02日

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